野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

「同人誌」のブログ記事(古→新)

 一昨日5月5日、東京ビッグサイトで開催された「COMITIA 104」にサークル参加してまいりました。

聖地神殿と巡礼達(笑)  ……で、最初に話しておきますと、今回は、自分が直接参加したイベントでは初めて、頒布ゼロに終わっております(汗)。
 基本的に厚めの長編小説本ばかり出す(短編・中編集も出していますが、長編シリーズ物の外伝・拾遺話集ばっかりという(汗))ウチのサークルは、大規模イベント+回を重ねていない+飛び飛び参加のコンボでは厳しいというのは前回(COMITIA 102)の頒布実績からも予想出来ていましたので、凹むほどではありません。年1~2回しかサークル参加出来ない分、何年間か続けて参加してみないと、何とも言えないですね。勿論、お手に取っていただけるよう、少しずつでも工夫しながら、ですが……
 ただ、買い手としては、そうさく畑(二次創作本も置いて良しというHATAKETでも大歓迎)が東京開催を再開してくれたら大喜びでそっちに移行してしまうだろうなあ、とも改めて思った会場巡りではありました(苦笑)。何となれば、毎度のことながら、見本誌コーナーのカオスっ振りに目眩《めまい》を覚えましたもので……
 幸か不幸か、そうさく畑の整然とした&当日の頒布物全てが置かれている見本誌図書館の素晴らしさを体験してきたばかりだったので、コミティアの見本誌コーナーでの探しづらさ感が半端ではなく……無論、書き手の端くれとしても、自分の本も含めてですが皆さんが苦労して作られたであろう作品達が乱雑に放り出されている有様を見るのは、正直気持ちの良いものではありません。規模的に無理だというのは充分に理解していますし、当日の〝新刊〟を見られるだけマシとは思うのですけれど……。

ほ53bスペース写真  ……おっと、話が逸れました(汗)。
 そんな中でも無料カタログを受け取ってくださった皆様、有難うございました。次回サークル参加する時には、もう少し手に取り易そうな何かしらを並べられるよう考えてみます。

 ところで、今回のコミティア、ながやす巧先生の原画展が開催されていまして。
 拝見していて、いい意味で鳥肌が立つような原画・設定ラフの数々でしたが、お約束と言うか何と言うか、洋装土方さんの設定ラフの前で一番長く立ち止まってしまいました(笑)。図録を購入したのもあれの為だと言っても過言ではございません(苦笑)。ええ、私が買ってきた図録で土方さんのページを見た白牡丹さん(今回もお手伝いいただきました。多謝)が、御自身でも買いに行かれたくらいなのですよ。
 あと、お祝いのお花の中にまっさん(さだまさしさん)からのものが混じっていて、その不意打ちに吃驚したことも記憶しています。



 以下、当日入手した作品の中から、短くですが(?)、幾つかに言及しておきます。
 ……なお、古くから拙サイトの交換日記・ブログ類を追い掛けてくださっている方なら御承知かと思いますが、購入した同人誌類の感想を私がこういう場に書くのは、極めて珍しいです。大抵は、スペースに伺って直接作者さんに伝えたいと思う性分ですので。……ただ、今回は、此処までの記事が若干ネガティブな雰囲気になってしまっていることから、その彩りを軽減する意味でも(苦笑)、特に書き記してみようと思います。

 まず、「虚影庵」さんの『ノスタルジア』。前回(COMITIA 102)参加時に「全部下さい」攻撃を噛まさせていただいた(敬語が変(汗))サークルさんのひとつです。短編小説の書き手さんで、かつて東京でそうさく畑が開催されていた頃にサークル名を毎回お見掛けしていた記憶がありますので、かなり活動歴の長いサークルさんだと思います。今回の新刊は、ツイッターでもリアルタイムで触れましたが、


 ……何だろう、泣ける展開(ベタな意味で)というわけではないのに、学校の、一見何ということもない情景描写に、文字通り〝ノスタルジア〟を感じた次第でした。

 次に、「広ヒロとした部屋」さんの『広島電鉄ファン』Vol.1。前回参加時に同様に「全部下さい」攻撃(以下暫く略)……冬ティアの新刊をようやく入手出来ました。ジャンルとしては、鉄道路線擬人化、と言うのでしょうか。今回は普段の國鐡廣島を離れ、広島電鉄の路面電車にスポットが当たっています。これまた、かつて広大の東千田キャンパスに通い(年齢がバレるか(汗))、勤め人としても何年間か広島市内をうろついていた人間としては、笑いが止まりません。その一方で、「えええ、競艇貸切ってなくなってたんかい……」と、長年故郷を離れているが故に知らなかったことも此処で知ったり。今回は新刊落とされてしまったそうなので(苦笑)、夏コミの楽しみに取っておきます。

 最後に、説明の必要などない気がしますが、かの『風雲児たち』や『風雲児たち 幕末編』の作者みなもと太郎先生のサークル「みにゃもと」さんの冬コミ新刊、『風雲児外伝19 桜田門外の変』。まさかコミケット以外でお目に掛かれるとは思っておらず、事前購入したティアマガでサークルリストにお名前を発見した時は狂喜乱舞。当日は大喜びで買いに参りました。ホール内の移動も楽で、スペースでも待たずに買えるって、何と有難い……今迄コミケットでは、同好の士である白牡丹さんに長時間移動をお願いしての購入でしたから(汗)。
 みなもと先生の『風雲児外伝』シリーズは、本当に「これを出してくださって、読ませてくださって有難うございます」という内容が多く、今回も勿論そうなので、殊に『風雲児たち』シリーズの愛読者なら購入して損はありません。はい。

 そんなこんなで、どちらかと言うと買い手目線での感想が主となってしまいましたが(汗)、比較的楽しい一日でございました。
 次回の予定は未定ですが、参加するとしたら秋でしょうか。



【番外編】
 帰りに最寄駅から自宅まで乗った某社のタクシーに、ディスプレイグッズを詰め込んだキャリーバッグをトランクに積んだままで走り去られてしまいました(汗)。乗車時に運転手さんがトランクを開けてくれて、手ずから積んでくださったのに、目的地で下車して取り出そうと後ろに回ったら、そのままナチュラルに発車(汗)。いやー、流石に焦りました。
 しかし、咄嗟には「えっ?」と固まりますねえ、予想外の行動に出られると。割とすぐ我に返って、大きく手を振りながら追い掛けたんですが……もう辺りが暗かったからなあ(苦笑)。
 考えてみたら、その直前に目的地をナチュラルに行き過ぎそうになった時点で用心すべきでしたね、「うっかりさんだ、この人……」と(爆)。
 まあ……無事に戻ってきたから、ぼやきは此処までにして、水に流しますわ。今迄なかったことなんで吃驚しましたけど、今後は、タクシーのトランクに荷物を乗せてもらった時には下車時に「トランクお願いします(=開けてください)」のひとことを忘れないようにするというのが、お互いの為でしょうね(苦笑)。

2022年9月

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