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「みちのくCOMITIA 5」での委託頒布予定品

  • 投稿日時:
 7月14日に福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」にて開催される「みちのくCOMITIA 5」(以降「みちのくティア」と記載)への委託予定品リストをアップ致します。

みちのくティア5 サークルカット
配置 : 委託26

 久々の参加ですので、初委託となるものばかり預けることにしています。なお、無料試読冊子を除けば読み切れる作品ばかりです。
 以下、書影付きで紹介致します。



みちのくティアへは全て初委託
『魔剣士サラ=フィンク』 ■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作も、ようやく、完結刊行まで漕ぎ着けることが出来ました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。

『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 ■ 『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 無料試読冊子
 今夏刊行した『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2章までを収録した冊子。
 単行本刊行に伴い、これまでの「刊行準備冊子」から、こちらに移行。820ページ本の試し読みに最適。
 A5判、44ページ。
 820ページの中から44ページ、という意味で、このタイトルにしました。
 初版は、単行本の中身(カバー下)と同じミニッツGA(※色は違いますが)に、カラー印刷表紙です。
 刊行準備冊子には収録していなかった人物紹介とリファーシアの世界地図も掲載しています。
 イベントでは無料配布ですので、どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。

『早蕨号、異世界をゆく』 ■ 早蕨号、異世界をゆく
 俺、赤糟毛馬《あかかすげうま》の早蕨《さわらび》は、土方歳三《ひじかた としぞう》と江戸以来箱館《はこだて》までの転戦を共にした乗り馬である。「千美生の里」の中にある我々の“作品世界”とやらから突然に行方を眩ましてしまった伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の亡霊を捜す為、土方と俺は、里の中にある他の“作品世界”へと踏み込むことにした……。
 A5判、64ページ、頒価400円。
 表紙・本文共にオンデマンド印刷、少部数で刊行。再版予定なし。なお、和綴じ装幀につき、糸のほつれや紙のズレなど些少の難がある場合がございます。予め御了承ください。
 ウェブ上の交換日記「里の茶店 万年貸切部屋」(現在は閉鎖済み)で2002年9月に起きた「亡霊先生失踪事件」を題材にした作品です。長らく「里の納屋」で未完状態のまま公開してきましたが、完結させた上で刊行物に致しました。
 野間みつね作品の主要世界を巡る、割にライトな作品です。
 急遽の刊行だったにも拘らず、かつて交換日記メンバーのおひとりだった「かきくけ工房」の高井玖実子さまが表紙を描いてくださいました……(五体投地!) 特に、裏表紙は必見です(笑)。


300字SSポストカード@ちらし置き場
「時間の証」 チラ見せ ■ 時間《とき》の証
 テキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降、「テキレボ」)名物「300字SSポストカードラリー」第6回参加作品。
 この回のテーマは「時計」でした。『魔剣士サラ=フィンク』のリファーシア世界が舞台です。例によって例の如く、300字ギリギリでの書き下ろし(汗)。
 ポストカードサイズ1枚、勿論無料です。
 テキレボアンソロ「海」への寄稿作品「漂う遺跡」と連係しています。
 山ほど刷りましたので『魔剣士サラ=フィンク』の強制付録にもなっています(汗)。本編でも何気なく登場するアイテムですしね(苦笑)。

「誕生」 チラ見せ ■ 誕生
 テキレボ名物「300字SSポストカードラリー」第7回参加作品。
 この回のテーマは「雪」でした。再び、『魔剣士サラ=フィンク』のリファーシア世界が舞台。例によって例の如く、300字ギリギリでの書き下ろしです(汗)。
 ポストカードサイズ1枚、こちらも勿論無料です。
 テキレボアンソロ「花」への寄稿作品「試験」と連係しています。
 前回よりは減らして刷りましたが、それでも、そう簡単にはなくならない量です(汗)。出す予定の外伝集の強制付録にしますかね(こらこら)。




 以上、当日、みちのくティアに足をお運びの皆様、どうぞ遠慮なく覗いていってやってくださいませ。
 委託番号は、「26」となっております。
 委託品は、有料頒布物は3冊ずつ、無料頒布物は5冊(いずれも見本誌を除く)となっております。300字SSポストカードは10枚ずつ送らせていただきました。いずれも、万が一にも品切れの際は御容赦ください。




 本サイト内の紙媒体他作品目録ページでは、試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

サイト内の試し読み掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから(ページトップまたは末尾のリンクから3か所分辿れます)
   ■ 早蕨号、異世界をゆく → こちらから(第一章全文掲載)

 また、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも、上記とは異なる場所から見本を投稿済みですので、御参考まで。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから
   ■ 早蕨号、異世界をゆく → こちらから

 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ……。
 他の作品も覗いてみたいという奇特なお方は、こちらの作品一覧ページからどうぞ。

「みちのくCOMITIA 2」での委託頒布予定品

  • 投稿日時:
 7月24日に福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」展示Bホールにて開催される「みちのくCOMITIA 2」(以降「みちのくティア」と記載)への委託予定品リストをアップ致します。

みちのくティア2 サークルカット  最終委託となる『補充裁判員2番』ほか、初頒布となる『はたとせ』と『掘り出しミックスナッツ』など、1冊で読み切れる作品のみ5種を預けてみることにしました。
 以下、書影付きで紹介致します。



みちのくティアへは最終委託
『補充裁判員2番』 ■ 補充裁判員2番 -とある裁判員裁判体験記-
 補充裁判員として参加した裁判員裁判の体験記。
 A5判、表紙込み24ページ、頒価100円。
 なお、この冊子は今年の夏コミを最後に頒布停止とし、絶版にする予定となっておりますので、みちのくティアでは最終委託となります。宜しくお願いします。
 自家印刷&製本した冊子です。インクジェットプリンタで全ページカラー印刷。顔料インクなので水濡れには強い……筈……


