野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

「伝言やら告知やら」のブログ記事(古→新)

「COMITIA 130」での頒布予定品

 11月24日(日)、東京ビッグサイト西1・2・3・4ホールにて開催される「COMITIA 130」での頒布予定リストを、ギリギリで恐縮ですが(汗)掲載致します。

ティア130 U51ab サークルカット
配置 : U 51 ab

 今回は、初売りが2種類あります。……いや、無料配布も含めると3種類が初頒布ですね(汗)。





 通販の際に必要となる重量などの詳細につきましては、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります(但し、一部、敢えて設けていない物もあります)。

 また、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも殆どの作品の見本を投稿していますので、こちらの一覧から御参照ください。

 それから、今回、「300字企画」さんから、300字SSポストカードラリー(第8回)「架空生物」の参加作品集(注:参加全作品集ではありません)を、5セット限定でお預かりしております。無料配布、早い者勝ちでございます(汗)。入手されたい方は、どうぞお早めに!




コミティアでは初頒布の既刊
『DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~』 ■ DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~
 とある事情から勇者を目指している少女リョウ。旅の出だしで何度も何度も死んでしまっては幼馴染の僧侶タツに復活させてもらう日々を送っていた彼女は、なかなか先へ進めないでいたが、タツが半強制的に墓地へ行けと指示した時から話が急展開の様相を見せ始め……?
 伊織、くまっこ、コドウマサコ、島田詩子、藤木一帆、ほた、そして野間みつねの7人で回したリレーノベル。
 B6判、120ページ。
 2017年11月からスタートし、今年の5月に完結。引っ繰り返しに次ぐ引っ繰り返しが凄く、純然たる野間みつね作品なら有り得ないほどの展開の早さですが、何とか落ちが付いたので良かったです(汗)。

『捻り出しミックスナッツ』 ■ 捻り出しミックスナッツ
 銀河連邦の植民惑星のひとつソイ星で生まれ育った少女レベッカは、或る日、風変わりな目的を持って出掛けた場所で、不思議な青年と出会う……
 一次創作4本「肖像画《ポートレイト》」、「引退」、「ミンヘの場合」、「今回限りと、二次創作「来訪者」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 冒頭の「肖像画」は、テキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降「テキレボ」)アンソロ「imagine」へ寄稿しています。……但し、ウェブではタイトルにルビが振れないが故に、「ポートレイト」という読みの方で(汗)。
 何と、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの短編が、5本中3本となっております(汗)。
 特に「今回限り」は、12月刊行予定の『アンチ・サイオニック・シティ』に時系列で続いてゆく時期のお話なので、必須ではないですが事前に読んでおくと、ちょっとニヤリと出来るかも……です。

『アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子』 ■ アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子
 超絶超能力者《ハイパー・サイオニック》クレインこと頼山紀博青年を主人公とする『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ新作(?)である『アンチ・サイオニック・シティ』の12月刊行を前に、プロローグと第一章を無料で大盤振舞しようという部数限定の刊行準備冊子。
 再版予定なし
 A5判、24ページ。
 イベントでは無料配布です。原則、他の無料配布冊子との抱き合わせ配布となりますので、御了承ください。


その他の既刊
▼ 架空世界を舞台とした歴史群像劇 『ミディアミルド物語』シリーズ (推奨する購読順に掲載)
■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 2017年10月、改訂第五版刊行。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……

 第四版での誤りや用字等を改め、第五版となっています。
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行。

■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 A5判、164ページ、頒価600円。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、十七歳の秋、一頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 本伝2巻と3巻との間でお読みになることを強く推奨しています。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 なお、外伝集は、現在5冊刊行済みです。本伝と異なり続き物ではありませんので、それぞれ単独でも読めます。

■ ダグディグル・グルーグラス -ミディアミルド物語 3-
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎《グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……
 A5判、108ページ、頒価500円。

■ 最後の一年、最初の一日 -ミディアミルド物語外伝集 2-
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、十三歳の時から十六歳の現在まで、大過なく務めてきた。十七歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。
 A5判、196ページ、頒価700円。
 テキレボアンソロ「初めての」へ寄稿したのは、こちらの巻の冒頭作です。

■ その佳き日まで -ミディアミルド物語外伝集 3-
 マーナ近衛隊の副長であるノーマン・ティルムズ・ノーラは、さる騒動が元となり、上官の娘マリ・ジェラルカ・マーラルと婚約した。挙式までは二か月。長くもなく短くもない、恙なかるべき筈のその婚約期間は、しかし、何事もない穏やかなものとはならなかった……
 表題作の他、短編「ささやかなる陰謀」及び「命知らず」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 テキレボアンソロ「花」へ寄稿したのは、こちらの巻からの抜粋です。

■ ムグロールの赤狼 -ミディアミルド物語 4-
 バルバミラの戦いで力尽きた〝恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。長き眠りから目を覚ました彼の前に現われたのは、ひとりの〝少女〟であった。彼女の存在に戸惑い、その言葉に苛立ちと反発を覚えるミディアム。だが、語り続けるその〝少女〟に突如として襲い掛かってきた暴風の禍々しさに、ミディアムの体は咄嗟に動いていた……
 A5判、140ページ、頒価550円。
 本巻から、作品の舞台が大きく北東へ広がります、とだけ(苦笑)。

■ マーナの知将《ドー・ルーム》 -ミディアミルド物語 5-
 カタゴラの戦いで大敗を喫したマーナ。唯ひとりこの戦に強硬に反対したことから自邸謹慎を命じられていた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラムは、改めて主君から意見を求められ、暫しの不戦策を主張するのみならず、諸人を疑心暗鬼に陥れる不穏当な進言を行う。だが、それは、真の目論見をレーナの目から隠す為の詐術に過ぎなかった……
 A5判、148ページ、頒価550円。
 主人公その1と主人公その2が、いよいよ出会うことに。

■ 将軍と呼ばれる迄に -ミディアミルド物語外伝集 4-
 ジャナドゥ養成所が多数あることで知られるシベルリンの森、高名なジャナドゥ養成者タカナ・ルーミンの許で厳しい訓練の日々を送っていたグライン・マーリは、或る朝、養成所を訪れた金髪の青年に興味を惹かれ、樹上からその後を追い始めた……
 表題作の他、掌編「ソフラ小景」、中編「リーズルの若き鷹」、短編「歪んだ糸の物語」「暁闇」及び「奇妙な旦那様」を収録。
 A5判、188ページ、頒価700円。
 本伝5巻と6巻との間でお読みになることを強く強く推奨しています。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが中心となる作品群です。特に、ケーデルをミディアミルド史上最年少での将軍職就任に導いたクデン併合、本伝では主人公その1側に視点を据えて物語を進めた為に敢えて描かれなかった出来事ですが、そこへ至る諸々が、表題作で明らかにされます。

■ 遠きが故に -ミディアミルド物語 6-
 マーナとレーナの国境の村ステイクで倒れ、辛うじて救出されたが仮死状態に陥ってしまったミディアム・サーガ。長老候補ソフィア・レグは、目を覚まさぬミディアムをエルの町まで移送してみたものの、快復の手立てを掴めずにいた。そこへ、ひとりの優れた薬師《くすし》がふらりとエルに姿を現わした、という知らせが飛び込んでくる……
 A5判、172ページ、頒価600円。
 主人公その2.7《にーてんなな》であるジョディアン・ヴィルマーが、しれっと登場します。

■ 縄なき繋縛《けいばく》 -ミディアミルド物語 7-
 レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
 A5判、132ページ、頒価500円。

■ レーナから来た青年 -ミディアミルド物語外伝集 5-
 マーナ暦デリーラ六年仲冬第二月、マーナ第一王女の婚礼祝賀の席に、近国レーナからの使節の一員として、ソフィア・レグという青年が居た。マーナ王ララド・オーディルは、奇妙なことに、以前その青年と何処かで出会っているような気分を拭い去れないでいた……
 表題作の他、「ある茶話会の風景」、「ダランドー叔父様との思い出」、「シベルリン小景」、「最後の夏」、「闇に向かって走れ」を収録。
 A5判、116ページ、頒価500円。
 『ミディアミルド物語』の外伝集は本伝未読でも構わないという作りになっていますが、これは割に短い作品が集まっており、そういう点では取っ付き易い外伝集かなとは思います。
 なお、テキレボ5で開催された「伯父/叔父コレクション」に、本外伝集に収録の「ダランドー叔父様との思い出」で参加し、主催のオカワダアキナさんから有難いレビューを頂きました(深謝)。

■ 垣間見る未来 -ミディアミルド物語 8-
 クピー・ニルグリスは、バタールの戦いで負った傷の癒えぬジス・エルミを伴い、故郷であるムグロールへと赴く。しかし、その転地療養の真の意図は、ジスではなく、クピー自身の体調に因るものであった。翌年の初夏、そのクピーからムグロールへ呼び出されたミディアム・サーガは、辿り着いた宿場町ケイで、驚きの光景を目にすることになる……
 A5判、188ページ、頒価700円。

■ 祝婚 -ミディアミルド物語 9-
 レーナの長老候補ソフィア・レグが婚約したという知らせが、未だ新年の祝賀気分も色濃いマーナ宮廷にも届く。マーナ王ララド・オーディルは、その知らせを携えてレーナから来着した使者に対し、早速に慶賀使節を差し向ける由を告げると、その使節団の副使として、近衛副長タリー・ロファを指名したが……。
 A5判、260ページ、頒価1,000円。

■ ミゼルでの遭遇 -ミディアミルド物語 10-
 マーナから慶賀使節としてレーナの都シャーラミディアを訪れていた近衛副長タリー・ロファは、一連の行事への参加を終えた翌日、ミディアム・サーガの案内で、シャーラミディア市中へ出た。しかし、穏和裡に過ぎると思われたその散策中、何げない会話の中で或る事実に気付いてしまったタリーは、その場に立ち竦んだ……
 巻末付録として、星村朱美様のイラスト類を一部再録。
 A5判、176ページ、頒価600円。

■ 灰色の翼 -ミディアミルド物語外伝集 6-
 マーナ暦チャベラ十五年晩夏、マーナ近衛隊に見習として入府した、チャベラ二年生まれの三人の少年、タリー、ベルマン、ナイルス――後に〝チャベラ二年生まれの三羽烏《さんばがらす》〟と呼ばれるようになる彼らが、入府半年後の晩冬初旬に直面した、或る事件とは?
 表題作の他、「セタリナーサの少年」、「月光《セタリナーサ》亭」、「運命のままに」、「青天の霹靂《へきれき》」、「頭立《かしらだ》つ日」、「ヴェルナーサの少年」を収録。主要登場人物の本伝登場前史が中心。
 A5判、112ページ、頒価500円。
 ……本伝の大ネタバレが潜んでいる作品がありますので、最低でも本伝4巻までは読んでおいてほしいなとは思いつつ、短めの作品が多いので、取っ付きは悪くないかも。

▼ 土方歳三中心の似非歴史物 『まなざし』シリーズ ▲
■ まなざし 上
 幕末、文久三年秋、京都――壬生浪士組(後の新選組)副長土方歳三は、ある男から苦しい胸の内を告げられる。それまで男色とは縁なく生きてきた歳三は相手を拒絶するが、その夜を境に、いずれ殺さねばならぬと思い決めていたその男の思わぬ姿を知る機会が重なって……
 鳥羽伏見の戦いが終わるまでを収録。
 A5判、332ページ、頒価1,500円。
 品切絶版になっていた刊行準備冊子『ちらり』の見本誌経験あり冊子が、1冊だけですが発掘されましたので、おまけに付けます。
 野間みつねが1995年来書き続けた〝私家版 土方歳三〟です。
 改訂・合本の上で上下巻(……各巻332ページ(汗))物として刊行する為、冊子を7冊出したところで頒布を停止。2003年に上巻を刊行、そして2008年末、やっとやっとやっとこさ下巻を刊行、母屋(笑)を完結させることが出来ました。
 男色絡みの展開も含まれているので(特に上巻)、苦手な方は御遠慮ください。

 なお、こちらは既に、店頭見本誌の1部しか残っておりませんが(割に美品)、再版予定はございませんので、入手されたい方は何卒お早めに。

■ まなざし 下
 鳥羽伏見の戦いで大きな犠牲を出した新選組は、都を離れ、江戸へと戻った。副長土方歳三は、新たに厩に入った癖の悪い若駒を自分の乗り馬に選び、早蕨《さわらび》と名付ける。その早蕨と遠駆けに出掛けた先で、歳三は、彼を伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の敵《かたき》と称して勝負を迫るひとりの青年と出会うが……
 土方歳三の箱館での戦死まで+αを収録。
 付録冊子として、史実と虚構部分について書き留めた『虚実皮膜』(無料)を同梱。
 A5判、332ページ、頒価1,500円。
 テキレボアンソロ「猫」へ寄稿したのは、こちらの巻からの抜粋です。

■ 初音には遠く ~『まなざし』拾遺話集~
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。
 A5判、100ページ、頒価450円。
 『まなざし』シリーズの中では最も危険度が低い、雰囲気を掴むには向いている一冊……ではありますが、男色絡みの直接的な展開も一瞬あったりしますので(汗)、苦手な方は御遠慮ください。

