野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

お題「書くときのこだわり」について

 この記事は、以下のツイートで指定されているお題「書くときのこだわり」について記載するものです。


 ……お察しの通り、ツイートで投稿すると大量連投になってしまう為、ブログ記事に持ってきた次第(汗)。
 今から挙げる各項目は、書く時のこだわりと言うよりは、叩いたテキストを一太郎に流し込んで版下原稿を作る時のこだわりと言った方がいいのかもしれませんが……私の場合、それも含めて「書く」という行為である、という意識を持っておりますもので。

  • 例えば単語の途中など、意味的に切れていない箇所では行が変わらないよう心懸ける
  •  当然、その為に均等割付を駆使しまくる。
     どうしても中途で改行せざるを得ず、しかもその漢字が行末に来ることで本来の読みよりも他の読みを連想させてしまいそうな時は、行末の漢字にルビを振る。例えば「その手段」で「その手」が行末に、「段」が行頭に回ってしまうケースでは、「手」に「しゅ」とルビを振る。そうしておけば、少なくとも「そのて」と読まれてしまうことはないから、次行に目が向いた時に「ん?」と戻らせずに済む。

  • 例えば「開いた」「下り、」「脅かす」等々、送り仮名が全く同じで読みが複数ある漢字を使う時には、ほぼ必ずルビを振る
  •  間違ってももう一方の読みで読まれたくない時は、絶対に振る。

  • 例えば「その日本を」等、繋げて読まれると別の意味になってしまう表記なのだが間に読点を入れられないという場合、必ずどちらかに(或いは両方に)ルビを振る
  •  例に挙げたケースだと、正しい読みが「そのひほんを」であっても、結構な数の読み手が一瞬「そのにほん or にっぽんを」と読んでしまって「ん?」となることが予想される為、最低限「日」の方にルビを振っておく。

  • 本来なら読点を打たないと「長い(汗)」になるのだが、目がそこで立ち止まる読点は入れたくない、一気に読んでほしい……という文は、軽くなら息継ぎしても良いなという箇所が行末に来るよう調整し、行末から次行の頭へと目が動く際の時間差を利用して、「長い」という感覚の軽減を図る

  • 場面転換等の為の1行空けが、1行目や最終行に来ないように調整する
  •  1行空けがあることを見落とされてしまわないように。

  • 改段・改ページの位置に気を付ける
  •  意味的に一気に目に入れてほしい行の並びが次段や次ページに回って分割される状態にならないようにする。
     その一環として、行末に句点があるがまだ段落末ではない、という行が段末・ページ末に来ることを極力避け、此処で段落が終わったなという錯覚を持たせないように努めている。

  • 大事な場面・台詞は、可能な限り、ページ内での位置を調整する
  •  ページをめくった、或いは偶数ページから奇数ページへと目が移った直後に、大事な場面・台詞が来るように。
     ページをめくった直後に持ってくるのが無理である場合、それらの場面・台詞が喉側に(=ページをめくった際には視界に入りにくい位置に)来るよう調整し、めくった途端に次ページの決定的台詞が目に飛び込んできて展開がわかっちゃった(汗)、という事態に陥ることを極力回避する。
     実例の引用は避けるが、有難くも『ミディアミルド物語外伝集』4巻『将軍と呼ばれる迄に』をお持ちの方は、148ページから149ページの構成をお確かめいただければ、「ああ、こういうやり方かぁ……」と御納得いただけるかと。

 ……大体、このような感じでしょうか。
 実はまだまだ色々あるのですが、挙げるとキリがないので、此処までにしておきます(苦笑)。
 基本、「読み手が言葉を読み誤ったり、『ん?』と読み惑って前に引き返したりするのを可能な限り少なくしたい」という考えで書いております。
 唯でさえ長編・長文書きですから、少しでもスムーズに読んでもらえるようにしておきたいです。

 余談ながら、私がウェブでの小説公開に関して余り気が進まない大きな理由のひとつが、こういった見せ方が極めて難しいからだったりします(汗)。

 では、今回のお題についてはこの辺で。

2019年7月

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