みちのくティアでは初頒布の既刊
『はたとせ』 ■ はたとせ -「千美生の里」 20周年自選蒐-
 野間みつねが個人サークル活動を開始した1995年から出してきた刊行物の中から13本を収集、最後に当たる2015年のみ書き下ろし短編を収録。長編は章または節単位で抜粋(複数の場合あり)。中編・短編は丸ごと一本を掲載。架空世界物は無論、似非歴史物から未来世界物まで、幅広く採用。書き下ろし短編「V《ブイ》回収一件」は『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ作品。
 なお、付録として、自家印刷製本の「『はたとせ』あとがきになり損ねた話」を同梱。
 昨年の夏コミ合わせ刊行物につき、みちのくティアには初委託となります。
 A5判、292ページ、頒価1,200円。
 どうにかこうにか292ページに抑え込んだので、頒価も1,200円に出来ました(汗)。
 作品は刊行順に収録されていますし、まさに20年を概観出来る豪華カタログとも言えます。
 因みに、区切り毎に扉ページを紙替えしていますので、小口や天地を見れば切れ目がわかります。なので、お好きな場所から開いて読むことも出来ますよ(笑)。

 (余談ですが、上記書き下ろし番外編は、先に『エモーショナル・サイオニック』の表題作本編を読んでおくと、少しだけ美味しいと思います)

『掘り出しミックスナッツ』 ■ 掘り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 2-
 ふと立ち寄った図書館で見付けたのは、俺の母校の卒業アルバムだった。……しかも、俺が卒業した、百年前の。
 一次創作4本「百年目の再会」、「倫秋兄様《みちときにいさま》奮戦記」(双方『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「それは、二月十五日の夜に」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「最後の帰郷」と、二次的著作物ではない二次創作(『小説BADOMA』と同じ背景世界を持つ)「器を巡りて」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 昨年末の冬コミ新刊につき、こちらもみちのくティアには初委託となります。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第二弾です。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も収録されていますが、自分が勝手に作成した続編ゲーム(汗)の諸々を踏まえての作品なので、『BADOMA』自体とは殆ど関係なくなっております(苦笑)。


その他の既刊
『エモーショナル・サイオニック』 ■ エモーショナル・サイオニック -レジェンダリィ・クレイン-
 銀河連邦の植民惑星間を航行する旅客船フェントーク号が、バニラ星上空で原因不明の操船不能に陥り、墜落──挙式間近の婚約者《フィアンセ》をこの事故で喪ったジュード・ナリタ青年は、だが、それが事故ではなく、二百年以上も生きている伝説の超能力者《レジェンダリィ・サイオニック》クレイン・ロードにより人為的に引き起こされたものだと証し立てる映像を見せられる……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》青年が主人公のシリーズから一作品を選び、大幅に加筆改稿。書き下ろし番外編「異動」も収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 続き物ではなく、単巻読み切りです。
 超能力者は出てきますし、舞台も(野間みつね世界の)未来世界ではあるのですが、SFともアクションとも言えないSFモドキです(汗)。


『蔵出しミックスナッツ』 ■ 蔵出しミックスナッツ -ジャンルごた混ぜ短編小説集-
 「歩出斉城門、遙望蕩陰里……」 聞こえてきた歌声に、青年は覚えず足を止めた。
 一次創作5本「梁父吟 習作」、「Yoriyama Brothers」(『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「落星前夜 習作」、「Escape!」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「星祭りにはまだ早い」(『通り名はムーンストーン』シリーズより)と、二次的著作物ではない二次創作(『四番目の魔道士』と同じ背景世界を持つ)2本「伝説の前に」、「誓言から逃げる魔道師」を、7本それぞれ全てリライト/リバイスして収録。
 長編体質の野間みつねにしては珍しい、短編集です。
 半ば突発的に刊行しました(汗)。
 コンピュータRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も2本収録されていますが、7本中5本は一次創作です。


無料配布@ちらし置き場  ※2種類を抱き合わせ配布です(汗)
『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』 ■ 『ミディアミルド物語』 超かんたん試し読み(改訂増補第三版第二刷)
 本伝1巻~10巻・外伝集1巻~5巻までの計15冊から各巻2ページを上限に抜粋した、試し読みの為の冊子。
 以前の『駆け足、覗き見、ミディアミルド』に於ける出し過ぎを反省して、引用は雰囲気が伝わるギリギリの分量に止《とど》めた。
 なお、拙サークルサイトや従前の試し読み冊子類での紹介箇所とは被らないよう配慮している。
 最後に、本伝11巻収録予定話からのチラ見せあり。
 ページ調整の関係で、星村朱美様の人物紹介画・イラスト類を一部再録。
 A5判、44ページ。
 イベントでは無料配布している当冊子、おかげ様で第二版も配り切りましたので、10巻からの抜粋を加えるなどして、第三版を刊行しています。
 なお、朱美てんてーのイラスト類は、今後版を重ねるにつれ2ページずつ減っていきますので、最多状態の版を入手しておきたいという方はお見逃しなく(笑)。

『魔剣士サラ=フィンク』 刊行準備冊子 ■ 『魔剣士サラ=フィンク』 刊行準備冊子(改訂第四版)
 2016年中に何とか刊行したい(汗)『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2節までを収録した冊子。
 勿論、ちまちまリライトしているので、頒布停止した同作品の第一部総集編と全く同じ内容、というわけではなくなっている。
 A5判、44ページ。
 とうとう第四版となりました。相変わらず、検討中の装幀を事前に色々と試してみたいという目的もあっての刊行物なので、表紙が今度はクリアPPフルカラーです。
 イベントでは無料配布ですので、どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。




 以上、当日、みちのくティアに足をお運びの皆様、どうぞ遠慮なく覗いていってやってくださいませ。
 委託番号は、「35」となっております。
 委託品は、全て3冊ずつ(いずれも見本誌を除く)となっております。無配冊子セットは5セット送らせていただきました。いずれも、万が一にも品切れの際は御容赦ください。

 此処に掲げられていない情報は、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。裁判員裁判体験以外は、試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

 なお、今回の委託品の内、裁判員裁判体験記を除く4種については、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも見本を投稿済みですので、併せて御覧ください。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ エモーショナル・サイオニック → こちらから
   ■ 蔵出しミックスナッツ → こちらから
   ■ はたとせ → こちらから
   ■ 掘り出しミックスナッツ → こちらから

 作品一覧は、こちらのページからどうぞ。
 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり(場合によっては一章丸々、短編は一本フルで)提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ幸いです。

