1996年1月、初版発行。2011年2月、大幅リライト版を現在の装幀と巻タイトルで刊行。
マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
一番大規模に書き直した結果、新章が3本も追加され、デフィラさんの出番ばかりか、さる童顔の近衛兵の出番までもが増加(苦笑)。おかげでページ数が160ページを突破、とうとう頒価が600円に……(汗)。