既刊の正誤メモランダム

頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 
 野間みつねが高校生の頃から手掛けている、謂わば〝準ライフワーク〟的な作品、第4巻。架空世界の歴史物、と表現するのが一番適切かも。
 2011年9月、初版発行。

『ムグロールの赤狼』
 バルバミラの戦いで力尽きた〝恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。長き眠りから目を覚ました彼の前に現われたのは、ひとりの〝少女〟であった。彼女の存在に戸惑い、その言葉に苛立ちと反発を覚えるミディアム。だが、語り続けるその〝少女〟に突如として襲い掛かってきた暴風の禍々しさに、ミディアムの体は咄嗟に動いていた……

 この巻で、舞台が大きく北東に動きます。
 過去刊行分のリライトを離れ、ようやくの続刊となりました。
 なお、タイトルの読みは、「ムグロールのあかおおかみ」です。

 野間みつねが高校生の頃から手掛けている、謂わば〝準ライフワーク〟的な作品、第3巻。架空世界の歴史物、と表現するのが一番適切かも。
 1997年12月、初版発行。2011年7月、リバイス版を現在の装幀と巻タイトルで刊行。

『ダグディグル・グルーグラス』
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎《グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……

 現在頒布しているのはリバイス版(第3版)です。
 書き直して出し直した本伝1~3巻と外伝集1巻の中では、最も加筆修正の少ない巻。なので、「リライト」ではなく「リバイス」と表現しております。

 野間みつねが高校生の頃から手掛けている、謂わば〝準ライフワーク〟的な作品、第1巻。架空世界の歴史物、と表現するのが一番適切かも。
 1996年1月、初版発行。2011年2月、大幅リライト版を現在の装幀と巻タイトルで刊行。

『鷹の子』
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……

 現在頒布しているのはリライト版(第4版)です。
 一番大規模に書き直した結果、新章が3本も追加され、デフィラさんの出番ばかりか、さる童顔の近衛兵の出番までもが増加(苦笑)。おかげでページ数が160ページを突破、とうとう頒価が600円に……(汗)。

 野間みつねが高校生の頃から手掛けている、謂わば〝準ライフワーク〟的な作品、第1巻。架空世界の歴史物、と表現するのが一番適切かも。
 1995年4月、初版発行。2010年11月、大幅リライト版を現在の装幀と巻タイトルで刊行。

 2017年10月、改訂第五版を発行。

『ナブ・ナブオーヴァ』
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……

 現在頒布しているのはリライト版です。
 リライト前の版までは欠片も登場しなかった筈の某マーナ近衛隊コンビが早くもこの巻から登場しているのは、多分、その年(2010年)の夏に彼らをメインに据えた外伝集2巻を出したからでしょう(汗)。

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