おはようございます。此処1週間ほど、たとえ遠回りになっても4番5番6番の改札を通らないようにしている野間です(苦笑)。
……はい、ささやかに験《げん》を担いでおります(汗)。
まぁ、6位チームは既に決まってしまっていますので、6番の通行規制は解除しても良いのかもしれませんが……
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さてさて。
既に1週間ほど前の話になってしまいますが(汗)、9月20日土曜日のお昼過ぎ、この茶店で表記するところの“赤鯉チーム”こと広島東洋カープのファンにとっての“聖地”である、広島市中区の広島市民球場へ行ってまいりました。
無論、鯉戦(デーゲーム)@聖地を観戦する為です。
広島県に生まれ育ちながら、今迄一度たりとも足を踏み入れたことのなかった、広島市民球場。
広島県を離れて10年以上も経ってしまった今年、やっと、訪れることが出来ました。
この球場は、開設から51年目の今年が“ラストイヤー”……老朽化が著しい為、惜しまれつつも、来年には取り壊される予定です。
試合開始2時間近く前に到着すると、球場外のグッズ売り場は黒山の人集《ひとだか》り。
私もこの人集りに潜り込み、あれやこれやと求めて買っている内に、お財布から諭吉さんが2名、いつの間にやら行方知れずに(爆)。
……ま、球団の収入になるんだから、いーか、と(苦笑)。
吃驚したのが、後で
球団のオフィシャルサイトを見に行ったら、自分が購入したファイナルシーズングッズの
キャップ(復刻モデル)と
フォトプリントTシャツ(ホーム)が売り切れになってたこと。
特にキャップ、ワゴンの中の最後の1個を貰ったんだけど、まさか、あれが最後の1個だったのかしらん……?
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球場へ入って、観客席に出ていった時に真っ先に覚えた印象は、
「うわっ、狭っ(汗)」でした。
比較の対象が西武ドームしかないに等しいので仕方ないとも言いますが(苦笑)、他球団の本拠地球場と比較しても狭いことは、多分間違いないでしょう。
しっかし、よー入っとりますなー。
試合開始まで1時間半弱もあるのに、右翼外野席は、これこの通り既に満杯。比較的空席の見える左翼外野席も、この後、満杯に(しかも真っ赤に)なります。
ちなみにこの日、チケットは全席売り切れで、当日券の発売はなし。否、この日に限らず、市民球場での「公式戦」の最終戦まで全部売り切れてるそーです。チームがCS(クライマックスシリーズ)進出権を狙える位置で奮戦していること、勿論“市民球場ラストイヤー”であること、双方が影響しているのだろうなぁと思います。九州下りの時の広島訪問では長年の友人達との付き合いを優先してきた私でさえ、今年に限っては、「市民球場に観戦に行けるのは今年限りだから!」とこちらを優先したくらいですから(苦笑)。
余談ですが、私の右隣に座っていた親子連れさんは、何と千葉から遠路遙々お見えになっていました……って、人のこと言えないですが(汗)。
更に余談ですが、帰京後に職場で、閑古鳥が鳴いていた頃の市民球場に何度か足を運んだことがあるという同僚(岩手出身だけど広島赴任経験もあってカープファン)と話をした時、彼、テレビのニュースで見たというこの超満員の光景に吃驚してました。
待ち時間の間に、球場名物「カープうどん」を頂きます。
暑い昼間だろうと何だろうと、これを食べるのも大事な目的のひとつでしたから、昼御飯は予め軽めに済ませてありました(笑)。
天ぷら、きつね、肉とありましたので、肉うどんを選択。何となく。
あ、葱は
勿論抜いてもらいましたとも(爆)。
うどんを汁まで飲み干して(汗)からスタンドへ戻ると、それまで練習を行なっていたドラゴンズの選手に代わって、カープの選手の皆さんがグラウンドに出てきていました。
中のひとりを目にした瞬間、一緒に来ている父を放り出し(……いや、文字通りに取られても困りますが(汗))、カメラ抱えてフェンス際にすっ飛んでゆくワタクシ(爆)。
うおぉおおぉぉ、前田さんだーっっ! 前田さーんっっ! (欣喜雀躍)
……だって、6月の西武ドームでは、(行った時には既にカープ側の練習が終わっていたせいもあって)全っっ然お姿を見られなかったんですもーん(苦笑)。
……えーと、流石に、載せるのはこれだけにしておきます(汗)。
本当はもっともっと沢山のお写真を頂いたんですけど、それ以上に、肉眼で見とれていた時間が長かった気が……
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前田さんは前田さんでも、こちらはマエケン君こと前田健太君。
プロ2年目の若鯉で、この日の先発投手です。