■ 残し置く言の葉草の記 上 ~『まなざし』傍話集~
 江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
 「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く、傍話集。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 あくまでも、『まなざし』に於ける伊東甲子太郎ですからねっっっっ(汗)。
 本編以上に、男色絡みの展開注意という作品群です。ついでに言えば、女色絡みの展開にも要注意です(汗)。

■ 残し置く言の葉草の記 中 ~『まなざし』傍話集~
 慶応二年師走、新選組屯所に詰めていた伊東甲子太郎は、自身の休息所から、覚悟していた知らせを受け取った。かねてから体調を崩して寝付いていた妾が、いよいよ危なくなったという。叶うことなら看取ってやりたいと考えた伊東が監察を通じて副長土方歳三に外泊を届け出、外出しようとしたところへ……
 「都の春も」「あらそはぬ姿ながらも」「ともに散りなん」「真心の清き心に」「いかでちぎりを結ひ留むべき」「神もゆるして」「なほまどひけり」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く傍話集、その弐。
 A5判、116ページ、頒価500円。

▼ その他、単発物など ▲
■ 歳三《おれ》達の場合
 明治二年五月、箱館《はこだて》一本木関門で狙撃されて命を落とした土方歳三《ひじかた としぞう》は、不思議な輝きに包まれ微睡《まどろ》んでいたが、その輝きから「月石《げっせき》の民として生まれ変わる」と告げられた直後、箱館山山中の小屋で目を覚ます。そこへ、歳三の後見役として、謎の男コンミン登場。大嫌いだった男と瓜ふたつの容姿に反発しつつも彼に惹かれ始めた歳三の前に、やがて……
 男色絡みのお話も出てくるので、そーゆー話が苦手な方は、予め心の御準備を。
 因みに、『まなざし』世界とは全く無関係なので念の為(汗)。
 A5判、140ページ、頒価550円。
 棚差しされている他の本より薄く見えるかもしれませんが、それは昔出した本ゆえに本文用紙が上質70kgだからでして(汗)。

■ エモーショナル・サイオニック -レジェンダリィ・クレイン-
 銀河連邦の植民惑星間を航行する旅客船フェントーク号が、バニラ星上空で原因不明の操船不能に陥り、墜落──挙式間近の婚約者《フィアンセ》をこの事故で喪ったジュード・ナリタ青年は、だが、それが事故ではなく、二百年以上も生きている伝説の超能力者《レジェンダリィ・サイオニック》クレイン・ロードにより人為的に引き起こされたものだと証し立てる映像を見せられる……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》青年が主人公のシリーズから一作品を選び、大幅に加筆改稿。書き下ろし番外編「異動」も収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 続き物ではなく、単巻読み切りです。
 超能力者は出てきますし、舞台も(野間みつね世界の)未来世界ではあるのですが、SFともアクションとも言えないSFモドキです(汗)。

■ 蔵出しミックスナッツ -ジャンルごた混ぜ短編小説集-
 「歩出斉城門、遙望蕩陰里……」 聞こえてきた歌声に、青年は覚えず足を止めた。
 一次創作5本「梁父吟 習作」、「Yoriyama Brothers」(『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「落星前夜 習作」、「Escape!」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「星祭りにはまだ早い」(『通り名はムーンストーン』シリーズより)と、二次的著作物ではない二次創作(『四番目の魔道士』と同じ背景世界を持つ)2本「伝説の前に」、「誓言から逃げる魔道師」を、7本それぞれ全てリライト/リバイスして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 長編体質の野間みつねにしては珍しい、短編集です。
 半ば突発的に刊行しました(汗)。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も2本収録されていますが、7本中5本は一次創作となっております。

■ はたとせ -「千美生の里」 20周年自選蒐-
 野間みつねが個人サークル活動を開始した1995年から出してきた刊行物の中から13本を収集、最後に当たる2015年のみ書き下ろし短編を収録。長編は章または節単位で抜粋(複数の場合あり)。中編・短編は丸ごと一本を掲載。架空世界物は無論、似非歴史物から未来世界物まで、幅広く採用。書き下ろし短編「V《ブイ》回収一件」は『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ作品。
 なお、付録として、自家印刷製本の「『はたとせ』あとがきになり損ねた話」を同梱。
 A5判、292ページ、頒価1,200円。
 どうにかこうにか292ページに抑え込んだので、頒価も1,200円に出来ました(汗)。
 作品は刊行順に収録されていますし、まさに20年を概観出来る豪華カタログとも言えます。
 因みに、区切り毎に扉ページを紙替えしていますので、小口や天地を見れば切れ目がわかります。なので、お好きな場所から開いて読むことも出来ますよ(笑)。

■ 掘り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 2-
 ふと立ち寄った図書館で見付けたのは、俺の母校の卒業アルバムだった。……しかも、俺が卒業した、百年前の。
 一次創作4本「百年目の再会」、「倫秋兄様《みちときにいさま》奮戦記」(双方『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「それは、二月十五日の夜に」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「最後の帰郷」と、二次的著作物ではない二次創作(『小説BADOMA』と同じ背景世界を持つ)「器を巡りて」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 なお、「百年目の再会」は、テキレボアンソロ「再会」への寄稿作です。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第二弾です。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も収録されていますが、自分が勝手に作成した続編ゲーム(汗)の諸々を踏まえての作品なので、『BADOMA』自体とは殆ど関係なくなっております(苦笑)。

■ 早蕨号、異世界をゆく
 俺、赤糟毛馬《あかかすげうま》の早蕨《さわらび》は、土方歳三《ひじかた としぞう》と江戸以来箱館《はこだて》までの転戦を共にした乗り馬である。「千美生の里」の中にある我々の“作品世界”とやらから突然に行方を眩ましてしまった伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の亡霊を捜す為、土方と俺は、里の中にある他の“作品世界”へと踏み込むことにした……。
 A5判、64ページ、頒価400円。
 表紙・本文共にオンデマンド印刷、少部数で刊行。再版予定なし。なお、和綴じ装幀につき、糸のほつれや紙のズレなど些少の難がある場合がございます。予め御了承ください。
 ウェブ上の交換日記「里の茶店 万年貸切部屋」(現在は閉鎖済み)で2002年9月に起きた「亡霊先生失踪事件」を題材にした作品です。長らく「里の納屋」で未完状態のまま公開してきましたが、完結させた上で刊行物に致しました。
 野間みつね作品の主要世界を巡る、割にライトな作品です。
 急遽の刊行だったにも拘らず、かつて交換日記メンバーのおひとりだった「かきくけ工房」の高井玖実子さまが表紙を描いてくださいました……(五体投地!) 特に、裏表紙は必見です(笑)。

■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作ですが、ようやく、完結刊行に漕ぎ着けました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。





 この他、無料配布冊子のセットも、普段通り御用意しますので、御遠慮なく貰っていってやってくださいませ。
 但し現在、『ミディアミルド物語』の無料配布冊子は品切れ中ですので、御了承ください。





 以上、有難くも拙スペース(U 51 ab)までお越しくださろうという皆様、どうぞ宜しくお願いします。

 但し、御覧の通り刊行物の種類が多く、しかもそれぞれがそれなりに厚いというサークルですので、持ち込み冊数は大幅に制限しております。

   ★ 『DayDream Quest』 : 5冊
   ★ 『捻り出しミックスナッツ』 : 5冊
   ★ 『ミディアミルド物語』 : 本伝外伝2セット
   ★ 『まなざし』及びその派生作品 : 各2冊  ※上巻は残2部
   ★ 『歳三達の場合』 : 2冊
   ★ 『エモーショナル・サイオニック』 : 2冊
   ★ 『蔵出しミックスナッツ』 : 2冊
   ★ 『はたとせ』 : 2冊
   ★ 『掘り出しミックスナッツ』 : 2冊
   ★ 『早蕨号、異世界をゆく』 : 2冊
   ★ 『魔剣士サラ=フィンク』 : 8冊
   ★ 無料配布冊子抱き合わせ : 20セット

 それぞれ、万が一にも品切れの際は、御容赦ください。




【おまけ:当日スペースで掲示する予定のポスター】

DDQ--PosterB2-No2_w500.png
DDQ--PosterB2-No1_w500.png  ※リレーノベルメンバーの藤木一帆さんの力作です。1枚目を表向きに、2枚目を裏向きに掲示予定です。


『魔剣士サラ=フィンク』ポスター  ※現在は挿画等はございませんので、念の為。本作品に係るイラスト類は、以前に表紙・挿画等を描いてくださっていた星村朱美様の格別の御好意で使用させていただいております。


 11月30日(土)、札幌コンベンションセンターの大ホールにて開催される「北海道COMITIA 11」(以降「北ティア」と記載)に於ける、拙サークル委託予定リストをアップ致します。

北ティア11 サークルカット Z08
配置 : Z 08

 前回の北ティア10で「必ず委託します!」と何人もの方々にお約束した『魔剣士サラ=フィンク』は勿論ですが、7人で回したリレーノベルや、12月に刊行予定の単巻読み切りSFモドキの試読が出来る無料配布冊子を送付しております。
 ……が、うっかり3種しか委託枠を取っていなかったので、夏に刊行した短編集を預けることが出来ませんでした(汗)。そちらはどうか、来年5月の直参までお待ちください(おい)。
 それでは、以下、書影付きで御紹介します。



北ティア初頒布の既刊
『DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~』 ■ DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~
 とある事情から勇者を目指している少女リョウ。旅の出だしで何度も何度も死んでしまっては幼馴染の僧侶タツに復活させてもらう日々を送っていた彼女は、なかなか先へ進めないでいたが、タツが半強制的に墓地へ行けと指示した時から話が急展開の様相を見せ始め……?
 伊織、くまっこ、コドウマサコ、島田詩子、藤木一帆、ほた、そして野間みつねの7人で回したリレーノベル。
 B6判、120ページ、頒価500円。
 2017年11月からスタートし、今年の5月に完結。引っ繰り返しに次ぐ引っ繰り返しが凄く、純然たる野間みつね作品なら有り得ないほどの展開の早さですが、何とか落ちが付いたので良かったです(汗)。

『アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子』 ■ アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子
 超絶超能力者《ハイパー・サイオニック》クレインこと頼山紀博青年を主人公とする『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ新作(?)である『アンチ・サイオニック・シティ』の12月刊行を前に、プロローグと第一章を無料で大盤振舞しようという部数限定の刊行準備冊子。
 再版予定なし
 A5判、24ページ。
 イベントでは無料配布です。普段は原則、他の無料配布冊子との抱き合わせ配布をしておりますが、今回は単独で委託します。


その他の既刊
『魔剣士サラ=フィンク』 ■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作ですが、ようやく、完結刊行に漕ぎ着けました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。




 以上、当日北ティア会場に足をお運びくださる皆様、どうぞ遠慮なく覗いていってやってください。
 委託サークルナンバーは、「Z 08」となっております。
 預けた冊数は、『魔剣士サラ=フィンク』が3冊、『DayDream Quest』が3冊、『アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子』が10冊(※それぞれ、頒布には回らない見本誌を除く)となっております。万一品切れの際は御容赦くださいませ。

 本サイト内の紙媒体他作品目録ページでは、試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。……但し、今回の委託品の中では、抜粋ページが存在するのは『魔剣士サラ=フィンク』のみです(汗)。

サイト内の試し読み掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから(ページトップまたは末尾のリンクから3か所分辿れます)

 また、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも、上記とは異なる場所から見本を投稿済みですので、御参考まで。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ 魔剣士サラ=フィンク → こちらから

 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ幸いです。

   ■ DayDream Quest → こちらから

 DDQのPDF版では、テキスト版と同じだけの部分のコメンタリーページ見本を提供しています。2色刷を模した原稿からPDF化しました。

 他の作品も覗いてみたいという奇特なお方は、こちらの作品一覧ページからどうぞー。



【おまけ:当日会場で掲示予定のお品書き】

北ティア11 お品書き

 12月8日開催のオールジャンルイベント「花鳥風月 148」への委託予定リストをアップ致します。

花鳥風月148 サークルカット
配置 : 委託 6

 5月以来の参加となります。
 今回は、7人で回したリレーノベルや、夏に刊行した短編集、そして、今月下旬に刊行予定の単巻読み切りSFモドキの試読が出来る無料配布冊子、計3種が初頒布です。
 拙サークルの看板作品である『ミディアミルド物語』も、前回の委託時に本伝1巻が新たに貰われてゆきましたので(汗)、スターターセットに当たる本伝2巻&外伝集1巻を併せて委託しております。外伝集1巻『清水は未だ青く』は、本伝を御存じなくともそれ単独で読めますが、本伝2巻『鷹の子』の後にお読みになることを強く推奨している巻でございます(汗)。

 では、以下、書影付きで紹介致します。



花鳥風月では初頒布の既刊
『DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~』 ■ DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~
 とある事情から勇者を目指している少女リョウ。旅の出だしで何度も何度も死んでしまっては幼馴染の僧侶タツに復活させてもらう日々を送っていた彼女は、なかなか先へ進めないでいたが、タツが半強制的に墓地へ行けと指示した時から話が急展開の様相を見せ始め……?
 伊織、くまっこ、コドウマサコ、島田詩子、藤木一帆、ほた、そして野間みつねの7人で回したリレーノベル。
 B6判、120ページ、頒価500円。
 2017年11月からスタートし、今年の5月に完結。引っ繰り返しに次ぐ引っ繰り返しが凄く、純然たる野間みつね作品なら有り得ないほどの展開の早さですが、何とか落ちが付いたので良かったです(汗)。

