野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

2023年の振り返りと2024年の希望的目標

 こちら、ななさん企画の「創作TALK 2023-24」(オプションテーマ:記録と記憶)参加記事となります。

サークル刊行物100冊突破記念誌『The 103rd-』  今年は完全に遅刻です(汗)。
 年頭開催の同人誌即売会に直参することにしてしまうと、こちらにリソースを振り分けられませんね流石に(苦笑)。
 次回からは、なるべく年末に準備を進めておけるよう心懸けます……。

 ところで今回のオプションテーマ、記事を書くこと自体が「記録」ですし、その為に掘り起こす必要があるのが「記憶」なので、参加するだけでオプションを充足しているのではと思わないでもなく……
 ……いえいえ、「記録」には別の意味もありますから、それはそれとして触れることになると思います(笑)。

 さて、今年は、最初から目次を入れつつ書き進めてみることにしましょう。
 いやー、自分が後から読む時に楽だったので(笑)。

【目次】
 1. 2023年の振り返り
  1-1. 刊行物
  1-2. 参加イベント
  1-3. Webサイト等
 2. 2024年の希望的目標
  2-1. 刊行物
  2-2. 参加イベント
  2-3. Webサイト等

 各項目の最後には、この目次へ戻れるアンカーも張っておきましたので、飛び飛びで他の項目を読みたくなった際に御活用ください。

 ……あと、予めお断わりしておきますと、昨年途中「Twitter」が「X」となり、「ツイート」という用語も「ポスト」になりましたが、本記事内では全て「ツイート」と記載しますので、悪しからず御了承くださいませ(苦笑)。



1. 2023年の振り返り

1-1. 刊行物

 今回も「答え合わせ」の形式で参ります。

2023年・年頭の抱負
【出したい新刊リスト; あくまで希望】
4月……「千美生の里」刊行物100冊突破記念誌(タイトル未定)
8月……『ミディアミルド物語』本伝13巻 『知と知』(仮)
      ※出来れば、コミケ102(夏コミ)合わせの新刊で
その他……『小説BADOMA』続編、『ミディアミルド物語外伝集』7巻、ほか

 ……昨年の記事には、「無料配布物を除いて最低3冊は、何かしら世に送り出したいものです……」と書いてあるのですが、えーと……無料配布扱いを含めないと「3冊」にならないので、全く以て胸を張れないですねえ(汗)。

2023年・現実
【出した新刊リスト】
『The 103rd』
5月……『The 103rd ざ・とさーど』

※自己の節目となる「記録」である「サークル刊行物100冊」を突破した記念に、有志の皆様からお寄せいただいたお祝い等と、当方からのカウンター作品とで構成した冊子を、特殊装幀盛り盛りの上製本で作成。タイトルはまんま、103冊目という意味になるが、読み方は「ざ・とさーど」と少し捻ってある。なお、有難い有志の方々や装幀情報など詳細は、こちらの特設ページにて。


『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 改訂第五版
7月……『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 改訂第五版

※1990年発売MSX-PC対応RPGコンストラクションツール『Dante』(アスキー)収録のサンプルゲーム『BADOMA ~血塗られた伝説~』の勝手なノベライズである『小説BADOMA』(全5巻完結済、番外編1冊あり)の各巻を紹介する、無料案内冊子。品切れしそうだったので……いえいえ嘘です、馴染みの印刷処さまで追加された箔押しの新色、特にキウイグリーンが気になり過ぎたので(爆死)、頒布イベント情報ページ等を改訂の上で夏コミ(コミケ102)前に再版。無駄に箔押し&めくって初めて表紙が特殊紙であることがわかる装幀は相変わらず(笑)。


折本『物書きの卵に気を付けろ〈抄〉』
11月……『物書きの卵に気を付けろ〈抄〉』

「ふらっとぺらっと」さんの「ぺらふぇす2023秋」に参加する為、生まれて初めて折本作成に挑戦。ネットプリントで配布したので完全なる無料配布ではないものの、自サイトにアップしたPDFでも公開を継続しているので、頒価ゼロ円の無料配布扱い。『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの構想中作品からの「抄」である。


折本『青き炎を巡りて〈抄〉』
11月……『青き炎を巡りて〈抄〉』

※こちらは「ぺらふぇす2023秋」の会期末ギリギリに生やして公開した「野生のぺらっと」扱いの折本。純正の「ぺらっと」同様、ネットプリントで配布したので完全なる無料配布ではないものの〈中略〉 『ミディアミルド物語外伝集』の書きかけ外伝から抜粋した「抄」であるが、まだ折本作成に慣れておらず、別のテンプレを使用したら字が小さくなっていたことに気付けなかった(汗)。道理で、やけに読める部分が長いなーと思ったよ! という次第なので、B4用紙に印刷して折る方が目に優しいかも(苦笑)。


