里の瓦版

野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 
 この夏に刊行した『捻り出しミックスナッツ』で、『レジェンダリィ・クレイン』(以下、略称の「レジクレ」)シリーズの作品をリライトしたことで、困ったことに、主人公・頼山紀博《よりやま のりひろ》君が「千美生の里」内でちょっとばかり活性化してしまいまして(汗)。
 公私共にくっっっっそ修羅場だったのに発表出来る当てのない短編が生えてきたり(汗)、発表レベルには遠かった(所謂「電車の中で読めないレベル」だった)短編のリライトが進んだり(でもまだ「電車の中では読みづらいレベル」だ(汗))、書き直す時間が取れそうにない様々な断片が少しずつ伸びたり(汗)……どれもこれも「すぐに本に出来る当てがない」という点で、本っっ当に困った代物です(苦笑)。
 特に、紀博君の後半生を色々と引っ掻き回……も、もとい左右する存在と言っても決して過言ではない女性アリーズさんが、紀博君と同じくらい元気でな……彼女の絡むエピソードが生える生える生える(汗)。順番無視して、後半生に当たる時代の話から先に外に出すべきかしらんと血迷った考えが過《よぎ》るくらいです(苦笑)。
 ……まあ、元々、いきなり『エモーショナル・サイオニック』(以下、略称の「エモサイ」)を出してるくらいですから、順番通りに出してなんぞおりませんがな? (爆)

 という訳で(?)、レジクレ・クロニクル(?)について、少しだけ(……?)語ってみようと思います。……は、はい、取り敢えず吐き出しますから、何卒鎮まりたまえ紀博君~(汗)。

 なお、この記事を読むに際して知っておいた方が楽かもしれないレジクレの背景となる世界観そのものについては、過去記事に譲りますので、そちらで大体掴んでいただければと存じます。

 なおなお、この記事自体が壮烈なネタバレを多数含みますので、何も知らない状態で作品に接したい、という方は回れ右していただけますと幸いです。

 なおなおなお、当作の性質上、『ミディアミルド物語』最終盤の展開にも関係するネタバレまで転がっていますので、当該作のネタバレを見たくない方は全速後退でお願いします(汗)。




サイオニックとしての覚醒まで
 或る種の大ネタバレをいきなり噛ましますが(汗)、紀博君の超能力者《サイオニック》としての力は、物凄く厳密に言うと、全き彼自身の力とは言い切れないものです。
 彼の力の特徴的な部分は、“守るべき人”と呼ばれる存在の魂(らしきもの)に依拠しているのだそうです……という辺りは、後にサイオニックとして覚醒後の紀博君が辿り着くことになる『ミディアミルド物語』(以下、略称の「MMS」)の舞台ミディアミルドで聞かされること。つまり、紀博君は、MMSの主人公その1たるミディアム・サーガ君の“後任者”なのです……ってゆーか、レジクレの方が物語としての成立年は遙かに早いので、里内ではミディアム君の方が“紀博君の前任者”扱いされているわけですけれど(笑)。
 で、当の“守るべき人”の魂ですが、被選定者(ミディアム君とか紀博君とか)の魂と融合した状態で生まれてきて、或る時期まではその本来の力を完全に隠蔽する方向で働くのですが、時期が来ると、大体に於いて爆発的に覚醒。その時に発現するのが、強大な力を使う際に瞳の色が赤変する、所謂“赤い瞳”と、「一度でも自分が見たり身に受けたりした能力は予知を除けば全て使えるようになる」という特殊な学習能力を併せ持つ“鏡写し応じ返し《サイキックミラー》”――相手が掛けてきた技をそっくりそのまま若しくは二倍三倍にして相手に返す技――です。

 ただ、紀博君の場合、少し奇妙な状況を辿ります。
 中学時代、生命を脅かされるような危機的状況に追い込まれた際に一度“赤い瞳”もサイキックミラーも顕現するのですが、“守るべき人”が「まだ早い」と判断したのか、紀博君自身の記憶からは脱落。高校時代に再び危機的な状況に直面するまで……中学時代の彼の覚醒を掴んでいた太陽系連邦情報局特殊処理部(端的に言うと、サイオニックばかりを集めている部隊)の秘密結社ダークメサイアが接触してくるまで、本人は自分がサイオニックであることを綺麗さっぱり忘れたまま学生生活を送る、という状態でした。
 しかし、高校三年生の時、ダークメサイアへの勧誘を拒絶したことから、凄まじい勢いで“本格的な覚醒”への道が拓かれてゆきます。ダークメサイアのリーダーであるヒュー・マッカーサー大佐から、親友、肉親、友人の命を次々と目の前で奪われ……そして、結婚を約束していた後輩の命までもが奪われたことで、彼の“伝説的な力《レジェンダリィ・サイキックパワー》”は遂に解放されてしまうことになるのです。
 この本格的覚醒の件は既にエモサイの序章でも書いておりますので、そちらを御覧ください(おい)。

『エモーショナル・サイオニック』 エモーショナル・サイオニック -レジェンダリィ・クレイン-
 銀河連邦の植民惑星間を航行する旅客船フェントーク号が、バニラ星上空で原因不明の操船不能に陥り、墜落──挙式間近の婚約者《フィアンセ》をこの事故で喪ったジュード・ナリタ青年は、だが、それが事故ではなく、二百年以上も生きている伝説の超能力者《レジェンダリィ・サイオニック》クレイン・ロードにより人為的に引き起こされたものだと証し立てる映像を見せられる……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博青年が主人公のシリーズから一作品を選び、大幅に加筆改稿。書き下ろし番外編「異動」も収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 続き物ではなく、単巻読み切りです。
 超能力者は出てきますし、舞台も(野間みつね世界の)未来世界ではあるのですが、SFともアクションとも言えないSFモドキです(汗)。

 他、この時代を描いているレジクレ作品は、以下に収録されています。

『蔵出しミックスナッツ』 蔵出しミックスナッツ -ジャンルごた混ぜ短編小説集-
 「歩出斉城門、遙望蕩陰里……」 聞こえてきた歌声に、青年は覚えず足を止めた。
 一次創作5本「梁父吟 習作」、「Yoriyama Brothers」(『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「落星前夜 習作」、「Escape!」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「星祭りにはまだ早い」(『通り名はムーンストーン』シリーズより)と、二次的著作物ではない二次創作(『四番目の魔道士』と同じ背景世界を持つ)2本「伝説の前に」、「誓言から逃げる魔道師」を、7本それぞれ全てリライト/リバイスして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 長編体質の野間みつねにしては珍しい、短編集です。
 半ば突発的に刊行しました(汗)。
 レジクレ物は、紀博君とその兄である倫秋《みちとき》君そして後に紀博君の婚約者になる杉原美知佳《すぎはら みちか》さんが登場する「Yoriyama Brothers」です。

『掘り出しミックスナッツ』 掘り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 2-
 ふと立ち寄った図書館で見付けたのは、俺の母校の卒業アルバムだった。……しかも、俺が卒業した、百年前の。
 一次創作4本「百年目の再会」、「倫秋兄様《みちときにいさま》奮戦記」(双方『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「それは、二月十五日の夜に」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「最後の帰郷」と、二次的著作物ではない二次創作(『小説BADOMA』と同じ背景世界を持つ)「器を巡りて」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第二弾です。
 レジクレ物は、「百年目の再会」と「倫秋兄様奮戦記」です。但し、「百年目の再会」の方は、紀博君がサイオニックとして覚醒して後のお話です。

『掘り出しミックスナッツ』 捻り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 3-
 銀河連邦の植民惑星のひとつソイ星で生まれ育った少女レベッカは、或る日、風変わりな目的を持って出掛けた場所で、不思議な青年と出会う……
 一次創作4本「肖像画《ポートレイト》」、「引退」、「今回限り」(以上、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「ミンヘの場合」(『綺譚 月石の民』シリーズより)と、二次創作(『小説BADOMA』の番外編)「来訪者」を、リライト/リバイス/書き下ろして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第三弾です。
 レジクレ物は、「肖像画」、「引退」及び「今回限り」です。但し、「肖像画」と「今回限り」は、紀博君がサイオニックとして覚醒して後のお話です。

伝説の始まり
 覚醒後の紀博君は、2112年4月からニューヨーク・シティ――その昔は「アメリカ合衆国」と呼ばれていた地域の一部――へ渡って半年ほど働いた後、「何処でもいいから、自分が行くべき場所へ」という一種無謀な“瞬間移動《テレポーテーション》”により、地球そのものを遠く離れてしまいます(おいおい)。
 その時に辿り着くのが、MMSの舞台であるミディアミルド(おいおいおい)。彼はそこで、自分の“前任者”であるミディアム・サーガ、そして“守るべき人”の存在について聞かされることになるのです。
 むっちゃぶっちゃけ気味に言いますと、“守るべき人”は、遠い遠い過去の時代から様々な星を巡って“巨きな何ものかを守る為に苛酷且つ困難な役目を負うことになる”者を選んで生誕前に平和裡に取り憑き(……身も蓋もないな(汗))、その被選定者に、先述の能力を始めとした“伝説的な力”と、当人にとって最適な肉体年齢に達して後は老いることなき肉体と、尋常ならぬ死とを与える……存在なのだとか。んで、サイキックミラーに付随する学習能力を以てしても予知能力だけは決して身に付かないものの、死を間近に控えた時にだけ予知が訪れ、為すべきことを為してから逝けと当人に悟らせるのだとか何とか。

 で、ミディアミルドで色々あって後、西暦2113年末に地球へ戻ってきた紀博君は、“謎の生命体”の襲来により滅亡の危機に瀕している“赤い地球”の姿を目の当たりにします。
 所謂“赤星事変《せきせいじへん》”と呼ばれる災厄です。
 神出鬼没、不定形……などなどの特性から銀河連邦軍――あ、2112年に植民惑星マスタードへの正式な移民が開始されたことを機に、「太陽系連邦」から「銀河連邦」に改称しています――を翻弄し寄せ付けなかった“謎の生命体”ですが、紀博君のレジェンダリィ・サイキックパワーに惹き寄せられ、自ら襲ってきます。……居所を掴もうと努力しなくても向こうから来てくれるという点では、銀河連邦軍より紀博君の方が遙かに楽をしているという説も(苦笑)。
 何だかんだで、その“謎の生命体”が取り込んでいた“地球のエネルギー”を地球に還元する形で返り討ちにしたことで、彼は、地球を滅亡の危機から救うことになります。……そのまま姿を消せれば後々の面倒に巻き込まれることもなかったんでしょうが、力を使い果たす恰好で一時倒れてしまったことで、地上へ偵察に出てきた銀河連邦軍情報局の将校(旧知の)に発見されてしまい(笑)、一時的にながら“収容”の憂き目に遭う羽目に。
 この時、彼が“謎の生命体”を倒して“地球を救った”ことを銀河連邦軍情報局に把握されてしまったことが、彼の“伝説”が巷《ちまた》に洩れ流れて広まることになった“元凶”とも言えるでしょう(汗)。

銀河連邦軍情報局とロキシード・コンツェルン、そしてルーク博士
 以後の紀博君は、彼の力を利用したい、或いは危険/邪魔だから抹殺したい、と考える銀河連邦軍情報局、そして超巨大独占企業体《ハイパー・コンツェルン》であるロキシードなどから、折々に狙われる身となります。

 情報局は、かつて特殊処理部内に存在した秘密結社ダークメサイアとの因縁もあるから狙われても仕方ないところがあり(汗)、また、ニューヨーク・シティ……に向かう前に一時滞在したアンカレジ・シティで知り合って奇妙な友情を結ぶことになった情報局特殊処理部の将校・吉沢満《よしざわ みつる》君――最終的には情報局の長官にまで昇り詰めた――も居ましたので、紀博君にとっては「何が何でも絶対拒絶」というほどの相手ではなく、場合によっては協力関係を築くこともありました。

 他方、ロキシード・コンツェルンは、「問答無用で絶対拒絶」の相手だったようです。ロキシードが「植民惑星内での内乱や抗争を煽って両陣営に兵器を売り付けるという“戦争屋”の顔を持っていた」ことが最大の理由ですが、殺された親友が継ぐ筈だった独占企業体を地球復興のどさくさ紛れに吸収してしまった奴ら、という辺りも気に入らなかったのかもしれませんな(汗)……ってゆーか、その吸収の動きを阻止してくれと道野コンツェルン側の関係筋(※当の道野家ではない)から依頼され、断わり切れず引き受けたものの最終的には防ぐことが出来ず、しかもその折の動きでロキシード側に存在を認識されることになってしまったんですわ紀博君てば(苦笑)。

