頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 

2015年5月アーカイブ(リスト順/当該ページ順)

こっ「そ」り修正したい

◎ 改訂第五版で修正済み

■ タイトル : ナブ・ナブオーヴァ - ミディアミルド物語 1 -

■ 要修正箇所 : 37ページ 上段 21行目(左から5行目)

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 こっとりと厩を出た。
 ↓
【正】 こっそりと厩を出た。


■ 備考
 単純に指が滑ってタイプミスしたまま確定した模様。……「そ」と「と」をどうやったら間違えるんだよ、キーが遠過ぎるだろ、と思ったそこのアナタ、かな入力なんですよ、ワタクシは(苦笑)。


抽象か具体か(1)

■ タイトル : 四番目の魔道士

■ 要修正箇所 : 5ページ 下段 25行目(左から2行目)

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 跡を追って岩陰に
 ↓
【正】 後を追って岩陰に


■ 備考
 この場合、追い掛ける対象が具体的な「人」である為、「跡」よりも「後」の方が適切。「跡」は、「父の跡を継ぐ」や「事件の跡を追う」のように、抽象化したものが目的語になる場合に使われる。
 この頃の文章には、「後」と書くべきところまで「跡」としている間違いが多い(汗)。


抽象か具体か(2)

■ タイトル : 四番目の魔道士

■ 要修正箇所 : 8ページ 上段 17行目(左から10行目)

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 遅れて跡を追う。
 ↓
【正】 遅れて後を追う。


■ 備考
 同じく、追う対象が具体的な「人」である為、「跡」よりも「後」の方が適切である。


癇には触《さわ》れない

■ タイトル : 四番目の魔道士

■ 要修正箇所 : 9ページ 上段 18行目(左から9行目)

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 癇に触る笑い声が
 ↓
【正】 癇に障る笑い声が


■ 備考
 「かんにさわる」の「さわる」は「障る」の方である……どうして間違った……。


浚ったら、なくなる……

■ タイトル : 四番目の魔道士

■ 要修正箇所 : 11ページ 上段 15行目(左から12行目)

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 波が砂をさらった。
 ↓
【正】 波が砂を洗った。


■ 備考
 ちょ、ナンダコレハ(汗)。浚った(or 攫った)ら、その場から砂がなくなっちゃうことになるから駄目ぢゃん(滝汗)。
 ……なお、此処は、修正ならこの記載になるけれど、改訂するなら「波が砂を洗う。」に書き換えられることになる(苦笑)。


 1990年に株式会社アスキー(当時)から発売されたコンピュータRPGコンストラクションツール『Dante』に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA 血塗られた伝説』のノベライズ、第2巻。
 表紙絵は、高井玖実子《たかい くみこ》さん。
 1991年7月、初版発行。2015年5月、改訂第二版をオフセット誌として発行。

『小説BADOMA』 2/5
 真の勇者の称号〝ヴィルシャナ〟を目指して〝しるし〟を集める旅を続けるシフォロン達は、エルザイム王国の都ロクポリスに到着する。町は、王妃懐妊を祝う祭の真っ最中。吟遊詩人であるシフォロンは、宿泊した宿の女主人から、滞在中に階下の小料理屋で歌ってほしいと頼まれるが、仲間である黒魔道師タンジェには、ひとつの懸念があった……。

 はえーよ! というスピードで出しておりますが、3巻は秋になる予定です(汗)。

「整う」と「調う」

■ タイトル : 綺譚 月石の民 歳三《おれ》達の場合

■ 要修正箇所 : 2ページ 下段 20行目(左から7行目)

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 実に都合のいい環境が整うわけだ。
 ↓
【正】 実に都合のいい環境が調うわけだ。


■ 備考
 此処は、降服にお誂え向きの条件が全て揃う、という文脈で使われる「ととのう」なので、乱れたところがないというニュアンスの「整う」よりも、万全な状態になるというニュアンスの「調う」の方が適切。


「断つ」と「絶つ」

■ タイトル : 綺譚 月石の民 歳三《おれ》達の場合

■ 要修正箇所 : 3ページ 上段 16行目(左から11行目)

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 腹切って自ら命を断とうという
 ↓
【正】 腹切って自ら命を絶とうという


■ 備考
 命の場合は「絶つ」で、「断つ」ではない(汗)。脇差を使うから断ち切る方だよね、という気持ちで使ってしまったことは何となくわかるけど……。


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