【第5回 登録作品】小説BADOMA

基本データ
【作者】 野間みつね
【テキレボ8 参加予定サークル名】 千美生の里
【テキレボ8 ブース番号】 B-55~56

【作品シリーズ名またはタイトル名】 小説BADOMA 血塗られた伝説
【読み】 ショウセツバドマ チヌラレタデンセツ
【現在の巻数/完結済みか否か】 5巻+派生作品1冊/完結済み
【表紙絵・挿画等あれば作者】 表紙:高井玖実子(『四番目の魔道士』では挿画も)

【ジャンル、キーワード等】 二次創作、コンピュータRPG、ノベライズ、異世界、ファンタジー、剣と魔法

【簡単な説明】
 物語は、ランガズム大陸北外れの町・カナルネアから始まる。
 それぞれの目的を胸に、奇しくも集いし八人が居た――

 1990年に株式会社アスキー(当時)から発売されたMSXコンピュータRPGコンストラクションツール『Dante』に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA 血塗られた伝説』を、頼まれもしていないのに(汗)ノベライズした作品。
 1990年から1992年に掛け、完全受注生産のコピー誌として年1冊のペースで刊行、第3巻までを出したところで長期休眠していましたが、2015年、突如として復活刊行が始まりました(汗)。
 元ゲームを欠片《かけら》も御存じない方でも、普通に“何か「剣と魔法」のファンタジーっぽい”作品として読むことが可能です。

各巻紹介
第1巻
【タイトル】 小説BADOMA 血塗られた伝説 1/5
【読み】 ショウセツバドマ チヌラレタデンセツ ゴブンノイチ
【初版発行日等】 1990年10月31日(改訂版発行:2015年3月1日)

『小説BADOMA 血塗られた伝説 1/5』
【判型】 A5
【表紙込みページ数】 124p
【頒価】 450円

【簡単な導入等】
 ランガズム大陸の北の果て、カナルネアの町に立ち寄った若き吟遊詩人シフォロンは、夕食を摂っていた居酒屋で、客同士の起こしかけたトラブルを歌の力で収める。真の勇者の称号“ヴィルシャナ”を目指す自由騎士イスファムから“王の試練”に挑戦する旅へと誘われて同意した彼は、その後、トラブルの一方の当事者であった青年黒魔道師にも声を掛けたが……

【試し読み等】 https://mitsune.jp/Books/badoma01.html
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/403



第2巻
【タイトル】 小説BADOMA 血塗られた伝説 2/5
【読み】 ショウセツバドマ チヌラレタデンセツ ゴブンノニ
【初版発行日等】 1991年7月31日(改訂版発行:2015年5月5日)

『小説BADOMA 血塗られた伝説 2/5』
【判型】 A5
【表紙込みページ数】 116p
【頒価】 450円

【簡単な導入等】
 真の勇者の称号“ヴィルシャナ”を目指して“しるし”を集める旅を続けるシフォロン達は、エルザイム王国の都ロクポリスに到着する。町は、王妃懐妊を祝う祭の真っ最中。吟遊詩人であるシフォロンは、宿泊した宿の女主人から、滞在中に階下の小料理屋で歌ってほしいと頼まれるが、仲間である黒魔道師タンジェには、ひとつの懸念があった……。

【試し読み等】 https://mitsune.jp/Books/badoma02.html
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/917



第3巻
【タイトル】 小説BADOMA 血塗られた伝説 3/5
【読み】 ショウセツバドマ チヌラレタデンセツ ゴブンノサン
【初版発行日等】 1992年2月28日(改訂版発行:2015年10月10日)

『小説BADOMA 血塗られた伝説 3/5』
【判型】 A5
【表紙込みページ数】 124p
【頒価】 450円

【簡単な導入等】
 ランガズム大陸を南下して砂漠地帯へやってきたシフォロン達は、ひとつ目の化物一族に破壊されたチャネガ村の、生き残りの人々が隠れ住む洞窟を訪れた。そこで出会った村長の娘セシルの願いを酌み、化物によって石にされた村長を救うべく砂漠の“神殿”に向かった八人は、そこで、古代文字の記された銘板を発見したが……