 しかし、この時代(特に前半)の紀博君にとって、銀河連邦軍情報局やロキシード・コンツェルン以上に厄介だったのが、ジャスティ・ソニーヴ・ルーク博士でありました。
 ルーク博士は、2120年代から抗サイオニック兵器類を次々と世に送り出す天才ですが、銀河連邦軍情報局在籍時代に知った“伝説のクレイン《レジェンダリィ・クレイン》”こと紀博君を“またとない抗サイオニック兵器類の実験台”と見做して憚らず(汗)、「どれほど世間に評価されようとも、クレインに通用しない抗サイオニック装置など私にとって何の価値もない」と執念を燃やすような御仁でしたので(汗)、まーそれはそれは事ある毎に彼の実験に巻き込まれて色々と大変な目に遭わされることになる紀博君……
 ルーク博士亡き後も、博士が開発した抗サイオニック兵器類は折々に紀博君を苦しめ続けることになりますので、まさに“天敵”といったところでしょうか(汗)。

 大体二百年ほどの期間に亙るこの時代の作品で外に出ているのは、『掘り出しミックスナッツ』の「百年目の再会」、『捻り出しミックスナッツ』の「肖像画《ポートレイト》」、「今回限り」、そして略称エモサイこと『エモーショナル・サイオニック』です。
 また、エモサイより少し後の話になりますが、こちらにもひっそり潜んでいます。

『はたとせ』 はたとせ -「千美生の里」 20周年自選蒐-
 野間みつねが個人サークル活動を開始した1995年から出してきた刊行物の中から13本を収集、最後に当たる2015年のみ書き下ろし短編を収録。長編は章または節単位で抜粋(複数の場合あり)。中編・短編は丸ごと一本を掲載。架空世界物は無論、似非歴史物から未来世界物まで、幅広く採用。書き下ろし短編「V《ブイ》回収一件」は『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ作品。
 なお、付録として、自家印刷製本の「『はたとせ』あとがきになり損ねた話」を同梱。上記の「V回収一件」だけでなく、こちらにも紀博君が登場(笑)。
 A5判、292ページ、頒価1,200円。
 どうにかこうにか292ページに抑え込んだので、頒価も1,200円に出来ました(汗)。
 作品は刊行順に収録されていますし、まさに20年を概観出来る豪華カタログとも言えます。
 因みに、区切り毎に扉ページを紙替えしていますので、小口や天地を見れば切れ目がわかります。なので、お好きな場所から開いて読むことも出来ますよ(笑)。

謎多き組織グラスラップと総統アリーズ
 情報局やロキシードと散々やり合ってきた経験により、不本意ながらもトラブル対処に慣れてきていた紀博君ですが、2310年代に大きな転機が訪れます。
 幼いサイオニックばかり集めて教育しているという、何を目的としているのか判然としない怪しげな組織、グラスラップ――流れてきたそんな情報に関心を持って接触してみたらば、その情報を流したこと自体が、グラスラップ側が紀博君を誘《おび》き寄せる為に仕掛けた罠(汗)。
 ところが、そのグラスラップの総統アリーズ嬢が紀博君を誘き出して捕まえた理由というのが、実はホニャララだったという……(色々誤魔化しておきまーす(笑))

 まー、そんなこんなで(こら)、アリーズさんには身も心も訝しいほどに惹かれてしまうものの、彼女が頂点に立つグラスラップに所属する超優秀なサイオニック(通称、グラスラップ・ソルジャー)達には折に触れて無茶苦茶やられて死の淵まで追い詰められ……「だって、あなたがそこに居るから」という大変理不尽な理由により(汗)、アリーズさんからグラスラップ・ソルジャー達を嗾けられる境涯に置かれてしまう紀博君なのでした……(苦笑)
 グラスラップは、イリーガルな活動も辞さない組織ですが、どうやらその根底には「サイオニックでも生きづらくない世の中を」という理念が潜んでいるらしく、紀博君としては対処に困惑させられる相手です。ズタボロにされること自体は迷惑極まりないものの、止《とど》めを刺されることはありませんし(これは総統が「何をどう仕掛けても構わないけど、死なせては駄目」と厳命しているから(苦笑))、何よりアリーズさん個人にはどうしても惹かれてしまう。単なる敵対関係には終わらず、しかし、だからと協力関係にもなり切れず。
 “永遠の十八歳”アリーズさんやグラスラップとの奇妙な関わりは、凡そ百五十年ばかり続くことになります。

「伝説がたり」 チラ見せ 伝説がたり
 「Text-Revolutions」名物(?)の「300字SSポストカードラリー」、第4回「桜」参加作品。
 架空の地球史の延長線上にある未来世界が舞台である『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの主人公に登場願いました(苦笑)。例によって、300字ギリギリでの書き下ろしです(汗)。
 ポストカードサイズ1枚、無料ですが、既に品切れです(汗)。タイトルに貼ってあるリンクを踏むと、全文&コメントが読める「300字企画」さんでの作品公開ページに跳べますので、そちらでどうぞ~。
 短い作品は得意ではないのですが、ネタが何とか落ちてきましたので頑張ってみました。
 紀博君とアリーズさんの、ささやかなデート風景です(笑)。

銀河連邦の弱体化と神聖銀河帝国の出現
 ……はっきり言って、紀博君の最晩年です。
 なので余り色々書けないのですが……予知能力がない筈の自分に訪れた、予知らしき光景……しつこいほど夢や白昼夢に見続けるその光景に「死期が近い」と悟った紀博君は、或る思いを胸に、自分が実在した痕跡を消そうと動き出します。ところが、その最中《さなか》に、銀河連邦弱体化に伴って“独立”誕生していた神聖銀河帝国の“神帝”が、「銀河連邦の主星の座にしがみつく地球をこの宇宙から消滅させる」と宣言。またしても滅亡の危機に直面することになった地球を何とか守れないか、神帝の“暴挙”を止めるにはどうすれば良いのか――有効な手立てを見出《みいだ》せず煩悶しつつも、自身が実在したという証拠になるデータを“破壊”し続けていた紀博君の前に、やがて、思わぬ事実が立ち現われます。
 そして、紀博君の一連の行動によって図らずも一旦は回避された……かに思われていた地球消滅の危機が再燃したと判明した時、それを阻止出来る最短距離に居たのは――? ……いや、それが誰なのかってことは勿論バレバレですわな(苦笑)。
 そして、全ての“役目”が終わった時、紀博君は、“守るべき人”の真実を知ることになるのです……。





 ……とまあ、ざっくりですが大体こんな感じのレジクレ年代記(?)が、中学時代からのウン十年間も里内に眠っておりまして(苦笑)。
 どれだけ里の外に作品の形として送り出せるかは不分明ですが、少しずつでも本の形に出来るといいな……と……(願)

 だから、ひとまず鎮まりたまえ紀博君~(汗)。
 今やってるMMS続刊の執筆が終わったら、君を出せそうな作品を何か選んで取り掛かってみますから(汗)。
 (……「いいから俺の話を先に書け、書ける時に(笑)」と言い返されそうな今日此頃……)

 ジャンルごた混ぜ短編小説集の第三弾『捻《ひね》り出しミックスナッツ』を、この夏の新刊として刊行致しました。

『捻り出しミックスナッツ』
 ページ数は、表紙込みで60ページ。
 頒価は、300円(送料別)です。
 自家通販は開始しておりますが、発送は8月3日以降となる見込みです。「架空ストア」様での委託販売も、8月4日の朝09:00に開始させていただく予定です。

 これまでの『蔵出しミックスナッツ』、『掘り出しミックスナッツ』同様、シリーズ物としては纏められる当てもない短編を、ジャンルバランス無視で……いや、流石に今回はSFモドキばかりになるのを避けようと考えて「ミンヘの場合」を書き下ろしましたが(汗)……ごた混ぜに集めてあります。
 今回も、『掘り出しミックスナッツ』と同じく、作品数は5本です。

▼歴史系風味と伝奇風味の混じった作品
 『綺譚 月石の民』シリーズの短編です。
 『歳三《おれ》達の場合』の最後の方に登場する“見掛け童女”ミンヘさんが月石の民に生まれ変わった時のお話なので、うんと時代を遡って、日本で言えば鎌倉時代の頃(元寇より前)が背景となります。つまり、明代に刊行された『三国志演義』どころか、元代の『三国志平話』すら刊行されていない時代ですので……(以下略)
▼二次創作に分類されるファンタジー作品
 『小説BADOMA』3巻の番外編に当たります。オリジナルキャラクターであるフォーリア魔道学院見習生フィル少年の側から、黒魔道師タンジェ君との出会いを描いている作品です。
 2016年に『長編上等ガイドブック』に寄稿した作品に思いっ切り加筆しています。いやー、こっちは字数制限ないですから(爆)。
▼舞台が未来世界の作品
 『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの短編が、今回は何と3本! 西暦2245年、2109年、2118年、それぞれの頼山紀博《よりやま のりひろ》君に出会えます。また、どうして紀博君が他人《ひと》から「クレイン」と呼ばれるようになったのか……そして何故、ファミリーネームを必要とする際に「クレイン・ロード」と名乗るのか……それらの理由が何気なく(?)判明することに(笑)。
 ……あと、大変に余談ですが、「今回限り」の出来事が起きた西暦2118年は、抗サイオニック兵器類が世に出てくる前+超能力者《サイオニック》の能力を引き出す訓練手法が各所でまだ余り成熟していない、という時代なので、紀博君、けっこー無敵モードでございます(苦笑)。
 因みに「肖像画」は、「Text-Revolutions」(以下、「テキレボ」)公式アンソロ『imagine』に寄稿した作品でもありますが、ルビフルバージョンとなっておりますので念の為。そもそも、タイトルからして「肖像画」にルビ振る形になっていましてな(爆)。Web記事だと、タイトルにはルビが指定出来ないので、已むなく「ポートレイト」という読みの方で寄稿しましたからね……(苦笑)。
 (参考までに、頂いたコメント等を集めたモーメントはこちらから)

 収録作品は、収録順に、「肖像画《ポートレイト》 」、「来訪者」、「引退」、「ミンヘの場合」、そして「今回限り」の、計5編。勿論、全て、リライト、リバイス済または書き下ろし作品です。

 なお、二次創作が1本混じっている冊子ながら、作品数でもページ数合計でも全体の半分には遙かに及ばない為、オリジナルオンリーイベントでも頒布致します。

 例によって例の如く、里の書庫の紙媒体作品目録に試し読みを上げると共に、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」さまにも立ち読みの為の見本を置いています。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
 なお、書庫の試し読みには二次創作「来訪者」を、「Happy Reading」さまでの立ち読みには一次創作「肖像画」を、それぞれ選んで収録しております。後者PDFは、テキレボアンソロ寄稿分と内容的には変わりませんが、当然ながらルビフルバージョンです(汗)。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ 捻り出しミックスナッツ → こちらから

 7月14日に福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」にて開催される「みちのくCOMITIA 5」(以降「みちのくティア」と記載)への委託予定品リストをアップ致します。

みちのくティア5 サークルカット
配置 : 委託26

 久々の参加ですので、初委託となるものばかり預けることにしています。なお、無料試読冊子を除けば読み切れる作品ばかりです。
 以下、書影付きで紹介致します。



みちのくティアへは全て初委託
『魔剣士サラ=フィンク』 ■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作も、ようやく、完結刊行まで漕ぎ着けることが出来ました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。

『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 ■ 『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 無料試読冊子
 今夏刊行した『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2章までを収録した冊子。
 単行本刊行に伴い、これまでの「刊行準備冊子」から、こちらに移行。820ページ本の試し読みに最適。
 A5判、44ページ。
 820ページの中から44ページ、という意味で、このタイトルにしました。
 初版は、単行本の中身(カバー下)と同じミニッツGA(※色は違いますが)に、カラー印刷表紙です。
 刊行準備冊子には収録していなかった人物紹介とリファーシアの世界地図も掲載しています。
 イベントでは無料配布ですので、どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。

『早蕨号、異世界をゆく』 ■ 早蕨号、異世界をゆく
 俺、赤糟毛馬《あかかすげうま》の早蕨《さわらび》は、土方歳三《ひじかた としぞう》と江戸以来箱館《はこだて》までの転戦を共にした乗り馬である。「千美生の里」の中にある我々の“作品世界”とやらから突然に行方を眩ましてしまった伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の亡霊を捜す為、土方と俺は、里の中にある他の“作品世界”へと踏み込むことにした……。
 A5判、64ページ、頒価400円。
 表紙・本文共にオンデマンド印刷、少部数で刊行。再版予定なし。なお、和綴じ装幀につき、糸のほつれや紙のズレなど些少の難がある場合がございます。予め御了承ください。
 ウェブ上の交換日記「里の茶店 万年貸切部屋」(現在は閉鎖済み)で2002年9月に起きた「亡霊先生失踪事件」を題材にした作品です。長らく「里の納屋」で未完状態のまま公開してきましたが、完結させた上で刊行物に致しました。
 野間みつね作品の主要世界を巡る、割にライトな作品です。
 急遽の刊行だったにも拘らず、かつて交換日記メンバーのおひとりだった「かきくけ工房」の高井玖実子さまが表紙を描いてくださいました……(五体投地!) 特に、裏表紙は必見です(笑)。