『捻り出しミックスナッツ』 ■ 捻り出しミックスナッツ
 銀河連邦の植民惑星のひとつソイ星で生まれ育った少女レベッカは、或る日、風変わりな目的を持って出掛けた場所で、不思議な青年と出会う……
 一次創作4本「肖像画《ポートレイト》」、「引退」、「ミンヘの場合」、「今回限りと、二次創作「来訪者」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 冒頭の「肖像画」は、テキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降「テキレボ」)アンソロ「imagine」へ寄稿しています。……但し、ウェブではタイトルにルビが振れないが故に、「ポートレイト」という読みの方で(汗)。
 何と、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの短編が、5本中3本となっております(汗)。
 特に「今回限り」は、今月下旬に刊行予定の『アンチ・サイオニック・シティ』に時系列で続いてゆく時期のお話なので、必須ではないですが事前に読んでおくと、ちょっとニヤリと出来るかも……です。

『アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子』 ■ アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子
 超絶超能力者《ハイパー・サイオニック》クレインこと頼山紀博青年を主人公とする『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ新作(?)である『アンチ・サイオニック・シティ』の今月下旬月刊行を前に、プロローグと第一章を無料で大盤振舞しようという部数限定の刊行準備冊子。
 再版予定なし
 A5判、24ページ。
 イベントでは無料配布です。普段は原則、他の無料配布冊子との抱き合わせ配布をしておりますが、今回は単独で委託します。


その他の既刊
『ナブ・ナブオーヴァ』 ■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 2017年10月、改訂第五版刊行。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行されています。

 第四版での誤りや用字等を改め、第五版となっております。

『鷹の子』 ■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 A5判、164ページ、頒価600円。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

『清水は未だ青く』 ■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、十七歳の秋、一頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 本伝2巻と3巻との間でお読みになることを強く推奨しています。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 なお、外伝集は、現在6冊刊行済みです。本伝と異なり続き物ではありませんので、それぞれ単独でも読めます。




 以上、当日「花鳥風月」会場(くにびきメッセ@島根県松江市)に足をお運びの皆様、どうぞ御遠慮なく覗いていってやってくださいませ。
 委託サークルナンバーは、「6」となっております。
 見本誌を除いた委託冊数は、それぞれ以下の通りです。

   ★ 『DayDream Quest』 : 2冊
   ★ 『捻り出しミックスナッツ』 : 4冊
   ★ 『アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子』 : 10冊
   ★ 『ナブ・ナブオーヴァ』 : 3冊
   ★ 『鷹の子』 : 2冊
   ★ 『清水は未だ青く』 : 2冊

 品切れの際は何卒御容赦ください。特に、『DayDream Quest』は在庫が逼迫しております為、「見本誌の販売不可」で送り出しております……

 此処に掲げられていない情報は、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

 なお、今回委託する有料頒布物は、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも見本を投稿済みですので、併せて御覧ください。こちらのページからどうぞ。
 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり(場合によっては一章丸々、短編は一本フルで)提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ幸いでございます。
 (『ミディアミルド物語』は、紙媒体作品目録にも、本伝外伝集とで掲載位置は分かれていますが、各巻毎に試し読みを置いてあります。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ DayDream Quest → こちらから
   ■ 捻り出しミックスナッツ → こちらから
   ■ ナブ・ナブオーヴァ → こちらから
   ■ 鷹の子 → こちらから
   ■ 清水は未だ青く → こちらから

 一昨年……いえ、記事を叩き終えない内に年を越してしまったので(汗)一昨昨年、の「リレーノベル、始めました。」でお話ししたリレーノベルが、昨年秋、ようやく刊行に至りました……って、すげー今更なんですがお知らせの記事となります(汗)。
 作品タイトルは、『DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~』でございます。略称「DDQ」……何処かで見たよーな略称ですが、きっと気のせいです(笑)。
 参加メンバーは、「兎角毒苺堂」の伊織さん、「象印社」のくまっこさん、「鏡の森」のコドウマサコさん、「虚影庵」の島田詩子さん、「猫文社」の藤木一帆さん、「夢花探」のほたさん、そして当方です。……詳細は、上記リンク先の過去記事を御参照ください(汗)。

『DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~』
 判型は、普段の当方の刊行物とは異なるB6判
 ページ数は、表紙込みで120ページ。
 頒価は、500円(送料別)です。
 「架空ストア」様での委託販売は、既に開始しています。自家通販も可能ですが、イベント参加の約3週間前(次回は、「文学フリマ広島」前の2月1日を予定)には受付を停止しますので御了承ください。

 表紙・人物カット等は、「猫文社」の藤木一帆さんの力作。但し、タイトルロゴに絡む触手の担当は、「夢花探」のほたさん。……折角なんで、触手の一部をレインボー箔での箔押しにしています(笑)。

 肝心の物語はと言えば、一見、某コンピュータRPG風の作品かな? という出だしなのですが、何しろリレーノベルですから(?)、引っ繰り返しに次ぐ引っ繰り返しで、なかなか大変な展開に(爆)。本の前半では、誰が何処を担当したかがわからないようシームレスで掲載し、後半、二色刷のページで、答え合わせとコメンタリーを掲載しています。まずは物語そのものをお楽しみいただき、それからゆっくりと、ネタバレ込みのパートを確認してやっていただければ……と思っております。

 複数人で綴った作品なので、里の書庫の紙媒体作品目録での試し読み掲載は控えていますが、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」さまの方では、立ち読みの為に冒頭から暫くの箇所までを置いています。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
 立ち読みテキストの方は勿論シームレス掲載ですが、PDFの方では、同一箇所の二色刷ページ側を提供しています。是非、「こんな感じかー」と覗いてやってくださいませ。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ DayDream Quest → こちらから

 2月23日(日・祝)、広島県立広島産業会館の東展示館第2・第3展示場にて開催される「第二回文学フリマ広島」(以降、「文フリ広島」)での頒布予定リストを掲載致します。
 Webカタログも公開されておりますが、あちらでは長編シリーズ物は纏めてしまっていますし(汗)、こちらだと画面遷移なしに一画面で全てを御覧になれます(笑)。

配置 : B-15・16

 今回も、「300字企画」さんから、テキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降、「テキレボ」)の第9回(※台風接近により中止)で開催される予定だった300字SSポストカードラリー(第8回)「架空生物」の参加作品集(注:参加全作品集ではありません)を、5セット限定でお預かりしています。無料配布、早い者勝ちです(汗)。入手されたい方は、どうぞお早めに!

 また、今回は、「シャッフル創作企画」さんから短編集をお預かりしています。

他サークル様からお預かりした委託品
『Shuffle!!』 ■ Shuffle!!
   頒価:1,000円
   文庫判 192ページ
 「燎火堂」の奈木一可さんが企画された「シャッフル創作企画」さんからお預かり。
 6人の参加者が提出した「タイトル」と「キーワード」を籤引きでランダムに割り当て、その内容に沿って短編小説を書く企画の作品集。
 一気に読み終えられること請け合い! 企画ページからは各編の出だしが読めます。
 野間みつねも、『魔剣士サラ=フィンク』の世界での書き下ろし番外編「遠くとおく」を寄稿しております。




 以下、当方の頒布物です。

見本誌提出予定のピックアップ3
 以下3冊は、見本誌コーナーに提出予定です。続き物長編の1巻+似非歴史物の短編集+最新作のSFモドキ単巻読み切り作品を選びました。

『ナブ・ナブオーヴァ』 ■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 2017年10月、改訂第五版刊行。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行されています。

 第四版での誤りや用字等を改め、第五版となっております。

『初音には遠く』 ■ 初音には遠く ~『まなざし』拾遺話集~
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。
 A5判、100ページ、頒価450円。
 『まなざし』シリーズの中では最も危険度が低い、雰囲気を掴むには向いている一冊……ではありますが、男色絡みの直接的な展開も一瞬あったりしますので(汗)、苦手な方は御遠慮ください。

『アンチ・サイオニック・シティ』 ■ アンチ・サイオニック・シティ -レジェンダリィ・クレイン-  文フリ広島初頒布
 超絶的な超能力者《サイオニック》“クレイン”こと頼山紀博《よりやま のりひろ》の許に、銀河連邦軍情報局の高官となった旧知の友・吉沢満《よしざわ みつる》から持ち込まれた依頼。それは、放棄された植民候補惑星ジンジャーの実験都市に残された抗《アンチ》サイオニック装置研究データの回収サポートであったが……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博青年が主人公のシリーズから一作品を選び、徹底的に加筆改稿。書き下ろし番外編「時間差は殆どゼロ」も収録。
 A5判、116ページ、頒価500円。
 シリーズ物ですが、前作『エモーショナル・サイオニック』の続きではなく、大きく遡った時代が舞台となる単巻読み切りなので、前作を御存じなくても大丈夫です。


文フリ広島では初頒布の既刊
『DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~』 ■ DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~
 とある事情から勇者を目指している少女リョウ。旅の出だしで何度も何度も死んでしまっては幼馴染の僧侶タツに復活させてもらう日々を送っていた彼女は、なかなか先へ進めないでいたが、タツが半強制的に墓地へ行けと指示した時から話が急展開の様相を見せ始め……?
 伊織、くまっこ、コドウマサコ、島田詩子、藤木一帆、ほた、そして野間みつねの7人で回したリレーノベル。
 B6判、120ページ、頒価500円。
 2017年11月からスタートし、2019年の5月に完結。引っ繰り返しに次ぐ引っ繰り返しが凄く、純然たる野間みつね作品なら有り得ないほどの展開の早さですが、何とか落ちが付いたので良かったです(汗)。
 なお、残部僅少気味なので、次回参加時には並べられないと予想されます。御興味のある方はお早めに!

『捻り出しミックスナッツ』 ■ 捻り出しミックスナッツ
 銀河連邦の植民惑星のひとつソイ星で生まれ育った少女レベッカは、或る日、風変わりな目的を持って出掛けた場所で、不思議な青年と出会う……
 一次創作4本「肖像画《ポートレイト》」、「引退」、「ミンヘの場合」、「今回限りと、二次創作「来訪者」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 冒頭の「肖像画」は、テキレボアンソロ「imagine」へ寄稿しています。……但し、ウェブではタイトルにルビが振れないが故に、「ポートレイト」という読みの方で(汗)。
 何と、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの短編が、5本中3本となっております(汗)。
 特に「今回限り」は、12月刊行予定の『アンチ・サイオニック・シティ』に時系列で続いてゆく時期のお話なので、必須ではないですが事前に読んでおくと、ちょっとニヤリと出来るかも……です。

『アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子』 ■ アンチ・サイオニック・シティ 刊行準備冊子
 超絶超能力者《ハイパー・サイオニック》クレインこと頼山紀博青年を主人公とする『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ新作(?)である『アンチ・サイオニック・シティ』の12月刊行を前にプロローグと第一章を無料で大盤振舞した、部数限定の刊行準備冊子。
 再版予定なし
 A5判、24ページ、無料配布
 原則、他の無料配布冊子との抱き合わせ配布となりますが、昨年の文フリ広島で配布した無配セットを既にお持ちの方には、単独での配布も致します


その他の既刊
▼ 架空世界を舞台とした歴史群像劇 『ミディアミルド物語』シリーズ (推奨する購読順に掲載)
■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版/再掲)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 2017年10月、改訂第五版刊行。

■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 A5判、164ページ、頒価600円。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、十七歳の秋、一頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 本伝2巻と3巻との間でお読みになることを強く推奨しています。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 なお、外伝集は、現在5冊刊行済みです。本伝と異なり続き物ではありませんので、それぞれ単独でも読めます。

■ ダグディグル・グルーグラス -ミディアミルド物語 3-
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎《グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……
 A5判、108ページ、頒価500円。

■ 最後の一年、最初の一日 -ミディアミルド物語外伝集 2-
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、十三歳の時から十六歳の現在まで、大過なく務めてきた。十七歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。
 A5判、196ページ、頒価700円。
 テキレボアンソロ「初めての」へ寄稿したのは、こちらの巻の冒頭作です。

■ その佳き日まで -ミディアミルド物語外伝集 3-
 マーナ近衛隊の副長であるノーマン・ティルムズ・ノーラは、さる騒動が元となり、上官の娘マリ・ジェラルカ・マーラルと婚約した。挙式までは二か月。長くもなく短くもない、恙なかるべき筈のその婚約期間は、しかし、何事もない穏やかなものとはならなかった……
 表題作の他、短編「ささやかなる陰謀」及び「命知らず」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 テキレボアンソロ「花」へ寄稿したのは、こちらの巻からの抜粋です。

■ ムグロールの赤狼 -ミディアミルド物語 4-
 バルバミラの戦いで力尽きた〝恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。長き眠りから目を覚ました彼の前に現われたのは、ひとりの〝少女〟であった。彼女の存在に戸惑い、その言葉に苛立ちと反発を覚えるミディアム。だが、語り続けるその〝少女〟に突如として襲い掛かってきた暴風の禍々しさに、ミディアムの体は咄嗟に動いていた……
 A5判、140ページ、頒価550円。
 本巻から、作品の舞台が大きく北東へ広がります、とだけ(苦笑)。

