1998年7月、初版発行。2011年3月、大幅リライト版を、改題の上、現在の装幀で刊行。
マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、17歳の秋、1頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
表題作に新章は増えるわ、更に新しい掌編は加わるわでページ数が激増、頒価が初版より100円増しの500円となりました……(汗)。
なお、タイトルの読みは、「せいすいは いまだ あおく」です。