 あと、刊行物の範疇に入れるのは違う気がしますが、馴染みの印刷所さまで毎年付与されている会員ポイントを期限内に使い切る目的もあり、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズのグッズとして、マスクの一時保管ケースにもなる抗ウイルス加工付きのクリアケースを拵えました。こちらも架空ストアさんに委託しましたので、何かの隙間に加えてやっていただければ幸いです。
 ……おっと、グッズといえばもうひとつ、知る人ぞ知る「長編上等」企画に於いてクイズ&スタンプラリーの景品として作成した「長編上等キャンバスバッグ」も、死蔵していても仕方がないよなぁということで、全て架空ストアさんに委託しました。普段使いでも問題ないデザインですので、併せてお求めいただければ(笑)。

1-2. 参加イベント

 次は、昨年参加したイベントを、参加した順で振り返っておきます。
 イベント名のリンク先は、アンソロを除けば、頒布物がわかる公式カタログページか、お品書きポスターや委託品一覧のツイートです。

  • 一筆献納2023
  •  募集型アンソロジーへの寄稿も一種のイベント参加、という解釈で、此処に記しています。
     なお、アンソロ寄稿の場合の「参加時期」は、当該アンソロの刊行日ではなく寄稿の締切日で見ております(以降、同様)。
     アンソロの詳細は、リンク先からどうぞ。
     紙媒体の通販はBOOTHにて……と言いたかったところですが既に完売(笑)。オンラインの有料マガジンはnoteにて提供されています。
     当方の寄稿作は「六方塞がりのその先に」です。「壁の向こう側」という非常~に難しいテーマで苦戦したものの、「困った時のセルリ様頼み」で何とか10,000字、書き切りました……。
  • ぷちヘキ
  •  Web上の企画参加も一種のイベント参加、という解釈で、同じく記載します。
     覆面小説企画には初めての参加でしたが、まぁ大体の方が正解されてましたね……ルビはほぼ振らなかったんですけどね(苦笑)。
     お題を示したツイートのみ埋め込みしておきますので、結果は是非、ツリーで御確認くださいませ(笑)。
     余談ですが、この企画で作成した文章を、後に、改稿の上で「ぺらふぇす2023秋」の参加作品に落とし込んでいます。
  • 文学フリマ広島5
  •  あー、今回はツイッター纏め記事が出来るほど小まめにはツイートをしてなかったんですよね……(汗)。
     当日のツイートをツイログで遡る限り、全体設営のお手伝いをして早めにスタート出来たにも拘らず自ブース設営がまたしてもギリギリだったことと、無料配布セットが事前の読み以上に貰われていったことと、安定の撤収ブービーだったこととは、辛うじて窺い知れます(苦笑)。
  • みちのくCOMITIA 10
  •  昨年も、仙台開催回に直参してきました。通常の会議机(幅180cm奥行45cm)を合体させて都産貿(=東京都立産業貿易センター)クラスにしているのは相変わらずです(笑)。
     今回大いに特筆すべきは、みちティアのみならずADV企画さんが開催するイベントへの参加歴の中で初めて、自身の有料頒布物が貰われていったことです!!
     ……今年は日程的に折り合わず、委託参加しか出来ないのが残念です……
  • 第八回 そこの路地入ったとこ文庫
  •  こちらでは、レターパックに入り切るだけという制約ゆえ、新刊の『The 103rd』しか委託出来ませんでした……上製本は、ひと回り大きめですから(汗)。
     出たばかりということもあってか、若干ですが後日の通販で貰われていきました(深謝)。
  • コミックマーケット102
  •  引き続き一般参加が有料チケットで制限されている状況でしたが、前年の第100回に比べれば遙かに有意義なサークル参加となりました。……いや、第100回が悲惨過ぎただけかもしれませんが(苦笑)。
     こちらは、参加後にノベルスキーのアカウントで垂れ流した雑感をブログ記事に纏め直しているので、リンクを貼っておきます。詳しくはそちらをどうぞ……いや、これだけは此処でも書いておきます、野間みつねのライフワーク的作品・架空世界の歴史群像劇『ミディアミルド物語』の本伝1巻が! 超久し振りに! 貰われていったんです!!
  • COMITIA 145