諸々の参加予定イベント情報

  • 投稿日時:
 取り急ぎ、秋口までの参加イベントについて、状況を纏めてお知らせしておきます。

  • 花鳥風月 126
  •  7月3日(日) くにびきメッセ@島根県松江市
     委託No. : 委託15

  • みちのくCOMITIA 2
  •  7月24日(日) ビッグパレットふくしま@福島県郡山市
     委託参加予定(近日申込)

  • コミックマーケット90
  •  8月14日(日) 東京ビッグサイト@東京都江東区
     配置場所 : 東5ホール ヒ 07a

  • Elysian 31
  •  9月4日(日) アスティホール@北海道札幌市
     委託参加予定(申込済)

 頒布予定品情報は、それぞれのイベント開催日が近くなりましたらアップ致します。
  • カテゴリ:
  • タグ: Elysian, コミックマーケット, みちのくCOMITIA, 花鳥風月

2015年秋冬の予定

  • 投稿日時:

 夏コミは終わりましたが、今年は、秋~冬に掛けて空前のイベントラッシュとなっております(汗)。
 なので、此処で一度、年始の「抱負」を整理し直し、改訂しておこうと思います。

  【出した/出したい刊行物リスト;「出したい」の方はあくまで希望】
   3月……『小説BADOMA』 1巻(全5巻予定)
         ※刊行済み/「Text-Revolutions」第1回合わせ
   5月……『小説BADOMA』 2巻
         ※刊行済み/夏コミからイベント頒布も開始済み
   7月……『はたとせ』
         ※刊行済み/夏コミ合わせ
   8月……『魔剣士サラ=フィンク』刊行準備冊子第3版(無料配布冊子)
         ※刊行済み/夏コミ合わせ
   10月……『小説BADOMA』 3巻
         ※「Text-Revolutions」第2回合わせ新刊予定(本文原稿は殆ど仕上がり済み)
   11~12月……未定(冬コミ合わせで何か)
   その他……『魔剣士サラ=フィンク』全1巻(第一部総集編も合本/上製本にするつもり)
          ※冬コミ合わせに……したかったんですが……かなり厳しそう(汗)

 ……新作は『小説BADOMA』ばっかりじゃん、という一年になりつつあります(汗)。
 秋冬で何か、薄くてもいいのでオリジナル物を出したいものです……(希望)

  【イベント参加リスト;配置場所の記載がないものは「受かったら」参加】
   3月8日(日) Text-Revolutions 第1回 (@川崎/直接参加/スペースNo.C-10)←無事終了
   5月5日(火) COMITIA 112 (@東京/直接参加/配置 V 36ab)←無事終了
   6月7日(日) 新潟COMITIA 43 (@新潟/委託参加/サークルNo. 24)←無事終了
   6月28日(日) 北海道COMITIA 2 (@札幌/直接参加/配置 J 09)←無事終了
   7月19日(日) みちのくCOMITIA 1(@郡山/直接参加/配置 E 11)←無事終了
   8月14日(金) コミックマーケット88 (@東京/直接参加/配置 1日目 東 「ペ」 44a)←無事終了
   10月10日(土) Text-Revolutions 第2回 (@東京/直接参加/申込済み)
   10月18日(日) 花鳥風月 123 (@松江/委託参加/申込済み)
   10月25日(日) 新潟COMITIA 44 (@新潟/委託参加/申込予定)
   11月15日(日) COMITIA 114 (@東京/直接参加/申込済み)
   11月23日(月・祝) 北海道COMITIA 3 (@札幌/直接参加/申込済み)
   12月30日(水) コミックマーケット89 (@東京/直接参加/申込済み)

 ……幾ら何でも多過ぎだろ……(汗)。
 という訳で、来年からは少し、イベント直接参加の回数を削減するつもりです。
 先月末に人生初入院などやらかして色々考えることもありましたし、何より、イベント参加費用(交通費・宿泊費・搬入搬出輸送費を含む)が嵩んで本が出せなくなったら、本末転倒ですし(苦笑)。
 色んな意味で、あんまり無理の利かないお年頃になりつつあるようです。

 そもそもが長編書きですし、息長く活動を続けてゆく為にも、この辺りで一歩、引こうと思います。

 今のところ、基本、各イベントへの直接参加は年に1回までとし、委託のあるイベントは極力委託参加とする方向で考えています。コミティアへの直接参加も、恐らく、秋のみとなるでしょう。北海道コミティアも、夏のみ直接参加で秋は委託参加とする可能性大です。
 その分、それぞれの直接参加イベント合わせで新刊を出してゆけるよう、鋭意努力する所存です。

  • カテゴリ:
  • タグ: COMITIA, Text-Revolutions, コミックマーケット, みちのくCOMITIA, 北海道COMITIA, 新潟COMITIA, 花鳥風月

「みちのくCOMITIA 1」に参加してきました

  • 投稿日時:
 7月19日(日)にビッグパレットふくしま展示Bホールで開催された「みちのくCOMITIA 1」(以降「みちのくティア」と記載)に遠征参加してまいりました。

赤べこキーホルダー
 例年であれば、夏コミ新刊の入稿締切直前で、遠征など無理無理無理無理という日程だったのですが……
 今年は珍しくも夏コミ新刊の入稿が早めに出来そうだったこと、そして、早朝に家を出ればサークル入場開始時刻に間に合いそうだったこと、ならば大量の見本誌を提出してしまう為にも(笑)一度は直接参加しておく方がいいだろうこと──以上の理由で日帰り参加を決め、直接参加の申込を致しました。

 ……とは言え、各コミティアの直接参加初回で何が大変かって、本家ティアでも北ティアでも実はそうでしたが、提出見本誌の準備です。
 ウチ……頒布物の種類が多いですからね……(トオイメ)
 勿論一応は、見本誌シールが参加案内に同封されて届いています。でも、4枚ですから、焼け石に水(汗)。足りない分はコピーしてください、とありましたので増刷を試みたのですが、これが予想以上に大変。微妙に曲がってしまったり、コピー可能領域の関係で端っこが消えちゃったり……。
 そして、どうにか印刷出来たら、今度は一枚一枚手書き(汗)。
 29枚も続けて書いたら、手が攣りそうになりましたよ(爆)。
 次回以降は、出来れば、見本誌票の電子データを、PDFで構わないので公開してほしいものです(苦笑)。電子データなら、ダウンロードして、手空き時間に内容を記入しておいて(PDFでも高度編集出来るソフトを所持)、シールシートに一気に印刷出来ますから。



