野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

「同人関連」のブログ記事(古→新)

お題「書くときのこだわり」について

 この記事は、以下のツイートで指定されているお題「書くときのこだわり」について記載するものです。


 ……お察しの通り、ツイートで投稿すると大量連投になってしまう為、ブログ記事に持ってきた次第(汗)。
 今から挙げる各項目は、書く時のこだわりと言うよりは、叩いたテキストを一太郎に流し込んで版下原稿を作る時のこだわりと言った方がいいのかもしれませんが……私の場合、それも含めて「書く」という行為である、という意識を持っておりますもので。

  • 例えば単語の途中など、意味的に切れていない箇所では行が変わらないよう心懸ける
  •  当然、その為に均等割付を駆使しまくる。
     どうしても中途で改行せざるを得ず、しかもその漢字が行末に来ることで本来の読みよりも他の読みを連想させてしまいそうな時は、行末の漢字にルビを振る。例えば「その手段」で「その手」が行末に、「段」が行頭に回ってしまうケースでは、「手」に「しゅ」とルビを振る。そうしておけば、少なくとも「そのて」と読まれてしまうことはないから、次行に目が向いた時に「ん?」と戻らせずに済む。

  • 例えば「開いた」「下り、」「脅かす」等々、送り仮名が全く同じで読みが複数ある漢字を使う時には、ほぼ必ずルビを振る
  •  間違ってももう一方の読みで読まれたくない時は、絶対に振る。

  • 例えば「その日本を」等、繋げて読まれると別の意味になってしまう表記なのだが間に読点を入れられないという場合、必ずどちらかに(或いは両方に)ルビを振る
  •  例に挙げたケースだと、正しい読みが「そのひほんを」であっても、結構な数の読み手が一瞬「そのにほん or にっぽんを」と読んでしまって「ん?」となることが予想される為、最低限「日」の方にルビを振っておく。

  • 本来なら読点を打たないと「長い(汗)」になるのだが、目がそこで立ち止まる読点は入れたくない、一気に読んでほしい……という文は、軽くなら息継ぎしても良いなという箇所が行末に来るよう調整し、行末から次行の頭へと目が動く際の時間差を利用して、「長い」という感覚の軽減を図る

  • 場面転換等の為の1行空けが、1行目や最終行に来ないように調整する
  •  1行空けがあることを見落とされてしまわないように。

  • 改段・改ページの位置に気を付ける
  •  意味的に一気に目に入れてほしい行の並びが次段や次ページに回って分割される状態にならないようにする。
     その一環として、行末に句点があるがまだ段落末ではない、という行が段末・ページ末に来ることを極力避け、此処で段落が終わったなという錯覚を持たせないように努めている。

  • 大事な場面・台詞は、可能な限り、ページ内での位置を調整する
  •  ページをめくった、或いは偶数ページから奇数ページへと目が移った直後に、大事な場面・台詞が来るように。
     ページをめくった直後に持ってくるのが無理である場合、それらの場面・台詞が喉側に(=ページをめくった際には視界に入りにくい位置に)来るよう調整し、めくった途端に次ページの決定的台詞が目に飛び込んできて展開がわかっちゃった(汗)、という事態に陥ることを極力回避する。
     実例の引用は避けるが、有難くも『ミディアミルド物語外伝集』4巻『将軍と呼ばれる迄に』をお持ちの方は、148ページから149ページの構成をお確かめいただければ、「ああ、こういうやり方かぁ……」と御納得いただけるかと。

 ……大体、このような感じでしょうか。
 実はまだまだ色々あるのですが、挙げるとキリがないので、此処までにしておきます(苦笑)。
 基本、「読み手が言葉を読み誤ったり、『ん?』と読み惑って前に引き返したりするのを可能な限り少なくしたい」という考えで書いております。
 唯でさえ長編・長文書きですから、少しでもスムーズに読んでもらえるようにしておきたいです。

 余談ながら、私がウェブでの小説公開に関して余り気が進まない大きな理由のひとつが、こういった見せ方が極めて難しいからだったりします(汗)。

 では、今回のお題についてはこの辺で。

刊行物の値付け基準(2014年12月現在版)

 ツイッター等で、時々、同人刊行物の値付け話が流れてくることがあります。
 で、そんな時、今迄は「万年貸切部屋」時代に書いたこの記事などを、「ウチはこういう基準で決めてます~」と紹介していたのですが、当時よりも本の種類が随分と増えて薄い冊子も色々出現し(汗)、また、下手をすると400ページに達するのではと恐れている本の刊行が予定されているということもあり(爆)、此処らで増補改訂しておいた方がいいかなーと、改めて記事にする次第です。

 さて。
 当方の値付けスタンスは、以前にも何度か書いたことがあるのですが、端的に言えば、

   ページ数しか考慮しない

 ……でございます(苦笑)。
 印刷原価は一切考慮しない、採算度外視スタイルです。
 極端な話、どういう装幀にするか……という部分は、当方の我儘に過ぎません。装幀で妥協したくないと我儘を押し通している以上、そこに要した費用を読み手に転嫁するのは極力避けようというのが、当方の基本姿勢です。
 この辺は、同人活動初期の経験が大きいですね(苦笑)。
 此処を語り出すと長くなるので(汗)、こちらの記事をお読みいただければ幸いです。

 無論、幾ら自分の中では最優先の道楽でも、湯水のようにお金を使えるわけではないので(汗)、安価に刷れるキャンペーン期間中に入稿出来るよう頑張る・同一価格で少しでもページ数を減らせるA5判で出すなどして、原価を抑える為の努力はそれなりにやっております(苦笑)。同人活動に要する費用が生活に食い込んで、本を出せなくなってしまっては本末転倒ですからね(汗)。

 という訳で、増補改訂した、値付け基準をば。
 なお、ページ数は表紙込みです。本や冊子が奇数ページで終わることは有り得ないですが(汗)、そこは単なる「幅」を示す為の数値に過ぎないので、流してやってください(苦笑)。


  ◆~30ページまで … 100円
  ◆31~40ページまで … 200円
  ◆41~60ページまで … 300円
  ◆61~80ページまで … 400円
  ◆81~100ページまで … 450円
     → 薄い作品にありがちなページ範囲なので、値上げ幅は小さめ。
  ◆101~139ページ … 500円
     → 一番多いページ範囲なので、広めに取ってます。謂わば「基幹価格」です。
  ◆140~159ページ … 550円
     → 普段のページ数を少々超えた程度という感覚なので、此処までは値上げ幅は小さめ。
  ◆160~179ページ … 600円
  ◆180~199ページ … 700円
  ◆200~219ページ … 800円
  ◆220~239ページ … 900円
  ◆240~269ページ … 1,000円
     → この辺りから、少し大雑把になります。このクラスは、今はまだ殆どないので(汗)。
  ◆270~299ページ … 1,200円
  ◆300~359ページ … 1,500円
     → このクラスは、今は某『まなざし』ぐらいしか……(苦笑)。
  ◆360ページ超 … 1,800円
     → 未踏の領域。あくまで心積もり。