300字SSポストカード@ちらし置き場
「時間の証」 チラ見せ ■ 時間《とき》の証
 テキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降、「テキレボ」)名物「300字SSポストカードラリー」第6回参加作品。
 この回のテーマは「時計」でした。『魔剣士サラ=フィンク』のリファーシア世界が舞台です。例によって例の如く、300字ギリギリでの書き下ろし(汗)。
 ポストカードサイズ1枚、勿論無料です。
 テキレボアンソロ「海」への寄稿作品「漂う遺跡」と連係しています。
 山ほど刷りましたので『魔剣士サラ=フィンク』の強制付録にもなっています(汗)。本編でも何気なく登場するアイテムですしね(苦笑)。

「誕生」 チラ見せ ■ 誕生
 テキレボ名物「300字SSポストカードラリー」第7回参加作品。
 この回のテーマは「雪」でした。再び、『魔剣士サラ=フィンク』のリファーシア世界が舞台。例によって例の如く、300字ギリギリでの書き下ろしです(汗)。
 ポストカードサイズ1枚、こちらも勿論無料です。
 テキレボアンソロ「花」への寄稿作品「試験」と連係しています。
 前回よりは減らして刷りましたが、それでも、そう簡単にはなくならない量です(汗)。出す予定の外伝集の強制付録にしますかね(こらこら)。




 以上、当日、みちのくティアに足をお運びの皆様、どうぞ遠慮なく覗いていってやってくださいませ。
 委託番号は、「26」となっております。
 委託品は、有料頒布物は3冊ずつ、無料頒布物は5冊(いずれも見本誌を除く)となっております。300字SSポストカードは10枚ずつ送らせていただきました。いずれも、万が一にも品切れの際は御容赦ください。




 本サイト内の紙媒体他作品目録ページでは、試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

サイト内の試し読み掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから(ページトップまたは末尾のリンクから3か所分辿れます)
   ■ 早蕨号、異世界をゆく → こちらから(第一章全文掲載)

 また、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも、上記とは異なる場所から見本を投稿済みですので、御参考まで。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから
   ■ 早蕨号、異世界をゆく → こちらから

 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ……。
 他の作品も覗いてみたいという奇特なお方は、こちらの作品一覧ページからどうぞ。

 6月30日(日)、北海道COMITIA(以下、略称の「北ティア」と記載)の、祝! 第10回目!! に直接参加してまいりました。

札幌コンベンションセンター/当日の朝
 今回は、初めての会場、札幌コンベンションセンターの大ホールでの開催。
 前日に下見に出掛けた際、コンベンションセンターへ向かってゆく左側のルートが石畳(広いけど)、右側がアスファルト(狭いけど)だったので、右側のアスファルト歩道の方がカート引きには楽なのでは? と浅はかにも考えたのですが、当日、実際にカートを引き摺ってみた感想としては……帰り(注:行きより少し荷物が少ないがイベント後の疲労もあるので同程度と見做す)に比較の為に通ってみたアスファルトルートよりも、行きに信号の都合で選んだ石畳ルートの方が遙かに楽でした(爆)。歩くには気にもならないけどカートには厳しい、つまりはそういう舗装状態のアスファルトでございまして(苦笑)。来年からは迷わず石畳側ですな。



 予め机や椅子を並べてもらえるホテルでの開催ではなくなった為(?)、設営協力隊の集合時刻も、08:30に前倒し。
 とは言え、集合時刻に説明を受ける時には既に、殆どの机がスタッフさん達によって並べ終えられている状態で、我々のお手伝いは椅子の設置から……およよ、折り畳み式のパイプ椅子じゃないんだー。自分の勤め先の会議室で追加椅子として使われるのと同じ、30脚ぐらいを専用台車に安定的に重ねて収納できる椅子でした(……説明になってない/下の写真で御確認を)。

 全体設営は割と早めに終わり、サークル入場までに30~40分ほどを残して自スペースの設営に入れたのですが……例によって例の如く、設営完了は開場ギリギリ(汗)。
 よって、こちらの写真撮影は開場直後でした。

北ティア10 「D 13-14」 左から  通路がかなり広かったので、前垂れポスターを使いました。……ええ、2月の文フリ広島ほどではなかったですが、とても広かったのです。なので、今迄の北ティアよりも、前垂れポスターに視線を投げてくださる方が多かったような気がします。ただ、お隣の「藍色のモノローグ」さんの所も素敵な前垂れポスター使われていたので、そっちに向けられた視線だったかも(笑)。

 そしてこちらは、逆方向からの写真がブレブレだったので、開場25分後に改めて撮り直した写真。

北ティア10 「D 13-14」 右から  ……お気付きになりましたでしょうか(汗)。

 鈍器タワーが! 欠けてますよ! マジデスカ!!

 開場後30分以内に超鈍器が貰われていくとか、よもや此処は夏コミ会場ですか(違)。
 第6回、第8回辺りでは、無料配布が貰われていく頻度も下がっていて、「そろそろ頭打ちかなぁ……」という気もしていた北ティアですが、通路が広くなったおかげか、逆に、見てもらい易くなった感がありました。……いや、超鈍器タワーを組んだのは北の大地では初めてでしたから、そっちの効果ですかねえ(汗)。「うわっ、あれ見て、厚い……!」と言いながら通り過ぎてゆく人、結構いらっしゃいましたから(笑)。
 ……あ、こちらの机は奥行が60cmと、通常の会議机より広かった為、本の背ではなく地(※白い)を見せるディスプレイが可能でして、そのことも、タワーが変に埋没せずに済んだ理由かな、とも思っております。本の厚さが一撃でわかるのは、ウチの本の場合、背よりも寧ろ天地ですからね(苦笑)。



 超鈍器効果なのか、無料配布類の動きも、第6回・第8回とは明らかに異なりました。
 以下、無配エリアの変遷を記録した写真、三連発です。

北ティア10 無配エリア 初期状態
北ティア10 無配エリア 300字SSポスカセット完配後
北ティア10 無配エリア 「長編上等」企画無配完配後  それぞれ、開場直後、約1時間半後(=300字SS「雪」ポスカセット完配後)、約3時間後(=「長編上等」企画冊子完配後)、の様子です。
 最後の写真では既に、無配のセットは、『長編上等とーとつ☆ばっすい集3』よりも先に品切れとなっており、超鈍器の試読冊子のみを積む恰好でした。……うん、久々に、無配の引きが良い北ティアでしたね。

 ……余談ですが、向かって左脇にチラッと映り続けている超鈍器、撮影毎にタワーが1冊ずつ低くなっている状態まで一緒に写っていることに、写真加工時に初めて気が付きました(爆)。
 今回は、開場後30分以内にお買い上げの方はお見えになるわ、 一旦無配セットをお渡ししておいた方が「やっぱり買います!」と戻ってこられるわ……本当に本当に有難いことでした(涙)。

 あっ、あと、ガラガラ回転棚が一度も動かされていないことも、ばっちりわかりますな(苦笑)。中には「わ、考えたなー!」と目を留めてくださった方もいらっしゃったのですが、実際に回してくださるには至らず(大苦笑)。POPにもある通り、回せるんですよ!



 さて、今回の大きな反省点としては、委託を受けた御本が動かなかったことですね……

北ティア10 委託品『Shuffle!!』  POP自体は、スペース内で最も目立つように、と考えて作成したのですが、前垂れポスター類にまで気が回らず、遠目に見た時に訴求力に欠けてしまったかもしれないなあと……
 ……いや、黙っていても目立つ超鈍器タワーの隣に置くのが悪い、と言われればそうなんですが(汗)、今迄の経験上、通路に近い角地の方がまずは目に入ると考えたんですよ……うーんうーん……難しいですね……似たようなディスプレイを考えることになるであろう文フリ広島では、もう少し目立たせられるよう、内容を紹介するポスター類での訴求と配置場所とを考えようと思います。←おい参加する気か(汗)

 ただ、動かなかったと言えば、超鈍器以外の有料頒布物も全く動かなかったので(苦笑)、うんまあ、詰まるところ、今回は超鈍器が全部持っていってしまったのかな(汗)、とも。



 という次第で、北ティア10当日拙サークルにお立ち寄りくださった&拙作をお求めくださった全ての皆様、そして北ティアスタッフの皆々様に、心から感謝申し上げます。
 特に、撤収時に多大な御協力を頂いた「えすたし庵」の柊呉葉さん&「藍色のモノローグ」の藍間真珠さんには、伏して大感謝を……(平伏)

 次回北ティア11は委託参加となりますが、無料試読冊子をお渡しした皆様にもお話ししました通り、ちゃんと超鈍器『魔剣士サラ=フィンク』は委託致しますので(汗)、何卒宜しくお願いします!!

 来年は……日程はまだ教えてもらえませんでしたが(閉会後、主催者様を軽ーく直撃してみた(笑)),、行けそうな時期でしたら直参しようと思います。……うん、来年は、コミケが5月に移動することもあって、色んなイベントの開催時期がぐっちゃぐちゃの様相を呈してますからねえ……大丈夫かなあ(汗)。

 6月30日(日)、札幌コンベンションセンターの大ホールにて開催される「北海道COMITIA 10」(以降「北ティア」と記載)に於ける、拙サークル頒布予定品をリストアップ致します。

 通販の際に必要となる重量などの詳細につきましては、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります(但し、一部、敢えて設けていない物もあります)。

 また、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも殆どの作品の見本を投稿していますので、こちらの一覧から御参照ください。

北海道COMITIA 10 サークルカット D-13 北海道COMITIA 10 サークルカット D-14
配置 : D 13-14
(D島の島端/カタログ上では「千美生の里+」との合体参加です)

 なお、今回も、「300字企画」さんから、「第9回Text-Revolutions」(以下「テキレボ」)で開催された300字SSポストカードラリー(第7回)「雪」の参加作品集(注:参加全作品集ではありません)を、5セット限定でお預かりしています。無料配布、早い者勝ちです(汗)。入手されたい方は、どうぞお早めに!

 また、今回は、「シャッフル創作企画」さんから短編集をお預かりしています。

他サークル様からお預かりした委託品
『Shuffle!!』 ■ Shuffle!!
   頒価:1,000円
   文庫判 192ページ
 「燎火堂」の奈木一可さんが企画された「シャッフル創作企画」さんからお預かり。
 6人の参加者が提出した「タイトル」と「キーワード」を籤引きでランダムに割り当て、その内容に沿って短編小説を書く企画の作品集。
 一気に読み終えられること請け合い! 企画ページからは各編の出だしが読めます。
 野間みつねも、『魔剣士サラ=フィンク』の世界での書き下ろし番外編「遠くとおく」を寄稿しております。




 以下、当方の頒布物です。

北ティアでは初売りの既刊
『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 ■ 『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 無料試読冊子
 今夏刊行した『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2章までを収録した冊子。
 単行本刊行に伴い、これまでの「刊行準備冊子」から、こちらに移行。820ページ本の試し読みに最適。
 A5判、44ページ。
 820ページの中から44ページ、という意味で、このタイトルにしました。
 初版は、単行本の中身(カバー下)と同じミニッツGA(※色は違いますが)に、カラー印刷表紙です。
 刊行準備冊子には収録していなかった人物紹介とリファーシアの世界地図も掲載しています。
 イベントでは無料配布ですので、どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。

『「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集3』 ■ 「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集3
 当方がテキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降、「テキレボ」)にて主催する「長編上等」という「続き物長編小説応援企画」(ユーザー企画)で発行している、既刊抜粋サンプル集、第3号です。
 「テキレボ8で、3巻以上で構成される続き物小説作品を頒布予定であるサークル」という条件等で参加者を募り、23サークル26作品が集結。内19作品から「とーとつ☆ばっすい」が集まりました。抜粋掲載がない登録作品も、基本データは掲載しています。勿論、今回も無料配布です。
 A5判、92ページ。

 拙サークルは、『ミディアミルド物語』『小説BADOMA』の2作品で参加。
 テキレボ8に参加していたテキスト系の続き物作品を少しずつ試し読み出来る、無料配布冊子です。
 継続参加の作品も、前回までとは異なる場面が抜粋されていますので、従前の冊子をお持ちの方でも問題なく愉しめます。

その他の既刊
▼ 架空世界を舞台とした歴史群像劇 『ミディアミルド物語』シリーズ (推奨する購読順に掲載)
 ……そもそも架空世界ミディアミルドってどんな世界? という辺りは、そのものズバリ、「ミディアミルドって、どんな世界?」という記事がございますので、覗いてやってくださいませ。

■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 2017年10月、改訂第五版刊行。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行されています。

 第四版での誤りや用字等を改め、第五版となりました。

■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 A5判、164ページ、頒価600円。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、十七歳の秋、一頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 本伝2巻と3巻との間でお読みになることを強く推奨しています。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 なお、外伝集は、現在5冊刊行済みです。本伝と異なり続き物ではありませんので、それぞれ単独でも読めます。

■ ダグディグル・グルーグラス -ミディアミルド物語 3-
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎《グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……
 A5判、108ページ、頒価500円。

■ 最後の一年、最初の一日 -ミディアミルド物語外伝集 2-
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、十三歳の時から十六歳の現在まで、大過なく務めてきた。十七歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。
 A5判、196ページ、頒価700円。