 そんなこんなで、提出見本誌29冊分の見本誌票作成でキーキー言いながらも、どうにか無事に当日を迎えました。
 早朝に自宅を出て、大宮から東北新幹線で郡山へ。

郡山駅
 福島県に来たのは久し振りで、しかも、交通機関の乗換以外で郡山下車したのは初めて、という状況でしたが、行きは正直、嬉しげに写真を撮ったり到着報告をしたり、という余裕は皆無でしたね(苦笑)。ちゃんと会場に辿り着けるかどうかで頭が一杯(汗)。

新型車両
 なので、上の写真は2枚とも、帰りに撮影したものです。行きは、こちらの新型車両ではなく、従来型の車両でしたよ。……余談ですが、この新型車両、普通車なのに妙な枕(上下に動かせる)が座席に付いていて、却って座りにくく感じましたわ(汗)。座席を後ろに倒せれば快適だったのかもしれませんけど、既に後ろに人が座っていると、どうしても遠慮がちにしか倒せませんから、結果、枕が出っ張っている分だけ凭れられなくて、ずーっと背筋を伸ばして座り続ける羽目に……。
 ……と、イベントに関係ない話はそこまでにしておきましょう(苦笑)。



 会場に入った瞬間、天井が高く、間口の割に奥行がある、というホールの見た目で、昔「そうさく畑 東京」へのサークル参加で屡々出掛けていた東京都大田区のPiO(1Fの大展示ホール)を思い出しました。ただ、記憶の中にあるあのホールよりも照明は明るかったです……時代が違いますかね(笑)。

 が、設営時間は1時間、感慨に耽っている暇などありません。
 キャリーカートからブックエンドとセロハンテープを取り出し、見本誌置き場へ搬入荷物を急いで取りに行き、そのままその場でまずは見本誌29冊を設置(爆)。完了後、台車に他の搬入荷物を載せてスペースへ戻り、今度は、ちらし置き場へPRポスターの掲示に。……って、まだ誰も貼ってないんで一番上に貼らざるを得ないんですけど、画鋲を押すのに背伸びしないと手がたわん……あ、「たわん」は方言ですね、手が届かない(汗)。
 ……因みに、結局、PRスペースにポスターを掲示したのは、ウチを含めて3サークルだけでした……あんなに広々と掲示場所が用意されていたのに、ホントにホントに勿体ない……。

 サークル入場からイベント開始まで1時間、これは割と一般的かなーとは思います。しかし、拙サークルのような設営に時間の掛かるサークルには、結構キツかったりします(汗)。案の定、サークル待機列の殆ど先頭で入場したにも拘らず、見本誌設置・ポスター掲示・サークルスペース設営と休みなくフル回転でも、全てが完了したのが一般入場開始寸前、ギリギリになりました(爆)。
 ……ただ、同じく設営時間1時間の北ティアも、参加2回目は或る程度効率的に見本誌設置・ポスター掲示・サークルスペース設営と各所を回れるようになったので、今回厳しかったからと言って次回も同様とは限らないですね(苦笑)。特に今回は、折り畳み棚&台座のデビュー戦ということもあり、若干手間取った部分もあります。次回以降、直接参加することがあれば、今回で勝手が大体わかった分、もう少し余裕が持てるようになるかもしれません。

 という訳で、今回はこんな感じに。

みちのくティア1 「E 11」
 後で「……左右反対の方が良かったかのぅ……」と反省したのは、人の流れの多くが、この写真で言うと左→右、となっていたからです。ホール入口から入ってきて、そのまま直進してゆく人が多かったようですね。つまり、多くの人にとって拙サークルスペースは、まず高さのある棚が目に入り、そこに或る程度は近付かないと平積みの委託本が見えてこない、という状態だったと推測されます。
 その証拠と言うには事例として数的にも質的にも貧弱ですが、委託本を買ってくださったり手に取ってみてくださったりしたのは、反対側から来て足を止めてくださった方々でした(苦笑)。
 コミックマーケットや本家コミティアのようなビッグサイトだと、だだっ広いせいか人の流れる方向は余り一定しない感じですが、会場が中規模以下の広さである場合、人の流れを予め或る程度推測してレイアウトを考えておかないと、色々後悔することになりますね(汗)。

 あと、奥ゆかしい方が多いのか、無料配布セットが首都圏以上に捌けなかったです。貰ってくださった方にも、「えっ、これが無料とは思ってませんでした」と吃驚されてしまう始末(汗)。「御自由にお取りください」と大書してあるんですけど(爆)、皆様のお目には入らなかったようです。
 そういう状態でしたから、折角多めにお預かりしておいた「架空指輪展」のDMも、半分以上はお隣の象印社さん(前日から郡山入りされていたので、前日に届いたであろうDMを受け取られていなかった)に撒いていただくという結果に(深謝)。……いや、より多くの方々の手に届けるという目的さえ達成出来るなら、誰が撒いてもいいんですよ(笑)。
 ただ、DMはそれで結果オーライだとしても、無配冊子セットは……うーん、これなら、半分ぐらい、ちらし置き場に置かせてもらった方が良かったかなぁ。此処も反省点ですね。

 とは言え、そもそも初参加したイベントで盛況という方が珍しいので、今回の反省を次回以降に活かしつつ、ぼちぼち進んでゆこうと思っています。



 みちのくティア、特筆すべきは、今回だけかどうかは不明ですが、今迄に参加してきた他のイベントに比べ、親子連れの参加者が明らかに多かったことです。
 可愛い or 綺麗なグッズに子供さんが目を惹かれて寄ってきて、親御さんも足を止める……というパターンを結構あちこちで見たように思います。
 初回だけで結論を出すことは出来ませんけれど、今後継続して参加するかどうか、仮に参加するとしたら子供さん方の目も意識したディスプレイをどう工夫すべきか等、少々考えてしまったところはありましたね。