■ マーナの知将《ドー・ルーム》 -ミディアミルド物語 5-
 カタゴラの戦いで大敗を喫したマーナ。唯ひとりこの戦に強硬に反対したことから自邸謹慎を命じられていた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラムは、改めて主君から意見を求められ、暫しの不戦策を主張するのみならず、諸人を疑心暗鬼に陥れる不穏当な進言を行う。だが、それは、真の目論見をレーナの目から隠す為の詐術に過ぎなかった……
 A5判、148ページ、頒価550円。
 主人公その1と主人公その2が、いよいよ出会うことに。

■ 将軍と呼ばれる迄に -ミディアミルド物語外伝集 4-
 ジャナドゥ養成所が多数あることで知られるシベルリンの森、高名なジャナドゥ養成者タカナ・ルーミンの許で厳しい訓練の日々を送っていたグライン・マーリは、或る朝、養成所を訪れた金髪の青年に興味を惹かれ、樹上からその後を追い始めた……
 表題作の他、掌編「ソフラ小景」、中編「リーズルの若き鷹」、短編「歪んだ糸の物語」「暁闇」及び「奇妙な旦那様」を収録。
 A5判、188ページ、頒価700円。
 本伝5巻と6巻との間でお読みになることを強く強く推奨しています。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが中心となる作品群です。特に、ケーデルをミディアミルド史上最年少での将軍職就任に導いたクデン併合、本伝では主人公その1側に視点を据えて物語を進めた為に敢えて描かれなかった出来事ですが、そこへ至る諸々が、表題作で明らかにされます。

■ 遠きが故に -ミディアミルド物語 6-
 マーナとレーナの国境の村ステイクで倒れ、辛うじて救出されたが仮死状態に陥ってしまったミディアム・サーガ。長老候補ソフィア・レグは、目を覚まさぬミディアムをエルの町まで移送してみたものの、快復の手立てを掴めずにいた。そこへ、ひとりの優れた薬師《くすし》がふらりとエルに姿を現わした、という知らせが飛び込んでくる……
 A5判、172ページ、頒価600円。
 主人公その2.7《にーてんなな》であるジョディアン・ヴィルマーが、しれっと登場します。

■ 縄なき繋縛《けいばく》 -ミディアミルド物語 7-
 レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
 A5判、132ページ、頒価500円。

■ レーナから来た青年 -ミディアミルド物語外伝集 5-
 マーナ暦デリーラ六年仲冬第二月、マーナ第一王女の婚礼祝賀の席に、近国レーナからの使節の一員として、ソフィア・レグという青年が居た。マーナ王ララド・オーディルは、奇妙なことに、以前その青年と何処かで出会っているような気分を拭い去れないでいた……
 表題作の他、「ある茶話会の風景」、「ダランドー叔父様との思い出」、「シベルリン小景」、「最後の夏」、「闇に向かって走れ」を収録。
 A5判、116ページ、頒価500円。
 『ミディアミルド物語』の外伝集は本伝未読でも構わないという作りになっていますが、これは割に短い作品が集まっており、そういう点では取っ付き易い外伝集かなとは思います。
 なお、テキレボ5で開催された「伯父/叔父コレクション」に、本外伝集に収録の「ダランドー叔父様との思い出」で参加し、主催のオカワダアキナさんから有難いレビューを頂きました(深謝)。

■ 垣間見る未来 -ミディアミルド物語 8-
 クピー・ニルグリスは、バタールの戦いで負った傷の癒えぬジス・エルミを伴い、故郷であるムグロールへと赴く。しかし、その転地療養の真の意図は、ジスではなく、クピー自身の体調に因るものであった。翌年の初夏、そのクピーからムグロールへ呼び出されたミディアム・サーガは、辿り着いた宿場町ケイで、驚きの光景を目にすることになる……
 A5判、188ページ、頒価700円。

■ 祝婚 -ミディアミルド物語 9-
 レーナの長老候補ソフィア・レグが婚約したという知らせが、未だ新年の祝賀気分も色濃いマーナ宮廷にも届く。マーナ王ララド・オーディルは、その知らせを携えてレーナから来着した使者に対し、早速に慶賀使節を差し向ける由を告げると、その使節団の副使として、近衛副長タリー・ロファを指名したが……。
 A5判、260ページ、頒価1,000円。

■ ミゼルでの遭遇 -ミディアミルド物語 10-
 マーナから慶賀使節としてレーナの都シャーラミディアを訪れていた近衛副長タリー・ロファは、一連の行事への参加を終えた翌日、ミディアム・サーガの案内で、シャーラミディア市中へ出た。しかし、穏和裡に過ぎると思われたその散策中、何げない会話の中で或る事実に気付いてしまったタリーは、その場に立ち竦んだ……
 巻末付録として、星村朱美様のイラスト類を一部再録。
 A5判、176ページ、頒価600円。

■ 灰色の翼 -ミディアミルド物語外伝集 6-
 マーナ暦チャベラ十五年晩夏、マーナ近衛隊に見習として入府した、チャベラ二年生まれの三人の少年、タリー、ベルマン、ナイルス――後に〝チャベラ二年生まれの三羽烏《さんばがらす》〟と呼ばれるようになる彼らが、入府半年後の晩冬初旬に直面した、或る事件とは?
 表題作の他、「セタリナーサの少年」、「月光《セタリナーサ》亭」、「運命のままに」、「青天の霹靂《へきれき》」、「頭立《かしらだ》つ日」、「ヴェルナーサの少年」を収録。主要登場人物の本伝登場前史が中心。
 A5判、112ページ、頒価500円。
 ……本伝の大ネタバレが潜んでいる作品がありますので、最低でも本伝4巻までは読んでおいてほしいなとは思いつつ、短めの作品が多いので、取っ付きは悪くないかも。

▼ 土方歳三中心の似非歴史物 『まなざし』シリーズ ▲
■ まなざし 上
 幕末、文久三年秋、京都――壬生浪士組(後の新選組)副長土方歳三は、ある男から苦しい胸の内を告げられる。それまで男色とは縁なく生きてきた歳三は相手を拒絶するが、その夜を境に、いずれ殺さねばならぬと思い決めていたその男の思わぬ姿を知る機会が重なって……
 鳥羽伏見の戦いが終わるまでを収録。
 A5判、332ページ、頒価1,500円。
 品切絶版になっていた刊行準備冊子『ちらり』の見本誌経験あり冊子が、1冊だけですが発掘されましたので、おまけに付けます。
 野間みつねが1995年来書き続けた〝私家版 土方歳三〟です。
 改訂・合本の上で上下巻(……各巻332ページ(汗))物として刊行する為、冊子を7冊出したところで頒布を停止。2003年に上巻を刊行、そして2008年末、やっとやっとやっとこさ下巻を刊行、母屋(笑)を完結させることが出来ました。
 男色絡みの展開も含まれているので(特に上巻)、苦手な方は御遠慮ください。

 なお、こちらは既に、店頭見本誌の1部しか残っておりませんが(割に美品)、再版予定はございませんので、入手されたい方は何卒お早めに。

■ まなざし 下
 鳥羽伏見の戦いで大きな犠牲を出した新選組は、都を離れ、江戸へと戻った。副長土方歳三は、新たに厩に入った癖の悪い若駒を自分の乗り馬に選び、早蕨《さわらび》と名付ける。その早蕨と遠駆けに出掛けた先で、歳三は、彼を伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の敵《かたき》と称して勝負を迫るひとりの青年と出会うが……
 土方歳三の箱館での戦死まで+αを収録。
 付録冊子として、史実と虚構部分について書き留めた『虚実皮膜』(無料)を同梱。
 A5判、332ページ、頒価1,500円。
 テキレボアンソロ「猫」へ寄稿したのは、こちらの巻からの抜粋です。

■ 初音には遠く ~『まなざし』拾遺話集~ (再掲)
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。
 A5判、100ページ、頒価450円。

■ 残し置く言の葉草の記 上 ~『まなざし』傍話集~
 江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
 「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く、傍話集。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 あくまでも、『まなざし』に於ける伊東甲子太郎ですからねっっっっ(汗)。
 本編以上に、男色絡みの展開注意という作品群です。ついでに言えば、女色絡みの展開にも要注意です(汗)。

■ 残し置く言の葉草の記 中 ~『まなざし』傍話集~
 慶応二年師走、新選組屯所に詰めていた伊東甲子太郎は、自身の休息所から、覚悟していた知らせを受け取った。かねてから体調を崩して寝付いていた妾が、いよいよ危なくなったという。叶うことなら看取ってやりたいと考えた伊東が監察を通じて副長土方歳三に外泊を届け出、外出しようとしたところへ……
 「都の春も」「あらそはぬ姿ながらも」「ともに散りなん」「真心の清き心に」「いかでちぎりを結ひ留むべき」「神もゆるして」「なほまどひけり」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く傍話集、その弐。
 A5判、116ページ、頒価500円。

▼ MSX-PCのRPGノベライズ 『小説BADOMA』及び関連作品 ▲
■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 1/5
 ランガズム大陸の北の果て、カナルネアの町に立ち寄った若き吟遊詩人シフォロンは、夕食を摂っていた居酒屋で、客同士の起こしかけたトラブルを歌の力で収める。真の勇者の称号〝ヴィルシャナ〟を目指す自由騎士イスファムから〝王の試練〟に挑戦する旅へと誘われて同意した彼は、その後、トラブルの一方の当事者であった青年黒魔道師にも声を掛けたが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 1990年に株式会社アスキー(当時)から発売されたRPGコンストラクションツール『Dante』に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA 血塗られた伝説』の勝手なノベライズ(汗)です。全5巻予定で3巻までを刊行したところで休眠、長らく幻の作品状態となっていましたが、20年以上の時を経た2015年、突如として復活しました(汗)。
 表紙を、『四番目の魔道士』で挿画を描いてくださった「かきくけ工房」の高井玖実子さまにお願いしています。
 なお、独自要素も盛り込まれていますので、御了承ください。

■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 2/5
 真の勇者の称号〝ヴィルシャナ〟を目指して〝しるし〟を集める旅を続けるシフォロン達は、エルザイム王国の都ロクポリスに到着する。町は、王妃懐妊を祝う祭の真っ最中。吟遊詩人であるシフォロンは、宿泊した宿の女主人から、滞在中に階下の小料理屋で歌ってほしいと頼まれるが、仲間である黒魔道師タンジェには、ひとつの懸念があった……。
 A5判、116ページ、頒価450円。
 テキレボアンソロ「花」へ寄稿したのは、こちらの巻からの抜粋です。
 本巻収録の第六章での展開は“鬼・悪魔”とも言われますが、決して野間のオリジナルではなく、概ね原作通りです(汗)。

■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 3/5
 ランガズム大陸を南下して砂漠地帯へやってきたシフォロン達は、ひとつ目の化物一族に破壊されたチャネガ村の、生き残りの人々が隠れ住む洞窟を訪れた。そこで出会った村長の娘セシルの願いを酌《く》み、化物によって石にされた村長を救うべく砂漠の〝神殿〟に向かった八人は、そこで、古代文字の記《しる》された銘板《めいばん》を発見したが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 黒魔道師タンジェの旅の真の目的が、遂に明らかに……!

■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 4/5
 紆余曲折を経て四つの“しるし”を全て手に入れたシフォロン達は、ヴィルシャナの塔へ向かう前に、長らく大陸とは行き来も途絶えていたという島アゾレスへ赴く。だが、その島には、或る言い伝えがあった。黒魔道師タンジェは、仲間たちと一旦別れ、単身ヴィルシャナ島へ先行しようとするが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 色々と新たな展開がございますが、黒魔道師タンジェ君に絡む展開の殆ど全てが、原作ゲームには欠片も存在していないという……(苦笑)

■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 5/5
 ひとつ目バドマ一族を封印する術《すべ》を求めていたシフォロン達は、遂に〝金色《こんじき》の女神〟と邂逅した。光の神々の助力を得ながらバドマ一族の潜む火山島へ乗り込んだ一行《いっこう》の前に、だが、思わぬ〝敵〟が立ち塞がる。苦しみながらも全ての〝敵〟を退け、バドマの許へ乗り込んだ彼らを待ち受けていたのは、究極の二者択一を迫る〝贈り物〟であった……!
 A5判、140ページ、頒価450円。
 テキレボアンソロ「嘘」へ書き下ろしで寄稿した「語らぬは」は、こちらの巻の番外編です。
 ノベライズ、遂に、完結しました!
 ちょっとページ数が普段より多くなってしまいましたが(汗)、『小説BADOMA』関連作の天井は450円という拙サークルの値付けルールにより、頒価据え置きです。
 今回も、表紙を、『四番目の魔道士』で挿画を描いてくださった「かきくけ工房」の高井玖実子さまにお願いしています。

■ 四番目の魔道士
 或る邪悪なる魔の一族と戦ってきた、白魔道士カルキ、赤魔道士ガルーダ、緑魔道士シュリー。しかし、彼らの力だけでは、一族を封じ込めるには至らない。限界を感じた彼ら三人は、強大な力を持つと噂されながら全く人前に姿を現わさぬ黒魔道士ヴィラバドラに共に戦ってほしいと呼び掛ける為、彼が隠れ住むと言われる小さな島に降り立ったが……
 『小説BADOMA』の前史とも言うべき、伝説の四人の魔道士達の十一日間を題材に採った、連作(?)短編集。表題作の他、全9編を収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 『BADOMA 血塗られた伝説』を勝手にノベライズした『小説BADOMA』に登場する〝伝説の四人の魔道士〟(しかもゲーム内で名前が出たのはガルーダさんだけという(爆))の物語を、これまた勝手に拵えたものです。