■ その佳き日まで -ミディアミルド物語外伝集 3-
 マーナ近衛隊の副長であるノーマン・ティルムズ・ノーラは、さる騒動が元となり、上官の娘マリ・ジェラルカ・マーラルと婚約した。挙式までは二か月。長くもなく短くもない、恙なかるべき筈のその婚約期間は、しかし、何事もない穏やかなものとはならなかった……
 表題作の他、短編「ささやかなる陰謀」及び「命知らず」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。

■ ムグロールの赤狼 -ミディアミルド物語 4-
 バルバミラの戦いで力尽きた〝恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。長き眠りから目を覚ました彼の前に現われたのは、ひとりの〝少女〟であった。彼女の存在に戸惑い、その言葉に苛立ちと反発を覚えるミディアム。だが、語り続けるその〝少女〟に突如として襲い掛かってきた暴風の禍々しさに、ミディアムの体は咄嗟に動いていた……
 A5判、140ページ、頒価550円。
 本巻から、作品の舞台が大きく北東へ広がります、とだけ(苦笑)。

■ マーナの知将《ドー・ルーム》 -ミディアミルド物語 5-
 カタゴラの戦いで大敗を喫したマーナ。唯ひとりこの戦に強硬に反対したことから自邸謹慎を命じられていた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラムは、改めて主君から意見を求められ、暫しの不戦策を主張するのみならず、諸人を疑心暗鬼に陥れる不穏当な進言を行う。だが、それは、真の目論見をレーナの目から隠す為の詐術に過ぎなかった……
 A5判、148ページ、頒価550円。
 主人公その1と主人公その2が、いよいよ出会うことに。

■ 将軍と呼ばれる迄に -ミディアミルド物語外伝集 4-
 ジャナドゥ養成所が多数あることで知られるシベルリンの森、高名なジャナドゥ養成者タカナ・ルーミンの許で厳しい訓練の日々を送っていたグライン・マーリは、或る朝、養成所を訪れた金髪の青年に興味を惹かれ、樹上からその後を追い始めた……
 表題作の他、掌編「ソフラ小景」、中編「リーズルの若き鷹」、短編「歪んだ糸の物語」「暁闇」及び「奇妙な旦那様」を収録。
 A5判、188ページ、頒価700円。
 本伝5巻と6巻との間でお読みになることを強く強く推奨しています。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが中心となる作品群です。特に、ケーデルをミディアミルド史上最年少での将軍職就任に導いたクデン併合、本伝では主人公その1側に視点を据えて物語を進めた為に敢えて描かれなかった出来事ですが、そこへ至る諸々が、表題作で明らかにされます。

■ 遠きが故に -ミディアミルド物語 6-
 マーナとレーナの国境の村ステイクで倒れ、辛うじて救出されたが仮死状態に陥ってしまったミディアム・サーガ。長老候補ソフィア・レグは、目を覚まさぬミディアムをエルの町まで移送してみたものの、快復の手立てを掴めずにいた。そこへ、ひとりの優れた薬師《くすし》がふらりとエルに姿を現わした、という知らせが飛び込んでくる……
 A5判、172ページ、頒価600円。
 主人公その2.7《にーてんなな》であるジョディアン・ヴィルマーが、しれっと登場します。

■ 縄なき繋縛《けいばく》 -ミディアミルド物語 7-
 レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
 A5判、132ページ、頒価500円。

■ レーナから来た青年 -ミディアミルド物語外伝集 5-
 マーナ暦デリーラ六年仲冬第二月、マーナ第一王女の婚礼祝賀の席に、近国レーナからの使節の一員として、ソフィア・レグという青年が居た。マーナ王ララド・オーディルは、奇妙なことに、以前その青年と何処かで出会っているような気分を拭い去れないでいた……
 表題作の他、「ある茶話会の風景」、「ダランドー叔父様との思い出」、「シベルリン小景」、「最後の夏」、「闇に向かって走れ」を収録。
 A5判、116ページ、頒価500円。
 『ミディアミルド物語』の外伝集は本伝未読でも構わないという作りになっていますが、これは割に短い作品が集まっており、そういう点では取っ付き易い外伝集かなとは思います。
 なお、テキレボ5で開催された「伯父/叔父コレクション」に、本外伝集に収録の「ダランドー叔父様との思い出」で参加し、主催のオカワダアキナさんから有難いレビューを頂きました(深謝)。

■ 垣間見る未来 -ミディアミルド物語 8-
 クピー・ニルグリスは、バタールの戦いで負った傷の癒えぬジス・エルミを伴い、故郷であるムグロールへと赴く。しかし、その転地療養の真の意図は、ジスではなく、クピー自身の体調に因るものであった。翌年の初夏、そのクピーからムグロールへ呼び出されたミディアム・サーガは、辿り着いた宿場町ケイで、驚きの光景を目にすることになる……
 A5判、188ページ、頒価700円。

■ 祝婚 -ミディアミルド物語 9-
 レーナの長老候補ソフィア・レグが婚約したという知らせが、未だ新年の祝賀気分も色濃いマーナ宮廷にも届く。マーナ王ララド・オーディルは、その知らせを携えてレーナから来着した使者に対し、早速に慶賀使節を差し向ける由を告げると、その使節団の副使として、近衛副長タリー・ロファを指名したが……。
 A5判、260ページ、頒価1,000円。

■ ミゼルでの遭遇 -ミディアミルド物語 10-
 マーナから慶賀使節としてレーナの都シャーラミディアを訪れていた近衛副長タリー・ロファは、一連の行事への参加を終えた翌日、ミディアム・サーガの案内で、シャーラミディア市中へ出た。しかし、穏和裡に過ぎると思われたその散策中、何げない会話の中で或る事実に気付いてしまったタリーは、その場に立ち竦んだ……
 巻末付録として、星村朱美様のイラスト類を一部再録。
 A5判、176ページ、頒価600円。

■ 灰色の翼 -ミディアミルド物語外伝集 6-
 マーナ暦チャベラ十五年晩夏、マーナ近衛隊に見習として入府した、チャベラ二年生まれの三人の少年、タリー、ベルマン、ナイルス――後に〝チャベラ二年生まれの三羽烏《さんばがらす》〟と呼ばれるようになる彼らが、入府半年後の晩冬初旬に直面した、或る事件とは?
 表題作の他、「セタリナーサの少年」、「月光《セタリナーサ》亭」、「運命のままに」、「青天の霹靂《へきれき》」、「頭立《かしらだ》つ日」、「ヴェルナーサの少年」を収録。主要登場人物の本伝登場前史が中心。
 A5判、112ページ、頒価500円。
 基本的に、ミディアム君以外は、〝本伝登場前〟が描かれています。ただ、従前刊行した外伝集で本伝登場前が描かれているキャラクターについては、更に若い時期から採用しています(笑)。
 ……本伝の大ネタバレが潜んでいる作品がありますので、最低でも本伝4巻までは読んでおいてほしいなとは思いつつ、短めの作品が多いので、取っ付きは悪くないかも。

▼ 土方歳三中心の似非歴史物 『まなざし』シリーズ ▲
■ まなざし 上
 幕末、文久三年秋、京都――壬生浪士組(後の新選組)副長土方歳三は、ある男から苦しい胸の内を告げられる。それまで男色とは縁なく生きてきた歳三は相手を拒絶するが、その夜を境に、いずれ殺さねばならぬと思い決めていたその男の思わぬ姿を知る機会が重なって……
 鳥羽伏見の戦いが終わるまでを収録。
 A5判、332ページ、頒価1,500円。
 店頭見本誌のみ(残部1冊)。この形での再版は致しません。
 野間みつねが1995年来書き続けた〝私家版 土方歳三〟です。
 改訂・合本の上で上下巻(……各巻332ページ(汗))物として刊行する為、冊子を7冊出したところで頒布を停止。2003年に上巻を刊行、そして2008年末、やっとやっとやっとこさ下巻を刊行、母屋(笑)を完結させることが出来ました。
 男色絡みの展開も含まれているので(特に上巻)、苦手な方は御遠慮ください。

■ まなざし 下
 鳥羽伏見の戦いで大きな犠牲を出した新選組は、都を離れ、江戸へと戻った。副長土方歳三は、新たに厩に入った癖の悪い若駒を自分の乗り馬に選び、早蕨《さわらび》と名付ける。その早蕨と遠駆けに出掛けた先で、歳三は、彼を伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の敵《かたき》と称して勝負を迫るひとりの青年と出会うが……
 土方歳三の箱館での戦死まで+αを収録。
 付録冊子として、史実と虚構部分について書き留めた『虚実皮膜』(無料)を同梱。
 A5判、332ページ、頒価1,500円。

■ 初音には遠く ~『まなざし』拾遺話集~
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。
 A5判、100ページ、頒価450円。
 『まなざし』シリーズの中では最も危険度が低い、雰囲気を掴むには向いている一冊……ではありますが、男色絡みの直接的な展開も一瞬あったりしますので(汗)、苦手な方は御遠慮ください。

■ 残し置く言の葉草の記 上 ~『まなざし』傍話集~
 江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
 「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く、傍話集。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 あくまでも、『まなざし』に於ける伊東甲子太郎ですからねっっっっ(汗)。
 本編以上に、男色絡みの展開注意という作品群です。ついでに言えば、女色絡みの展開にも要注意です(汗)。

■ 残し置く言の葉草の記 中 ~『まなざし』傍話集~
 慶応二年師走、新選組屯所に詰めていた伊東甲子太郎は、自身の休息所から、覚悟していた知らせを受け取った。かねてから体調を崩して寝付いていた妾が、いよいよ危なくなったという。叶うことなら看取ってやりたいと考えた伊東が監察を通じて副長土方歳三に外泊を届け出、外出しようとしたところへ……
 「都の春も」「あらそはぬ姿ながらも」「ともに散りなん」「真心の清き心に」「いかでちぎりを結ひ留むべき」「神もゆるして」「なほまどひけり」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く傍話集、その弐。
 A5判、116ページ、頒価500円。

▼ その他、単発物など ▲
■ 歳三《おれ》達の場合
 明治二年五月、箱館《はこだて》一本木関門で狙撃されて命を落とした土方歳三《ひじかた としぞう》は、不思議な輝きに包まれ微睡《まどろ》んでいたが、その輝きから「月石《げっせき》の民として生まれ変わる」と告げられた直後、箱館山山中の小屋で目を覚ます。そこへ、歳三の後見役として、謎の男コンミン登場。大嫌いだった男と瓜ふたつの容姿に反発しつつも彼に惹かれ始めた歳三の前に、やがて……
 男色絡みのお話も出てくるので、そーゆー話が苦手な方は、予め心の御準備を。
 因みに、『まなざし』世界とは全く無関係なので念の為(汗)。
 A5判、140ページ、頒価550円。
 棚差しされている他の本より薄く見えるかもしれませんが、それは昔出した本ゆえに本文用紙が上質70kgだからでして(汗)。

■ エモーショナル・サイオニック -レジェンダリィ・クレイン-
 銀河連邦の植民惑星間を航行する旅客船フェントーク号が、バニラ星上空で原因不明の操船不能に陥り、墜落──挙式間近の婚約者《フィアンセ》をこの事故で喪ったジュード・ナリタ青年は、だが、それが事故ではなく、二百年以上も生きている伝説の超能力者《レジェンダリィ・サイオニック》クレイン・ロードにより人為的に引き起こされたものだと証し立てる映像を見せられる……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》青年が主人公のシリーズから一作品を選び、大幅に加筆改稿。書き下ろし番外編「異動」も収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 続き物ではなく、単巻読み切りです。
 超能力者は出てきますし、舞台も(野間みつね世界の)未来世界ではあるのですが、SFともアクションとも言えないSFモドキです(汗)。

■ 蔵出しミックスナッツ -ジャンルごた混ぜ短編小説集-
 「歩出斉城門、遙望蕩陰里……」 聞こえてきた歌声に、青年は覚えず足を止めた。
 一次創作5本「梁父吟 習作」、「Yoriyama Brothers」(『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「落星前夜 習作」、「Escape!」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「星祭りにはまだ早い」(『通り名はムーンストーン』シリーズより)と、二次的著作物ではない二次創作(『四番目の魔道士』と同じ背景世界を持つ)2本「伝説の前に」、「誓言から逃げる魔道師」を、7本それぞれ全てリライト/リバイスして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 長編体質の野間みつねにしては珍しい、短編集です。
 半ば突発的に刊行しました(汗)。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も2本収録されていますが、7本中5本は一次創作となっております。

■ はたとせ -「千美生の里」 20周年自選蒐-
 野間みつねが個人サークル活動を開始した1995年から出してきた刊行物の中から13本を収集、最後に当たる2015年のみ書き下ろし短編を収録。長編は章または節単位で抜粋(複数の場合あり)。中編・短編は丸ごと一本を掲載。架空世界物は無論、似非歴史物から未来世界物まで、幅広く採用。書き下ろし短編「V《ブイ》回収一件」は『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ作品。
 なお、付録として、自家印刷製本の「『はたとせ』あとがきになり損ねた話」を同梱。
 A5判、292ページ、頒価1,200円。
 どうにかこうにか292ページに抑え込んだので、頒価も1,200円に出来ました(汗)。
 作品は刊行順に収録されていますし、まさに20年を概観出来る豪華カタログとも言えます。
 因みに、区切り毎に扉ページを紙替えしていますので、小口や天地を見れば切れ目がわかります。なので、お好きな場所から開いて読むことも出来ますよ(笑)。

