【第5回 登録作品】sync

基本データ
【作者】 深山瀬怜
【テキレボ8 参加予定サークル名】 通し稽古―Generalprobe―
【テキレボ8 ブース番号】 A-31

【作品シリーズ名またはタイトル名】 sync
【読み】 シンク
【現在の巻数/完結済みか否か】 3巻/以下続刊(テキレボ8で3巻発行予定)
【未完の場合、巻数見込み】 5巻完結予定
【表紙絵・挿画等あれば作者】 あきはま

【ジャンル、キーワード等】 一次創作、音楽、もう一人の自分、百合、親からの抑圧、トケイソウ

【簡単な説明】
 類稀なる声を持つ蒼《あおい》とその声に執着する柑奈《かんな》
 柑奈の誘いでバンドを組み、音楽の世界に飛び込んだ蒼だが、歌う度に見える蔓の幻覚に苛まれるようになる。
 そして蔓とともに現れるもう一人の自分・アオイ。
 アオイの正体は一体何なのか。どうして蒼を苛むのか。
 そして柑奈が追い求める〈情熱と受難の声(the Voice of Passion)〉とは何なのか。
 音楽が人を救うことが出来るなら、傷つけることだって可能だ。
 人を癒やす音楽ではなく、狂わせる音楽が鳴り響く中で紡がれる、二人の少女の物語。

各巻紹介
第1巻
【タイトル】 sync Ⅰ―the Voice of Passion―
【読み】 シンク1 ザボイスオブパッション
【初版発行日等】 2017年9月18日(改訂版発行:2019年3月21日)

『sync Ⅰ―the Voice of Passion―』
【判型】 A5
【表紙込みページ数】 128p
【頒価】 700円

【簡単な導入等】
作曲家志望の少女・柑奈は八年前に聞いたある声が忘れられず、その声の持ち主をずっと探していた。
ある日、クラスメイトの蒼の歌声がその声に酷似していることに気付く。
柑奈は、一緒に文化祭のライブに出てくれないかと蒼を誘うのだが――。

syncシリーズ最初の物語。
カエルレアが誕生した経緯を追いながら、蒼の中にいかにして「もう一人の自分」が生まれたのかを紐解いていく。

【試し読み等】 https://estar.jp/_novel_view?w=24749523
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/6748



第2巻
【タイトル】 sync Ⅱ―Guinea Pig―
【読み】 シンク2 ギニーピッグ
【初版発行日等】 2018年9月9日

『sync Ⅱ―Guinea Pig―』
【判型】 A5
【表紙込みページ数】 122p
【頒価】 700円

【簡単な導入等】
文化祭ライブから3年が過ぎ、大学生となった蒼は就活に身が入らず悩んでいた。そんな蒼は、偶然にも駅前で歌っていた柑奈と再会する。やりたいことが何もなかった蒼は、せめて柑奈の夢を叶える手伝いができたらと、音楽の道を選ぶ。
しかし、それは蒼の中に眠る《獣》を目覚めさせる行為に他ならなかった。 歌うたびに蒼を襲う熱と、蔓の幻。それは歌えば歌うほど鮮明になっていき、日常を侵していく。

【試し読み等】 https://estar.jp/_novel_view?w=25341142
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/6749



第3巻
【タイトル】 sync Ⅲ―Buzzer Beater―
【読み】 シンク3 ブザービーター
【初版発行日等】 2019年3月21日(テキレボ8新刊予定!)

まだ書影はありません(汗)
【判型】 A5
【表紙込みページ数】 118p
【頒価】 700円

【簡単な導入等】
歌うたびに蒼を襲う熱と蔓の幻に日常さえも侵された蒼は、とうとう歌をやめることを決意する。
地元に帰ってきた蒼を待ち構えていたのは、先延ばしにしていた現実と、歌に生きる同級生だった。
そんな中柑奈は上埜ありさのソロデビュー曲を作る。
その曲を聴いた蒼は、あることを思う。
類稀なる声を持つ蒼と、その声に執着する柑奈。 二人の奏でる音の全てを描いた《syncシリーズ第3弾》。

【試し読み等】 https://estar.jp/_novel_view?w=25341148
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/6750

補足事項
【今後の見どころ等】
 テキレボ8で発刊するⅢ巻から新キャラが登場し、物語がもっとややこしくなる予定です。
 そもそもⅢがそこまで辿り着けるかどうかも謎ですが、こじらせている二人がもっとこじれていきます。

【その他、作者からの補足・メッセージ等】
 Ⅰはだいぶ不穏だけれど学園ものになるので読みやすいと思います。Ⅱ以降は15ページに一度主人公が幻覚を見たりする物語です。
 音楽の物語はわりと音楽の善性が前面に出てくる作品が多い気がしますが、syncシリーズは音楽の魔性とか悪性などの部分を前面に押し出した作品になります。女性同士のキスシーンなどのちょっとドキっとするシーンも多めかもしれません。