▼ その他、単発物など ▲
■ 歳三《おれ》達の場合
 明治二年五月、箱館《はこだて》一本木関門で狙撃されて命を落とした土方歳三《ひじかた としぞう》は、不思議な輝きに包まれ微睡《まどろ》んでいたが、その輝きから「月石《げっせき》の民として生まれ変わる」と告げられた直後、箱館山山中の小屋で目を覚ます。そこへ、歳三の後見役として、謎の男コンミン登場。大嫌いだった男と瓜ふたつの容姿に反発しつつも彼に惹かれ始めた歳三の前に、やがて……
 男色絡みのお話も出てくるので、そーゆー話が苦手な方は、予め心の御準備を。
 因みに、『まなざし』世界とは全く無関係なので念の為(汗)。
 A5判、140ページ、頒価550円。
 棚差しされている他の本より薄く見えるかもしれませんが、それは昔出した本ゆえに本文用紙が上質70kgだからでして(汗)。

■ エモーショナル・サイオニック -レジェンダリィ・クレイン-
 銀河連邦の植民惑星間を航行する旅客船フェントーク号が、バニラ星上空で原因不明の操船不能に陥り、墜落──挙式間近の婚約者《フィアンセ》をこの事故で喪ったジュード・ナリタ青年は、だが、それが事故ではなく、二百年以上も生きている伝説の超能力者《レジェンダリィ・サイオニック》クレイン・ロードにより人為的に引き起こされたものだと証し立てる映像を見せられる……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》青年が主人公のシリーズから一作品を選び、大幅に加筆改稿。書き下ろし番外編「異動」も収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 続き物ではなく、単巻読み切りです。
 超能力者は出てきますし、舞台も(野間みつね世界の)未来世界ではあるのですが、SFともアクションとも言えないSFモドキです(汗)。

■ 蔵出しミックスナッツ -ジャンルごた混ぜ短編小説集-
 「歩出斉城門、遙望蕩陰里……」 聞こえてきた歌声に、青年は覚えず足を止めた。
 一次創作5本「梁父吟 習作」、「Yoriyama Brothers」(『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「落星前夜 習作」、「Escape!」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「星祭りにはまだ早い」(『通り名はムーンストーン』シリーズより)と、二次的著作物ではない二次創作(『四番目の魔道士』と同じ背景世界を持つ)2本「伝説の前に」、「誓言から逃げる魔道師」を、7本それぞれ全てリライト/リバイスして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 長編体質の野間みつねにしては珍しい、短編集です。
 半ば突発的に刊行しました(汗)。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も2本収録されていますが、7本中5本は一次創作となっております。

■ はたとせ -「千美生の里」 20周年自選蒐-
 野間みつねが個人サークル活動を開始した1995年から出してきた刊行物の中から13本を収集、最後に当たる2015年のみ書き下ろし短編を収録。長編は章または節単位で抜粋(複数の場合あり)。中編・短編は丸ごと一本を掲載。架空世界物は無論、似非歴史物から未来世界物まで、幅広く採用。書き下ろし短編「V《ブイ》回収一件」は『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ作品。
 なお、付録として、自家印刷製本の「『はたとせ』あとがきになり損ねた話」を同梱。
 A5判、292ページ、頒価1,200円。
 どうにかこうにか292ページに抑え込んだので、頒価も1,200円に出来ました(汗)。
 作品は刊行順に収録されていますし、まさに20年を概観出来る豪華カタログとも言えます。
 因みに、区切り毎に扉ページを紙替えしていますので、小口や天地を見れば切れ目がわかります。なので、お好きな場所から開いて読むことも出来ますよ(笑)。

■ 掘り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 2-
 ふと立ち寄った図書館で見付けたのは、俺の母校の卒業アルバムだった。……しかも、俺が卒業した、百年前の。
 一次創作4本「百年目の再会」、「倫秋兄様《みちときにいさま》奮戦記」(双方『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「それは、二月十五日の夜に」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「最後の帰郷」と、二次的著作物ではない二次創作(『小説BADOMA』と同じ背景世界を持つ)「器を巡りて」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 なお、「百年目の再会」は、テキレボアンソロ「再会」への寄稿作です。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第二弾です。
 MSXコンピュータのRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA』の二次創作に当たる短編も収録されていますが、自分が勝手に作成した続編ゲーム(汗)の諸々を踏まえての作品なので、『BADOMA』自体とは殆ど関係なくなっております(苦笑)。

■ 月は欠けゆく
 NHK大河ドラマ『新選組!』版の伊東甲子太郎先生追悼の一冊。
 ドラマでは描かれなかった部分を想像で埋めた物語(男色系の話は一切なし(笑))や、視聴日記で公開していた伊東先生関連の随想(……の内、4本/「写真一枚見ただけで」/「御目文字出来た、その時が」/「恋闇に塞がれた目で語るなら、それは予測でなく願望」/「時代に恋をして、時代に振られた男」)を収録。
 A5判、92ージ、頒価300円。
 拙作『まなざし』の伊東先生とは違いますので、念の為(汗)。
 内容は自サイトでも公開していませんが、例外的にWebカタログに、些少の内容を掲載しています。また、 テキレボアンソロ「和」へも抜粋を寄稿しています。

■ 早蕨号、異世界をゆく
 俺、赤糟毛馬《あかかすげうま》の早蕨《さわらび》は、土方歳三《ひじかた としぞう》と江戸以来箱館《はこだて》までの転戦を共にした乗り馬である。「千美生の里」の中にある我々の“作品世界”とやらから突然に行方を眩ましてしまった伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の亡霊を捜す為、土方と俺は、里の中にある他の“作品世界”へと踏み込むことにした……。
 A5判、64ページ、頒価400円。
 表紙・本文共にオンデマンド印刷、少部数で刊行。再版予定なし。なお、和綴じ装幀につき、糸のほつれや紙のズレなど些少の難がある場合がございます。予め御了承ください。
 ウェブ上の交換日記「里の茶店 万年貸切部屋」(現在は閉鎖済み)で2002年9月に起きた「亡霊先生失踪事件」を題材にした作品です。長らく「里の納屋」で未完状態のまま公開してきましたが、完結させた上で刊行物に致しました。
 野間みつね作品の主要世界を巡る、割にライトな作品です。
 急遽の刊行だったにも拘らず、かつて交換日記メンバーのおひとりだった「かきくけ工房」の高井玖実子さまが表紙を描いてくださいました……(五体投地!) 特に、裏表紙は必見です(笑)。

■ 魔剣士サラ=フィンク
 かつてケルリ王国を恐怖のどん底に陥れた無差別殺人鬼“魔剣士”サラ=フィンク。しかし、たまたま助けてしまったケルリの第二王女ミルシリアの存在が、彼を次第に変え始める。血に飢えた魔剣ブリザードと己自身を救う手立てを求め、彼女と共に“魔道王国”ルーファラを目指す彼の旅の途上に待っていたのは……
 魔剣を操る青年魔道士と亡国の元王女との旅の途上で起こる事共を描く長編ファンタジー小説。
 A5判(上製本)、820ページ、頒価3,500円。
 何年間も「出す出す詐欺」状態だった本作ですが、ようやく、完結刊行に漕ぎ着けました。
 単巻読み切りです! と胸を張るには分厚過ぎる代物になってしまいましたが、二度と同じ装幀では刷れまいと思われますので、品切れ即絶版となることは確実。もしも僅かにでも惹かれる部分がございましたら、取り敢えず押さえておいて積ん読タワーの土台に是非(違)。


無料配布  ※無料配布物は抱き合わせ配布です(汗)
『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 ■ 『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 無料試読冊子
 820ページ超鈍器(汗)『魔剣士サラ=フィンク』から、「トータル・プロローグ」及び「砂漠の暗黒神殿」篇第2章までを収録した冊子。試し読みに最適。
 A5判、44ページ、無料配布
 820ページの中から44ページ、という意味で、このタイトルにしました。
 初版は、単行本の中身(カバー下)と同じミニッツGA(※色は違いますが)に、カラー印刷表紙です。
 刊行準備冊子には収録していなかった人物紹介とリファーシアの世界地図も掲載しています。
 イベントでは無料配布ですので、どうぞ遠慮なく貰っていってやってくださいませ。

『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 ■ 小説BADOMA おいでよランガズムBooklet(改訂第三版)
 2016年11月、完結を目前に控えたタイミングで刊行した、本編各巻&『四番目の魔道士』の簡単な案内と試し読みを掲載した案内冊子。第二版も当日までになくなりそうなので、文フリ広島に間に合うよう、続編情報などを最新の状態に更新した改訂第三版を急遽入稿、只今印刷中(汗)。
 A5判、24ページ、無料配布
 無料配布物なので、如何に豪華さを表に出さないかに意を配っております(笑)。今回も表紙タイトルが箔押しでその紙が特殊紙エスプリVエンボスのギフトライン柄(※でも、めくらないとわからない)という仕様です。





 以上、有難くも拙ブース(B-15・16)までお越しくださろうという皆様、どうぞ宜しくお願いします。

 とはいえ、御覧の通り刊行物の種類が多く、しかもそれぞれがそれなりに厚いというサークルですので、持ち込み冊数は制限致します。
 なお、以下は、荷造り前の予定冊数です。箱詰めの状態によっては増減がございますので、御了承ください。

=== 2020/02/17 追記 ===
 送付冊数を決めましたので、修正しました。
 全体的に減(特に『魔剣士サラ=フィンク』は大幅減)ですので、「どうしても欲しい」本がある方は事前にメールやツイッター等でお知らせください。手搬入します(汗)。

   ★ 『アンチ・サイオニック・シティ』 : 5冊
   ★ 『DayDream Quest』 : 5冊
   ★ 『捻り出しミックスナッツ』 : 5冊
   ★ 『ミディアミルド物語』 : 本伝外伝2セット
   ★ 『まなざし』及びその派生作品 : 『まなざし』上巻は店頭見本誌のみの残1冊、その他2冊
   ★ 『小説BADOMA』 : 各巻2冊
   ★ 『四番目の魔道士』 : 2冊
   ★ 『歳三達の場合』 : 2冊
   ★ 『エモーショナル・サイオニック』 : 2冊
   ★ 『蔵出しミックスナッツ』 : 2冊
   ★ 『はたとせ』 : 2冊
   ★ 『掘り出しミックスナッツ』 : 2冊
   ★ 『早蕨号、異世界をゆく』 : 2冊
   ★ 『月は欠けゆく』 : 2冊
   ★ 『魔剣士サラ=フィンク』 : 6冊
   ★ 無料配布冊子セット : 20セット
   ★ 『アンチ・サイオニック・シティ』 刊行準備冊子単品 : 20冊程度

 それぞれ、万が一にも品切れの際は、御容赦ください。





 重量などの詳細につきましては、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります(但し、一部、敢えて設けていない物もあります)。

 また、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」さんにも、二次創作を除く殆どの刊行物の見本を投稿していますので、こちらの一覧から御参照ください。





【おまけ:当日ブースでの掲示を検討しているポスター集】

 ※全てを掲示するとは限りません。
 ※此処にない作品のポスターが掲示される可能性もあります。

DDQ--PosterB2-No2_w500.png
DDQ--PosterB2-No1_w500.png  ※リレーノベルメンバーの藤木一帆さんの力作です。1枚目を表向きに、2枚目を裏向きに掲示予定です。


『魔剣士サラ=フィンク』ポスター
『ミディアミルド物語』横長ポスター
『ミディアミルド物語』台詞引用ポスター  ※上記作品については、現在は挿画等はございませんので、念の為。
 ※あ、でも、巻末などに少しですが再録しています。
 ※各作品に係るイラスト類は、以前に表紙・挿画等を描いてくださっていた星村朱美様の格別の御好意で使用させていただいております。


『小説BADOMA』ポスター  ※上記作品も、挿画はございませんので、念の為。

 直前になってしまって御免なさい、7月5日開催のオールジャンルイベント「花鳥風月 150&151」への委託予定リストをアップ致します。

花鳥風月150&151 サークルカット
配置 : 委託 2

 前回150の追加募集に申し込むべく入金し、必要書類をアップしたことをメールでお知らせしたらその瞬間に公式アカウントさんから開催中止ツイートが流されるという冗談のような展開でしたが(汗)、そのまま振替を依頼して、今回の参加と相成りました。
 サークルカットも、まんま流用出来る内容でしたしねぇ(笑)。

 今回は、サークルカットにもあります通り、拙サークルの看板作品『ミディアミルド物語』の本伝続刊である11巻と、超絶超能力者が主役のSFモドキ『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの新作が、初委託となります。久しく品切れとなっていた『ミディアミルド物語』の『超かんたん試し読み』も、11巻からの抜粋と12巻予定稿のチラ見せとを追加した第五版を刊行しましたので、こちらも預けます。
 その他、『ミディアミルド物語』の外伝集1巻が前回委託時に貰われてゆくという吃驚がありましたので、本伝3巻と外伝集2巻3巻を、所謂スターターセット(=本伝1巻2巻+外伝集1巻)と併せて委託することに致しました。

