野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

リレーノベル、始めました。

 心残りを、解消したくて。



 こちらは、ななさん企画の「創作 Advent Calendar 2017」参加記事です。
 執筆者は、野間みつね
 物書き歴は、そろそろ40年(汗)。
 「千美生の里《ちみぶのさと》という個人サークルでの活動歴は、22年と8か月と10日。
 大体に於いて、架空世界を舞台にした作品――ひろーい意味でのファンタジー――を物し続けておりますが、似非《えせ》歴史物を書いたりも致します。
 今回の記事では、最近走り始めたリレーノベル企画について、「何ゆえ企画したのか?」辺りから含めて記しておきたいと思います。



 さてさてさて。
 リレーノベルと言えば、物書きが一度や二度は通る道……かもしれない代物。
 当方も、高校時代に友人達と、自作のキャラクター達を持ち寄ってのノート回覧で、学園物や、それぞれの作品のパラレルワールド物などの作品を書き散らしておりました。
 社会人になってからは、その種のリレー作品からは遠ざかっていたのですが、3年前の春、お誘いを受けてコミティア後のとある打ち上げに参加させていただいた折、「此処に集まってる人でリレーノベルやりたいんで!」という「暗黒通信団」のシさんから何故か否応なしに執筆者の一員としてカウントされてしまいまして(汗)……ひと癖もふた癖もある面々(苦笑)に混じってのリレーを、どうにか走り抜きました。


『僕と俺と魔女とオタクの空白のお話』 ■ 僕と俺と魔女とオタクの空白のお話
   著:千洋 誠  頒価:300円
   A5判 36ページ
   ISBN 978-4-87310-009-8 (C0093)
 ドラゴンやら魔女やらが登場するので、ファンタジー? ……なのか……?
 知る人ぞ知る「暗黒通信団」さんの刊行物。
 ……なお、著者名の「誠」は、「あきら」と読むのが正しい。

 正体は、合計七人で書き進めたリレーノベル。
 一昨年の春ティア後の打ち上げで、企画に巻き込まれました(汗)。
 とにかくハチャメチャな物語になっていることだけは太鼓判を押せます。
 因みに、ISBNコードまで付いているので、何と、普通の書店でも注文出来ます(汗)。
 まさか、自分が参加した作品が、書店で売られるような書籍になるとは……まだまだピンと来ませんね(大苦笑)。


 ……ただ、翌年、作品が上記の本に纏まった時、個人的に残念だったことがありまして。
 それは、各人の執筆パートが、節として分割されていたことでした。
 当該リレーノベルには、自分の順番が来た時に「さて」や「ところで」で書き始めるのは禁止というルールがあり、その為、皆々、前の人が書いた文章を承ける形で書き始めていました。
 見ようによっては、折角「誰が何処から書き始めたかがわからなくなるようなルール」があったにも拘らず、刊行物にする時には完全分割……
 勿体ないなあ……と感じてしまったのです。
 誰が何処を書いたかの「答え合わせ」の愉しみが、半分以上薄れてしまうような気がしまして。
 とは言え、自分は一参加者ですから、大声を上げるのも憚られ、一度何げなーく、「シームレスに並べる場合は~」と表明してみた後は、特に強く主張はしませんでした。……何故なら、シームレス収録して、後ろに答え合わせのページを設けるということは、単純に考えて、ページ数が倍近く必要ということですからね(汗)。他人様のお金で作られる本に、そんな我儘を言い続けることは出来ません(苦笑)。

 ……出来なかった、のですが。
 あれがシームレスだったらなあ……シームレス収録を前提としたリレーノベルが出来たら、読み手の側でも二度美味しいんじゃないかなあ……という思いは、なかなか消えませず。
 とうとう、「いっそ自分が主催してリレー回して本にすれば自分が好きなように編集して収録出来るよね?」……と(苦笑)。

 という次第で、当方の知人の中から、ファンタジー系の作品を書くのが苦にならないであろう&少しずつ作風の異なる(と私が感じている)6名の方々に声をお掛けして、一年掛けて回すことに致しました。
 勿論、最終的な収録形態やリレーのルール等についての企画案を事前にそれぞれの方にお示しし、御了承を頂いた上で、です。
 突然の勧誘にも拘らず快く馳せ参じてくださった方々には、篤く御礼申し上げます……(深々)

 企画書に記載した細かいルール等は、文章量が長大になる為に割愛しますが、以前に参加したリレーノベルでの「さて」や「ところで」で書き出しては駄目、という縛りは、本企画でも採用致しました。また、「他人の敷いた伏線、ぶっ壊して良し! 他人の出したキャラ、必要とあらば消して良し! 他人に消されたキャラ、必要とあらば復活させて良し!」……というワイルドな(?)部分も持たせましたので、どんな方向に飛んでゆくか皆目わからない、ファンタジーならぬ「ふあんたじー」小説になるかもしれません(汗)。

 なお、後ろで答え合わせを楽しんでいただく為に、刊行物ではシームレスで、ひとつの作品として収録致しますが、執筆に当たっての用字等の縛りは敢えて掛けておらず、後から揃えることも致しません。なので、小説として見た時の完成度は、やや低くなるおそれがございます。……ただ、執筆者各位には、「周りと合わせても良いよー」と依頼しておりますので、用字等を手掛かりにして「漢字が多くてルビが振り倒されてるから、これは野間の執筆パートに違いない!」などと推理すると、それは間違いになってしまうかも……? (笑)