 イベントそのものの雰囲気は、何処か、古き良き「そうさく畑」を思い起こさせるものでした。
 見本誌コーナーが島毎に完全に分かれた状態で設けられていたり、会場内でイラストコンテストがあったり、音楽の合間に時々DJが(うるさくない程度に)メッセージを読み上げたり話をしたり、何よりサークルスペースに無料のドリンクサービスが回ってきたり(汗)。……ワゴンサービスで回ってきたので、「ああ、ああやって配膳台が使えるなら、畑ほどにドリンクサービス時のスタッフ要らないかもなぁ」とも感じましたわ。
 但し、閉会まで残り40分の時点で始まったビンゴゲームは、北ティア(と言うかエリシアン)での閉会後ジャンケン大会に通じる盛り上がりがありましたねぇ(爆)。冒頭に写真を貼った赤べこキーホルダーは、そのビンゴ大会で頂いた物です。

 ……ただ……企画自体は愉しいのですが……閉会後の撤収時間が30分しか取られておらず、毎度毎度撤収に1時間は要してしまうサークルとしては、撤収を開始せねばならないタイミングで始められる総員巻き込み型イベントは、ちょっと厳しかったです……(汗)。撤収をしていても、読み上げられる番号を聞いてビンゴシートに目を走らせ、該当番号があれば穴を開け、という作業が間に挟まれると、普段のような集中が出来ない状態になりまして……いや、ゲームを無視してせっせと片付けてれば良かったのかもしれませんけど、それはそれで、折角主催者さん達がイベントを盛り上げようと頑張ってらっしゃるのに申し訳ないですしねぇ……。
 片付けが進まないなー、これはやばいなーと思っていたら、予想通り、閉会後の撤収が見事ブービーになりました……デッドラインの15:30には何とか間に合いましたけど……。
 今後も同様のイベントタイムスケジュールになるのであれば、次からは14:00に撤収を開始する必要がありそうですね(苦笑)。



 最後になりましたが、お立ち寄りくださった方々、両隣のサークルさん方、そして主催者始めスタッフの皆様に、心から御礼申し上げます。
 来年も同時期の開催であれば直接参加は厳しいですが(……今年の夏コミ新刊に係る修羅場が前倒しで済んでいたのは、本っっ当に例外中の例外(汗))、委託になっても参加自体は続けてみたいなと考えている次第です。

「みちのくCOMITIA 1」での頒布予定品

  • 投稿日時:
 7月19日(日)に福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」展示Bホールにて開催される「みちのくCOMITIA 1」(以降「みちのくティア」と記載)での拙サークル頒布予定品を掲載致します。
 ページ数・頒価など詳細については、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。
 また、殆どの作品は創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも見本を投稿していますので、こちらから御参照ください。

 まず、北ティアに引き続きお預かりしている委託品です。

他サークル様からお預かりした委託品
『夜と舟』 ■ 夜と舟
   頒価:400円
   B6判 56ページ
 文学フリマに参加されている「兎角毒苺團《とかくどくいちごだん》さんからお預かり。
 神話あり、絵物語ありの、全年齢コズミック・アンソロジー。
 【追記】 告知記事がアップされました。こちらから。

 ……本当は、アンソロイメージに合わせて作成されたアクセサリーとのセット頒布版もあるのですが、御本だけの版をお預かりしています。
 このページ数で8人の方が参加されています。すーっと読めると思いますよ。

『僕と俺と魔女とオタクの空白のお話』 ■ 僕と俺と魔女とオタクの空白のお話
   著:千洋 誠  頒価:300円
   A5判 36ページ
   ISBN 978-4-87310-009-8 (C0093)
 ドラゴンやら魔女やらが登場するので、ファンタジー? ……なのか……?
 知る人ぞ知る「暗黒通信団」さんの刊行物。
 ……なお、著者名の「誠」は、「あきら」と読むのが正しい。

 正体は、合計七人で書き進めたリレーノベル。
 昨年の春ティア後の打ち上げで、企画に巻き込まれました(汗)。
 とにかくハチャメチャな物語になっていることだけは太鼓判を押せます。
 因みに、ISBNコードまで付いているので、何と、普通の書店でも注文出来ます(汗)。
 まさか、自分が参加した作品が、書店で売られるような書籍になるとは……まだまだピンと来ませんね(大苦笑)。




 それでは、以下、拙作の頒布物リストです。  初の直接参加イベントなので全部が初売りですが、書影は一部のみにしておきます。但し、コメントは全てに付けておきます(汗)。



ピックアップ
『エモーショナル・サイオニック』 ■ エモーショナル・サイオニック -レジェンダリィ・クレイン-
 銀河連邦の植民惑星間を航行する旅客船フェントーク号が、バニラ星上空で原因不明の操船不能に陥り、墜落──挙式間近の婚約者《フィアンセ》をこの事故で喪ったジュード・ナリタ青年は、だが、それが事故ではなく、二百年以上も生きている伝説の超能力者《レジェンダリィ・サイオニック》クレイン・ロードにより人為的に引き起こされたものだと証し立てる映像を見せられる……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》青年が主人公のシリーズから一作品を選び、大幅に加筆改稿。書き下ろし番外編「異動」も収録。
 続き物ではなく、単巻読み切りです。
 超能力者は出てきますし、舞台も(野間みつね世界の)未来世界ではあるのですが、SFともアクションとも言えないSFモドキです(汗)。
 今回、パンフ用にPRカットを提出してあることもあり、棚差しせず前面に出して頒布する唯一の作品として選びました。



初直接参加イベント恒例の「纏め買い値引」対象品
 架空世界の一時代を描く長編『ミディアミルド物語』本伝1~10巻+外伝集1~5巻を15冊纏めて御購入くださるという奇特な方々に、100円単位までの端数を切り捨てるサービス! と言いたいところですが、現在の合計額は端数なしの合計9,000円なので、1,000円引きと致します。
 なお、従前、他イベント等で同作品の既刊を入手してくださっている方が残りを全部一気買いなさるというケースでも、100円単位までの端数切り捨てサービスを敢行致します。例によって初直参イベント限定の出血企画ですので、この機会をお見逃しなく! ……元々出血価格なのは見ない振り(苦笑)。

『ナブ・ナブオーヴァ』 ■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 野間みつねの〝準ライフワーク〟的な作品。架空世界の歴史物、と表現するのが一番適切かも。2010年11月、リライトして刊行。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行されています。

■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

■ ダグディグル・グルーグラス -ミディアミルド物語 3-
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎《グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……
 リライト刊行した4冊の中では最も改訂要素の少ない巻です……なので、これだけ「リバイス版」と称しております。
 多分、シリーズ中でも最薄の巻になるのではないかと(苦笑)。

■ ムグロールの赤狼 -ミディアミルド物語 4-
 バルバミラの戦いで力尽きた〝恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。長き眠りから目を覚ました彼の前に現われたのは、ひとりの〝少女〟であった。彼女の存在に戸惑い、その言葉に苛立ちと反発を覚えるミディアム。だが、語り続けるその〝少女〟に突如として襲い掛かってきた暴風の禍々しさに、ミディアムの体は咄嗟に動いていた……
 この巻から、物語の舞台が大きく北東方面へと広がります。とは言え、南の方のお話も、後半になると出てきます。……ただ、主人公その2は、敢えて名前しか出てきません。次巻の為に、満を持しております……!