 では、以下、書影付きで紹介致します。



花鳥風月では初頒布の既刊
『アンチ・サイオニック・シティ』 ■ アンチ・サイオニック・シティ
 超絶超能力者《ハイパー・サイオニック》クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》の許に、銀河連邦軍情報局の高官となった旧知の友・吉沢満《よしざわ みつる》から持ち込まれた依頼。それは、放棄された植民候補惑星ジンジャーの実験都市に残された抗《アンチ》サイオニック装置研究データの回収サポートであったが……
 A5判、116ページ、頒価500円。
 実は、このシリーズの舞台である「架空の世界史の延長線上にある未来世界」は、『ミディアミルド物語』の舞台である「ミディアミルド」と同じ宇宙に存在しますので、しれっと作中でミディアミルドの話題が出てきたりします(苦笑)。

『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』 ■ 『ミディアミルド物語』 超かんたん試し読み(改訂増補第五版)
 本伝1巻~11巻・外伝集1巻~6巻までの計17冊から各巻2ページを上限に抜粋した、試し読みの為の冊子。
 なお、拙サークルサイトや従前の試し読み冊子類での紹介箇所とは被らないよう配慮している。
 最後に、本伝12巻収録予定話からのチラ見せあり。
 ページ調整の関係で、星村朱美様の人物紹介画・イラスト類を一部再録。
 A5判、44ページ。
 イベントでは無料配布している当冊子、暫く品切れのままにしていましたが、11巻が刊行出来たので、併せて改訂第五版を出しました。
 なお、朱美てんてーのイラスト類は、次の版ではゼロになりますので、少しでも入っていた方が良いという方はお見逃しなく(汗)。

『予言者ミグとの対面』 ■ 予言者ミグとの対面 -ミディアミルド物語 11-
 ミディアム・サーガは、将来レーナ将軍府の武官になりたいと熱望するエラスタ村の少年アリン・ソーマに、年初闘技会への参加を勧めた。それは、闘技会の場で王家公認の武術師範達の目に留《と》まれば、庶民出身のアリンでも仕官への道に進めるだろうと考えてのことだった。ミディアムにも予想外の見事な戦い振りで準決勝まで勝ち進んだアリンであったが……
 A5判、176ページ、頒価600円。
 主人公その1と主人公その2の距離が近い(※物理的に)状態が此処まで長い期間続くのは、後にも先にもこの巻のみとなっております(笑)。


その他の既刊
『ナブ・ナブオーヴァ』 ■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 2017年10月、改訂第五版刊行。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行されています。

 第四版での誤りや用字等を改め、第五版となっております。

『鷹の子』 ■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 A5判、164ページ、頒価600円。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

『清水は未だ青く』 ■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、十七歳の秋、一頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 本伝2巻と3巻との間でお読みになることを強く推奨しています。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 なお、外伝集は、現在6冊刊行済みです。本伝と異なり続き物ではありませんので、それぞれ単独でも読めます。

『ダグディグル・グルーグラス』 ■ ダグディグル・グルーグラス -ミディアミルド物語 3-
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎《グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……
 A5判、108ページ、頒価500円。
 リライト刊行した4冊の中では最も改訂要素の少ない巻です……なので、これだけ「リバイス版」と称しております。
 多分、シリーズ中でも最薄の巻になるのではないかと(苦笑)。

『最後の一年、最初の一日』 ■ 最後の一年、最初の一日 -ミディアミルド物語外伝集 2-
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、十三歳の時から十六歳の現在まで、大過なく務めてきた。十七歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。
 A5判、196ページ、頒価700円。
 マーナの近衛兵タリー・ロファを中心とした話を集めています。
 ……裏の主人公は、先輩近衛兵ノーマン・ノーラかもしれません(笑)。

『その佳き日まで』 ■ その佳き日まで -ミディアミルド物語外伝集 3-
 マーナ近衛隊の副長であるノーマン・ティルムズ・ノーラは、さる騒動が元となり、上官の娘マリ・ジェラルカ・マーラルと婚約した。挙式までは二か月。長くもなく短くもない、恙なかるべき筈のその婚約期間は、しかし、何事もない穏やかなものとはならなかった……
 表題作の他、短編「ささやかなる陰謀」及び「命知らず」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 マーナの近衛副長(当時)であるノーマン・ノーラがメインになる外伝集です。
 巻全体を通して艶っぽい展開が皆無に等しい、外伝集の中では一、二を争うくらいの〝電車の中でも安心して読める〟作品です。なので、野間みつね作品の初心者にお勧め????




 以上、当日「花鳥風月」会場(くにびきメッセ@島根県松江市)に足をお運びの皆様、どうぞ御遠慮なく覗いていってやってくださいませ。
 委託サークルナンバーは、「2」となっております。
 見本誌を除いた委託冊数は、有料頒布物は2冊、無料配布物は4冊です。品切れの際は何卒御容赦ください。

 此処に掲げられていない情報は、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

 なお、今回委託する有料頒布物は、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも見本を投稿済みですので、併せて御覧ください。こちらのページからどうぞ。
 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり(場合によっては一章丸々、短編は一本フルで)提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ幸いでございます。
 (『ミディアミルド物語』は、紙媒体作品目録にも、本伝外伝集とで掲載位置は分かれていますが、各巻毎に試し読みを置いてあります。

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ アンチ・サイオニック・シティ → こちらから
   ■ 予言者ミグとの対面 → こちらから

   ■ ナブ・ナブオーヴァ → こちらから
   ■ 鷹の子 → こちらから
   ■ 清水は未だ青く → こちらから
   ■ ダグディグル・グルーグラス → こちらから
   ■ 最後の一年、最初の一日 → こちらから
   ■ その佳き日まで → こちらから

 こちら、ななさん企画の「創作TALK 2022-23」(オプションテーマ:オンライン、オフライン)参加記事となります。

通算100冊目の刊行物となった『バビリアグル・ジョディアン』  ブログ投稿自体が久し振り過ぎで、この「創作TALK」がないと一年以上投稿しないとかもあるかもしれませんね……ななさん、毎年企画してくださって有難うございます(深謝)。

 ……そして、最初は「簡単な振り返り」と題していたのに叩いてみたら無茶苦茶に長大化してしまったので、アンカー張って目次を付けておきます(爆)。

【目次】
 1. 2022年の振り返り
  1-1. 刊行物
  1-2. 参加イベント
  1-3. Webサイト等
 2. 2023年の希望的目標
  2-1. 刊行物
  2-2. 参加イベント
  2-3. Webサイト等

 各項目の最後には、この目次へ戻れるアンカーも張っておきましたので、飛び飛びで他の項目を読みたくなった際に御活用ください。



1. 2022年の振り返り

1-1. 刊行物 … オフライン

 今回は、久々に、「答え合わせ」の形式を復活させておくことにします。

2022年・年頭の抱負
【出したい新刊リスト; あくまで希望】
8月……『ミディアミルド物語』本伝12巻 『バビリアグル・ジョディアン』
      ※出来れば、コミケ100(夏コミ)合わせの新刊で
その他……『小説BADOMA』続編、ほか

 ……「その他」で名前を挙げた『小説BADOMA』続編は残念ながら一文字も進みませんでしたが(汗)、その代わりに思わぬものが生えたので、まぁまぁ……なのでしょうか(汗)。

2022年・現実
【出した新刊リスト】
『伝説がたり』
7月……『伝説がたり』

※うっかりTwitterで「既発表・未発表含めた短編集って需要ありますかね」と呟いたところ即座にハートと熱望コメントが飛んできたことから生えてしまった『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ(超絶超能力者クレインこと頼山紀博くんの受難話が多いシリーズ(汗))の短編集。短編集なのに『エモーショナル・サイオニック』や『アンチ・サイオニック・シティ』といった単巻読み切り物よりページ数が多く、当然、厚い(汗)。そりゃ確かに最終的な収録本数は14本になったけど、何で背幅が1cmもあるの……。


『バビリアグル・ジョディアン』
8月……『バビリアグル・ジョディアン』

※言わずと知れた(?)当方の準ライフワーク作品・架空世界の歴史群像劇『ミディアミルド物語』シリーズの本伝続き、12巻。そして、これが何と! 個人サークル活動を始めてからは通算100冊目に当たる記念すべき刊行物に! ……いや、物語の内容の方はちっともお祭気分ではなく、主人公その1も主人公その2も色々と受難気味なのだが(汗)。


『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』 改訂第六版
8月……『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』 改訂第六版

※『ミディアミルド物語』の各巻から2ページずつの抜粋を掲載する、無料試読用・うっすい冊子。危うくこちらが通算100冊目になってしまうところだったが、99冊目として『伝説がたり』が割り込んできたので、事無きを得る(爆)。他の版ではおまけ収録されている星村朱美(猪川朱美)様のイラスト類は今回収録なしとなっているが、次版では遂に増ページとなる為、復活見込(汗)。


『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 改訂第四版
8月……『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 改訂第四版

※1990年発売MSX-PC対応RPGコンストラクションツール『Dante』(アスキー)収録のサンプルゲーム『BADOMA ~血塗られた伝説~』の勝手なノベライズである『小説BADOMA』(全5巻完結済、番外編1冊あり)の各巻を紹介する、無料案内冊子。品切れしていたので、関連刊行物ページを改訂の上で夏コミ(コミケ100)前に再版。無駄に箔押し&めくって初めて表紙が特殊紙であることがわかる装幀は相変わらず(苦笑)。


 二年ちょっと振りに『ミディアミルド物語』本伝の続きを出せた上に、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズも何かしらが形になったので割と良い一年だったかなあと思う一方、今年頂いた年賀状で「小説BADOMAの続編待ってます」というメッセージを頂いてしまい、済みません済みません済みません(平伏)……というところでございます(汗)。

1-2. 参加イベント … オフライン・オンライン

 では、そんな刊行状況だった昨年に参加したイベントを、参加した順で振り返っておきます。
 イベント名のリンク先は、アンソロを除けば、頒布物がわかる公式カタログページか、お品書きポスターや委託品一覧のツイートです。但し、夏コミ時のWebカタログは既に閲覧出来ない為、リンク先はお品書きポスターのツイートにしてあります(汗)。

  • 一筆献納2022
  •  募集型アンソロジーへの寄稿も一種のイベント参加、という解釈で、此処に記しておきます。……なお、アンソロ寄稿の場合の「参加時期」は、当該アンソロの刊行日ではなく寄稿の締切日で見ておりますので念の為。
     アンソロの詳細は、リンク先からどうぞ。
     紙媒体の通販はBOOTHにて、オンラインの有料マガジンはnoteにて、それぞれ提供されています。
     当方の寄稿作は「色彩の子ら《ビフラスト》の不思議眼鏡」ですが、或る箇所に於いて「如何に『微妙にこなれていない(でも読むのが苦痛になるというほどには下手でもない)文章』にするか」に最も意を用いた作品でした(苦笑)。
  • 第四回文学フリマ広島
  •  コロナ禍で2月から4月に延期となりましたが、どうにか開催されました。
     レポ記事……というか、Twitter纏めを貼り付けた記事はこちらです(苦笑)。
     改めて振り返ってみると、種類的にも数量的にも、有料頒布物が最も沢山貰われていってくれたイベントでした。
  • みちのくCOMITIA 8
  •  みちティア直参は、何と7年振り。仙台では初の開催だったから……ではなく、机のサイズが都産貿クラス(幅180cm奥行90cm)という情報にグラッと来て申し込んでしまいまして(汗)。
     ……いやまあ、実際に行ってみましたら、通常の会議机(幅180cm奥行45cm)を合体させて都産貿クラスにしていたというオチだったんですが(笑)、それでも、都産貿(東京都立産業貿易センター)台東館開催のテキレボ(※文芸オンリー/オールジャンル同人誌即売会「Text-Revolutions」)並みの広さでのスペース展開が久々に出来たので、なかなか愉しかったです。
     有料頒布物は頒布ゼロでしたが、無料配布物は結構貰っていっていただけましたし、頒布には繋がらずとも店頭見本誌を手に取って面白がってくださった方々が何人もいらっしゃいましたので、そういう点では実りある内容となりました。
  • コミックマーケット100
  •  有料チケット制で一般参加の入場数が制限されている……という時点で頒布側としては全く以て期待出来なかったのですが、記念すべき100回開催にサークル参加出来たことは有難かったです。
     ……うん、まあ、頒布は、予想通りゼロでしたけどね(苦笑)。
     しかも無料配布すら殆ど動きがなく、そもそも創作文芸エリアは殆ど通路状態(汗)。コミケのお祭り感・通りすがりに目を留めてくれる人が多い……という辺りは、入場フリーだからこそ生まれていたんだろうなあ、と改めて実感出来た次第です。
     あと、島中でも机と机の間に人ひとり通れるだけの隙間が作られていたので、東ホールではお誕生日席よりも寧ろ島中の方が出入りが楽だったように思います(苦笑)。
     あ、それから、表紙込み820ページの超鈍器こと『魔剣士サラ=フィンク』をスペースに積み上げる通称「超鈍器タワー」が、この夏コミを以て最後となりましたので、ちょっと大きめですが(汗)、スペース全体写真を記念に掲載しておきます。