  ◆上製本装幀199ページまで … +100円
  ◆上製本装幀200ページ超 … +200円
     → 並製本の割高感を軽減する為の措置です(汗)。

  ◆例外として、『新選組!』二次創作物 … ページ数が多くても一律300円
     → 人気番組の二次創作という「他人の褌で相撲を取らせてもらった」刊行物なので。

  ◆ついでに、『BADOMA』の二次創作物 … ページ数が多くても一律450円
     → こちらはマイナー過ぎて殆どオリジナル同然ですが、完全オリジナルの基幹価格より控えめに。


 2014年12月現在、こんなところとなっております。
 御参考までに。


ツイートで辿る転落の過程

 自身のツイートを振り返ると、『小説BADOMA』のリライト開始に至ってしまう転落の過程が或る意味わかり易いので、つらつらと辿ってみることにします。

2014年10月25日
 ……これ全て、大いなる伏線。


2014年10月27日
 この日のツイートも伏線ぽい。


2014年10月28日
 これは、後に「伝説の前に」というタイトルを付けられた作品。

 これは、「誓言から逃げる魔道師」のこと。

 結局、タイトルは「伝説の前に」となった。

 ……おや、危険な香りが(苦笑)。


2014年11月12日
 心の片隅に引っ掛かっている模様。
 後から思えば潜伏期。


2014年12月4日
 ……MSXパソコンを手に入れようとしている……。

 ひとつ前のツイートで狙っていたのはMSX TurboR、こちらはMSX2+。


2014年12月7日
 ひと足先に、MSXパソコン専用マウスを落とした。
 コンストラクションツールを触る場合は必需品。


2014年12月10日
 オークション締切直前の攻防勃発。……と言っても、相当の金額を予め突っ込んでいたので、余裕はあった。


2014年12月11日
 存外あっさり終戦で、本体もどうにか落札。

 RGB変換ケーブルとか、綺麗な画質に変換する機器とか。


2014年12月13日
 ……自作ゲームのFDとかな(汗)。


2014年12月14日
 遂にハードを入手。


2014年12月15日


2014年12月16日
 ……既に、かなりヤバイ雰囲気が。

 こうして呟いている時点で、ほぼ落ちている(確信)。


2014年12月17日
 ……ほーらね(大苦笑)。

 とか言いながら、引き返す気はない模様。


 ……『小説BADOMA』をリライトし始めてしまうまでの過程は、こんなところです(笑)。

タグ「自分のことはさておきとりあえず(略)」への回答

 この記事は、以下のツイートで指定されているお題に対応するものとして投稿するものです。


 7RTまで頂いてしまったので、流石にツイートでお答えするのは厳しいな……ということで、ブログ記事に持ってまいりました。
 では、以下、御紹介します。
 都合上、ちょっと回答の順番を変えますが、御寛恕ください……。



【作品タイトル】 ……どれを選ぶか悩んだけど、これにした。
 魔剣士サラ=フィンク
※間の「=」は本当は二重ハイフン「゠」(U+30A0)だが、Webでは、環境によっては表示されない為、半角等号で代用。なお、自身の印刷物では外字を使用。

【あらすじ】 ……じゃなくて導入だよな、これ(汗)。
 リファーシアと呼ばれる世界がある。
 人間世界──太古の時代に神々の肉の身を滅ぼしたと伝えられる神獣・竜の姿にもなぞらえられる巨きな大陸オルディアーナと、大小多くの島々とから成る、物質界──を核とした、剣と魔法の世界である。
 神々に近い種であったという古代人達が魔道の法で支配していた古代ダランバース魔道王国は、一千年の昔に滅び──現在の人間達が最初に築き上げた“新生王国”アスティア建国からでさえ、数百年の歳月が経過し──現在、五大王国と呼ばれる国々の他にも、様々な国がリファーシアじゅうに散らばっている。

 そのアスティア王国以来使われている「新暦」で、520年の夏──五大王国のひとつケルリが、若き地方領主アラン・シィ・アラスの反乱によって潰えた。辛うじて王城からは逃げ延びたものの、ならず者どもの手に落ちかけるケルリ第二王女ミルシリア・エル・カーリー。だが、突如として現われた黒ずくめの青年が、ならず者をひとり残らず斬り捨てる。“魔剣士”サラ=フィンク──かつて無差別殺人鬼としてケルリ王国から永久追放された筈の若者は、自分も殺されると覚悟したミルシリアの前で静かに剣を鞘に納め、「ブリザードは、今日のところはもう血は必要ないそうだ」という不可解な言葉を残して彼女に背を向けてしまう。
 ミルシリアは、そのまま立ち去ろうとする相手に向けて咄嗟に、「あたしも連れてって!」と叫んでいた……。

 様々な秘密を抱える“魔剣士”サラ=フィンク青年と亡国の王女ミルシリア・エル・カーリー(ミルシェ)との旅の途上で起こる事共を描く長編作品。恐らくライトファンタジー。

     ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞

 ……いつもとは異なる導入紹介でお届けしてみました。
 因みに、普段の紹介は以下の通り、サラ=フィンク側から書かれています。

 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 ……と、こんな感じです(笑)。

【主人公について】
 おまけで、当時の挿画から人物カットを作ってみました(ミルシェも)。双方、1994年に星村朱美様に描いていただいたものです(利用許可は頂いています)。
 なお、今後の刊行物では挿画は入りませんが、過去に頂いた挿画類の内の幾枚かは再録予定です。

  • サラ=フィンク
  • サラ=フィンク/(c)1994 星村朱美 かつて老若男女お構いなしの無差別殺人鬼としてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れ、“魔剣士”と呼ばれるようになった青年。
     物語開始時点で24歳。黒髪黒目の持ち主。但し、或る状況下に置かれると、瞳の色が……(もにょもにょ)
     とある事情から、恐るべき切れ味を誇る魔剣“ブリザード”を操るようになってしまった身であるが、当人はあくまで「自分は魔道士だ」という意識が強い模様である。
     ……そもそも、この『魔剣士サラ=フィンク』の第一部自体が、“主人公サラ=フィンクに纏わる秘密や謎をひとつひとつ明かしてゆく”という構成になっている物語である為、余り詳しく御紹介出来ないのが残念である(苦笑)。

【主要人物紹介】
 取り敢えず、過去に刊行物として纏めた第一部のみから引っ張ってきました。
 ネタバレを最小限にしたいので敢えて詳しく書かない部分が多いですが、御容赦ください(汗)。