■ 掘り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 2-
 ふと立ち寄った図書館で見付けたのは、俺の母校の卒業アルバムだった。……しかも、俺が卒業した、百年前の。
 一次創作4本「百年目の再会」、「倫秋兄様《みちときにいさま》奮戦記」(双方『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「それは、二月十五日の夜に」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「最後の帰郷」と、二次的著作物ではない二次創作(『小説BADOMA』と同じ背景世界を持つ)「器を巡りて」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第二弾です。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も収録されていますが、自分が勝手に作成した続編ゲーム(汗)の諸々を踏まえての作品なので、『BADOMA』自体とは殆ど関係なくなっております(苦笑)。

■ 早蕨号、異世界をゆく
 俺、赤糟毛馬《あかかすげうま》の早蕨《さわらび》は、土方歳三《ひじかた としぞう》と江戸以来箱館《はこだて》までの転戦を共にした乗り馬である。「千美生の里」の中にある我々の“作品世界”とやらから突然に行方を眩ましてしまった伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の亡霊を捜す為、土方と俺は、里の中にある他の“作品世界”へと踏み込むことにした……。
 A5判、64ページ、頒価400円。
 表紙・本文共にオンデマンド印刷、少部数で刊行。再版予定なし。なお、和綴じ装幀につき、糸のほつれや紙のズレなど些少の難がある場合がございます。予め御了承ください。
 ウェブ上の交換日記「里の茶店 万年貸切部屋」(現在は閉鎖済み)で2002年9月に起きた「亡霊先生失踪事件」を題材にした作品です。長らく「里の納屋」で未完状態のまま公開してきましたが、完結させた上で刊行物に致しました。
 野間みつね作品の主要世界を巡る、割にライトな作品です。
 急遽の刊行だったにも拘らず、かつて交換日記メンバーのおひとりだった「かきくけ工房」の高井玖実子さまが表紙を描いてくださいました……(五体投地!) 特に、裏表紙は必見です(笑)。

■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作も、ようやく、完結刊行まで漕ぎ着けることが出来ました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。





 この他、無料配布冊子のセットも、普段通り御用意します。
 どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。





 以上、有難くも拙スペース(D 13-14)までお越しくださろうという皆様、どうぞ宜しくお願いします。

 但し、御覧の通り刊行物の種類が多く、しかもそれぞれがそれなりに厚いというサークルですので、持ち込み冊数は制限致します。以下は、荷造り前なので予定ですが、多分このくらいになるでしょう。

   ★ 『魔剣士サラ=フィンク』 : 10~15冊
   ★ 『ミディアミルド物語』 : 本伝外伝2セット
   ★ 『まなざし』及びその派生作品 : 各2冊(本編上巻は残1冊)
   ★ 『歳三達の場合』 : 2冊
   ★ 『エモーショナル・サイオニック』 :2冊
   ★ 『蔵出しミックスナッツ』 : 2冊
   ★ 『はたとせ』 : 2冊
   ★ 『掘り出しミックスナッツ』 : 2冊
   ★ 『早蕨号、異世界をゆく』 : 2冊
   ★ 無料配布冊子抱き合わせ : フルセットは10セット程度
   ★ 『長編上等とーとつ☆ばっすい集3』 : 上記セットとは別で配布、割と多め

 それぞれ、万が一にも品切れの際は、御容赦ください。





【おまけ:当日会場で掲示予定のお品書き】

北ティア10 お品書き  今回は勿論、820ページ超鈍器『魔剣士サラ=フィンク』がイチオシです! あと、お預かりしている短編集『Shuffle!!』も(爆)。

 6月30日開催の「新潟COMITIA 51」(以下、「ガタティア」)への委託予定リストを掲載します。
 今回は、前回ガタティアで『魔剣士サラ=フィンク』の無料配布が複数冊貰われていったことに伴う再参加です。宜しくお願いします。

 なお、今回有料頒布物が動かなかった場合は、再度の委託休眠に入りますので念の為……(汗)。

ガタティア51 委託19 サークルカット
配置 : 委託19



ガタティア初頒布の既刊
『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 ■ 『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 無料試読冊子
 今夏刊行した『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2章までを収録した冊子。
 単行本刊行に伴い、これまでの「刊行準備冊子」から、こちらに移行。820ページ本の試し読みに最適。
 A5判、44ページ。
 820ページの中から44ページ、という意味で、このタイトルにしました。
 初版は、単行本の中身(カバー下)と同じミニッツGA(※色は違いますが)に、カラー印刷表紙です。
 刊行準備冊子には収録していなかった人物紹介とリファーシアの世界地図も掲載しています。
 イベントでは無料配布ですので、どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。


『「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集3』 ■ 「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集3
 当方がテキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降、「テキレボ」)にて主催する「長編上等」という「続き物長編小説応援企画」(ユーザー企画)で発行している、既刊抜粋サンプル集、第3号です。
 「テキレボ8で、3巻以上で構成される続き物小説作品を頒布予定であるサークル」という条件等で参加者を募り、23サークル26作品が集結。内19作品から「とーとつ☆ばっすい」が集まりました。抜粋掲載がない登録作品も、基本データは掲載しています。勿論、今回も無料配布です。
 A5判、92ページ。

 拙サークルは、『ミディアミルド物語』『小説BADOMA』の2作品で参加。
 テキレボ8に参加していたテキスト系の続き物作品を少しずつ試し読み出来る、無料配布冊子です。
 継続参加の作品も、前回までとは異なる場面が抜粋されていますので、従前の冊子をお持ちの方でも問題なく愉しめます。


その他の既刊
『魔剣士サラ=フィンク』 ■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作も、ようやく、完結刊行まで漕ぎ着けることが出来ました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。




 以上、当日ガタティア会場(新潟市産業振興センター )に足をお運びの皆様、どうぞ宜しくお願いします。
 委託サークルナンバーは、「19」となっております。
 荷造り前なので流動的ですが、全種3~5冊ずつ(見本誌を除く)の委託を予定しております。万が一にも品切れの際は御容赦くださいませ。



 本サイト内の紙媒体他作品目録ページでは、試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

サイト内の試し読み掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから(ページトップまたは末尾のリンクから3か所分辿れます)

 また、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも、上記とは異なる場所から見本を投稿済みですので、御参考まで。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから

 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ……。
 他の作品も覗いてみたいという奇特なお方は、こちらの作品一覧ページからどうぞ。

 6月16日に開催される「第三回静岡文学マルシェ」(以下、略称の「静マル」と記載)への委託頒布予定品をリストアップ致します。

 ……と言っても、今回は、『魔剣士サラ=フィンク』と、その無料試読冊子のみで臨むのですが(汗)。

第三回静岡文学マルシェ 委託08 ミニポスター
 サークルカットはありませんので、今回もミニポスターを貼っておきますね。


 以下、書影付きで。
 全体数も少ないので、イベントのWebカタログへのリンクも、1冊ずつに貼っておきます。
 『魔剣士サラ=フィンク』のページでは、作品の抜粋を掲載しています。



全てが初頒布の既刊
『魔剣士サラ=フィンク』 ■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 Webカタログ : https://plag.me/p/shizubun_marche03/6495
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作も、ようやく、完結刊行まで漕ぎ着けることが出来ました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。

『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 ■ 『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 無料試読冊子
 今夏刊行した『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2章までを収録した冊子。
 単行本刊行に伴い、これまでの「刊行準備冊子」から、こちらに移行。820ページ本の試し読みに最適。
 A5判、44ページ。
 Webカタログ : https://plag.me/p/shizubun_marche03/6496
 820ページの中から44ページ、という意味で、このタイトルにしました。
 初版は、単行本の中身(カバー下)と同じミニッツGA(※色は違いますが)に、カラー印刷表紙です。
 刊行準備冊子には収録していなかった人物紹介とリファーシアの世界地図も掲載しています。
 イベントでは無料配布ですので、どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。




 以上、当日、静マルさん会場「MIRAIE リアン七間町」に足をお運びの皆様、どうぞ御遠慮なくお手に取って覗いていってやってくださいませ。
 委託番号は、「08」となっております。
 委託品は、『魔剣士サラ=フィンク』が5冊、試読冊子が10冊(いずれも見本誌を除く)です。万が一にも品切れの際は御容赦ください。

 此処に掲げられていない情報は、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

 なお、今回の委託品の内、『魔剣士サラ=フィンク』については、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも見本を投稿済みですので、併せて御覧ください。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから

 作品一覧は、こちらのページからどうぞ。
 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり(場合によっては一章丸々、短編は一本フルで)提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ幸いです。

 5月12日開催のオールジャンルイベント「花鳥風月 144」への委託予定リストをアップ致します。

花鳥風月144 サークルカット
配置 : 委託 11

 今回、拙サークルの看板作品である『ミディアミルド物語』の中から、7種を委託致します。委託枠の関係で途中の巻がごっそり抜けますが、前回参加時に本作を新たにお手に取ってくださる方がいらっしゃったので、頑張って9枠フルに使っております(汗)。
 初委託となるのは、「花鳥風月142」委託分の続きに当たる本伝10巻、そして最新の外伝集6巻です。
 因みに、今回のサークルカットが重要脇役のノーマン・ノーラになっているのは、初委託する10巻でそれなりに重い役目を果たしているから……ではありますが、主人公達のカットはそろそろ使い尽くした気がするからでもあったり(汗)。……なお彼は、今回も引き続き預けている外伝集2巻の裏主人公かもしれないですよ(笑)。
 (あ、現在は挿画はございませんので御了承ください(汗))

 あと、『魔剣士サラ=フィンク』ですが、今回を最後に花鳥風月さんへの委託を暫く休止する予定です。来年外伝集(?)を出せたら復活させるかもしれませんが、少なくとも年内は今回が最後となりますので、宜しくお願いします。

 それでは、以下、書影付きで紹介致します。



花鳥風月では初頒布の既刊
『ミゼルでの遭遇』 ■ ミゼルでの遭遇 -ミディアミルド物語 10-
 マーナから慶賀使節としてレーナの都シャーラミディアを訪れていた近衛副長タリー・ロファは、一連の行事への参加を終えた翌日、ミディアム・サーガの案内で、シャーラミディア市中へ出た。しかし、穏和裡に過ぎると思われたその散策中、何げない会話の中で或る事実に気付いてしまったタリーは、その場に立ち竦んだ……
 巻末付録として、星村朱美様のイラスト類を一部再録。
 A5判、176ページ、頒価600円。
 多分、半分まで来ました。……た、多分(爆)。
 これまで本伝や外伝で少しずつ明かされてきた、ケーデル・フェグラムの抱える様々な秘密――その粗方が明らかになる巻でございます(……少なくとも、読者の皆様には)。
 ただ、そちらに余り気を取られていると、この巻の最後に用意されている、物語の中でのエポックメーキングな出会いを見逃すことに……なったりしますかね?

