野間みつねが高校生の頃から手掛けている、謂わば〝準ライフワーク〟的な作品、第7巻。架空世界の歴史物、と表現するのが一番適切かも。
2013年3月、初版発行。
レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
2013年3月、初版発行。
レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
この巻のメインディッシュは何と言っても〝タリー・ロファの面目ない話〟でしょう。
……何げなーく、ケーデル様の受難話までもが混じっておりますが(汗)。
なお、タイトルの読みは、「なわなきけいばく」です。
……何げなーく、ケーデル様の受難話までもが混じっておりますが(汗)。
なお、タイトルの読みは、「なわなきけいばく」です。