  •  昨年は秋開催が何と12月というスケジュールで「冬じゃん!」となった為、夏開催という位置付けの9月開催の方へ「こっちの方が秋じゃん!」とシフトしました。当方、寒いの苦手なんですよぅ……年に複数回開催されていて他の季節で代替が利くイベントなら、冬開催回のサークル参加は避けております。……今年は11月開催らしいので、多分、秋に戻ります(笑)。
  • 名古屋COMITIA 63
  •  ティアの翌々週というハードな日程でしたが、有難くも抽選をくぐり抜けることが出来たので、日帰りで遠征してきました。
     因みに、前項で刊行物の付録的に紹介した「紀博くんクリアケース」は、この名ティア合わせで作ったものです。『レジェンダリィ・クレイン』(……以下、そろそろ略称の「レジクレ」で記載)シリーズの熱烈なるファンの方がいらっしゃる予定がありましたので……(笑)。
  • 花鳥風月164
  •  初参加以来、続き物長編『ミディアミルド物語』(……以下、そろそろ略称の「MMS」で記載)を預けると貰っていってくださる方がいらっしゃるという、神在《かみあり》の地の神在イベント。昨年はMMSの新刊はなかったのですが、サークル刊行物100冊突破記念誌『The 103rd』委託の為に参加致しました。
     ……で、今回、記念誌だけが貰われていきましたので、やはり、かの地の神のお好みはレジクレ物以外ということになりそうです(苦笑)。
  • 紙本祭5
  •  初の、オンライン会場開催イベントへのサークル参加となりました。
     会期中、頒布はゼロでしたが、継続参加に意義があるかなーという気もしますので、次回も申し込もうと考えています。ウチは何しろ紙本だらけですしね(苦笑)。
  • ぺらふぇす2023秋
  •  こちらも初参加の企画。折本作成とネットプリント配信とに挑戦しました。
     一太郎で用意されている折本テンプレートを使っての作成で、手探りもいいところでしたが(汗)、ネットプリントで打ち出してくださった方、サイトからダウンロードしてくださった方など、複数の方からお手に取っていただけたようで、とても嬉しかったです。
  • 『300字SSマルシェ』アンソロ
  •  募集型アンソロジーへの寄稿に始まり、募集型アンソロジーへの寄稿に終わる一年、とはなりませんでしたが、11月末が締切でしたので、こちらに。
     今年1月7日開催の新イベント「もじのイチ」が募集満了したことをお祝いする300字SSアンソロ。お題は「マルシェ(市場)」とのことでしたので、当方は「地産地消」というタイトルの作品で寄稿させていただきました。
     既にBOOTH通販も始まっていますので、リンク貼っておきます(笑)。
  • ブクハン図書室2023
  •  「ブックハンターセンダイ」さんの先着順企画、今年も参加することが出来ました。
     限られた字数の中でどう書くか、普段と違う切り口で紹介してみるなど、試行錯誤です。
  • #わたセカ
  •  シリーズもの創作オンリーイベント「あなたのセカイの物語」さんの事前PR企画。
     シリーズ物なら幾らでも持っている(……とゆーか、ほぼ全てがシリーズ物(汗)という)物書きですので、ホイホイ参加しました(笑)。レジクレシリーズMMS月石の民シリーズとを投稿しています。……『魔剣士サラ=フィンク』もシリーズ物になるんですが、この時は、一緒に紹介出来る他の本や冊子がまだ出ていませんでしたので(汗)。あと……『まなざし』は、本編上巻が完売していたり傍伝を出し直す予定があったりで、なかなか紹介しづらいんですよね(苦笑)。
     今後は隔月開催というお話もあり、この初回参加のみ記録という扱いにするかもしれませんが、備忘的に。

 ……前年以上に色々参加してますねえ、っていうか、参加し過ぎでは(汗)。
 今年はまた別イベントへの初参加を計画しているのに……という話は、別項に譲りましょう。

 で、イベント参加は確かに多いのですが、頒布傾向としては、んー、新刊が殆どなかったこともあり、動きが少なかっです。架空ストアさんへの委託分も、記念誌以外が全く動いてないですし(汗)。
 とはいえ、みちティアで有料頒布物が初めて出ていったり、夏コミでMMSの1巻が出てゆくという超絶久し振りの(色んな意味で泣ける)出来事があったりでしたし、前を向いて参りましょうね!