『灰色の翼』 ■ 灰色の翼 -ミディアミルド物語外伝集 6-
 マーナ暦チャベラ十五年晩夏、マーナ近衛隊に見習として入府した、チャベラ二年生まれの三人の少年、タリー、ベルマン、ナイルス――後に〝チャベラ二年生まれの三羽烏《さんばがらす》〟と呼ばれるようになる彼らが、入府半年後の晩冬初旬に直面した、或る事件とは?
 表題作の他、「セタリナーサの少年」、「月光《セタリナーサ》亭」、「運命のままに」、「青天の霹靂《へきれき》」、「頭立《かしらだ》つ日」、「ヴェルナーサの少年」を収録。主要登場人物の本伝登場前史が中心。
 A5判、112ページ、頒価500円。
 基本的に、ミディアム君以外は、〝本伝登場前〟が描かれています。ただ、従前刊行した外伝集で本伝登場前が描かれているキャラクターについては、更に若い時期から採用しています(笑)。
 ……本伝の大ネタバレが潜んでいる作品がありますので、最低でも本伝4巻までは読んでおいてほしいなとは思いつつ、短めの作品が多いので、取っ付きは悪くないかも。
 ああ、あと、艶っぽい場面が皆無なので、外伝集3巻と並ぶ〝電車の中でも安心して読める一冊〟です(爆)。

『「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集3』 ■ 「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集3
 当方がテキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降、「テキレボ」)にて主催する「長編上等」という「続き物長編小説応援企画」(ユーザー企画)で発行している、既刊抜粋サンプル集、第3号です。
 「テキレボ8で、3巻以上で構成される続き物小説作品を頒布予定であるサークル」という条件等で参加者を募り、23サークル26作品が集結。内19作品から「とーとつ☆ばっすい」が集まりました。抜粋掲載がない登録作品も、基本データは掲載しています。勿論、今回も無料配布です。
 A5判、92ページ。

 拙サークルは、『ミディアミルド物語』『小説BADOMA』の2作品で参加。
 テキレボ8に参加していたテキスト系の続き物作品を少しずつ試し読み出来る、無料配布冊子です。
 継続参加の作品も、前回までとは異なる場面が抜粋されていますので、従前の冊子をお持ちの方でも問題なく愉しめます。


その他の既刊
『ナブ・ナブオーヴァ』 ■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 2017年10月、改訂第五版刊行。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行されています。

 第四版での誤りや用字等を改め、第五版となっております。

『鷹の子』 ■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 A5判、164ページ、頒価600円。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

『清水は未だ青く』 ■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、十七歳の秋、一頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 本伝2巻と3巻との間でお読みになることを強く推奨しています。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 なお、外伝集は、現在6冊刊行済みです。本伝と異なり続き物ではありませんので、それぞれ単独でも読めます。

『ダグディグル・グルーグラス』 ■ ダグディグル・グルーグラス -ミディアミルド物語 3-
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎《グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……
 A5判、108ページ、頒価500円。
 リライト刊行した4冊の中では最も改訂要素の少ない巻です……なので、これだけ「リバイス版」と称しております。
 多分、シリーズ中でも最薄の巻になるのではないかと(苦笑)。

『最後の一年、最初の一日』 ■ 最後の一年、最初の一日 -ミディアミルド物語外伝集 2-
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、十三歳の時から十六歳の現在まで、大過なく務めてきた。十七歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。
 A5判、196ページ、頒価700円。
 マーナの近衛兵タリー・ロファを中心とした話を集めています。
 ……裏の主人公は、先輩近衛兵ノーマン・ノーラかもしれません(笑)。

『魔剣士サラ=フィンク』 ■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作も、ようやく、完結刊行まで漕ぎ着けることが出来ました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。




 以上、当日「花鳥風月」会場(くにびきメッセ@島根県松江市)に足をお運びの皆様、御遠慮なく覗いていってやってください。
 委託サークルナンバーは、「11」となっております。
 見本誌を除いた委託冊数は、それぞれ以下を予定しています。

   ★ 『魔剣士サラ=フィンク』 : 2冊
   ★ 『長編上等 とーとつ☆ばっすい集3』 : 5冊
   ★ 『ミディアミルド物語』各巻 : 2冊ずつ

 品切れの際は何卒御容赦ください。

 此処に掲げられていない情報は、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

 なお、今回委託する有料頒布物については、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも見本を投稿済みですので、併せて御覧ください。こちらのページからどうぞ。
 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり(場合によっては一章丸々、短編は一本フルで)提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ幸いでございます。
 (『ミディアミルド物語』は、紙媒体作品目録にも、本伝外伝集とで掲載位置は分かれていますが、各巻毎に試し読みを置いてあります。また、『魔剣士サラ=フィンク』は、こちらのページトップまたは末尾のリンクから3か所分辿れます。いずれも、基本的に、「Happy Reading」さん掲載分とは別の部分です)

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ ナブ・ナブオーヴァ → こちらから
   ■ 鷹の子 → こちらから
   ■ 清水は未だ青く → こちらから
   ■ ダグディグル・グルーグラス → こちらから
   ■ 最後の一年、最初の一日 → こちらから
   ■ ミゼルでの遭遇 → こちらから
   ■ 灰色の翼 → こちらから
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから

 3月21日(木・祝)、「Texr-Revolutions」(以下、略称の「テキレボ」と記載)の第8回目に参加致しましたので、御報告の記事を。
 長くはならない筈……筈……。

 なお、当方が主催した続き物長編小説応援企画「長編上等」については、別途、当該企画に絞った御報告を企画公式サイトに先上げしておりますので、そちらを御覧くださいませませ。



 当日は雨予報が出たりなどしていましたが、例によって例の如く、一滴も雨には遭いませんでした(爆)。
 浅草駅から出たら、何やら路面は濡れておりましたが……(苦笑)。
 天候に恵まれないことの多い(※イメージ)テキレボに過去8回参加してきて、一度しか雨に(しかも弱い雨にしか)降られていないというのは誠に有難い限りです。

 いつものように、朝の5時半起きで駆け付けて、設営から参加。
 もう皆さん慣れてらっしゃって、私が宅配搬入した台車も遠慮なく使っていただけたようで(爆)。あ、いや、私に無断で使われたわけではないですよ。私の方から是非に使って楽をしてくださいと提供し続けていますので、これからも遠慮なくどうぞ(笑)。

 で、会場設営もスムーズに進み、9時半には自ブースの設営に取り掛かれる状態になりました。
 よし、1時間半もあれば余裕で大丈夫だな!
 180cm四方の敷き布(サークル名&ロゴ入り)も作っておいたし! よゆーよゆー♪ (慢心)

テキレボ8 B55-56 左側から  えぇと……開会時刻に……間に合わなかったんですが……(汗)
 (あ、布を敷くのは物凄く楽になりました、念の為(爆))
 この写真は既に開会数分後のものです。……おい超鈍器全然目立ってないな(汗)。
 (お隣の「夢花探」様のブースが写り込んでしまっておりますが、「夢花探」様からは掲載の御許可を頂いております(深謝))

テキレボ8 B55-56 右側から  こちら側からだと、少しは目立ちますかね?
 やっぱり、ブース向かって左側の白っぽい塊の存在が、控え目に置いたつもりでも大きいですねえ……そもそも白は拡張色ですし(苦笑)。この白っぽい塊に負けないようにしようと思うと、超鈍器30冊ぐらい煉瓦積みしないと駄目かもしんない……何を頒布しているのか一見わからなくなりそうですが(汗)。
 ただ……30冊も持ち込むと色々と悲しい結果になるので、多分それはやりません。今回も18冊の持込でしたが、10冊詰めた方の箱は結局、開封しないままで自宅へ送り返しておりますし(苦笑)。

 超鈍器自体が暗赤色だから、周囲が雑多な色合に包まれるイベント会場内だと沈んで埋没する……という側面もあると見ておりますので、背を見せるのではなく天を見せる形で積むことも検討してみますかね……。白いボードを後ろに置くというのも考えてはいますが、それだと邪魔臭くなりそうですし……あっ、後ろが壁だといいのか! (こらこらこらこらー!!)
 あと、複数の大判ポスターのせいで、超鈍器の醸し出す物量感が減殺されてしまっているのでは、という疑惑もありますね……とは言え、『魔剣士サラ=フィンク』のポスターは、何処のイベントでも、足を止めてポスター紹介文を読まれる率が他作品よりも有意に高く、今回のテキレボでもそうだったので、取り払うことは今のところ考えておりません。
 長編上等企画をお休みするので「長編上等参加作品」ポスターの方がお休みになる、次回テキレボでリベンジですかね。
 毎回、ディスプレイは試行錯誤の繰り返しです……。

 頒布の方は、事前に余りPRが出来なかった分か、それとも或る程度落ち着いてきたからなのか、有料頒布物の出が、久々に(お買い物代行サービス分を含めても)ふた桁を下回りました。
 とは言え、そんな中でも超鈍器こと『魔剣士サラ=フィンク』が複数冊貰われていきましたので、頒布金額だけを見れば、過去のテキレボの中でも指折りの結果ではございます(汗)。
 残部が厳しく10セットしか持ち込めなかった無料配布セットが14時前には早くも居なくなりましたので、嘆くほどではなかったかな、とも。
 ……とは言え、今回、300字SSポスカのピックアップ数が、「なーんかポスカ総浚い勢さん達がウチのブースだけ足早に曲がっていってスルーするんですけど……」とブツブツ嘆いていた前回よりも更に少なくなっているので、やっぱり訴求力が落ちてるのかなーと受け止めた方が良さそうです。何となくですが、ブース上の情報量が多過ぎて、目が滑ってしまうのかなぁ、などと……。取り扱う本の種類が多くても目立たせるべき本はきちんと目立たせている書店のディスプレイをもっと見習わなくては……って、まーたディスプレイの話になってるー(汗)。
 強引に話を300字SSポスカ配布数に戻しますと、折角『魔剣士サラ=フィンク』をお迎えくださった方に勧め忘れてしまったことも原因のひとつですので(ど直球で連携作品だったのに! 魔剣ブリザード「誕生」の話だよ!)、まあその、駄目ですね色々テンパってしまうと(汗)。



 以上、簡単に(※拙サークル比)ですが、テキレボ8の御報告でした。
 次回のテキレボは10月12日(土)とのことです。続き物長編小説を集める「長編上等」企画はお休みさせていただきますが、その代わり(?)、厚い本を集めて事前に見せびらかしてもらう紹介する「テキレボ鈍器フェスティバル」を開催する心積もりでおりますので、300ページ超または厚さ2cm超の頒布物をお持ちのテキレボ参加サークル各位、どうぞ宜しくお願いします(笑)。

 3月21日(木・祝)開催のテキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降「テキレボ」)の第8回に於ける拙サークル(配置:B-55~56)での頒布予定品について、リストを掲載しておきます。
 通販の際に必要となる重量などの詳細につきましては、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります(但し、一部、敢えて設けていない物もあります)。

 また、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも、二次創作モノを除く殆どの作品の見本を投稿していますので、こちらの一覧から御参照ください。
 テキレボウェブカタログでの詳細ページはこちらです。





 今回も様々な企画にエントリーさせていただいております。


 以上リストは、参加表明順です。
 基本的には、企画参加に関係する作品(残部1部の『まなざし』上巻や、300字SSポストカードを除く)は、何かしらを見本誌棚に展示予定です。どうぞお気軽にお手に取って御覧くださいませませ。





新刊(と言い張る)
『「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集3』 ■ 「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集3
 当方が主催する「長編上等」という「続き物長編小説応援企画」で発行する、既刊抜粋サンプル集、第3号です。
 「テキレボ8で、3巻以上で構成される続き物小説作品を頒布予定であるサークル」という条件等で参加者を募り、23サークル26作品が集結。内19作品から「とーとつ☆ばっすい」が集まりました。抜粋掲載がない登録作品も、基本データは掲載しています。勿論、今回も無料配布です。
 A5判、92ページ。
 当方のブースB-55~56にて配布致します。

 拙サークルは、『ミディアミルド物語』『小説BADOMA』の2作品で参加。
 テキレボ8に参加しているテキスト系の続き物作品を少しずつ試し読み出来る、無料配布冊子です。
 継続参加の作品も、前回までとは異なる場面が抜粋されていますので、従前の冊子をお持ちの方でも問題なく愉しめます。


テキレボでは初売りの既刊
『魔剣士サラ=フィンク』 ■ 魔剣士サラ=フィンク
   「人外あつめ」、「テキレボねこマップ!」参加作品
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作ですが、ようやく、完結刊行に漕ぎ着けました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。

▼ 以下3種の無料配布物は抱き合わせ配布です(汗) ▲

『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』 ■ 『ミディアミルド物語』 超かんたん試し読み(改訂増補第四版)
 本伝1巻~10巻・外伝集1巻~6巻までの計16冊から各巻2ページを上限に抜粋した、試し読みの為の冊子。
 拙サークルサイトや従前の試し読み冊子類での紹介箇所とは被らないよう配慮している。
 最後に、本伝11巻収録予定話からのチラ見せあり(第三版とは異なる場面から採用)
 ページ調整の関係で、星村朱美様の人物紹介画・イラスト類を一部再録。
 A5判、44ページ。
 イベントでは無料配布している当冊子、おかげ様で第三版第二刷も配り切りましたので、外伝集6巻からの抜粋を加えるなどして、第四版を刊行しました。名ティアがイベント初配布となります。
 なお、朱美てんてーのイラスト類は、第三版より2ページ減っていますので、御了承ください(汗)。

『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 ■ 『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 無料試読冊子
 今夏刊行した『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2章までを収録した冊子。
 単行本刊行に伴い、これまでの「刊行準備冊子」から、こちらに移行。820ページ本の試し読みに最適。
 A5判、44ページ。
 820ページの中から44ページ、という意味で、このタイトルにしました。
 初版は、単行本の中身(カバー下)と同じミニッツGA(※色は違いますが)に、カラー印刷表紙です。
 刊行準備冊子には収録していなかった人物紹介とリファーシアの世界地図も掲載しています。
 イベントでは無料配布ですので、どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。

『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet 改訂第三版』 ■ 小説BADOMA おいでよランガズムBooklet(改訂第三版)
 2016年11月、完結を目前に控えたタイミングで刊行した、本編各巻&『四番目の魔道士』の簡単な案内と試し読みを掲載した案内冊子。第二版も配り切り、続編情報などを最新の状態に更新した改訂第三版を作成しました(汗)。
 A5判、24ページ、無料配布
 無料配布物なので、如何に豪華さを表に出さないかに意を配っております(笑)。今回も表紙タイトルが箔押しでその紙が特殊紙エスプリVエンボスのギフトライン柄(※でも、めくらないとわからない)という仕様です。