  • ミルシリア・エル・カーリー(ミルシェ)
  • ミルシェ/(c)1994 星村朱美 反乱で滅びたケルリ王国の第二王女。通称ミルシェ。
     物語開始時点で17歳。淡い金色の髪に草色の瞳の持ち主。なお、この色の組み合わせは、旧ケルリ領の辺りでは余り珍しくもない。
     攻め落とされた王城から脱出した先でサラ=フィンクに“助けられた”のが縁で、そのまま一緒に旅をすることになる。
     多少気位の高いところもないではないが、折々にお忍びで町中を歩いていたという“型破りな”一面を持つせいなのか、歴史ある国の王女だったにしては随分と気さくな性格で、環境への順応性も高い。
  • サラ=ルティイ
  •  サラ一族の最長老である老婆。通常、一族の者からは「おばば」或いは「おばば様」と呼ばれている。
     過去に“外界”に出たことがあるらしい。
  • サラ=アヴァス
  •  サラ一族の族長。
  • サラ=アルク
  •  サラ一族の一員である若者。族長サラ=アヴァスのひとり息子。
     本来であれば次期族長候補ではないのだが……
  • 魔王レラサドス
  •  魔世界の永遠の支配者として神々に定められし存在。真の名は、レラス・アレラス・アリアドス。
     何故かサラ=フィンクに関心を示しているように見えるが……?
  • エルシース
  •  過去話「ファルシアスの黒エルフ」に登場。サラ=フィンクがケルリを追放された後に訪れたファルシアスで出会ったダークエルフ女性。
     サラ=フィンクと浅からぬ縁《えにし》を結ぶことになるものの……
  • シルヴィーナ
  •  サラ=フィンクが怪物退治を依頼されて出向いた古代遺跡に居た、魔貴族の女性。
     人間世界に迷い込み、魔世界に戻れなくなっていた。
  • リュキア
  •  スタール王国の都レイリーにある“銀の鏃《やじり》”という娼館に居る美貌の男娼。
     余りに美しい銀色の髪を持つことから“銀の髪のリュキア”と呼ばれ、銀貨何万枚を払ってでも一夜を共にしたいと望む者が後を絶たないが、彼と関わり合った者は碌な目に遭わないとも言われている。
  • セルリ・ファートラム
  •  若くして魔道の奥義を究め、後に“暗黒魔道士《ダーケストソーサラー》”と呼ばれるようになった魔道士。
     弟子であったサラ=フィンクによれば、七年前に殺害されてしまったという……。



 本作品は、第一部総集編の改訂版に第二部の既発表作品や続きの書き下ろしも合わせ、一冊完結モノとして刊行予定です。
 一応、冬コミでの刊行を目指していますが、野間みつね作品にありがちな“順調に長引いている”状態に陥っているので(汗)、このまま行くと来年の夏コミ、否、下手をすると来秋……(ごにょごにょ)

 現在、参加している同人誌即売会では、「トータル・プロローグ」及び第一話「砂漠の暗黒神殿」第二節までを収録した『魔剣士サラ=フィンク 刊行準備冊子』を無料配布中です。通販の場合は、送料のみ御負担いただいてお分けしていますので、サイト内のメールフォームからお問い合わせくださいませませ。

診断メーカー「リプ来た創作キャラ語ったー」への回答

 この記事は、以下のツイートに頂いたリプライに対応するものとして投稿するものです。


 ……と言っても、おひとり分なんですけどね(苦笑)。
 ツイートぶら下げだと字数の壁が厳しいので、瓦版ブログに持ってまいりました(汗)。



ベーダ・ロブ・アルカナ
 『ミディアミルド物語』の登場人物。
 主人公その1ミディアム・カルチエ・サーガがマーナ傭兵隊に入隊した時の傭兵隊長。

ベーダ・アルカナ(本伝登場の頃)/(c)1998 星村朱美  右の人物カットは、星村朱美さまから、改稿前版第1巻の主要登場人物ページに頂いたものです。つまり、これは本伝第1巻登場時、32~34歳の頃ということになりますね。

  1. 身長・体格
     それほど大柄ではない。小柄に近い中背。86~7ベルアゴラ(173cm)程度。
     服を纏っていると余り筋肉質には見えないものの、実はしっかりと筋肉が付いており、均整の取れた体付き。その為か、体格の割に力持ち、と言われている。 ref. 外伝集6巻『灰色の翼』収録「ヴェルナーサの少年」

  2. されると嫌なこと
     不当な搾取。
     なお、一体に何処の国でも傭兵の扱いは過酷であるが、マーナの場合、傭兵に対しても実力実績を是々非々で評価してきちんと報酬に反映してくれるので、彼にとってのマーナ傭兵隊は“些少の苛酷さはあっても居心地は存外に悪くない”という組織である。

  3. 夢・目標
     なくして久しい。
     強いて言えば、出来るだけ戦果を挙げて多額の手当を得、その稼ぎの一部を(以下ネタバレ直結につき省略)
     但し、ミディアムがマーナ傭兵隊に入隊してからは、自身に課している目標のようなものがひとつ増えている。それが何かということは……本伝4巻までお待ちいただきたく(苦笑)。

  4. キャラの自己評価
     「俺は、クデンの辺鄙な寒村で生まれ育ち、偶々《たまたま》兵役の折に認められたリランの腕だけを頼りにマーナへ出てきた、一介の傭兵に過ぎん」 ref. 外伝集1巻『清水は未だ青く』表題作「余波」の章
     とはいえ、長剣《リラン》の技量に関しては、マーナ国内でなら上位五十人以内には確実に入っているだろう、と冷静に客観視もしている。ただ、それを他者に誇ることはない。

  5. 誕生日
     クデン暦ヤマラ七年仲冬第二月の十四の日。
     ……地球のグレゴリウス暦に無理矢理変換すると、1月14日(苦笑)。


  6.  濁りのないハイバリトン。

 以上、リクエストくださったきよこ様、有難うございました。

リレーノベル、始めました。

 心残りを、解消したくて。



 こちらは、ななさん企画の「創作 Advent Calendar 2017」参加記事です。
 執筆者は、野間みつね
 物書き歴は、そろそろ40年(汗)。
 「千美生の里《ちみぶのさと》という個人サークルでの活動歴は、22年と8か月と10日。
 大体に於いて、架空世界を舞台にした作品――ひろーい意味でのファンタジー――を物し続けておりますが、似非《えせ》歴史物を書いたりも致します。
 今回の記事では、最近走り始めたリレーノベル企画について、「何ゆえ企画したのか?」辺りから含めて記しておきたいと思います。



 さてさてさて。
 リレーノベルと言えば、物書きが一度や二度は通る道……かもしれない代物。
 当方も、高校時代に友人達と、自作のキャラクター達を持ち寄ってのノート回覧で、学園物や、それぞれの作品のパラレルワールド物などの作品を書き散らしておりました。
 社会人になってからは、その種のリレー作品からは遠ざかっていたのですが、3年前の春、お誘いを受けてコミティア後のとある打ち上げに参加させていただいた折、「此処に集まってる人でリレーノベルやりたいんで!」という「暗黒通信団」のシさんから何故か否応なしに執筆者の一員としてカウントされてしまいまして(汗)……ひと癖もふた癖もある面々(苦笑)に混じってのリレーを、どうにか走り抜きました。


