頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 

2013年5月アーカイブ(リスト順/当該ページ順)

■ タイトル : 縄なき繋縛 - ミディアミルド物語 7 -

■ 要修正箇所 : 118ページ 下段 18行目(左から8行目)

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 私の頭名を
 ↓
【正】 わたしの頭名を


■ 備考
 この台詞の発話者は、平仮名「わたし」キャラクターとして設定されているのだが、最終章であったが故に必然的に推敲時間が足りず、見落としていた。


■ タイトル : 縄なき繋縛 - ミディアミルド物語 7 -

■ 要修正箇所 : 118ページ 下段 21行目(左から5行目)

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 私が物心付いた時には
 ↓
【正】 わたしが物心付いた時には


■ 備考
 会話文が続く時には、一人称の書き分けで発話者を特定させることもあるので、こういうミスは宜しくない。……まあ、この場面は幸い、話し方が明らかに異なるふたりの対話なので、発話者を取り違えられるおそれは皆無に等しいが(苦笑)。


■ タイトル : 縄なき繋縛 - ミディアミルド物語 7 -

■ 要修正箇所 : 121ページ 13~14行目

■ 種別 : その他

■ 修正内容

【誤】 (見た目が凄いことに……備考欄に貼った写真を参照のこと)
 ↓
【正】 今巻《こんかん》の大部分は、それこそ、『ミディアミルド物語』と改題して外伝集第二巻《がいでんしゅうだいにかん》『最後の一年、最初の一日』を出した頃《ころ》どころか『まなざし』下巻を出した二〇〇八年には既《すで》に書き上げていた、改訂前版《かいていまえばん》には欠片《かけら》もない、新展開です。特に某《ぼう》人物について、改訂前版の人物造形《キャラクター》は綺麗《きれい》


■ 備考
tsuukon-no-mistake.jpg 納品後の検品時、あとがきページに辿り着いた途端、目が点になった。右の写真が、それである。
 流石にどう頑張っても読めないレベルだったものの、刷り直しを必要とするかと言われればそこまで重くはなかったので、お詫び紙を一枚、全ての本に挟ませていただいた。本文でなくて、本当に良かった……本文だったら、泣きながら刷り直していた。間違いなく。

 愛用しているワープロソフト「一太郎」だが、たまに困ったバグ(仕様?)に出会う。そのひとつが、均等割付とルビとを併用すると、均等割付表示が時々おかしくなるところ。今回は、編集画面では普通に見えているのに印刷結果だけがおかしくなるというエラーを喰らったらしく──推敲用に打ち出す冊子印刷の時にはエラーが出なかったのだが(だから気が付かなかった)、1ページ1枚で印刷した時にだけエラー状態になった──それをプリンタファイルの作成時に見落としていた次第。プリンタファイルの作成結果が物凄い縮小表示+表示速度が頗る遅いから……というのは言い訳にならない(汗)。完全に確認洩れ。
 ……プリンタファイルって、電子的に〝印刷〟しているのと同じだから、印刷時に発生するエラーがあった場合、律儀に出てしまうのよね(汗)。……「プリンタファイルって何?」という方は、こちらの記事の備考欄を御参照願いたい。


 架空世界歴史物(?)『ミディアミルド物語』のサイドストーリーズを収録したシリーズ、第1集。
 1998年7月、初版発行。2011年3月、大幅リライト版を、改題の上、現在の装幀で刊行。

『清水は未だ青く』
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、17歳の秋、1頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。

 現在頒布しているのはリライト版(第2版)です。
 表題作に新章は増えるわ、更に新しい掌編は加わるわでページ数が激増、頒価が初版より100円増しの500円となりました……(汗)。
 なお、タイトルの読みは、「せいすいは いまだ あおく」です。

 架空世界歴史物(?)『ミディアミルド物語』のサイドストーリーズを収録したシリーズ、第2集。
 2010年7月、初版発行。

『最後の一年、最初の一日』
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、13歳の時から16歳の現在まで、大過なく務めてきた。17歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。

 既刊4冊のリライトを決意し、現在の装幀で最初に出したのが、この本です。
 書き進める内に危うく200ページ越えという長さになり、やむなく頒価は700円に(汗)。
 因みに、外伝集1巻で描かれた或る事件を、別の側面から「ええええ?(焦)」と見ることが出来るのが、表題作より遙かに長い中編「紳士は豹変す」でございます。

「物語」が抜けている……

■ タイトル : 最後の一年、最初の一日 - ミディアミルド物語外伝集 2 -

■ 要修正箇所 : 背表紙

■ 種別 : 脱字

■ 修正内容

【誤】 ミディアミルド外伝集
 ↓
【正】 ミディアミルド物語外伝集


■ 備考
 刷り直そうかと迷ったレベルのミス。……シリーズ全巻を立てて並べた時に、そこだけ目立つ(汗)。
 余談ながら、この後、外伝集1巻リライト版の表紙を2巻原稿を手直しする形で拵え、結果、表紙と背表紙の巻数を直し忘れるという痛恨のミスを犯す(泣)。この時は流石に、自己負担で刷り直す道を選んだ。


つきたち(1)

■ タイトル : 最後の一年、最初の一日 - ミディアミルド物語外伝集 2 -

■ 要修正箇所 : 55ページ 上段 6行目(本文1行目)

■ 種別 : ルビ誤り

■ 修正内容

【誤】 「朔」のルビ「さく」
 ↓
【正】 「朔」のルビ「つきたち」


■ 備考
 誤りと言うよりは、執筆初期の揺らぎ。現在は「朔」を「つきたち」、「晦」を「つごもり」で固定しているが、この外伝集に収録している各作品の執筆当時は、「朔」を「さく」、「晦」を「かい」と読ませることがあった。……が、今は全て訓読み(しかも「朔」の方はイ音便化させない読ませ方)で統一しているので、再版の機会があれば修正する予定。


気持ちはわかるが、誤字。

■ タイトル : 最後の一年、最初の一日 - ミディアミルド物語外伝集 2 -

■ 要修正箇所 : 124ページ 上段 18行目(左から8行目)

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 近従
 ↓
【正】 近習


■ 備考
 文字面を見れば、この字を使ってしまった気持ちはわかる。でも、辞書的には誤字(汗)。


つきたち(2)

■ タイトル : 最後の一年、最初の一日 - ミディアミルド物語外伝集 2 -

■ 要修正箇所 : 157ページ 下段 13行目(左から13行目)

■ 種別 : ルビ誤り

■ 修正内容

【誤】 「朔」のルビ「さく」
 ↓
【正】 「朔」のルビ「つきたち」


■ 備考
 同じく、執筆初期の揺らぎ。


 架空世界歴史物(?)『ミディアミルド物語』のサイドストーリーズを収録したシリーズ、第3集。
 2011年12月、初版発行。

『その佳き日まで』
 マーナ近衛隊の副長であるノーマン・ティルムズ・ノーラは、さる騒動が元となり、上官の娘マリ・ジェラルカ・マーラルと婚約した。挙式までは二か月。長くもなく短くもない、恙なかるべき筈のその婚約期間は、しかし、何事もない穏やかなものとはならなかった……
 表題作の他、短編「ささやかなる陰謀」及び「命知らず」を収録。

 本伝3巻の第7章「持つべきものは」に纏わる外伝が中心です。
 ただ、最後の「命知らず」だけは後年の話なので、登場人物達の階級が変わっていたり、誰かさんがいつの間にか酒を嗜むようになっていたり。
 なお、タイトルの読みは、「その よき ひ まで」です。

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