◆ Relayふあんたじー企画 参加者一覧 ◆
 (主催以外は)筆名五十音順です。執筆順ではありません(笑)。
 因みに、1巡目の執筆順は、「あみだくじドットコム」さんで作成した電子あみだくじを先着順で引いていただくことにより――主催は当然、残り物を頂いてますよ(汗)――恨みっこなしで決定しました(爆)。最後までその順番で行くか、2巡目はシャッフルするか、そこは現時点では不明です。
 ……なお、各人に付いているコメントは全て、野間個人の勝手なイメージに基づくもので事実とは異なる場合がございますので、御容赦ください(平伏)。

  • 伊織《いおり》さん (兎角毒苺堂《とかくどくいちごどう》
     ディープな特殊装幀沼の中にお住まい(※素材は主に石と木と金属)をお持ちの方。思わぬ方向へハンドルを切りそうなフリーダム展開枠?

  • くまっこさん (象印社《ぞうじるししゃ》
     素敵な自作製本沼の畔にお住まいを建てておいでの方。熊だったり象だったり。基本的にファンタジー、ほんわかしていそうなのに、実は……枠?

  • コドウマサコさん (鏡の森《かがみのもり》
     直接の面識はないものの、事物人物へのツッコミ方とタイミングが何故か矢鱈と当方と被る方(苦笑)。正統派(?)ファンタジー枠?

  • 島田詩子《しまだ うたこ》さん (虚影庵《きょえいあん》
     短編・掌編が本領のお方。個人サークル活動歴が当方とほぼ重なる(爆)。幻想系からお馬鹿系まで幅広い、切り込み隊長枠?

  • 藤木一帆《ふじき かずほ》さん (猫文社《ねこぶんしゃ》
     鬼畜遊山《きちくゆさん》にお住まいをお持ちの方。シリアスからコメディまでオッケー、表紙も任せろ破壊神枠? 『僕と俺と魔女とオタクの空白のお話』の表紙イラストも、藤木さん画。

  • ほたさん (夢花探《むかそう》
     長編上等界隈にお住まいを構えるお方だが、切り良く読み切れる作品も多々。幸せにするまでは崖から突き落としまくります、表紙デザインもスマートです枠?

  • 野間みつね《のま みつね》 (千美生の里《ちみぶのさと》
     本企画の言いだしっぺにつき主催。長編上等界隈に長期在住。他所様のリレーノベルでは主に、それまでの展開の矛盾点を繕って整えてトラブルの芽を潜ませてから次に投げる役回りとなっていたが、果たして今回は……?
     ……なお、字数制限のある企画に参加する際は必ず上限字数ピッタリにしてから提出する、という謎のコダワリ持ち。但し増やして合わせるわけではなく、字数オーバーを刈り込んだ結果ギリギリ字数に落ち着くというだけ(苦笑)。

 因みに、各人のツイッターでの公開アカウントを集めたリストを作成・公開しておりますので、御関心を持たれた方は保存などして折々に覗いてやっていただければ幸いです。ぽろっと洩れる各人の呟きやお互いの遣り取りなどから、何処を誰が書いたかの答え合わせが捗るかもしれません(笑)。
 (但し、RT魔人が約一名混じってますので予め御承知おきください(汗))



 で、リレー自体は走り出しており、現在、早くも4人目にバトンが渡ったところです。
 ……某ファンタジーRPG風味で始まった筈なのですが……既に、なかなかトンデモナイ状況になってきたような気がしないでもない……

 ちょっとだけ脱線しますと、当方がリレーノベルに参加する場合の執筆姿勢は、普段の自作とはかなり異なっています。
 自作の場合だと、穴は出来るだけ塞いで回りますし、説明すべき事柄は、極力くどくならないよう気を付けつつも、きっちり押さえておきます。後々の為の伏線を敷く場合は敢えてそれらを抜く、或いは誤認させる方向へ誘導しておくケースもありますが、可能な限り、「あそこで書いておきましたよね?」となるよう心懸けます。
 ですが、リレーノベルで執筆する際は、特に前半戦では、「手を抜き」まくります。
 此処に穴がある、と見えても、塞ぎません。説明も省き、わざとセキュリティホール(笑)を残します。……だって、その穴を使って、後ろの人達が思わぬ展開にしてくれるかもしれないから!
 私にとっては、それこそがリレー中の密かな愉しみなので、「誰か気付いて利用してくれるかな~?」と、によによしながら見守るのです……そして、思惑を遙かに超えた形で引っ繰り返されると、「そ・う・来・た・か・ッ!」……ホント快感ですよ(笑)。

 ともあれ、このリレーノベル、来年2018年の冬までに最低でも3巡させて完結させた上で1冊の本に纏め、再来年2019年の春イベントでの初売りを目指しておりますので、どうぞお楽しみに~!



 企画参加の正式な記事は以上ですが、物のついで(汗)として、2017年の創作活動に係る簡単な(?)纏めも記事に致しました。
 御関心を持たれた方は、こちらへどうぞ。

2019年3月

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