『僕と俺と魔女とオタクの空白のお話』 ■ 僕と俺と魔女とオタクの空白のお話
   著:千洋 誠  頒価:300円
   A5判 36ページ
   ISBN 978-4-87310-009-8 (C0093)
 ドラゴンやら魔女やらが登場するので、ファンタジー? ……なのか……?
 知る人ぞ知る「暗黒通信団」さんの刊行物。
 ……なお、著者名の「誠」は、「あきら」と読むのが正しい。

 正体は、合計七人で書き進めたリレーノベル。
 一昨年の春ティア後の打ち上げで、企画に巻き込まれました(汗)。
 とにかくハチャメチャな物語になっていることだけは太鼓判を押せます。
 因みに、ISBNコードまで付いているので、何と、普通の書店でも注文出来ます(汗)。
 まさか、自分が参加した作品が、書店で売られるような書籍になるとは……まだまだピンと来ませんね(大苦笑)。


 ……ただ、翌年、作品が上記の本に纏まった時、個人的に残念だったことがありまして。
 それは、各人の執筆パートが、節として分割されていたことでした。
 当該リレーノベルには、自分の順番が来た時に「さて」や「ところで」で書き始めるのは禁止というルールがあり、その為、皆々、前の人が書いた文章を承ける形で書き始めていました。
 見ようによっては、折角「誰が何処から書き始めたかがわからなくなるようなルール」があったにも拘らず、刊行物にする時には完全分割……
 勿体ないなあ……と感じてしまったのです。
 誰が何処を書いたかの「答え合わせ」の愉しみが、半分以上薄れてしまうような気がしまして。
 とは言え、自分は一参加者ですから、大声を上げるのも憚られ、一度何げなーく、「シームレスに並べる場合は~」と表明してみた後は、特に強く主張はしませんでした。……何故なら、シームレス収録して、後ろに答え合わせのページを設けるということは、単純に考えて、ページ数が倍近く必要ということですからね(汗)。他人様のお金で作られる本に、そんな我儘を言い続けることは出来ません(苦笑)。

 ……出来なかった、のですが。
 あれがシームレスだったらなあ……シームレス収録を前提としたリレーノベルが出来たら、読み手の側でも二度美味しいんじゃないかなあ……という思いは、なかなか消えませず。
 とうとう、「いっそ自分が主催してリレー回して本にすれば自分が好きなように編集して収録出来るよね?」……と(苦笑)。

 という次第で、当方の知人の中から、ファンタジー系の作品を書くのが苦にならないであろう&少しずつ作風の異なる(と私が感じている)6名の方々に声をお掛けして、一年掛けて回すことに致しました。
 勿論、最終的な収録形態やリレーのルール等についての企画案を事前にそれぞれの方にお示しし、御了承を頂いた上で、です。
 突然の勧誘にも拘らず快く馳せ参じてくださった方々には、篤く御礼申し上げます……(深々)

 企画書に記載した細かいルール等は、文章量が長大になる為に割愛しますが、以前に参加したリレーノベルでの「さて」や「ところで」で書き出しては駄目、という縛りは、本企画でも採用致しました。また、「他人の敷いた伏線、ぶっ壊して良し! 他人の出したキャラ、必要とあらば消して良し! 他人に消されたキャラ、必要とあらば復活させて良し!」……というワイルドな(?)部分も持たせましたので、どんな方向に飛んでゆくか皆目わからない、ファンタジーならぬ「ふあんたじー」小説になるかもしれません(汗)。

 なお、後ろで答え合わせを楽しんでいただく為に、刊行物ではシームレスで、ひとつの作品として収録致しますが、執筆に当たっての用字等の縛りは敢えて掛けておらず、後から揃えることも致しません。なので、小説として見た時の完成度は、やや低くなるおそれがございます。……ただ、執筆者各位には、「周りと合わせても良いよー」と依頼しておりますので、用字等を手掛かりにして「漢字が多くてルビが振り倒されてるから、これは野間の執筆パートに違いない!」などと推理すると、それは間違いになってしまうかも……? (笑)



◆ Relayふあんたじー企画 参加者一覧 ◆
 (主催以外は)筆名五十音順です。執筆順ではありません(笑)。
 因みに、1巡目の執筆順は、「あみだくじドットコム」さんで作成した電子あみだくじを先着順で引いていただくことにより――主催は当然、残り物を頂いてますよ(汗)――恨みっこなしで決定しました(爆)。最後までその順番で行くか、2巡目はシャッフルするか、そこは現時点では不明です。
 ……なお、各人に付いているコメントは全て、野間個人の勝手なイメージに基づくもので事実とは異なる場合がございますので、御容赦ください(平伏)。

  • 伊織《いおり》さん (兎角毒苺堂《とかくどくいちごどう》
     ディープな特殊装幀沼の中にお住まい(※素材は主に石と木と金属)をお持ちの方。思わぬ方向へハンドルを切りそうなフリーダム展開枠?

  • くまっこさん (象印社《ぞうじるししゃ》
     素敵な自作製本沼の畔にお住まいを建てておいでの方。熊だったり象だったり。基本的にファンタジー、ほんわかしていそうなのに、実は……枠?

  • コドウマサコさん (鏡の森《かがみのもり》
     直接の面識はないものの、事物人物へのツッコミ方とタイミングが何故か矢鱈と当方と被る方(苦笑)。正統派(?)ファンタジー枠?

  • 島田詩子《しまだ うたこ》さん (虚影庵《きょえいあん》
     短編・掌編が本領のお方。個人サークル活動歴が当方とほぼ重なる(爆)。幻想系からお馬鹿系まで幅広い、切り込み隊長枠?

  • 藤木一帆《ふじき かずほ》さん (猫文社《ねこぶんしゃ》
     鬼畜遊山《きちくゆさん》にお住まいをお持ちの方。シリアスからコメディまでオッケー、表紙も任せろ破壊神枠? 『僕と俺と魔女とオタクの空白のお話』の表紙イラストも、藤木さん画。

  • ほたさん (夢花探《むかそう》
     長編上等界隈にお住まいを構えるお方だが、切り良く読み切れる作品も多々。幸せにするまでは崖から突き落としまくります、表紙デザインもスマートです枠?