1-3. Webサイト等

 一昨年に着手した試読ページのEPUB化を、時々思い出したように進めた一年でした。
 レジクレは、差替が全て完了。MMSも、本伝5巻までと外伝集4巻までを差し替えました。他には、『歳三《おれ》達の場合』の抜粋もEPUB化。ワープロ専用機時代の原稿ではあるのですが、HTML移植済みのモノを一太郎に流し込んでの作業でしたので、一から入力し直す大変さにはならずに済みました(笑)。
 レジクレとMMSの新規EPUB版は、紙媒体作品目録ページからお探しいただけますと幸いです。



2. 2024年の希望的目標

2-1. 刊行物

 さて、此処からは、希望的観測による本年の刊行目標などを記しておきます。

【出したい新刊リスト; 刊行済みを除けば、あくまで希望】
1月……『魔剣士サラ=フィンク』傍伝シリーズ『伝えぬままに』 刊行済み
8月……『ミディアミルド物語』本伝13巻 『知と知』(仮)
      ※出来れば、コミケ104(夏コミ)合わせの新刊で
その他……『小説BADOMA』続編、『ミディアミルド物語外伝集』7巻、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズで何か、ほか

 今年もコピペっぽいラインナップですが、既に刊行済みのモノがあるという例年にない事態ではあります(苦笑)。
 それ以外は例年通り、あくまでも、希望的な目標として掲げておきます。

 ……えー、そのMMS本伝の続きですが、やっと3章目が終わりそうな辺りで……予定では計13章ある巻なんですが……間に合うかどうか微妙過ぎますわ(汗)。

2-2. 参加イベント

 今年のイベント参加は、既に1月7日の「もじのイチ#1」からスタートしており……寒いのは苦手なんですけど、創作文芸イベント新規立ち上げ(しかも年一開催)とか言われたら、出てしまいますわ……
 以降は、以下の通りになるものと考えています。

【イベント参加リスト; 基本、受かったら】
1月7日(日) もじのイチ #1 (@港区/直接参加/参加済み)
1月8日(月・祝) 一筆献納2024 (寄稿済み)
2月25日(日) 文学フリマ広島 6 (@広島/直接参加/申込済み)
3月16日(土)~31日(日)の土日祝日等 プラムツリーBOOKフェア vol.3 (@相模原/委託参加/申込済み)
4月7日(日) TAMAコミ 第8回 (@八王子/直接参加/申込予定)
5月25日(土)~26日(日) あなたのセカイの物語 (@pictSQUARE/オンライン参加/申込済み)
6月9日(日) 第十一回 そこの路地入ったとこ文庫 (@京都/委託参加/申込予定)
6月23日(日) 北海道COMITIA 19 (@札幌/直接参加/申込済み)
6月30日(日) みちのくCOMITIA 12 (@仙台/委託参加/申込予定)
8月12日(月・振休) コミックマーケット 104 (@江東区/直接参加/申込予定)
秋期開催見込 名古屋COMITIA 65 (@名古屋/直接参加/申込予定)
10月27日(日) 文学フリマ福岡 10 (@福岡/直接参加/申込予定)
11月2日(土)~3日(日・祝) 紙本祭 6 (@ピクリエ/オンライン参加/申込予定)
11月3日(日) 花鳥風月 167 (@松江/委託参加/申込予定)
11月17日(日) COMITIA 150 (@江東区/直接参加/申込予定)
2025年1月5日(日) もじのイチ #2 (@港区/直接参加/申込予定)

 昨年、九州COMITIAが参加不能時季での開催に移行してしまった為、文学フリマ福岡への参加を真剣に検討しており、今年のリスト入りとなりました。……いやー、出来れば年に一度は小倉に行きたいので、どうせ福岡方面に行くならイベント合わせにしたいよね、というか何と言うか(苦笑)。
 あと、今年は、5年振りで北海道COMITIA(北ティア)に復帰致します。北ティアは委託参加だと全くと言って良いほどお手に取っていただけないので(汗)、参加するなら遠征直参一択なんですよね……。雪のおそれがない時季のみ参加させていただきますので、宜しくお願いします(笑)。

 また、上記リストには挙げていませんが、昨年は抽選洩れしてしまったふらっとぺらっとさんとか、ブックハンターセンダイさんとか、ノベル屋さん改めなご文さんとか、気に懸けているイベントも色々ありますので、付記しておきます。

 あ、勿論、一筆献納さんの所で5月COMITIA合わせとして企画されている臨時のチャリティアンソロにも参加するつもりでおりますので、併せて付記。

2-3. Webサイト等

 今年も引き続き、既存の試読ページのEPUB形式への差替に取り組みます。
 最悪でも、MMSは全差替を目指します!
 ……Webサイト改修は、諸事情でまだ殆ど進んでいないのですが(汗)、今年の内に何とかしたいものです(汗)。



 ……という訳で、今年は、昨年以上に頑張って創作活動に勤しむつもりでおります。
 どうぞ、今年も宜しくお付き合いください。

2024年4月

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