野間みつねの〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟とも言うべき『まなざし』に於ける伊東甲子太郎《いとう かしたろう》を語り手として描く傍話集、その壱。
2006年7月、初版発行。
江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。
2006年7月、初版発行。
江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。
収録作品9本中の8本は、紙媒体に纏めるよりも前に作品を書き上げていた為にウェブ上で先に公開済みですが、紙媒体に移すに当たり加筆修正しております。……野間みつねの作品は紙媒体の方が圧倒的に読み易い筈ですし、何より、アブナイ話はウェブには載せてませんし……(汗)。
男色絡みの展開も含まれていますので、苦手な方は御遠慮ください。
男色絡みの展開も含まれていますので、苦手な方は御遠慮ください。