【試し読み等】 https://mitsune.jp/Books/badoma03.html
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/919



第4巻
【タイトル】 小説BADOMA 血塗られた伝説 4/5
【読み】 ショウセツバドマ チヌラレタデンセツ ゴブンノヨン
【初版発行日等】 2016年4月14日

『小説BADOMA 血塗られた伝説 4/5』
【判型】 A5
【表紙込みページ数】 124p
【頒価】 450円

【簡単な導入等】
 紆余曲折を経て四つの〝しるし〟を全て手に入れたシフォロン達は、ヴィルシャナの塔へ向かう前に、長らく大陸とは行き来も途絶えていたという島アゾレスへ赴く。だが、その島には、或る言い伝えがあった。黒魔道師タンジェは、仲間たちと一旦別れ、単身ヴィルシャナ島へ先行しようとするが……

【試し読み等】 https://mitsune.jp/Books/badoma04.html
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/2586



第5巻
【タイトル】 小説BADOMA 血塗られた伝説 5/5
【読み】 ショウセツバドマ チヌラレタデンセツ ゴブンノゴ
【初版発行日等】 2016年12月27日

『小説BADOMA 血塗られた伝説 5/5』 【判型】 A5
【表紙込みページ数】 140p
【頒価】 450円

【簡単な導入等】
 ひとつ目バドマ一族を封印する術《すべ》を求めていたシフォロン達は、遂に〝金色《こんじき》の女神〟と邂逅した。光の神々の助力を得ながらバドマ一族の潜む火山島へ乗り込んだ一行《いっこう》の前に、だが、思わぬ〝敵〟が立ち塞がる。苦しみながらも全ての〝敵〟を退け、バドマの許へ乗り込んだ彼らを待ち受けていたのは、究極の二者択一を迫る〝贈り物〟であった……!

【試し読み等】 https://mitsune.jp/Books/badoma05.html
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/3138



派生作品
【タイトル】 四番目の魔道士
【読み】 ヨンバンメノマドウシ
【初版発行日等】 2002年8月11日

『四番目の魔道士』
【判型】 A5
【表紙込みページ数】 92p
【頒価】 450円

【簡単な導入等】
 或る邪悪なる魔の一族と戦ってきた、白魔道士カルキ・赤魔道士ガルーダ・緑魔道士シュリー。しかし、彼らの力だけでは、一族を封じ込めるには至らない。限界を感じた彼ら三人は、強大な力を持つと噂されながら全く人前に姿を現わさぬ黒魔道士ヴィラバドラに共に戦ってほしいと呼び掛ける為、彼が隠れ住むと言われる小さな島に降り立ったが……

【試し読み等】 https://mitsune.jp/Novels/the-4th.html
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/159

補足事項
【今後の見どころ等】
 原作の流れやイベントは原則として踏襲しつつも独自エピソードや独自要素が満載の当作品ですが、四巻以降、原作ゲームでは単なる敵モンスターでしかない“ひとつ目一族”たちが、それなりに個性あるキャラクターとして物語の前面に出てきます。そして、最終五巻でシフォロン達が迫られる、究極の選択とは……? 作者の愛が黒魔道師タンジェ君に偏っている辺りは大目に見てやってください(汗)。

【その他、作者からの補足・メッセージ等】
 上記の他に、ジャンルごた混ぜ短編小説集『蔵出しミックスナッツ』や『掘り出しミックスナッツ』にも、関連の短編が掲載されています。
 ……そして、元ゲームのノベライズを刊行し終えたので、勝手に作った続編ゲームのセルフノベライズを執筆中です……(汗)
 なお、2016年11月に、『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』という簡単な紹介の為の無料配布冊子(A5判22p)を刊行し、2017年10月に改訂第二版(A5判24p)を出しました。テキレボでも配布しておりますので、お気軽に!