300字SSポストカード
「誕生」 チラ見せ ■ 誕生
 テキレボ名物「300字SSポストカードラリー」参加作品。
 今回のテーマは「雪」です。今回も、『魔剣士サラ=フィンク』のリファーシア世界が舞台。例によって例の如く、300字ギリギリでの書き下ろしです(汗)。
 ポストカードサイズ1枚、勿論無料です。
 テキレボアンソロ「花」への寄稿作品「試験」と連係しています。
 前回よりは減らして刷りましたが、それでも、そう簡単にはなくならない量です(汗)。出す予定の外伝集の強制付録にしますかね(こらこら)。

「時間の証」 チラ見せ ■ 時間《とき》の証
 前回の「300字SSポストカードラリー」参加作品。
 テーマは「時計」。『魔剣士サラ=フィンク』のリファーシア世界が舞台です。
 テキレボアンソロ「海」への寄稿作品「漂う遺跡」と連動しています。
 山ほど刷ったので残りまくっています(汗)。ラリー籤引きの対象作品にはなりませんので、御了承ください。


その他の既刊
▼ 架空世界を舞台とした歴史群像劇 『ミディアミルド物語』シリーズ (推奨する購読順に掲載)
   全て「長編上等」参加作品
■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 2017年10月、改訂第五版刊行。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行されています。

 第四版での誤りや用字等を改め、第五版となりました。
 なお、旧版となりました第四版ですが、残1部となっております。「誤字とか気にならないしー?」というお方には、ブースでの直接のお求めに限り、処分頒価の100円でお分けします。御遠慮なくお申し付けください。

■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 A5判、164ページ、頒価600円。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
     「3月生まれMAP」登録キャラの誕生日エピソード収録
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、十七歳の秋、一頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 本伝2巻と3巻との間でお読みになることを強く推奨しています。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 なお、外伝集は、現在5冊刊行済みです。本伝と異なり続き物ではありませんので、それぞれ単独でも読めます。

■ ダグディグル・グルーグラス -ミディアミルド物語 3-
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎《グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……
 A5判、108ページ、頒価500円。

■ 最後の一年、最初の一日 -ミディアミルド物語外伝集 2-
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、十三歳の時から十六歳の現在まで、大過なく務めてきた。十七歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。
 A5判、196ページ、頒価700円。
 テキレボアンソロ「初めての」へ寄稿したのは、こちらの巻の冒頭作です。

■ その佳き日まで -ミディアミルド物語外伝集 3-
 マーナ近衛隊の副長であるノーマン・ティルムズ・ノーラは、さる騒動が元となり、上官の娘マリ・ジェラルカ・マーラルと婚約した。挙式までは二か月。長くもなく短くもない、恙なかるべき筈のその婚約期間は、しかし、何事もない穏やかなものとはならなかった……
 表題作の他、短編「ささやかなる陰謀」及び「命知らず」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 テキレボアンソロ「花」へ寄稿したのは、こちらの巻からの抜粋です。

■ ムグロールの赤狼 -ミディアミルド物語 4-
 バルバミラの戦いで力尽きた〝恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。長き眠りから目を覚ました彼の前に現われたのは、ひとりの〝少女〟であった。彼女の存在に戸惑い、その言葉に苛立ちと反発を覚えるミディアム。だが、語り続けるその〝少女〟に突如として襲い掛かってきた暴風の禍々しさに、ミディアムの体は咄嗟に動いていた……
 A5判、140ページ、頒価550円。
 本巻から、作品の舞台が大きく北東へ広がります、とだけ(苦笑)。

■ マーナの知将《ドー・ルーム》 -ミディアミルド物語 5-
 カタゴラの戦いで大敗を喫したマーナ。唯ひとりこの戦に強硬に反対したことから自邸謹慎を命じられていた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラムは、改めて主君から意見を求められ、暫しの不戦策を主張するのみならず、諸人を疑心暗鬼に陥れる不穏当な進言を行う。だが、それは、真の目論見をレーナの目から隠す為の詐術に過ぎなかった……
 A5判、148ページ、頒価550円。
 主人公その1と主人公その2が、いよいよ出会うことに。

■ 将軍と呼ばれる迄に -ミディアミルド物語外伝集 4-
 ジャナドゥ養成所が多数あることで知られるシベルリンの森、高名なジャナドゥ養成者タカナ・ルーミンの許で厳しい訓練の日々を送っていたグライン・マーリは、或る朝、養成所を訪れた金髪の青年に興味を惹かれ、樹上からその後を追い始めた……
 表題作の他、掌編「ソフラ小景」、中編「リーズルの若き鷹」、短編「歪んだ糸の物語」「暁闇」及び「奇妙な旦那様」を収録。
 A5判、188ページ、頒価700円。
 本伝5巻と6巻との間でお読みになることを強く強く推奨しています。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが中心となる作品群です。特に、ケーデルをミディアミルド史上最年少での将軍職就任に導いたクデン併合、本伝では主人公その1側に視点を据えて物語を進めた為に敢えて描かれなかった出来事ですが、そこへ至る諸々が、表題作で明らかにされます。

■ 遠きが故に -ミディアミルド物語 6-
 マーナとレーナの国境の村ステイクで倒れ、辛うじて救出されたが仮死状態に陥ってしまったミディアム・サーガ。長老候補ソフィア・レグは、目を覚まさぬミディアムをエルの町まで移送してみたものの、快復の手立てを掴めずにいた。そこへ、ひとりの優れた薬師《くすし》がふらりとエルに姿を現わした、という知らせが飛び込んでくる……
 A5判、172ページ、頒価600円。
 主人公その2.7《にーてんなな》であるジョディアン・ヴィルマーが、しれっと登場します。

■ 縄なき繋縛《けいばく》 -ミディアミルド物語 7-
 レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
 A5判、132ページ、頒価500円。

■ レーナから来た青年 -ミディアミルド物語外伝集 5-
 マーナ暦デリーラ六年仲冬第二月、マーナ第一王女の婚礼祝賀の席に、近国レーナからの使節の一員として、ソフィア・レグという青年が居た。マーナ王ララド・オーディルは、奇妙なことに、以前その青年と何処かで出会っているような気分を拭い去れないでいた……
 表題作の他、「ある茶話会の風景」、「ダランドー叔父様との思い出」、「シベルリン小景」、「最後の夏」、「闇に向かって走れ」を収録。
 A5判、116ページ、頒価500円。
 『ミディアミルド物語』の外伝集は本伝未読でも構わないという作りになっていますが、これは割に短い作品が集まっており、そういう点では取っ付き易い外伝集かなとは思います。
 なお、テキレボ5で開催された「伯父/叔父コレクション」に、本外伝集に収録の「ダランドー叔父様との思い出」で参加し、主催のオカワダアキナさんから有難いレビューを頂きました(深謝)。

■ 垣間見る未来 -ミディアミルド物語 8-
 クピー・ニルグリスは、バタールの戦いで負った傷の癒えぬジス・エルミを伴い、故郷であるムグロールへと赴く。しかし、その転地療養の真の意図は、ジスではなく、クピー自身の体調に因るものであった。翌年の初夏、そのクピーからムグロールへ呼び出されたミディアム・サーガは、辿り着いた宿場町ケイで、驚きの光景を目にすることになる……
 A5判、188ページ、頒価700円。

■ 祝婚 -ミディアミルド物語 9-
 レーナの長老候補ソフィア・レグが婚約したという知らせが、未だ新年の祝賀気分も色濃いマーナ宮廷にも届く。マーナ王ララド・オーディルは、その知らせを携えてレーナから来着した使者に対し、早速に慶賀使節を差し向ける由を告げると、その使節団の副使として、近衛副長タリー・ロファを指名したが……。
 A5判、260ページ、頒価1,000円。

■ ミゼルでの遭遇 -ミディアミルド物語 10-
 マーナから慶賀使節としてレーナの都シャーラミディアを訪れていた近衛副長タリー・ロファは、一連の行事への参加を終えた翌日、ミディアム・サーガの案内で、シャーラミディア市中へ出た。しかし、穏和裡に過ぎると思われたその散策中、何げない会話の中で或る事実に気付いてしまったタリーは、その場に立ち竦んだ……
 巻末付録として、星村朱美様のイラスト類を一部再録。
 A5判、176ページ、頒価600円。

■ 灰色の翼 -ミディアミルド物語外伝集 6-
 マーナ暦チャベラ十五年晩夏、マーナ近衛隊に見習として入府した、チャベラ二年生まれの三人の少年、タリー、ベルマン、ナイルス――後に〝チャベラ二年生まれの三羽烏《さんばがらす》〟と呼ばれるようになる彼らが、入府半年後の晩冬初旬に直面した、或る事件とは?
 表題作の他、「セタリナーサの少年」、「月光《セタリナーサ》亭」、「運命のままに」、「青天の霹靂《へきれき》」、「頭立《かしらだ》つ日」、「ヴェルナーサの少年」を収録。主要登場人物の本伝登場前史が中心。
 A5判、112ページ、頒価500円。
 ……本伝の大ネタバレが潜んでいる作品がありますので、最低でも本伝4巻までは読んでおいてほしいなとは思いつつ、短めの作品が多いので、取っ付きは悪くないかも。

▼ 土方歳三中心の似非歴史物 『まなざし』シリーズ ▲
■ まなざし 上
 幕末、文久三年秋、京都――壬生浪士組(後の新選組)副長土方歳三は、ある男から苦しい胸の内を告げられる。それまで男色とは縁なく生きてきた歳三は相手を拒絶するが、その夜を境に、いずれ殺さねばならぬと思い決めていたその男の思わぬ姿を知る機会が重なって……
 鳥羽伏見の戦いが終わるまでを収録。
 A5判、332ページ、頒価1,500円。
 品切絶版になっていた刊行準備冊子『ちらり』の見本誌経験あり冊子が、1冊だけですが発掘されましたので、おまけに付けます。
 野間みつねが1995年来書き続けた〝私家版 土方歳三〟です。
 改訂・合本の上で上下巻(……各巻332ページ(汗))物として刊行する為、冊子を7冊出したところで頒布を停止。2003年に上巻を刊行、そして2008年末、やっとやっとやっとこさ下巻を刊行、母屋(笑)を完結させることが出来ました。
 男色絡みの展開も含まれているので(特に上巻)、苦手な方は御遠慮ください。

 なお、こちらは既に、店頭見本誌の1部しか残っておりませんが(割に美品)、再版予定はございませんので、入手されたい方は何卒お早めに。

■ まなざし 下
 鳥羽伏見の戦いで大きな犠牲を出した新選組は、都を離れ、江戸へと戻った。副長土方歳三は、新たに厩に入った癖の悪い若駒を自分の乗り馬に選び、早蕨《さわらび》と名付ける。その早蕨と遠駆けに出掛けた先で、歳三は、彼を伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の敵《かたき》と称して勝負を迫るひとりの青年と出会うが……
 土方歳三の箱館での戦死まで+αを収録。
 付録冊子として、史実と虚構部分について書き留めた『虚実皮膜』(無料)を同梱。
 A5判、332ページ、頒価1,500円。
 テキレボアンソロ「猫」へ寄稿したのは、こちらの巻からの抜粋です。

■ 初音には遠く ~『まなざし』拾遺話集~
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。
 A5判、100ページ、頒価450円。
 『まなざし』シリーズの中では最も危険度が低い、雰囲気を掴むには向いている一冊……ではありますが、男色絡みの直接的な展開も一瞬あったりしますので(汗)、苦手な方は御遠慮ください。

■ 残し置く言の葉草の記 上 ~『まなざし』傍話集~
 江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
 「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く、傍話集。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 あくまでも、『まなざし』に於ける伊東甲子太郎ですからねっっっっ(汗)。
 本編以上に、男色絡みの展開注意という作品群です。ついでに言えば、女色絡みの展開にも要注意です(汗)。

■ 残し置く言の葉草の記 中 ~『まなざし』傍話集~
 慶応二年師走、新選組屯所に詰めていた伊東甲子太郎は、自身の休息所から、覚悟していた知らせを受け取った。かねてから体調を崩して寝付いていた妾が、いよいよ危なくなったという。叶うことなら看取ってやりたいと考えた伊東が監察を通じて副長土方歳三に外泊を届け出、外出しようとしたところへ……
 「都の春も」「あらそはぬ姿ながらも」「ともに散りなん」「真心の清き心に」「いかでちぎりを結ひ留むべき」「神もゆるして」「なほまどひけり」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く傍話集、その弐。
 A5判、116ページ、頒価500円。

▼ MSX-PCのRPGノベライズ 『小説BADOMA』及び関連作品 ▲
   全て「長編上等」、「花マップ」参加作品
■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 1/5
 ランガズム大陸の北の果て、カナルネアの町に立ち寄った若き吟遊詩人シフォロンは、夕食を摂っていた居酒屋で、客同士の起こしかけたトラブルを歌の力で収める。真の勇者の称号〝ヴィルシャナ〟を目指す自由騎士イスファムから〝王の試練〟に挑戦する旅へと誘われて同意した彼は、その後、トラブルの一方の当事者であった青年黒魔道師にも声を掛けたが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 1990年に株式会社アスキー(当時)から発売されたRPGコンストラクションツール『Dante』に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA 血塗られた伝説』の勝手なノベライズ(汗)です。全5巻予定で3巻までを刊行したところで休眠、長らく幻の作品状態となっていましたが、20年以上の時を経た2015年、突如として復活しました(汗)。
 表紙を、『四番目の魔道士』で挿画を描いてくださった「かきくけ工房」の高井玖実子さまにお願いしています。
 なお、独自要素も盛り込まれていますので、御了承ください。

■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 2/5
 真の勇者の称号〝ヴィルシャナ〟を目指して〝しるし〟を集める旅を続けるシフォロン達は、エルザイム王国の都ロクポリスに到着する。町は、王妃懐妊を祝う祭の真っ最中。吟遊詩人であるシフォロンは、宿泊した宿の女主人から、滞在中に階下の小料理屋で歌ってほしいと頼まれるが、仲間である黒魔道師タンジェには、ひとつの懸念があった……。
 A5判、116ページ、頒価450円。
 テキレボアンソロ「花」へ寄稿したのは、こちらの巻からの抜粋です。
 本巻収録の第六章での展開は“鬼・悪魔”とも言われますが、決して野間のオリジナルではなく、概ね原作通りです(汗)。

■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 3/5
 ランガズム大陸を南下して砂漠地帯へやってきたシフォロン達は、ひとつ目の化物一族に破壊されたチャネガ村の、生き残りの人々が隠れ住む洞窟を訪れた。そこで出会った村長の娘セシルの願いを酌《く》み、化物によって石にされた村長を救うべく砂漠の〝神殿〟に向かった八人は、そこで、古代文字の記《しる》された銘板《めいばん》を発見したが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 黒魔道師タンジェの旅の真の目的が、遂に明らかに……!