    C100 O45a
  • 第六回 そこの路地入ったとこ文庫
  •  こちらでは、委託出来るのが「見本誌を含めてレターパックに入り切るだけ」という制約がありますし(汗)、預けられるのも2種までとなりましたので、新刊の『伝説がたり』と、『ミディアミルド物語』の外伝集5巻とを委託しました。
     夏コミ後では初の後日通販ありイベントだったおかげか、後日通販で『伝説がたり』に引き合いがあったのが有難かったです。
  • 名古屋COMITIA 61
  •  初参加だった2018年秋53以来で抽選をくぐり抜けることが出来ましたので、日帰りで遠征してきました。
     事前の予想通り『伝説がたり』が中心に出ましたが、地味に名古屋では初売りであったリレーノベル『DayDream Quest ~最弱勇者が復活を繰り返したら魔王と対決することになりました~』(……以下、長いので略称の「DDQ」で記載)も貰われてゆくという有難い結果に……。
  • COMITIA 142
  •  こちらも久し振り、2019年秋130以来の直参でした。相互扶助の為に他サークル様と合体参加したこともあって、通常の「千美生の里+」との合体はせず、1スペースのみ。なので、リンク先ツイートの通り、持参品を絞りました。……と言っても、冊数の多い『ミディアミルド物語』や超分厚い『魔剣士サラ=フィンク』があるので、箱数はひとつしか減りませんでしたが(苦笑)。
     特筆すべきは、そろそろ頒布も頭打ちだろうなーと見ていたDDQが、2冊も貰われていったこと。これにはもう、ひたすら吃驚でした。本当に有難うございました!
  • 花鳥風月162
  •  初参加以来、続き物長編『ミディアミルド物語』(……以下、そろそろ略称の「MMS」で記載)を預けると貰っていってくださる方がいらっしゃるという、神在《かみあり》の地の神在イベント。昨年はMMS本伝の続刊が出たので、久々に委託参加させていただきました。
     実はこのイベント、前から散々書いておりますが、他所で引きの強い『レジェンダリィ・クレイン』(……以下、こちらもそろそろ略称の「レジクレ」で記載)シリーズ物が、無料配布だろうが何だろうが絶対に貰われていかないというイベントでもあり。そんな訳で、今回も、一応新刊だしな~と『伝説がたり』を含むレジクレ物一式を混ぜてはおきましたが、欠片も期待はしていなかったのでございます。
     ところが、戻ってきた委託品を見て吃驚。
     MMSの最新刊&MMS無配改訂版以外に、何と『伝説がたり』までもが貰われていっている!!
     ……理由はよくわかりませんが(汗)、花鳥風月さんでは記念すべきレジクレ物初頒布となりました。……今後、MMS同様に受け容れていただけると嬉しいのですが(汗)。
  • ブクハン図書室2022
  •  参加を申し込んだ「ブックハンターセンダイ」さんの2022年vol.4の方は抽選洩れでしたが、こちらの先着順企画の方へ参加することが出来ました。
     若干番外っぽいものの、イベント参加の記録として残しておきます。

 ……いやー、改めて振り返ると、かなり色々参加してますね自分(汗)。
 直参が一気に増えましたが、どちらのイベントでも感染症対策に物凄く気を遣われていて、不快な思いをさせられたことが殆どなかったことを申し添えておきます。

 頒布傾向としては、架空ストアさんへの委託分も含めて、レジクレシリーズの強さが今年も際立っておりました。
 レジクレは自身にとっては原点となるシリーズではありますが、当方にとっての準ライフワークであるMMSも推したい、でも花鳥風月さん以外ではなかなか出てくれないんだよなぁ……続き物長編の頒布の難しさよ……。

1-3. Webサイト等 … オンライン

 さて、昨年のオフライン活動は以上のような状況でしたが、オンライン活動の方でも、ちょっと特筆しておくべき事柄がありました。
 それは、Webサイトに掲載してきた試し読みページを、2022年夏の新刊『伝説がたり』と『バビリアグル・ジョディアン』から、EPUB形式に移行したことです。
 これまではHTML手打ちをせっせと続けて移植してきたものの、この手間がかなりのものでして(汗)、刊行後の試読公開が遅れることも珍しくありません。
 そこで、サイトの方に「Bibi」というEPUBリーダーを導入。その上で、試し読みをEPUB形式のファイルでアップし、PCでもスマホでもWebブラウザからアクセスするだけでEPUB形式として読めるようにしてみたのです。


 因みに当方は閲覧媒体に合わせるリフロー形式で作成しますので、紙媒体のようなカッチリ計算した組版にはなりません。しかし、誰でもが紙媒体並みのルビが付いた状態で、しかも縦書きで読める、という点で、これまでのHTML横書きよりも格段にストレスの少ない形で提供出来るようになったのでは、と考えております。

 ついでながら、サイト側でWebフォントも組み込み、EPUB側で優先指定しましたので、UDデジタル教科書体がインストールされている環境からでしたら、当該フォントで閲覧可能……な筈です。



2. 2023年の希望的目標

2-1. 刊行物 … オフライン

 さて、それではそろそろ、希望的観測による本年の刊行目標などを、つらつら綴っておくことにします。

【出したい新刊リスト; あくまで希望】
4月……「千美生の里」刊行物100冊突破記念誌(タイトル未定)
8月……『ミディアミルド物語』本伝13巻 『知と知』(仮)
      ※出来れば、コミケ102(夏コミ)合わせの新刊で
その他……『小説BADOMA』続編、『ミディアミルド物語外伝集』7巻、ほか

 何だか今年も仄かにコピペっぽいですが、無料配布物を除いて最低3冊は、何かしら世に送り出したいものです……あ、次に出す1冊は既に、刊行物100冊突破記念誌と決まってはいるんですが(爆)。
 例年通り、あくまでも、希望的な目標として掲げておく次第です。

 ……ただ、MMS本伝の続きって、まだ最初の章すら終わっていない為体なので(嘆)、夏コミ時期の新刊は全く別の作品になる可能性ありありです(汗)。


2-2. 参加イベント … オフライン・オンライン

 今年のイベント参加は、2月26日の「文学フリマ広島5」を皮切りに、以下の通りになるかなーと考えています。

【イベント参加リスト; 申込予定のものは受かったら】
1月9日(日) 一筆献納2023 (寄稿済み)
2月26日(日) 文学フリマ広島 5 (@広島/直接参加/申込済み)
5月27日(土) みちのくCOMITIA 10 (@仙台/直接参加/申込予定)
6月11日(日) 第八回 そこの路地入ったとこ文庫 (@京都/委託参加/申込予定)
8月13日(日) コミックマーケット 102 (@江東区/直接参加/申込予定)
8月20日(日) 花鳥風月 163 (@松江/委託参加/申込予定)
秋期開催見込 名古屋COMITIA 63 (@名古屋/直接参加/申込予定)
秋期開催見込 COMITIA 秋開催の回 (@江東区/直接参加/申込予定)

 ……って、COMITIAの秋開催が「2023年11月下旬~12月上旬ごろ」という記載になっていて震えてるんですが……(寒いのが苦手)
 あと、出来るだけ参加したいと考えてきたものの昨年は落選してしまった九州COMITIAですが、今年から春開催に移行してしまった為、参加が著しく困難になりました……。流石に、文フリ広島で広島市へ大遠征した1週間後に北九州市へ大遠征する体力と財力はございませぬ(嘆)。
 それから、8月の花鳥風月さんは、夏コミ新刊としてMMSの本伝または外伝集が間に合わなかった場合、申込を見送る可能性が高いです(汗)。

 また、上記リストには挙げていませんが、ブックハンターセンダイさんとかノベル屋さんminiさんとか、気に懸けている委託イベントもありますので、此処にメモ的に付記しておきます。

 ……ところで、テキレボの次回開催予定は……? (小声)

2-3. Webサイト等 … オンライン

 ぼちぼちではありますが、既存の試読ページも、EPUB形式に差し替えてゆくつもりです。

 ……あと、実は、Webサイトの改修を外注しておりまして。
 2002年から20年以上、HTML独学でポチポチ頑張ってきたものの、好い加減でレスポンシブ対応したいが自力で改修する時間が取れない……という状態が何年も続いていた為、遂に、Movable Typeをメインとする為の改修作業を外注することにした次第です。
 サイト開設21周年となる今年5月頃の切替を目指して、昨年12月に契約書を取り交わし、今月から改修が始まったところですので、今年前半の内には、この瓦版ブログも含めてレスポンシブ対応出来るものと思っております(汗)。



 ……という訳で、今年も、色々なことに色々と気を付けながら(汗)、創作活動を続けてゆく所存です。
 どうぞ、引き続き宜しくお付き合いくださいませ!

 こちら、ななさん企画の「創作TALK 2023-24」(オプションテーマ:記録と記憶)参加記事となります。

サークル刊行物100冊突破記念誌『The 103rd-』  今年は完全に遅刻です(汗)。
 年頭開催の同人誌即売会に直参することにしてしまうと、こちらにリソースを振り分けられませんね流石に(苦笑)。
 次回からは、なるべく年末に準備を進めておけるよう心懸けます……。

 ところで今回のオプションテーマ、記事を書くこと自体が「記録」ですし、その為に掘り起こす必要があるのが「記憶」なので、参加するだけでオプションを充足しているのではと思わないでもなく……
 ……いえいえ、「記録」には別の意味もありますから、それはそれとして触れることになると思います(笑)。

 さて、今年は、最初から目次を入れつつ書き進めてみることにしましょう。
 いやー、自分が後から読む時に楽だったので(笑)。

【目次】
 1. 2023年の振り返り
  1-1. 刊行物
  1-2. 参加イベント
  1-3. Webサイト等
 2. 2024年の希望的目標
  2-1. 刊行物
  2-2. 参加イベント
  2-3. Webサイト等

 各項目の最後には、この目次へ戻れるアンカーも張っておきましたので、飛び飛びで他の項目を読みたくなった際に御活用ください。

 ……あと、予めお断わりしておきますと、昨年途中「Twitter」が「X」となり、「ツイート」という用語も「ポスト」になりましたが、本記事内では全て「ツイート」と記載しますので、悪しからず御了承くださいませ(苦笑)。



1. 2023年の振り返り

1-1. 刊行物

 今回も「答え合わせ」の形式で参ります。

2023年・年頭の抱負
【出したい新刊リスト; あくまで希望】
4月……「千美生の里」刊行物100冊突破記念誌(タイトル未定)
8月……『ミディアミルド物語』本伝13巻 『知と知』(仮)
      ※出来れば、コミケ102(夏コミ)合わせの新刊で
その他……『小説BADOMA』続編、『ミディアミルド物語外伝集』7巻、ほか

 ……昨年の記事には、「無料配布物を除いて最低3冊は、何かしら世に送り出したいものです……」と書いてあるのですが、えーと……無料配布扱いを含めないと「3冊」にならないので、全く以て胸を張れないですねえ(汗)。

2023年・現実
【出した新刊リスト】
『The 103rd』
5月……『The 103rd ざ・とさーど』

※自己の節目となる「記録」である「サークル刊行物100冊」を突破した記念に、有志の皆様からお寄せいただいたお祝い等と、当方からのカウンター作品とで構成した冊子を、特殊装幀盛り盛りの上製本で作成。タイトルはまんま、103冊目という意味になるが、読み方は「ざ・とさーど」と少し捻ってある。なお、有難い有志の方々や装幀情報など詳細は、こちらの特設ページにて。


『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 改訂第五版
7月……『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 改訂第五版

※1990年発売MSX-PC対応RPGコンストラクションツール『Dante』(アスキー)収録のサンプルゲーム『BADOMA ~血塗られた伝説~』の勝手なノベライズである『小説BADOMA』(全5巻完結済、番外編1冊あり)の各巻を紹介する、無料案内冊子。品切れしそうだったので……いえいえ嘘です、馴染みの印刷処さまで追加された箔押しの新色、特にキウイグリーンが気になり過ぎたので(爆死)、頒布イベント情報ページ等を改訂の上で夏コミ(コミケ102)前に再版。無駄に箔押し&めくって初めて表紙が特殊紙であることがわかる装幀は相変わらず(笑)。


折本『物書きの卵に気を付けろ〈抄〉』
11月……『物書きの卵に気を付けろ〈抄〉』

「ふらっとぺらっと」さんの「ぺらふぇす2023秋」に参加する為、生まれて初めて折本作成に挑戦。ネットプリントで配布したので完全なる無料配布ではないものの、自サイトにアップしたPDFでも公開を継続しているので、頒価ゼロ円の無料配布扱い。『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの構想中作品からの「抄」である。


折本『青き炎を巡りて〈抄〉』
11月……『青き炎を巡りて〈抄〉』

※こちらは「ぺらふぇす2023秋」の会期末ギリギリに生やして公開した「野生のぺらっと」扱いの折本。純正の「ぺらっと」同様、ネットプリントで配布したので完全なる無料配布ではないものの〈中略〉 『ミディアミルド物語外伝集』の書きかけ外伝から抜粋した「抄」であるが、まだ折本作成に慣れておらず、別のテンプレを使用したら字が小さくなっていたことに気付けなかった(汗)。道理で、やけに読める部分が長いなーと思ったよ! という次第なので、B4用紙に印刷して折る方が目に優しいかも(苦笑)。


