2014年2月、初版発行。
クピー・ニルグリスは、バタールの戦いで負った傷の癒えぬジス・エルミを伴い、故郷であるムグロールへと赴く。しかし、その転地療養の真の意図は、ジスではなく、クピー自身の体調に因るものであった。翌年の初夏、そのクピーからムグロールへ呼び出されたミディアム・サーガは、辿り着いた宿場町ケイで、驚きの光景を目にすることになる……
後半はカクタス樹海での戦いが中心となり、主人公その一のミディアム君が、ちょいと(?)受難。
なお、タイトルの読みは、「かいまみるみらい」です。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 25ページ 上段 4行目
■ 種別 : 脱字/記載誤り/ルビ洩れ
■ 修正内容
■ 備考
この作品では、日付は全て「数字+『の日』」と表記する。「数字+『日』」と書くのは、日数計算時だけ。
見た目は「の」の脱字だが、普段なら振るルビも振らずにこう書いている(……余談だが、19ページ下段3行目では、きちんと正しく書いている)ということは、うっかり書き間違えて気付いていなかったことが自明なので(汗)、「記載誤り」としてもカテゴライズした。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 58ページ 下段 15行目(左から11行目)
■ 種別 : 記載誤り
■ 修正内容
■ 備考
ソフィアが長老候補に指名されたのは十四歳の時。十五歳は、神官府へ正式に入府した時の年齢。文官になる為の素養しか身に付けていない身で突然に指名されたという事情もあり、ほぼ一年近く、聖職者の住まう一帯に寄宿しながら聖職者としての基礎を身に付けたのである(苦笑)。ややこしいと言えばややこしい話で、読者の皆々様が気になさる必要は皆無に等しい事柄ではあるのだが……
でも、作者が書き間違えるのはアカンて(嘆)。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 64ページ 下段 1行目
■ 種別 : ルビ洩れ
■ 修正内容
■ 備考
「筬《おさ》」が何であるかを御存じの方なら「くだり」と読むことはあるまいとは思うけど、日常では殆ど出会わない言葉だしなあ……。
それは別にしても、「下り」という送りになるケースでは、どちらの読みであるかを示す為に、一部の複合動詞を除いて必ずルビを振ることにしている。……のに、抜けている(嘆)。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 96ページ 上段 19行目(左から7行目)
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
■ 備考
「お顔」が入るなら「合う」しかないのだが……多分、最初「会ってしまうことは」としていたが為に、直後の修正時変換で「会」が出てきてしまったのかな、と……。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 112ページ 上段 4行目
■ 種別 : その他
■ 修正内容
■ 備考
誤字とか記載誤りとかではないものの、推敲が足りなかった箇所。改訂する機会があったら必ず修正したいので、備忘の為に拾っておく。
何故直したいかというと、直後の文に「明るい茶色だが少し白いものが」という言い回しがあり、そちらは「~だが」を他の語へ置き換えることが上記箇所より難しいから。二行続けて「~だが」「~だが」が見えると、ちょっとなあ……。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 115ページ 上段 5行目
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
■ 備考
……うーん、前にも発見されてたな、「立ち会い」と「立ち合い」の書き間違い……気を付けてるつもりだったけど、意外に見落としてるのかもしれない……(嘆)。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 116ページ 上段 19行目(左から7行目)
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
■ 備考
……次ページでも見落としてた(泣)。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 136ページ 下段 9行目
■ 種別 : ルビ洩れ/その他
■ 修正内容
■ 備考
間違いと言うほどではなく、単なる変換洩れ。ただ、当方、「嘘」や「悪態」は、「つく」を「吐く」と書いてルビを振ることにしているので、再版の機会があれば修正したいと思う。
因みに、「溜息」や「息」は、「つく」と開いて使う。何故だと訊かれても巧く説明出来ないのだが……強いて言葉にするなら、自分が、「嘘」や「悪態」には「吐き出すもの」という感じのイメージを持っており、「溜息」や「息」には「洩らすもの」という感じのイメージを持っているから、というのが理由。
■ タイトル : 垣間見る未来 - ミディアミルド物語 8 -
■ 要修正箇所 : 167ページ 上段 13行目
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
■ 備考
厳密には誤字とまでは言えないものの、「あぐらをかく」の場合は「胡坐」の方を使うと決めているので、気持ち的に誤字(苦笑)。
なお、「こざする」の時は「胡座」の方を使うのが自分の用字ルール。