食べても食べてもなかなか太らないのが悩みの種という、何だかすんげー羨ましい話を聞いたことがありますが、間近で見てみると、聞きしに勝るスレンダーな青年でした。……ネタバレ(笑)になりますが、これでこの日は9回最後まで投げ切ってプロ初完封勝利を手中にしてしまうんだから、ほんに凄いです。細身でも、鍛えられてスタミナ付いてるんですねぇ。
この3枚は、三球三振を獲った時のもの。
丁度マエケン君の写真を撮っていたところ、1枚目1球目の時に1ストライク、2枚目2球目の時に2ストライクだったもので、一旦はそこで打ち止めにしようと思っていたシャッターを次の3球目でも切ってみたら、あーら何と、またしてもストライーィク(苦笑)。
試合の途中経過は、こんな感じ。
マエケン君は絶好調! 途中まではノーヒットノーランペースでしたが、惜しくも何本かのヒットを打たれ……でも、結局、無四球完封ですから、見事なものです。
……ただ、クローザーの永川大明神が見られないんですよねえ、先発投手に完投されちゃうと(爆)。
9回表、最後の一投。
そして、見事完封で試合終了~♪
これは、外野陣が戻ってきたところですね。
この日の打のヒーロー、アレックス選手の姿があります。
とゆー訳で、ヒーローインタビューは、プロ初完封勝利を挙げたマエケン君と、試合を決めたと言っても過言ではないスリーランホームランなど打棒で活躍したアレックス選手。
西武ドームの試合の時にはヒーローインタビューが3塁側内野席の近くだったので、即座に駆け付け、かぶりつきで見られたんですが……広島市民球場ではホームプレート付近にお立ち台が設えられるので、遠くの内野席から40倍ズームで引き寄せるしかなく……(苦笑)。
あ、そうそう、試合結果は、こんなんでした……
……これじゃー、永川大明神が出てくるわけないですね(苦笑)。
よく、一方だけが大量点を取る試合は面白くないと言われますが、それは多分、テレビなどで“外から”眺めた場合ではないか、と感じます。西武ドームでの試合でもそうでしたが、あの中にいて、球場全体の雰囲気を楽しんでいた私は、ワンサイドゲームでも退屈は全くしませんでした。
カープが点を取る都度、立ち上がって「宮島さん」と万歳三唱で、大騒ぎでしたし……
いやぁ~、お客さん、帰りません。
勿論のこと、勝った試合ならではの光景でしょう。……此処に写らない、3塁側に陣取っていた青竜さんファンの皆様の多くは、早々に帰られていたようですし。
(余談ですが、お昼前の広島駅では、特にお好み焼き屋さんの前で(笑)、青竜ファンの方々を大量に目撃しました)
……ちなみに、私の前の列に座っていた男性は、青竜選手さんのユニフォームを着用してました。連れの彼女(らしき女性)は赤鯉戦士のユニフォームを着ていましたから、3塁側で贔屓チームを応援するよりも、彼女と一緒に1塁側で観戦することを選んでいたのでしょうな(笑)。
外野自由席より割にまったりとしている内野指定席だからでしょう、「何で(敵方のファンが)こっちにいるんだ」とのトラブルにはなりませんでした。なったら嫌ですけど。
マエケン君、お疲れ様でした! 次も頼みます!
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球場の外へ出ると、原爆ドームが見えました。
……ドームの上に、何羽か鳥が止まっていたようです。
そんな次第で、この日の観戦は終わりました。
……この翌日から赤鯉チームは苦戦が続きましたが、某在京球団との四連戦の最後は相手の(引き分けを挟んでの)13連勝を阻止する勝利で締め、CS進出戦線に踏み留まっています。
昨シーズンまでは10年連続Bクラス、しかも、オフにエースと4番打者がチームを離れるという事態に見舞われながらも、此処まで奮戦して這い上がってきた広島東洋カープ。
月並みな言葉ですが……
頑張れ、カープ。
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なお、
昨日公式サイトで発表されたお知らせによりますと、明日9月28日、市民球場での「公式戦」最終日セレモニーで、『宇宙戦艦ヤマト』のテーマ曲を合唱するとか。
不覚にも、爆笑してしまいました……(涙ちょちょ切れ)
「必ずここへ帰って来る」
つまり、この球場での「公式戦」は終わるけれども、CSに進出し、勝ち抜いて、日本シリーズを戦う為に戻ってきます、ということですね。
それで『ヤマト』のオープニングテーマを大合唱って……
もお、誰が考えたんでしょうねえ、その斜め上を行くベタなセンスに脱帽です(笑)。
……ヤマトと広島と何の縁《ゆかり》があるんだい、と首をひねられた方へ、蛇足ながら。
宇宙戦艦ヤマトの原型となった戦艦大和が建造されたのは、私の生まれ故郷である広島県呉市の海軍工廠《かいぐんこうしょう》だったんですよ(苦笑)。
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それでは、それ以外の話題については、後程また。