 あと、刊行物の範疇に入れるのは違う気がしますが、馴染みの印刷所さまで毎年付与されている会員ポイントを期限内に使い切る目的もあり、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズのグッズとして、マスクの一時保管ケースにもなる抗ウイルス加工付きのクリアケースを拵えました。こちらも架空ストアさんに委託しましたので、何かの隙間に加えてやっていただければ幸いです。
 ……おっと、グッズといえばもうひとつ、知る人ぞ知る「長編上等」企画に於いてクイズ&スタンプラリーの景品として作成した「長編上等キャンバスバッグ」も、死蔵していても仕方がないよなぁということで、全て架空ストアさんに委託しました。普段使いでも問題ないデザインですので、併せてお求めいただければ(笑)。

1-2. 参加イベント

 次は、昨年参加したイベントを、参加した順で振り返っておきます。
 イベント名のリンク先は、アンソロを除けば、頒布物がわかる公式カタログページか、お品書きポスターや委託品一覧のツイートです。

  • 一筆献納2023
  •  募集型アンソロジーへの寄稿も一種のイベント参加、という解釈で、此処に記しています。
     なお、アンソロ寄稿の場合の「参加時期」は、当該アンソロの刊行日ではなく寄稿の締切日で見ております(以降、同様)。
     アンソロの詳細は、リンク先からどうぞ。
     紙媒体の通販はBOOTHにて……と言いたかったところですが既に完売(笑)。オンラインの有料マガジンはnoteにて提供されています。
     当方の寄稿作は「六方塞がりのその先に」です。「壁の向こう側」という非常~に難しいテーマで苦戦したものの、「困った時のセルリ様頼み」で何とか10,000字、書き切りました……。
  • ぷちヘキ
  •  Web上の企画参加も一種のイベント参加、という解釈で、同じく記載します。
     覆面小説企画には初めての参加でしたが、まぁ大体の方が正解されてましたね……ルビはほぼ振らなかったんですけどね(苦笑)。
     お題を示したツイートのみ埋め込みしておきますので、結果は是非、ツリーで御確認くださいませ(笑)。
     余談ですが、この企画で作成した文章を、後に、改稿の上で「ぺらふぇす2023秋」の参加作品に落とし込んでいます。
  • 文学フリマ広島5
  •  あー、今回はツイッター纏め記事が出来るほど小まめにはツイートをしてなかったんですよね……(汗)。
     当日のツイートをツイログで遡る限り、全体設営のお手伝いをして早めにスタート出来たにも拘らず自ブース設営がまたしてもギリギリだったことと、無料配布セットが事前の読み以上に貰われていったことと、安定の撤収ブービーだったこととは、辛うじて窺い知れます(苦笑)。
  • みちのくCOMITIA 10
  •  昨年も、仙台開催回に直参してきました。通常の会議机(幅180cm奥行45cm)を合体させて都産貿(=東京都立産業貿易センター)クラスにしているのは相変わらずです(笑)。
     今回大いに特筆すべきは、みちティアのみならずADV企画さんが開催するイベントへの参加歴の中で初めて、自身の有料頒布物が貰われていったことです!!
     ……今年は日程的に折り合わず、委託参加しか出来ないのが残念です……
  • 第八回 そこの路地入ったとこ文庫
  •  こちらでは、レターパックに入り切るだけという制約ゆえ、新刊の『The 103rd』しか委託出来ませんでした……上製本は、ひと回り大きめですから(汗)。
     出たばかりということもあってか、若干ですが後日の通販で貰われていきました(深謝)。
  • コミックマーケット102
  •  引き続き一般参加が有料チケットで制限されている状況でしたが、前年の第100回に比べれば遙かに有意義なサークル参加となりました。……いや、第100回が悲惨過ぎただけかもしれませんが(苦笑)。
     こちらは、参加後にノベルスキーのアカウントで垂れ流した雑感をブログ記事に纏め直しているので、リンクを貼っておきます。詳しくはそちらをどうぞ……いや、これだけは此処でも書いておきます、野間みつねのライフワーク的作品・架空世界の歴史群像劇『ミディアミルド物語』の本伝1巻が! 超久し振りに! 貰われていったんです!!
  • COMITIA 145
  •  昨年は秋開催が何と12月というスケジュールで「冬じゃん!」となった為、夏開催という位置付けの9月開催の方へ「こっちの方が秋じゃん!」とシフトしました。当方、寒いの苦手なんですよぅ……年に複数回開催されていて他の季節で代替が利くイベントなら、冬開催回のサークル参加は避けております。……今年は11月開催らしいので、多分、秋に戻ります(笑)。
  • 名古屋COMITIA 63
  •  ティアの翌々週というハードな日程でしたが、有難くも抽選をくぐり抜けることが出来たので、日帰りで遠征してきました。
     因みに、前項で刊行物の付録的に紹介した「紀博くんクリアケース」は、この名ティア合わせで作ったものです。『レジェンダリィ・クレイン』(……以下、そろそろ略称の「レジクレ」で記載)シリーズの熱烈なるファンの方がいらっしゃる予定がありましたので……(笑)。
  • 花鳥風月164
  •  初参加以来、続き物長編『ミディアミルド物語』(……以下、そろそろ略称の「MMS」で記載)を預けると貰っていってくださる方がいらっしゃるという、神在《かみあり》の地の神在イベント。昨年はMMSの新刊はなかったのですが、サークル刊行物100冊突破記念誌『The 103rd』委託の為に参加致しました。
     ……で、今回、記念誌だけが貰われていきましたので、やはり、かの地の神のお好みはレジクレ物以外ということになりそうです(苦笑)。
  • 紙本祭5
  •  初の、オンライン会場開催イベントへのサークル参加となりました。
     会期中、頒布はゼロでしたが、継続参加に意義があるかなーという気もしますので、次回も申し込もうと考えています。ウチは何しろ紙本だらけですしね(苦笑)。
  • ぺらふぇす2023秋
  •  こちらも初参加の企画。折本作成とネットプリント配信とに挑戦しました。
     一太郎で用意されている折本テンプレートを使っての作成で、手探りもいいところでしたが(汗)、ネットプリントで打ち出してくださった方、サイトからダウンロードしてくださった方など、複数の方からお手に取っていただけたようで、とても嬉しかったです。
  • 『300字SSマルシェ』アンソロ
  •  募集型アンソロジーへの寄稿に始まり、募集型アンソロジーへの寄稿に終わる一年、とはなりませんでしたが、11月末が締切でしたので、こちらに。
     今年1月7日開催の新イベント「もじのイチ」が募集満了したことをお祝いする300字SSアンソロ。お題は「マルシェ(市場)」とのことでしたので、当方は「地産地消」というタイトルの作品で寄稿させていただきました。
     既にBOOTH通販も始まっていますので、リンク貼っておきます(笑)。
  • ブクハン図書室2023
  •  「ブックハンターセンダイ」さんの先着順企画、今年も参加することが出来ました。
     限られた字数の中でどう書くか、普段と違う切り口で紹介してみるなど、試行錯誤です。
  • #わたセカ
  •  シリーズもの創作オンリーイベント「あなたのセカイの物語」さんの事前PR企画。
     シリーズ物なら幾らでも持っている(……とゆーか、ほぼ全てがシリーズ物(汗)という)物書きですので、ホイホイ参加しました(笑)。レジクレシリーズMMS月石の民シリーズとを投稿しています。……『魔剣士サラ=フィンク』もシリーズ物になるんですが、この時は、一緒に紹介出来る他の本や冊子がまだ出ていませんでしたので(汗)。あと……『まなざし』は、本編上巻が完売していたり傍伝を出し直す予定があったりで、なかなか紹介しづらいんですよね(苦笑)。
     今後は隔月開催というお話もあり、この初回参加のみ記録という扱いにするかもしれませんが、備忘的に。

 ……前年以上に色々参加してますねえ、っていうか、参加し過ぎでは(汗)。
 今年はまた別イベントへの初参加を計画しているのに……という話は、別項に譲りましょう。

 で、イベント参加は確かに多いのですが、頒布傾向としては、んー、新刊が殆どなかったこともあり、動きが少なかっです。架空ストアさんへの委託分も、記念誌以外が全く動いてないですし(汗)。
 とはいえ、みちティアで有料頒布物が初めて出ていったり、夏コミでMMSの1巻が出てゆくという超絶久し振りの(色んな意味で泣ける)出来事があったりでしたし、前を向いて参りましょうね!

1-3. Webサイト等

 一昨年に着手した試読ページのEPUB化を、時々思い出したように進めた一年でした。
 レジクレは、差替が全て完了。MMSも、本伝5巻までと外伝集4巻までを差し替えました。他には、『歳三《おれ》達の場合』の抜粋もEPUB化。ワープロ専用機時代の原稿ではあるのですが、HTML移植済みのモノを一太郎に流し込んでの作業でしたので、一から入力し直す大変さにはならずに済みました(笑)。
 レジクレとMMSの新規EPUB版は、紙媒体作品目録ページからお探しいただけますと幸いです。



2. 2024年の希望的目標

2-1. 刊行物

 さて、此処からは、希望的観測による本年の刊行目標などを記しておきます。

【出したい新刊リスト; 刊行済みを除けば、あくまで希望】
1月……『魔剣士サラ=フィンク』傍伝シリーズ『伝えぬままに』 刊行済み
8月……『ミディアミルド物語』本伝13巻 『知と知』(仮)
      ※出来れば、コミケ104(夏コミ)合わせの新刊で
その他……『小説BADOMA』続編、『ミディアミルド物語外伝集』7巻、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズで何か、ほか

 今年もコピペっぽいラインナップですが、既に刊行済みのモノがあるという例年にない事態ではあります(苦笑)。
 それ以外は例年通り、あくまでも、希望的な目標として掲げておきます。

 ……えー、そのMMS本伝の続きですが、やっと3章目が終わりそうな辺りで……予定では計13章ある巻なんですが……間に合うかどうか微妙過ぎますわ(汗)。

2-2. 参加イベント

 今年のイベント参加は、既に1月7日の「もじのイチ#1」からスタートしており……寒いのは苦手なんですけど、創作文芸イベント新規立ち上げ(しかも年一開催)とか言われたら、出てしまいますわ……
 以降は、以下の通りになるものと考えています。

【イベント参加リスト; 基本、受かったら】
1月7日(日) もじのイチ #1 (@港区/直接参加/参加済み)
1月8日(月・祝) 一筆献納2024 (寄稿済み)
2月25日(日) 文学フリマ広島 6 (@広島/直接参加/申込済み)
3月16日(土)~31日(日)の土日祝日等 プラムツリーBOOKフェア vol.3 (@相模原/委託参加/申込済み)
4月7日(日) TAMAコミ 第8回 (@八王子/直接参加/申込予定)
5月25日(土)~26日(日) あなたのセカイの物語 (@pictSQUARE/オンライン参加/申込済み)
6月9日(日) 第十一回 そこの路地入ったとこ文庫 (@京都/委託参加/申込予定)
6月23日(日) 北海道COMITIA 19 (@札幌/直接参加/申込済み)
6月30日(日) みちのくCOMITIA 12 (@仙台/委託参加/申込予定)
8月12日(月・振休) コミックマーケット 104 (@江東区/直接参加/申込予定)
秋期開催見込 名古屋COMITIA 65 (@名古屋/直接参加/申込予定)
10月27日(日) 文学フリマ福岡 10 (@福岡/直接参加/申込予定)
11月2日(土)~3日(日・祝) 紙本祭 6 (@ピクリエ/オンライン参加/申込予定)
11月3日(日) 花鳥風月 167 (@松江/委託参加/申込予定)
11月17日(日) COMITIA 150 (@江東区/直接参加/申込予定)
2025年1月5日(日) もじのイチ #2 (@港区/直接参加/申込予定)

 昨年、九州COMITIAが参加不能時季での開催に移行してしまった為、文学フリマ福岡への参加を真剣に検討しており、今年のリスト入りとなりました。……いやー、出来れば年に一度は小倉に行きたいので、どうせ福岡方面に行くならイベント合わせにしたいよね、というか何と言うか(苦笑)。
 あと、今年は、5年振りで北海道COMITIA(北ティア)に復帰致します。北ティアは委託参加だと全くと言って良いほどお手に取っていただけないので(汗)、参加するなら遠征直参一択なんですよね……。雪のおそれがない時季のみ参加させていただきますので、宜しくお願いします(笑)。

 また、上記リストには挙げていませんが、昨年は抽選洩れしてしまったふらっとぺらっとさんとか、ブックハンターセンダイさんとか、ノベル屋さん改めなご文さんとか、気に懸けているイベントも色々ありますので、付記しておきます。

 あ、勿論、一筆献納さんの所で5月COMITIA合わせとして企画されている臨時のチャリティアンソロにも参加するつもりでおりますので、併せて付記。

2-3. Webサイト等

 今年も引き続き、既存の試読ページのEPUB形式への差替に取り組みます。
 最悪でも、MMSは全差替を目指します!
 ……Webサイト改修は、諸事情でまだ殆ど進んでいないのですが(汗)、今年の内に何とかしたいものです(汗)。



 ……という訳で、今年は、昨年以上に頑張って創作活動に勤しむつもりでおります。
 どうぞ、今年も宜しくお付き合いください。

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