頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 

『まなざし (下)』

 野間みつねが1995年以来書き綴ってきた〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟とも言うべき作品。下巻完結。
 2008年12月、初版発行。

『まなざし(下)』
 鳥羽伏見の戦いで大きな犠牲を出した新選組は、都を離れ、江戸へと戻った。副長土方歳三は、新たに厩に入った癖の悪い若駒を自分の乗り馬に選び、早蕨《さわらび》と名付ける。その早蕨と遠駆けに出掛けた先で、歳三は、彼を伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の敵《かたき》と称して勝負を迫るひとりの青年と出会うが……
 土方歳三の箱館での戦死まで+αを収録。
 付録冊子として、史実と虚構部分について書き留めた『虚実皮膜』(無料)を同梱。

 大変時間が掛かりましたが(汗)、どうにか完結させることが出来ました。
 男色絡みの展開も(上巻ほどではないものの)ないではありませんので、苦手な方は御遠慮ください。
 因みに、上巻と全く同じ、表紙込み332ページの本なのですが、上巻とは本文用紙が異なる為、厚さ増しの重さ減となっております(苦笑)。
 ……更に言いますと、現在一太郎で作成している版下原稿は、1ページ当たりの文字数がワープロ専用機時代よりも減っています。万が一にも今のレイアウトで上巻を出し直したりなんかすると、総ページ数、確実に増えてしまいますね(爆)。

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