■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 4/5
 紆余曲折を経て四つの“しるし”を全て手に入れたシフォロン達は、ヴィルシャナの塔へ向かう前に、長らく大陸とは行き来も途絶えていたという島アゾレスへ赴く。だが、その島には、或る言い伝えがあった。黒魔道師タンジェは、仲間たちと一旦別れ、単身ヴィルシャナ島へ先行しようとするが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 色々と新たな展開がございますが、黒魔道師タンジェ君に絡む展開の殆ど全てが、原作ゲームには欠片も存在していないという……(苦笑)

■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 5/5
 ひとつ目バドマ一族を封印する術《すべ》を求めていたシフォロン達は、遂に〝金色《こんじき》の女神〟と邂逅した。光の神々の助力を得ながらバドマ一族の潜む火山島へ乗り込んだ一行《いっこう》の前に、だが、思わぬ〝敵〟が立ち塞がる。苦しみながらも全ての〝敵〟を退け、バドマの許へ乗り込んだ彼らを待ち受けていたのは、究極の二者択一を迫る〝贈り物〟であった……!
 A5判、140ページ、頒価450円。
 テキレボアンソロ「嘘」へ書き下ろしで寄稿した「語らぬは」は、こちらの巻の番外編です。
 ノベライズ、遂に、完結しました!
 ちょっとページ数が普段より多くなってしまいましたが(汗)、『小説BADOMA』関連作の天井は450円という拙サークルの値付けルールにより、頒価据え置きです。
 今回も、表紙を、『四番目の魔道士』で挿画を描いてくださった「かきくけ工房」の高井玖実子さまにお願いしています。

■ 四番目の魔道士  「人外あつめ」参加作品
 或る邪悪なる魔の一族と戦ってきた、白魔道士カルキ、赤魔道士ガルーダ、緑魔道士シュリー。しかし、彼らの力だけでは、一族を封じ込めるには至らない。限界を感じた彼ら三人は、強大な力を持つと噂されながら全く人前に姿を現わさぬ黒魔道士ヴィラバドラに共に戦ってほしいと呼び掛ける為、彼が隠れ住むと言われる小さな島に降り立ったが……
 『小説BADOMA』の前史とも言うべき、伝説の四人の魔道士達の十一日間を題材に採った、連作(?)短編集。表題作の他、全9編を収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 『BADOMA 血塗られた伝説』を勝手にノベライズした『小説BADOMA』に登場する〝伝説の四人の魔道士〟(しかもゲーム内で名前が出たのはガルーダさんだけという(爆))の物語を、これまた勝手に拵えたものです。

▼ その他、単発物など ▲
■ 歳三《おれ》達の場合
 明治二年五月、箱館《はこだて》一本木関門で狙撃されて命を落とした土方歳三《ひじかた としぞう》は、不思議な輝きに包まれ微睡《まどろ》んでいたが、その輝きから「月石《げっせき》の民として生まれ変わる」と告げられた直後、箱館山山中の小屋で目を覚ます。そこへ、歳三の後見役として、謎の男コンミン登場。大嫌いだった男と瓜ふたつの容姿に反発しつつも彼に惹かれ始めた歳三の前に、やがて……
 男色絡みのお話も出てくるので、そーゆー話が苦手な方は、予め心の御準備を。
 因みに、『まなざし』世界とは全く無関係なので念の為(汗)。
 A5判、140ページ、頒価550円。
 棚差しされている他の本より薄く見えるかもしれませんが、それは昔出した本ゆえに本文用紙が上質70kgだからでして(汗)。

■ エモーショナル・サイオニック -レジェンダリィ・クレイン-
     「ゆるっとSF」、「苦悩するチート鑑賞会」参加作品
 銀河連邦の植民惑星間を航行する旅客船フェントーク号が、バニラ星上空で原因不明の操船不能に陥り、墜落──挙式間近の婚約者《フィアンセ》をこの事故で喪ったジュード・ナリタ青年は、だが、それが事故ではなく、二百年以上も生きている伝説の超能力者《レジェンダリィ・サイオニック》クレイン・ロードにより人為的に引き起こされたものだと証し立てる映像を見せられる……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》青年が主人公のシリーズから一作品を選び、大幅に加筆改稿。書き下ろし番外編「異動」も収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 続き物ではなく、単巻読み切りです。
 超能力者は出てきますし、舞台も(野間みつね世界の)未来世界ではあるのですが、SFともアクションとも言えないSFモドキです(汗)。

■ 蔵出しミックスナッツ -ジャンルごた混ぜ短編小説集-  「ゆるっとSF」参加作品
 「歩出斉城門、遙望蕩陰里……」 聞こえてきた歌声に、青年は覚えず足を止めた。
 一次創作5本「梁父吟 習作」、「Yoriyama Brothers」(『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「落星前夜 習作」、「Escape!」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「星祭りにはまだ早い」(『通り名はムーンストーン』シリーズより)と、二次的著作物ではない二次創作(『四番目の魔道士』と同じ背景世界を持つ)2本「伝説の前に」、「誓言から逃げる魔道師」を、7本それぞれ全てリライト/リバイスして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 長編体質の野間みつねにしては珍しい、短編集です。
 半ば突発的に刊行しました(汗)。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も2本収録されていますが、7本中5本は一次創作となっております。

■ はたとせ -「千美生の里」 20周年自選蒐-
 野間みつねが個人サークル活動を開始した1995年から出してきた刊行物の中から13本を収集、最後に当たる2015年のみ書き下ろし短編を収録。長編は章または節単位で抜粋(複数の場合あり)。中編・短編は丸ごと一本を掲載。架空世界物は無論、似非歴史物から未来世界物まで、幅広く採用。書き下ろし短編「V《ブイ》回収一件」は『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ作品。
 なお、付録として、自家印刷製本の「『はたとせ』あとがきになり損ねた話」を同梱。
 A5判、292ページ、頒価1,200円。
 どうにかこうにか292ページに抑え込んだので、頒価も1,200円に出来ました(汗)。
 作品は刊行順に収録されていますし、まさに20年を概観出来る豪華カタログとも言えます。
 因みに、区切り毎に扉ページを紙替えしていますので、小口や天地を見れば切れ目がわかります。なので、お好きな場所から開いて読むことも出来ますよ(笑)。

■ 掘り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 2-  「ゆるっとSF」参加作品
 ふと立ち寄った図書館で見付けたのは、俺の母校の卒業アルバムだった。……しかも、俺が卒業した、百年前の。
 一次創作4本「百年目の再会」、「倫秋兄様《みちときにいさま》奮戦記」(双方『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「それは、二月十五日の夜に」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「最後の帰郷」と、二次的著作物ではない二次創作(『小説BADOMA』と同じ背景世界を持つ)「器を巡りて」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 なお、「百年目の再会」は、テキレボアンソロ「再会」への寄稿作です。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第二弾です。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も収録されていますが、自分が勝手に作成した続編ゲーム(汗)の諸々を踏まえての作品なので、『BADOMA』自体とは殆ど関係なくなっております(苦笑)。

■ 月は欠けゆく
 NHK大河ドラマ『新選組!』版の伊東甲子太郎先生追悼の一冊。
 ドラマでは描かれなかった部分を想像で埋めた物語(男色系の話は一切なし(笑))や、視聴日記で公開していた伊東先生関連の随想(……の内、4本/「写真一枚見ただけで」/「御目文字出来た、その時が」/「恋闇に塞がれた目で語るなら、それは予測でなく願望」/「時代に恋をして、時代に振られた男」)を収録。
 A5判、92ージ、頒価300円。
 拙作『まなざし』の伊東先生とは違いますので、念の為(汗)。
 内容は自サイトでも公開していませんが、例外的にWebカタログに、些少の内容を掲載しています。また、 テキレボアンソロ「和」へも抜粋を寄稿しています。

■ 早蕨号、異世界をゆく
 俺、赤糟毛馬《あかかすげうま》の早蕨《さわらび》は、土方歳三《ひじかた としぞう》と江戸以来箱館《はこだて》までの転戦を共にした乗り馬である。「千美生の里」の中にある我々の“作品世界”とやらから突然に行方を眩ましてしまった伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の亡霊を捜す為、土方と俺は、里の中にある他の“作品世界”へと踏み込むことにした……。
 A5判、64ページ、頒価400円。
 表紙・本文共にオンデマンド印刷、少部数で刊行。再版予定なし。なお、和綴じ装幀につき、糸のほつれや紙のズレなど些少の難がある場合がございます。予め御了承ください。
 ウェブ上の交換日記「里の茶店 万年貸切部屋」(現在は閉鎖済み)で2002年9月に起きた「亡霊先生失踪事件」を題材にした作品です。長らく「里の納屋」で未完状態のまま公開してきましたが、完結させた上で刊行物に致しました。
 野間みつね作品の主要世界を巡る、割にライトな作品です。
 急遽の刊行だったにも拘らず、かつて交換日記メンバーのおひとりだった「かきくけ工房」の高井玖実子さまが表紙を描いてくださいました……(五体投地!) 特に、裏表紙は必見です(笑)。





 この他、無料配布冊子のセット(テキレボ初頒布品として紹介済み)も、普段通り御用意します。
 どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。

 あと、本ではないのですが、「長編上等」企画で以前に景品にしたキャンバス地のバッグをテキレボ限定で頒布開始しますので、宜しければ是非(汗)。

■ 長編上等キャンバスバッグ頒布開始
  https://mitsune.jp/VivaSN/2019/02/19022001.html





 以上、有難くも拙ブース(B-55~56)までお越しくださろうという皆様、どうぞ宜しくお願いします。

 但し、御覧の通り刊行物の種類が多く、しかもそれぞれがそれなりに厚いというサークルですので、持込冊数は制限しております。
 (実際に荷造りした結果として増減することもございます。本記事公開時点での持込予定冊数とお考えくださいませ)

 【テキレボ8が初頒布のもの】
   ★ 『魔剣士サラ=フィンク』 : 18冊  ※決定したので3月18日更新
   ★ 『長編上等 とーとつ☆ばっすい集3』 : 沢山  ※企画参加サークルブースでも配布
   ★ 300字SSポストカード 「誕生」 : 沢山
   ★無料配布冊子セット : 10セット  ※3種類全てテキレボでは初頒布
   ★「長編上等」キャンバスバッグ&缶バッジ : 7セット  ※バッグは残数全て持ち込み
 【その他の既刊】
   ★ 『ミディアミルド物語』 : 本伝外伝3セット  ※本伝1巻の第四版は残1部
   ★ 『まなざし』及びその派生作品 : 各2冊  ※上巻は店頭見本誌のみ残1部
   ★ 『小説BADOMA』 : 各巻3冊
   ★ 『四番目の魔道士』 : 3冊
   ★ 『歳三達の場合』 : 3冊
   ★ 『エモーショナル・サイオニック』 : 3冊
   ★ 『蔵出しミックスナッツ』 : 3冊
   ★ 『はたとせ』 : 3冊
   ★ 『掘り出しミックスナッツ』 : 3冊
   ★ 『月は欠けゆく』 : 3冊
   ★ 『早蕨号、異世界をゆく』 : 3冊

 それぞれ、万が一にも品切れの際は、御容赦ください。
 但し、今回、テキレボ名物「お買い物代行サービス」を利用してお求めくださった方&事前に取り置き依頼を頂いた方の分は、『まなざし』上巻を除けば、上記分には含まれません。本記事公開後、テキレボ8前日までにお知らせいただいたものについても、別途持ち込みで対応させていただきます。

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