頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 

2024年5月アーカイブ(リスト順/当該ページ順)

入れ損ね

■ タイトル : マーナの知将 - ミディアミルド物語 5 -

■ 要修正箇所 : 36ページ 上段 18行目(左から7行目)

■ 種別 : その他

■ 修正内容

【誤】 「彼に落ち度が~」の行頭全角鉤括弧が上に半角近くのずれ
 ↓
【正】 行頭鉤括弧が正しく全角に見えるような配置


■ 備考
均等割付した行末2種の図 当方が一太郎にテキストデータを移植して成形 → 整形する際の拘りのひとつが、【1】 段落最後の句点や閉じ括弧が追い込みで(=半角分の位置に押し込まれて)行末に来た場合、その行の一文字目(一文字目が一字下げ空白なら二文字目)から句点または閉じ括弧までの文字に均等割付を掛けて、句点や閉じ括弧を全角分の位置に引き上げる――である。これは、僅かであっても句点下の余白を増やすことにより、「此処で区切られる」感を与えたいという意図から来ている。
 逆に、【2】 段落の途中で行末に句読点や閉じ括弧が来た場合、その行の一文字目(一文字目が一字下げ空白なら二文字目)から句読点直前または閉じ括弧直前までの文字に均等割付を掛けて、句読点や閉じ括弧を半角分の位置に落とす。こちらは、ささやかながら句読点や閉じ括弧の下の余白を減らすことで、「まだ続く」感を醸し出すことを目的としている。今回の対象行は、後者に当たる。
 ところが、この行、行頭の鉤括弧を均等割付範囲に入れ損ねている。その結果、行頭の鉤括弧が半角分ほど繰り上がって見えるという残念な状態になってしまっていたのだった……。


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