  • 野間みつね《のま みつね》 (千美生の里《ちみぶのさと》
     本企画の言いだしっぺにつき主催。長編上等界隈に長期在住。他所様のリレーノベルでは主に、それまでの展開の矛盾点を繕って整えてトラブルの芽を潜ませてから次に投げる役回りとなっていたが、果たして今回は……?
     ……なお、字数制限のある企画に参加する際は必ず上限字数ピッタリにしてから提出する、という謎のコダワリ持ち。但し増やして合わせるわけではなく、字数オーバーを刈り込んだ結果ギリギリ字数に落ち着くというだけ(苦笑)。

 因みに、各人のツイッターでの公開アカウントを集めたリストを作成・公開しておりますので、御関心を持たれた方は保存などして折々に覗いてやっていただければ幸いです。ぽろっと洩れる各人の呟きやお互いの遣り取りなどから、何処を誰が書いたかの答え合わせが捗るかもしれません(笑)。
 (但し、RT魔人が約一名混じってますので予め御承知おきください(汗))



 で、リレー自体は走り出しており、現在、早くも4人目にバトンが渡ったところです。
 ……某ファンタジーRPG風味で始まった筈なのですが……既に、なかなかトンデモナイ状況になってきたような気がしないでもない……

 ちょっとだけ脱線しますと、当方がリレーノベルに参加する場合の執筆姿勢は、普段の自作とはかなり異なっています。
 自作の場合だと、穴は出来るだけ塞いで回りますし、説明すべき事柄は、極力くどくならないよう気を付けつつも、きっちり押さえておきます。後々の為の伏線を敷く場合は敢えてそれらを抜く、或いは誤認させる方向へ誘導しておくケースもありますが、可能な限り、「あそこで書いておきましたよね?」となるよう心懸けます。
 ですが、リレーノベルで執筆する際は、特に前半戦では、「手を抜き」まくります。
 此処に穴がある、と見えても、塞ぎません。説明も省き、わざとセキュリティホール(笑)を残します。……だって、その穴を使って、後ろの人達が思わぬ展開にしてくれるかもしれないから!
 私にとっては、それこそがリレー中の密かな愉しみなので、「誰か気付いて利用してくれるかな~?」と、によによしながら見守るのです……そして、思惑を遙かに超えた形で引っ繰り返されると、「そ・う・来・た・か・ッ!」……ホント快感ですよ(笑)。

 ともあれ、このリレーノベル、来年2018年の冬までに最低でも3巡させて完結させた上で1冊の本に纏め、再来年2019年の春イベントでの初売りを目指しておりますので、どうぞお楽しみに~!



 企画参加の正式な記事は以上ですが、物のついで(汗)として、2017年の創作活動に係る簡単な(?)纏めも記事に致しました。
 御関心を持たれた方は、こちらへどうぞ。

おまけ:2017年の纏め

 ……ついでなので、「創作 Advent Calendar 2017」企画参加のおまけとして、年頭に記した抱負記事を眺めての突き合わせもしておきますかね(汗)。

年頭の抱負
【出したい新刊リスト; あくまで希望】
8月……『魔剣士サラ=フィンク』全1巻(第一部総集編も合本/上製本にするつもり)
      ※出来れば夏コミ合わせの新刊で
その他……『ミディアミルド物語』本伝11巻、『小説BADOMA』続編(汗)、ミックスナッツ系の短編集、ほか

 ……えーと、「寝言は寝て言え」状態になってますね(汗)。

現実
【出した新刊リスト】
『「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集2』
4月……『長編上等 とーとつ☆ばっすい集2』

※企画参加者様の作品抜粋等を集めた冊子で、自作品とは言いづらいのだが、編集・発行は当方で行なったので一応(汗)。

『灰色の翼』
8月……『灰色の翼』

※夏コミ合わせの刊行物。『ミディアミルド物語外伝集』6巻。架空世界ミディアミルドの一時代を描く長編『ミディアミルド物語』シリーズ久々の新刊となった。

『ナブ・ナブオーヴァ』
10月……『ナブ・ナブオーヴァ』 改訂第五版

※『ミディアミルド物語』本伝1巻の改訂再販。2010年以来頒布してきた第四版の在庫が10部を切ったことから、第四版での誤りや用字等を改めての第五版を出した。……のだが、まだ第四版が4部残っている為(汗)、誤字等が気にならない方にイベント会場限定で100円頒布中(本来の頒価:500円)。

『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet 改訂第二版』
10月……『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 改訂第二版

『小説BADOMA』の各巻を紹介する、無料案内冊子。初版も、今回の第二版も、表紙に特殊紙とオプション料金無料キャンペーンの箔押しとを使っているが(汗)、如何にチープそうに見せるかに意を注ぐ刊行物。めくって初めて表紙が特殊紙であることがわかる装幀(笑)。今回、ひっそり増ページ。


 純粋なる新作、殆ど出せてないですなあ……(嘆息)
 まあ、実は夏コミ新刊も、「よくぞ間に合ったな……」と思うくらい危うかったのですが、そこは、御関心があれば、上記新刊に係るリンク先を読んでいただくとして(汗)。

 とは言え、何故出せなかったかというと結局『魔剣士サラ=フィンク』に纏わる作業、ぶっちゃけた話、既発表分すなわちワープロ専用機時代のテキスト移植(データが移せない為、紙の印刷物を見ながらの手入力)に非常に時間が掛かっていたことが理由でして(汗)。
 今年中の発表こそ出来ておりませんが、テキスト移植と並行して既発表分の続き(=新作)も多々書き溜めたので、割と頑張った方かなーとは思っております。……先日ようやくようやくようやくテキスト移植を終えたのですが、書き溜めていた新作分にトータルでノンブルを振り直したら、668ページ(A5判2段組)に到達したので、うんまあ、書くのは書いてたってことで(白目)。
 間違いなく700ページ超の本になりますが、来年こそ……! (……2014年から「来年こそは出す!」と言い続けてきた本ですが……こ、今度こそ……(爆))



 イベント参加の方は、突き合わせと一緒に載せますね。
 直参したイベントでは報告記事にリンクを張っておりますので、御用とお急ぎのない方は、お気が向かれましたら覗いてやってください。……大抵、長いですが(汗)。

【イベント参加リスト】
1月29日(日) Elysian 32 (@札幌/委託参加)★
2月12日(日) 第一回静岡文学マルシェ (@静岡/委託参加)★
3月19日(日) 花鳥風月 131 (@松江/委託参加)
3月26日(日) THE ADVENTURES project008 (@郡山/委託参加/年間委託)★
4月1日(土) 第5回 Text-Revolutions (@台東区/直接参加/報告記事☆☆
4月23日(日) ADVENTURES in 会津62 (@会津若松/委託参加/年間委託)★
5月14日(日) 花鳥風月 132 (@松江/委託参加検討中)→申込時期がテキレボ準備期と重なり、サークルカットが描けずに参加見送り
6月19日(日) 北海道COMITIA 6 (@札幌/直接参加/報告記事
7月9日(日) 花鳥風月 133 (@松江/委託参加)
7月24日(日) みちのくCOMITIA 3 (@郡山/委託参加予定)→委託準備期が夏コミ原稿修羅場期と重なることが容易に予想出来た為、迷ったが参加見送り
8月14日(日) コミックマーケット 92 (@江東区/直接参加/報告記事
8月27日(日) 花鳥風月 134 (@松江/委託参加検討中)→委託品の発送時期が夏コミ直後と重なり色々死んでることが容易に予想出来たので、参加見送り
8月27日(日) THE ADVENTURES project009 (@郡山/委託参加/年間委託)★
9月3日(日) Elysian 33 (@札幌/委託参加)★
9月18日(月・祝) 九州COMITIA 1 (@北九州/直接参加/報告記事
10月15日(日) 花鳥風月 135 (@松江/委託参加)
10月15日(日) ADVENTURES in 会津63 (@会津若松/委託参加/年間委託)★
10月22日(日) 新潟COMITIA 48 (@新潟/『魔剣士サラ=フィンク』が刊行出来ていれば委託参加)→当然参加見送り(汗)
10月28日(土) 第6回 Text-Revolutions (@台東区/直接参加/報告記事☆☆
11月5日(日) 北海道COMITIA 7 (@札幌/委託参加)★
11月23日(木・祝) COMITIA 122 (@江東区/直接参加/報告記事
12月17日(日) 花鳥風月 136 (@松江/委託参加)

