頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 

「拾遺話集 『初音には遠く』」のブログ記事(リスト順/当該ページ順)

 〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟『まなざし』の、拾遺話集。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。
 2005年8月、初版発行。

『初音には遠く』
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。

 キリ番リクエストで書いた話が殆どを占めますので、ウェブサイトにも掲載されている作品が多いですが、野間みつねの作品は紙媒体の方が圧倒的に読み易い筈です(苦笑)。
 男色絡みの展開も含まれていますので、苦手な方は御遠慮ください。

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