頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 

じかんが足りなかった

■ タイトル : 魔剣士サラ=フィンク

■ 要修正箇所 : 765ページ 下段 4行目

■ 種別 : その他

■ 修正内容

【誤】 「自身の〝伝声〟によって」の、「の」と始めノノ鉤「〝」との字間が狭い(多分0%)
 ↓
【正】 字間50%に増


■ 備考
 私が好んで使うフォントは、殆どが、縦書きにすると、ノノ鉤前後での字間調節が必要になってしまう。上記の修正箇所だと、「の」と「〝」、「〟」と「に」の間は50%に広げ、「〝」と「伝」、「声」と「〟」の間は-50%に狭めてようやく、違和感のない見た目になるのだ。なので、見落としが出ないよう、マクロを走らせて全てを処理している。……なのにどうしてこの状態が発生してしまったかというと、恐らく、この始めノノ鉤「〝」が一度は行頭に来ていたからであろう。
 ノノ鉤の字間調整では、行頭行末、句点読点などが絡むと更に細かい設定を掛ける必要がある。始めノノ鉤「〝」を行頭に据えたい場合、前の文字との字間設定を解除しなければ巧く行かないことが多い為、マクロで50%に設定した字間を、手動で0%に戻している。故に、もしもその後で言葉が増え、「〝」が行頭から下がってしまうと、再び前の文字との字間を手動で50%に広げてやらねばならない。……が、入稿までの時間が足りなかったことも手伝って、うっかり見落としたままになっていたようだ。
 時間が足りなかったので字間が足りなかった、ってかー(嘆)。

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