 ……後ろに付いてる星マークは何ぞや、って、そりゃもう単純に有料頒布物が1冊でも出たか出なかったか、それだけでございます(苦笑)。
 委託参加イベントでは頒布物が出てゆかないというのがデフォルトだった拙サークルですが、参加初回から一度たりとも「頒布ゼロ」で戻ってきたことがない(有料頒布物が出なかったことはありますが、その時にも無料配布は貰われていった/なお、幾ら無料モノでも出ない時は全く貰われていかないイベントです)という花鳥風月さんの「神在《かみあり》イベント」っぷりが、今年も際立ってますよ(汗)。

 因みに、後ろの白星がふたつになっているのは、有料頒布物の頒布数がトータルふた桁に到達したイベント。
 今年は夏コミでの有料頒布が10冊未満に終わった為、『ミディアミルド物語』全15冊(※当時)買いの女神様が降臨した春のテキレボと、カープのV8を祝っての3冊以上纏め買い800円引きフェアを開催したおかげか纏め買いの方が複数お見えになった秋のテキレボだけ、でした(苦笑)。

 ……黒星続き(体感的には三連続)のイベントは、基本的に、来年は撤退、ということになりますねぇ……。


 以上、簡単な(?)今年の纏めでした(汗)。
 ではでは皆様、どうぞ好いお年を。来年は、恒例の抱負記事からお会いしましょう(笑)。

タグ「いいねされた分だけ創作キャラを(略)」への回答

 この記事は、タグ「#いいねされた分だけ創作キャラを全力の愛を持って紹介する」を貼った以下のツイートに7つの「いいね」を頂いていたことにより起草したものです。


 「いいねされた分」が人数なのかツイート数なのかが書かれていないタグなので(汗)悩ましいものの、人数であると解釈して、ブログ記事の方で語りますね。
 「全力の愛を持って」という言い回しが気にはなりますが(以て、じゃないのかとゴニョゴニョ)、どちらかと言うと、ぶっちゃけ気味の身も蓋もない紹介という形で、作者の愛情(……歪んでる?)を表現するつもりです(笑)。
 なお、冒頭のデフィラさんは、結果が出た際に御希望いただいたキャラです。
 あと……「創作キャラ」とのことなので、『まなざし』の土方先生とか伊東先生とか(汗)、曲がりなりにも実在した人物は、語る対象から外しております(汗)。



デフィラ・セドリック
デフィラ・セドリック/(c)1998 星村朱美 『ミディアミルド物語』の登場人物。
 総名(※『ミディアミルド物語』用語/フルネームのこと)は「デフィラ・ターニャ・セドリック」。髪は亜麻色の断髪。虹彩は、右目が緑で左目が青と、それぞれ色が異なる。
 武家の名門セドリック家の本家に長女として生まれるも、男として扱われ、武術の面では厳しく育てられる。ただ、デフィラ自身は、自分が本当は女なのかもしれないと、訪問客の言動などから薄々は察していた模様。
 基本、「男装の麗人」と言えるが、当人は「武人として当たり前の恰好をしている」だけであり、「男装している」という意識は乏しい。
 主人公その1であるミディアム・サーガのみならず、主人公その2であるケーデルフェグラムや、その他の重要なサブキャラクターの多くと関わりを持つ、その立ち位置だけを見ればヒロイン的な人物であるが、そもそも十五歳になるまで男性として育てられてきて所謂女性装をしたことは殆ど皆無という点で、一般的な「ヒロイン」のイメージから外れている気がしないでもない。

ミディアム・サーガ
ミディアム・サーガ/(c)1998 星村朱美 『ミディアミルド物語』の登場人物。主人公その1、というポジションに居る。
 総名は「ミディアム・カルチエ・サーガ」。髪色は濃青色、切れ長の目に青い瞳の持ち主。しかし、強大な超能力を行使する際にはその瞳が赤く輝く。「伝説の力持つ者《ティブラル・オーヴァ》」として出現が早くから予言されていた人物である証なのだが、当人には全く以て、自分がそんな「御大層な存在」であることへの自覚がない(苦笑)。
 「恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》」との異名から察せられる通り、武術、特に馬上での矛槍の扱いに於いては割と天下無双系で、体力的にも軽く化物レベル。……が、彼が生きている時代のミディアミルドには、彼に匹敵するレベルの武人が何人かおり、物語が先へ進めば進むほどそういう武人と知り合う機会も増える為(苦笑)、異名ほどに天下無双でいられない辺りが気の毒ではある。
 なお、高校時代から書いていた改訂前版では、読者各位から、周囲の惚れた腫れたに関して「にぶちんキャラ」扱いされていたような記憶があるが、現在の版ではそこまででもなく、寧ろ割と鋭くなっている……と思う(汗)。あと、改訂前版では割に早くから見えていた或るキャラへの好(ネタバレ警報強制断

ケーデル・フェグラム
ケーデル・フェグラム/(c)1998 星村朱美 『ミディアミルド物語』の登場人物。主人公その2、というポジションに居る。
 総名は「ケーデル・サート・フェグラム」。「陽光の流れ落ちるような輝き」と表現される金色の髪は、右の前髪のひと房だけが天を向いている。瞳の色は青で、これは地味にミディアム君と同じだったりする。
 作中では「マーナの知将《ドー・ルーム》」と呼ばれているが、当人は自分を「知将」と自称したことがないという辺りがポイント(笑)。
 作者から「様」付けで呼ばれる、数少ないキャラクターのひとり。また、「千美生の里」の住人の中で最も、「作者に愛されるということは、不幸の烙印を押されるということ」を体現していると、専らの評判である。
 ……ただ、ケーデル様は、ミディアム君と比較すると、余り芳しくない方向への変化が生じるタイプの主人公だからねえ……改訂前版では、あの所業で、読者人気が一気に鍋底になったこともあるしな……いやまあ、あの頃は、みんな潔癖な(?)お年頃だったから……(ごにょごにょ)