■ マーナの知将《ドー・ルーム》 -ミディアミルド物語 5-
 カタゴラの戦いで大敗を喫したマーナ。唯ひとりこの戦に強硬に反対したことから自邸謹慎を命じられていた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラムは、改めて主君から意見を求められ、暫しの不戦策を主張するのみならず、諸人を疑心暗鬼に陥れる不穏当な進言を行う。だが、それは、真の目論見をレーナの目から隠す為の詐術に過ぎなかった……
 という訳で(?)、タイトルからもおわかりの通り、主人公その2、ケーデル・フェグラムが前面に出まくる巻です。
 ……余談ですが、この巻を読んだら、是非是非次は外伝集4巻お手に取っていただければ幸いです。
 出来れば、本伝6巻よりも先に(汗)。

■ 遠きが故に -ミディアミルド物語 6-
 マーナとレーナの国境の村ステイクで倒れ、辛うじて救出されたが仮死状態に陥ってしまったミディアム・サーガ。長老候補ソフィア・レグは、目を覚まさぬミディアムをエルの町まで移送してみたものの、快復の手立てを掴めずにいた。そこへ、ひとりの優れた薬師《くすし》がふらりとエルに姿を現わした、という知らせが飛び込んでくる……
 所謂〝ダニュア三国〟のひとつであるキャティラが舞台となる章が、初めて出てきます。……ついでに(?)、主人公その2.7《にーてんなな》も(爆)。

■ 縄なき繋縛《けいばく》 -ミディアミルド物語 7-
 レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
 この巻のメインディッシュは何と言っても〝タリー・ロファの面目ない話〟でしょう。
 ……前半、ケーデル・フェグラムの受難話も混じっておりますが(汗)。

■ 垣間見る未来 -ミディアミルド物語 8-
 クピー・ニルグリスは、バタールの戦いで負った傷の癒えぬジス・エルミを伴い、故郷であるムグロールへと赴く。しかし、その転地療養の真の意図は、ジスではなく、クピー自身の体調に因るものであった。翌年の初夏、そのクピーからムグロールへ呼び出されたミディアム・サーガは、辿り着いた宿場町ケイで、驚きの光景を目にすることになる……
 続く9巻にあっさり抜かれましたが(汗)、それでも、本伝の中では過去2番目の厚さです。
 ……薄い本を沢山頻繁に出すよりも、それなりの厚さの本をそれなりのペースで出す方が、読者の皆様の懐にも作者の懐にも優しくなるんですよねえ、トータルでは(苦笑)。

■ 祝婚 -ミディアミルド物語 9-
 レーナの長老候補ソフィア・レグが婚約したという知らせが、未だ新年の祝賀気分も色濃いマーナ宮廷にも届く。マーナ王ララド・オーディルは、その知らせを携えてレーナから来着した使者に対し、早速に慶賀使節を差し向ける由を告げると、その使節団の副使として、近衛副長タリー・ロファを指名したが……。
 ぶっちぎりで、シリーズ最厚の巻となりました(汗)。
 測ってみたら、2cmとな(爆)。
 この厚さを超える巻は、本シリーズ中では流石にもう出ないんじゃないかと思っています……。
 そして、見た目はそんなに厚いのに、作中時間は1か月弱しか経過していないという(苦笑)。

■ ミゼルでの遭遇 -ミディアミルド物語 10-
 マーナから慶賀使節としてレーナの都シャーラミディアを訪れていた近衛副長タリー・ロファは、一連の行事への参加を終えた翌日、ミディアム・サーガの案内で、シャーラミディア市中へ出た。しかし、穏和裡に過ぎると思われたその散策中、何げない会話の中で或る事実に気付いてしまったタリーは、その場に立ち竦んだ……
 巻末付録として、星村朱美様のイラスト類を一部再録。
 多分、半分まで来ました。……た、多分(爆)。
 これまで本伝や外伝で少しずつ明かされてきた、ケーデル・フェグラムの抱える様々な秘密──その粗方が明らかになる巻でございます(……少なくとも、読者の皆様には)。
 ただ、そちらに余り気を取られていると、この巻の最後に用意されている、物語の中でのエポックメーキングな出会いを見逃すことに……なったりしますかね?

『清水は未だ青く』 ■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、17歳の秋、1頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 『ミディアミルド物語』のサイドストーリーズを収録したシリーズ。2011年3月、大幅にリライトして刊行。表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 外伝集は本伝と異なり続き物ではありませんので、それ単独でも読めます。……なお、外伝集は、現在5冊刊行済みです。

■ 最後の一年、最初の一日 -ミディアミルド物語外伝集 2-
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、13歳の時から16歳の現在まで、大過なく務めてきた。17歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 『ミディアミルド物語』のサイドストーリーズを収録したシリーズ。表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。
 マーナの近衛兵タリー・ロファを中心とした話を集めています。
 ……裏の主人公は、先輩近衛兵ノーマン・ノーラかもしれません(苦笑)。

■ その佳き日まで -ミディアミルド物語外伝集 3-
 マーナ近衛隊の副長であるノーマン・ティルムズ・ノーラは、さる騒動が元となり、上官の娘マリ・ジェラルカ・マーラルと婚約した。挙式までは二か月。長くもなく短くもない、恙なかるべき筈のその婚約期間は、しかし、何事もない穏やかなものとはならなかった……
 表題作の他、短編「ささやかなる陰謀」及び「命知らず」を収録。
 マーナの近衛副長(当時)であるノーマン・ノーラがメインになる外伝集です。
 巻全体を通して艶っぽい展開が皆無に等しい、外伝集の中では最も〝電車の中でも安心して読める〟作品です。なので、野間みつね作品の初心者にお勧め????

