こんばんは、野間みつねです。
先日参加した「そうさく畑66」で当日に見本誌として提出した拙作『マーナの知将』が、武田さんから過分の評を頂きました。
■ コックローチ武田の畑作日記(そうさく畑ブログ):見本誌書評…なのか?(笑)
既にツイッターでは呟きましたが、こちらでも改めて感謝申し上げます。
さて、話題にしていただいた値付けの話。
最初は、そのまま続けてツイッターに書こうと帰りの終電の中で頑張っていたのですが(Janetterは下書き保存が出来る)、余りに長くなってしまった為、ブログに持ってきました(笑)。
折角ブログに持ってきたので、引用タグも使いましょう(爆)。
しかも、驚くのはこのボリューム(A5版146ページ 厚さ11㎜)で550円は おかしい(苦笑)。はっきり言って、全冊揃えたところでのコストパフォーマンスは相当だと思う。
そうですねえ……創作小説だと、500円が上限かなーという気がしておりまして。経験上、500円を超えると途端に売れにくくなりますし。
実は、個人でオフセット本を出し始めた時、120ページ程度の 薄い 本を1,000円で売ろうとしていた黒歴史が(汗)。表紙が3色刷でフルカラー口絵etc.が4ページとか、大赤字値付けの本でした(……割と安価で知られている印刷所さんに頼んだのに、どんだけ無駄に凝ったんだ当時の私(汗))。
しかし、今にして振り返れば当たり前のことながら、イベントに委託しても1冊も売れず。
2回か3回そんな状態が続いたところで流石に考え込み、試しに半額にして出してみたところ、いきなり複数の買い手が付きました。
その時に、ああ成程なあ、刷るのに幾ら掛かったかなんて、読者には関係ない、知ったこっちゃない話なんだよなあ……と痛感した次第でございます(笑)。
但し、あの『まなざし』クラス(300ページ超)まで行ってしまうと、「安過ぎるのは却って拙いよ」とかつて同人の先輩から忠告されたこともあり、敢えて1,500円にしています。何でも、見た目が度外れて厚いにも拘らず度を超して安価だと、内容に自信がないから安く叩き売ろうとしてるんだろうなーと思われて、逆に敬遠されてしまうとか(汗)。
尤も、これとて、完売しようが何しようが赤字が出まくるという点で、他の本と同じなんですけど(笑)。
正直なところ、今の値付け方法(参考:2012年1月30日記事)だと、どの本も、万が一完売しても大赤字です。印刷代の半分、出るか出ないか……んー、注文冊数より余分に付いてきた余部まで売り切ったら、何とか半分出るかもなー、といったところ(苦笑)。
ですが、或る程度までは自分の好きに出来るのが、この道楽の醍醐味。装幀で妥協して、後で悔やんだこともありますから。自らの懐事情の許す限りは、このまま行こうと思っています。
……ちゅーか、「厚さ11㎜」
って、わざわざ計測なさったんですか武田さん(汗)。
それでは、今回はこれにて。