グライン・マーリ
グライン・マーリ/(c)1998 星村朱美 『ミディアミルド物語』の登場人物。
 総名は「グライン・ミルドラ・マーリ」。髪は白金色、瞳は灰青色。
 ケーデルが個人的に使っているジャナドゥ(※『ミディアミルド物語』用語/所謂「忍びの者」のような存在のこと)。ケーデルのジャナドゥ隊の中では最古参のひとり。
 アル、という偽名の侍者として登場するが、グラインの方が本名。
 ……本伝2巻「祝宴・人模様」の章で、デフィラに仕えるリーダのジャナドゥ上がりミン・ディアヴェナが、初対面の際に「何処かで、会っている……?」という感覚に囚われて首を捻った理由は、本伝7巻「帰陣」の章で、マーナの近衛副長タリー・ロファが某人物と初対面の際に、「何処かで顔を見たことがあるような……?」と困惑したのと同根の理由からなのだが(!)、気が付いてる人はどれくらい居るかなーと(笑)。

頼山紀博《よりやま のりひろ》
頼山紀博/(c)2013 野間みつね 『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの主人公。現在頒布中の登場作品は、『エモーショナル・サイオニック』の他には、サークル活動20周年自選蒐『はたとせ』収録の書き下ろし「V《ブイ》回収一件」、あと、ミックスナッツ系の短編集にも何本か。
 作中では「クレイン」或いは「クレイン・ロード」という名前の方が遙かに有名、という設定になっているが、日本人《ジャパニリタン》である為、「頼山紀博」の方が本名。黒髪、切れ長の目に黒い瞳の持ち主。しかし、強大な超能力を行使する際にはその瞳が赤く輝く。……って、『ミディアミルド物語』の主人公その1のミディアム君と一緒じゃん、と思ったあなたは正しい(笑)。ふたつの作品世界は実は宇宙空間で繋がっていて、ミディアム君は、紀博くんの前の「ティブラル・オーヴァ = レジェンダリィ・サイオニック」、つまり「前任者」に当たるのである(苦笑)。
 野間みつね作品の主人公の典型的な容姿を持つ……とゆーか、彼のビジュアルは、全ての野間みつね作品の「主人公キャラ」の原点である。何しろ彼は、作者が中学生の頃からの、「千美生の里」の住人なのだ(大苦笑)。もっと言えば、中学1年生の時から20年以上片想いし続けた(強制断

サラ=フィンク
サラ=フィンク/(c)1994 星村朱美 『魔剣士サラ=フィンク』の主人公。
※間の「=」は本当は二重ハイフン「゠」(U+30A0)だが、Webでは、環境によっては表示されない為、半角等号で代用。なお、自身の印刷物では外字を使用。
 刊行されたばかりの作品の登場人物なので、あんまりぶっちゃけ過ぎた話も出来ないのが難点だが、まあ何とか頑張る(汗)。
 黒髪、切れ長の目に黒い瞳の持ち主。但し、或る条件下に置かれると、瞳の色が……そこ、何処かで見たような、とか言わない(爆)。そーなる原因は全く違うんだっっ(苦笑)。
 異名となってしまった「魔剣士」は、無差別殺人鬼と化さざるを得なかった彼の所業に震え上がったケルリ王国の人々が、「恐るべき魔剣ばかりか魔道まで操る魔的なまでに凶悪な剣士」との意味を込めて使うようになったものである。……が、当人は「自分は魔道士である」という意識が強いので、その異名を拒みこそしていないものの、自ら「魔剣士」であると名乗ることはない。
 ……既に本作をお読みいただいた方にはバレバレになっていると思うが、ぶっきら棒とか無愛想とか書かれていても、「魔剣士」にならざるを得なくなったことで後天的に身に付けた性質に過ぎない為、存外と押しに弱く、諸々の雰囲気に流され易いところがあるとかないとか……(汗)。

セルリ・ファートラム
セルリ・ファートラム/(c)1996 星村朱美  『魔剣士サラ=フィンク』の登場人物。稀代の天才魔道士にして、少年時代のサラ=フィンクの魔道の師であった……という辺りまでしか喋れないのがツラい(苦笑)。
 ヒロインを差し置いて語るとは何事かというチョイスだが、作者から「様」付けで呼ばれる数少ないキャラクターのひとりであるし、本作あとがきまでお読みになった方なら、彼が「裏のヒロイン」などと作者から吐《ぬ》かされていることを御承知かと思うので、気にせず採り上げる(おい)。
 銀糸を集めたような直ぐな長髪の持ち主だが、だらしないことは嫌うので、読書など、下を向かねばならない作業の際は必ず髪を後ろで括ってしまう。眠りかけているような目の奥に潜む灰色の瞳は、しかし、感情が昂ると翠玉色の彩りを帯びてしまう。サラ=フィンクの母であるサラ=ヴァジリキの内心の呟きを借りれば、「この、容易に喜怒哀楽を他者に悟らせたがらぬ黒衣の魔道士にとっては、恐らく、己《おの》が瞳は、神々の与え賜うた皮肉以外の何ものでもあるまい」……。
 ……まあ、何と言うか、とにかく、各方面から「モテる」人であって(苦笑)。その「モテ方」には正直問題がありまくりなのだが、「周囲にモテモテ♪」という側面から見たら、間違いなく本作のヒロイン……(違うって!)
 とはいえ、傍に居たら大変な人物でもあろう。断じて「いい人」ではないしなぁ。
 ※セルリ様の台詞は、まだ、此処で貼れるようなものが台詞botに呟かれていない為、涙を呑んで省略




 以上、大っっっっっっ変に遅くなりましたが(済みません(汗))、7人分、若干ぶっちゃけ気味に語らせていただきました。
 作品自体が架空世界の歴史群像劇であるという性格上、どうしても『ミディアミルド物語』からの採用に偏りましたが、そこは御寛恕いただけますと幸いです。

タグ「いいねの数だけ拙作の世界観を(略)」への回答

 この記事は、タグ「#いいねの数だけ拙作の世界観を見せびらかす」を貼った以下のツイートに3つの「いいね」を頂いたことで書き記すものです。


 ……締切後に「いいね」がひとつ増えた分は、お気持ちは嬉しいもののノーカウントで……と言いたいところでしたが、折角ですので、『魔剣士サラ=フィンク』のリファーシア世界との関連で、『小説BADOMA』の世界(オリジナル設定部分)についても、項立てこそしませんが、絡める形で些少言及しておくことに致します。