■ 将軍と呼ばれる迄に -ミディアミルド物語外伝集 4-
 ジャナドゥ養成所が多数あることで知られるシベルリンの森、高名なジャナドゥ養成者タカナ・ルーミンの許で厳しい訓練の日々を送っていたグライン・マーリは、或る朝、養成所を訪れた金髪の青年に興味を惹かれ、樹上からその後を追い始めた……
 表題作の他、掌編「ソフラ小景」、中編「リーズルの若き鷹」、短編「歪んだ糸の物語」「暁闇」及び「奇妙な旦那様」を収録。
 本伝5巻と6巻との間でお読みになることを強く強く推奨する外伝集です。……いや、勿論、どれをどういう順序でお読みになろうとそれは読み手の皆様の自由なのですが、一応作者からのお勧めということで……

■ レーナから来た青年 -ミディアミルド物語外伝集 5-
  マーナ暦デリーラ六年仲冬第二月、マーナ第一王女の婚礼祝賀の席に、近国レーナからの使節の一員として、ソフィア・レグという青年が居た。マーナ王ララド・オーディルは、奇妙なことに、以前その青年と何処かで出会っているような気分を拭い去れないでいた……
 表題作の他、「ある茶話会の風景」、「ダランドー叔父様との思い出」、「シベルリン小景」、「最後の夏」、「闇に向かって走れ」を収録。
 書き下ろし中編「最後の夏」は、本伝6巻で飛び出した〝タリー・ロファのトンデモナイ告白〟を下敷きにした一篇です。
 他の外伝集に比べると、割合に短い話が集まっている一冊ですね。



その他の既刊
『まなざし』(上) ■ まなざし 上
 幕末、文久三年秋、京都――壬生浪士組(後の新選組)副長土方歳三《ひじかた としぞう》は、ある男から苦しい胸の内を告げられる。それまで男色とは縁なく生きてきた歳三は相手を拒絶するが、その夜を境に、いずれ殺さねばならぬと思い決めていたその男の思わぬ姿を知る機会が重なって……
 鳥羽伏見の戦いが終わるまでを収録。
 野間みつねが1995年来書き続けた〝私家版 土方歳三〟です。
 改訂・合本の上で上下巻(……各巻332ページ(汗))物として刊行する為、冊子を7冊出したところで頒布を停止。2003年に上巻を刊行、そして2008年末、やっとやっとやっとこさ下巻を刊行、母屋(笑)を完結させることが出来ました。
 男色絡みの展開も含まれているので(特に上巻)、苦手な方は御遠慮ください。

■ まなざし 下
 鳥羽伏見の戦いで大きな犠牲を出した新選組は、都を離れ、江戸へと戻った。副長土方歳三は、新たに厩に入った癖の悪い若駒を自分の乗り馬に選び、早蕨《さわらび》と名付ける。その早蕨と遠駆けに出掛けた先で、歳三は、彼を伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の敵《かたき》と称して勝負を迫るひとりの青年と出会うが……
 土方歳三の箱館での戦死まで+αを収録。
 付録冊子として、史実と虚構部分について書き留めた『虚実皮膜』(無料)を同梱。
 男色絡みの直接的な展開は、下巻になると加害者(?)が鬼籍に入っていることもあり、上巻ほど前面には出てきません。ただ、心的精神的な部分ではそこそこ引き摺っておりますので、それすら受け付けられないという方は御遠慮ください。

『初音には遠く』 ■ 初音には遠く ~『まなざし』拾遺話集~
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。
 収録作品5本中の4本までもが拙サイトのキリ番リクエストで執筆された短編で、残る1本もウェブ上で全編公開しているので、全てウェブ上でも読めると言えば読めるのですが、勿論、紙媒体収録に当たり、そこそこ手を入れております。……と言いますか、野間みつねの文章は、紙媒体で読む方が数段読み易い筈ではないかと(苦笑)。

『残し置く言の葉草の記』(上) ■ 残し置く言の葉草の記 上 ~『まなざし』傍話集~
 江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
 「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く、傍話集。
 あくまでも、『まなざし』に於ける伊東甲子太郎ですからねっっっっ(汗)。
 本編以上に、男色絡みの展開注意という作品群です。ついでに言えば、女色絡みの展開にも注意です(汗)。

■ 残し置く言の葉草の記 中 ~『まなざし』傍話集~
 慶応二年師走、新選組屯所に詰めていた伊東甲子太郎は、自身の休息所から、覚悟していた知らせを受け取った。かねてから体調を崩して寝付いていた妾が、いよいよ危なくなったという。叶うことなら看取ってやりたいと考えた伊東が監察を通じて副長土方歳三に外泊を届け出、外出しようとしたところへ……
 「都の春も」「あらそはぬ姿ながらも」「ともに散りなん」「真心の清き心に」「いかでちぎりを結ひ留むべき」「神もゆるして」「なほまどひけり」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く傍話集、その弐。
 上巻以上に、男色絡みの展開に要注意です。……どうしてもその手の展開は避けたいと思われますなら、「いかでちぎりを結ひ留むべき」だけ飛ばして読んでください(爆)。

『歳三《おれ》達の場合』 ■ 歳三《おれ》達の場合
 明治二年五月、箱館《はこだて》一本木関門で狙撃されて命を落とした土方歳三《ひじかた としぞう》は、不思議な輝きに包まれ微睡《まどろ》んでいたが、その輝きから「月石《げっせき》の民として生まれ変わる」と告げられた直後、箱館山山中の小屋で目を覚ます。そこへ、歳三の後見役として、謎の男コンミン登場。大嫌いだった男と瓜ふたつの容姿に反発しつつも彼に惹かれ始めた歳三の前に、やがて……
 男色絡みのお話も出てくるので、そーゆー話が苦手な方は、予め心の御準備を。
 因みに、『まなざし』世界とは全く無関係なので念の為(汗)。
 薄く見えるかもしれませんが、それは昔出した本ゆえに本文用紙が上質70kgだからで(汗)、表紙込み140ページあります。