 では、以下、文字ばっかりですが(汗)。





架空の世界史の延長線上にある未来世界
 『エモーショナル・サイオニック』に代表される『レジェンダリィ・クレイン』シリーズや、『600万ダラーの仕事』が属する『通り名《ランナーネーム》はムーンストーン』シリーズの舞台となっている世界。
 一応は実在の地球世界の歴史がベースになってはいるが、こちらの地球では、西暦1999年に世界規模の大混乱・大騒乱が起きており(汗)、しっちゃかめっちゃかになった世界をどさくさ紛れで纏めたアスタニアという架空の国が中心となって形成した「地球連邦」が、後に宇宙への進出に伴い「太陽系連邦」となり、太陽系外に植民惑星を持つようになってからは「銀河連邦」となっている……という世界。
 なので、公用語は「アスタニタン」という「アスタニア訛り英語」……ぶっちゃけた話、「野間みつね風・英語モドキ言語」になっている。概ね英語っぽいのだが、旧国名・人種に絡む呼び方が、「ジャパニリタン」、「イングリッタン」、「アメリッタン」、「フランタン」など、結びが「~タン」で統一されているのが最も顕著な違い。「超能力者」を意味する単語も、英語ならば「サイキック」となるだろう辺りが、「サイオニック」になっている。

 なお、この世界では超能力者は登録されねばならず、登録されると、市民ファイルコードの末尾が、「グリーン」を示す「G」になる。よって、未登録の場合、市民ファイルコード末尾が「W」のまま、という意味で「フォールス・ホワイト」と呼ばれる。勿論、この世界では犯罪。……因みに、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの主人公・ど反則級の超・超能力者である頼山紀博くんは、正式登録された過去があるので、これまでに印刷物(※大昔のコピー本を除く(汗))として出した作品中ではフォールス・ホワイトではない。

【参考】 一年の始まりは、現代の西暦をそのまま引き継いでいる。自転・公転周期が異なる植民惑星でも無理矢理に(汗)地球を基準とした一日24時間365日を一年とした暦を適用させていたものの、植民惑星が増えれば増えるほど面倒になってしまい、23世紀も後半になると、各惑星の自転・公転周期に合わせたローカルの暦を別に定めて併用しても良いことになっている。……なお、代表的な植民惑星であるマスタード、ペッパー、バニラ、ソイなどは、地球とほぼ変わらない自転・公転周期の惑星なので、この辺りの悩みとは縁遠い。


ミディアミルド
 言わずと知れた、『ミディアミルド物語』シリーズの舞台となっている架空の世界。
 しかし、実は上記の「架空の世界史の延長線上にある未来世界」と物理的に繋がっており、後の時代に紀博くんが降り立ったりしている(苦笑)。
 『ミディアミルド物語』本伝の舞台となっている時代の「ミディアミルド」の住人は、自分達が暮らしている文化圏の辺りしか見えていないので、「ミディアミルド=世界」なのだが、地球で言えば昔の中国程度の範囲でしかない為、将来的にも「ミディアミルド=世界」となるかどうかは……?

 物語で描いている時代は戦乱の時代であるが、その以前にログリアムナス統一王朝の平和な時代が長らく続いていた(=文化的に或る程度成熟するだけの余裕と時間があった)ことで、当該時代に確立され書物にも残されてきた「武人とは斯くあるべし」という倫理観――例えば、武器を持たない相手(特に民間人)に武器を向けて傷付けたり、戦いの際に特殊能力《オーヴァ》を用いて相手の動きを封じたりするのは卑怯卑劣の振舞である、という価値観――が、意外にしっかりと根付いている。
 その他、文明レベル等に関しては過去記事で書いたので、併せて御覧いただければ。

【参考】 一年の始まりは、冬。地球の西暦で言えば、12月からスタート。一日24時間一か月30日12か月360日が一年(安直)。水時計などを使う定時法で、真夜中が「更日《こうじつ》の刻」と呼ばれる。


リファーシア
 『魔剣士サラ=フィンク』シリーズの舞台となっている架空の世界。
 物凄~く大雑把に言うと、世界の大半を占めるオルディアーナ大陸の西側は昔の西欧風、東側は昔の中国風、その間にあるレムランド辺りは昔の波斯風、という雰囲気である。……なお、滅亡した古代ダランバース魔道王国のイメージは、科学技術が発達して以降の世界に近い(苦笑)。
 元々、掲載誌であった『芸術研究誌 AIM』の参加者なら誰でも使える共有世界《シェアードユニバース》として構築されたこともあり、敢えてゆるゆる・ざっくりにしてある部分も多い。特に、それぞれの国や土地がどんな状況なのか、については、簡単な紹介しかせず、詳細設定はその土地を舞台にした方が(不自然にならない程度に)決め、以降はそれが他の書き(描き)手にも共有される、という形になっていた。
 ただ、市販のテーブルトーク・ロールプレイングゲーム(TRPG)のルールで遊ぶことも出来るように、魔法の体系や主要な技(呪文/レベルなど)、それに伴って必要となる、世界の成り立ち・神々・世界の構造等々は、割とガッチリ作り込んである。
 この内、世界の構造は、当時執筆していた『小説BADOMA』で使っていたオリジナル設定を結構意識していた。非物質界である光世界と闇世界、準物質界である妖精世界と魔世界、そして物質界である人間世界、という構造は、ほぼそのまま。ただ、死後の魂が還る場所である星気世界や、光世界と闇世界の間に存在する「狭間の地」、妖精世界と魔世界の間に存在する竜世界は、リファーシア構築の際に付け加えた要素である。

 なお、リファーシアに於ける「魔道士」と「魔道師」の違いは、『小説BADOMA』と同じである。但し「ギルド」は、『小説BADOMA』では「魔道師ギルド」で、構成員も魔道師のみ、ギルド員であることが即ち魔道師またはその見習であることに繋がっているが、リファーシアでは「魔道士ギルド」であり、構成員も、特に資格を持たない魔道士の方が多い。
 また、リファーシアの魔道士(魔道師)が「誓約を反故にすると魔力を失う」のは、『小説BADOMA』での世界の魔道士(魔道師)がそうであるという独自設定(汗)に完璧に引き摺られているが(苦笑)、『小説BADOMA』側が「完全に」魔力を失うという取り返しの付かない結果を招いてしまうのに比べれば、リファーシア側では「一部の」魔力を永遠に失うという、若干穏やかな形になっている(笑)。

【参考】 一年の始まりは、春。地球の西暦で言えば、3月からスタート。一日24時間一か月30日12か月360日が一年(こちらも安直)。なお、同じ24時間でも、古代王国時代は時計を使った定時法で真夜中が一日の始まりという24時制であったのに対して、新暦時代は日の出日の入りを基準にして分けた昼夜を更に何となく12等分ずつにする不定時法で、日の出が一日の始まり。





 以上、「……『世界観』とは?」だったり、「見せびらかす」というほどではない内容だったりではございますが、タグへの回答でした。
 リファーシアだけが突出して長くなっているのは、『小説BADOMA』の世界への言及も絡んでいるが故ですので御寛恕くださいませ(汗)。

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