『補充裁判員2番』 ■ 補充裁判員2番 -とある裁判員裁判体験記-
 補充裁判員として参加した裁判員裁判の体験記。
 A5判、表紙込み24ページ、頒価100円。
 自家印刷&製本した冊子です。インクジェットプリンタで全ページカラー印刷。顔料インクなので水濡れには強い……筈……

『蔵出しミックスナッツ』 ■ 蔵出しミックスナッツ -ジャンルごた混ぜ短編小説集-
 「歩出斉城門、遙望蕩陰里……」 聞こえてきた歌声に、青年は覚えず足を止めた。
 一次創作5本「梁父吟 習作」、「Yoriyama Brothers」(『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「落星前夜 習作」、「Escape!」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「星祭りにはまだ早い」(『通り名はムーンストーン』シリーズより)と、二次的著作物ではない二次創作(『四番目の魔道士』と同じ背景世界を持つ)2本「伝説の前に」、「誓言から逃げる魔道師」を、7本それぞれ全てリライト/リバイスして収録。
 長編体質の野間みつねにしては珍しい、短編集です。
 半ば突発的に刊行しました(汗)。
 コンピュータRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も2本収録されていますが、7本中5本は一次創作です。



おまけ  ※全て、無料カタログとの抱き合わせ配布です(汗)
『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』 ■ 『ミディアミルド物語』 超かんたん試し読み(改訂増補第三版)
 本伝1巻~10巻・外伝集1巻~5巻までの計15冊から各巻2ページを上限に抜粋した、試し読みの為の冊子。
 以前の『駆け足、覗き見、ミディアミルド』に於ける出し過ぎを反省して、引用は雰囲気が伝わるギリギリの分量に止《とど》めた。
 なお、拙サークルサイトや従前の試し読み冊子類での紹介箇所とは被らないよう配慮している。
 最後に、本伝11巻収録予定話からのチラ見せあり。
 ページ調整の関係で、星村朱美様の人物紹介画・イラスト類を一部再録。
 イベントでは無料配布している当冊子、おかげ様で第二版も配り切りましたので、10巻からの抜粋を加えるなどして、第三版を刊行しています。
 なお、朱美てんてーのイラスト類は、今後版を重ねるにつれ2ページずつ減っていきますので、最多状態の版を入手しておきたいという方はお見逃しなく(笑)。

『魔剣士サラ=フィンク』 刊行準備冊子 ■ 『魔剣士サラ=フィンク』 刊行準備冊子(改訂第二版) ※多分この版は最終配布
 2015年にサークル活動20周年記念の一冊として刊行予定の『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2節までを収録した冊子。
 勿論、ちまちまリライトしているので、頒布停止した同作品の第一部総集編と全く同じ内容、というわけではなくなっている。
 検討中の装幀を事前に色々と試してみたいという目的もあっての刊行物なので、表紙が無駄に特殊紙フルカラーで無駄にタイトル箔押しとなっております……しかし、銀の箔押しだと、スキャナで取り込んだ時に御覧の通り真っ黒くろすけになるという罠が(汗)。
 無駄に豪華装幀ですが、イベントでは無料配布です。遠慮なく貰っていってやってくださいませ。
 余り残部がないので、事によっては、今回のみちのくティアが最終頒布になります。本編がまだ刊行出来ないので(汗)再版はしますが、箔押しはしませんよ(苦笑)。




 以上、有難くも拙スペース(E 11)までお越しくださろうという皆様、どうぞ宜しくお願いします。

 但し、御覧の通り刊行物の種類が多く、しかもそれぞれがそれなりに厚いというサークルですので、持ち込み冊数は制限しております。

   ★ 『まなざし』及びその派生作品 : 各2冊
   ★ 『歳三達の場合』 : 2冊
   ★ 『補充裁判員2番』 : 2冊
   ★ 『ミディアミルド物語』 : 本伝外伝5セット
   ★ 『エモーショナル・サイオニック』 : 5冊
   ★ 『蔵出しミックスナッツ』:5冊

   ★ 委託品『夜と舟』:5冊+店頭見本誌1冊  ※店頭見本誌も頒布可
   ★ 委託品『僕と俺と魔女とオタクの空白のお話』:3冊+店頭見本誌1冊  ※店頭見本誌も頒布可

 それぞれ、万が一にも品切れの際は、御容赦くださいませ。

「みちのくCOMITIA 1」配置情報

  • 投稿日時:
 7月19日(日)11:00から15:00まで福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」展示Bホールにて開催される「みちのくCOMITIA 1」に、直接参加致します。
 普段の年なら、「夏コミ原稿入稿締切ががががが……無理無理無理! 出来ても委託参加!」となるところでしたが、今年は幸か不幸か、夏コミ新刊は再録が主でページ数の割には作業時間が少なくて済む本、しかもイベント申込時点で本文原稿は全て完成しており……という状況でしたので、「イベント初回だし、此処はひとつ頑張って直接参加して、大量の既刊を見本誌として全部提出してこよう(苦笑)」という若干(……かなり?)不純な動機で(汗)、日帰り参加を決めた次第です。
 という訳で(?)、配置情報は、以下の通りとなりました。机の奥行が60cmと普通のイベントよりも深かったので、様子見で、1スペースにしています。

配置場所 : E 11

みちのくティア/E 11  割と真ん中辺ですかね。今年の夏コミ同様、島端の机だけど島端ではない、という配置。……って、夏コミの配置情報、まだブログには上げてないですね、後で上げておきます(汗)。
 なお、緑で囲んであるのは、見本誌置き場です。……せ、狭そうですな……。


みちのくティア 1/サークルカット
 サークルカット作成時点では不明でしたので書きませんでしたが、北ティアに引き続き、「兎角毒苺團」さんと「暗黒通信団」さんからお預かりしている本も、それぞれに頒布致します。

 福島県は、会津若松辺りには何度か出掛けてますが、新幹線への乗換以外で郡山に足を踏み入れるのは初ですねー。近隣の皆様、当日はどうぞ宜しくお願いします。
 イベントでの頒布物リストは、なるべく週の前半にはアップ致します(汗)。