おはようございます、野間です。
前回8月31日の文章を読み返してみて、「昔の作品が全く駄目駄目」って言ってる感じを受けるなぁ、と思いましたので、自分でフォロー(苦笑)しておくことに致しました。
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小中学生の頃の作品は勿論論外の出来ですけど(苦笑)、高校生の頃の作品も、ぐおぉー、何だか、むず痒いむず痒い……自分の作品でなければさっさと放り出してるよ、ってほど稚拙な文章のオンパレードでございます。
よくもまあ、こんな代物を堂々と人に読ませてたなぁ、と、当時の怖い物知らずの自分に呆れてしまいますわ。
前回は、上記のように記しました。
ですが……だからと貶し切れない部分もあります。
確かに下手は下手なんですが、反面、何を描きたいと思って書いているのかが、ストレートに、びしびし伝わってくる。
その代わり、「うわ、此処、気が乗ってない(汗)」という箇所も、そこだけ熱が乏しいものだから、すぐにわかるんですけどね(苦笑)。
また、何とも稚拙な文章回しであるにも拘らず、時としてその稚拙さに釣り合わないほど偉そうな(汗)単語・漢語・言い回しが何の躊躇もなく放り込まれている、というアンバランスさ。
いつの間にか×歳になってしまった“大人の”私の目から見て、その釣り合いの悪さは、めっちゃムカツク(笑)ほど気になります。「むおぉー、何ちゅー大袈裟な表現を使っとるんだ、おまいさんわっっ(悶死)」てな感じです。
でも……難しい言い回しを使いたくて背伸びしていた、というわけではないんですよね、これが。
当時の自分を覚えているから言えるのですが、当時の私にとっては、自分の文章は自分の思考の発露として、何ら違和感がないものでした。
つまり……ごく幼い頃から大人の読む本にも手を出して読書三昧だったおかげで語彙力だけは妙に(同年代の皆と比べて)あるけど表現力が全く追い付いていない、そしてそのことに全く気付かない、頭でっかちな奴だった、とゆーわけです。
昔の作品は、総じて、エネルギーが剥き出しになっている、とでも申しましょうか。
現在の文章は、変な饒舌に堕して書き手の独り善がりに陥らないように、と意識して抑え気味に書いているので、その分、エネルギーの放出は限定的です。どういう文章が好みか、にもよりますが、爆走するほどの勢いある文章がお好きな方には、今の私の文章は、全く物足りないかもしれません。
私が昔の作品を捨てられないのは、時々読み返して、その当時の“熱”を浴びてみたくなるから、でもあるのです。
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ただ、これ、副作用もありまして。
……今書いている作品ではなく、他の作品の続きが書きたくなってしまう(汗)。
そんな訳で、そろそろ意識を『まなざし』に引き戻さなきゃならないなぁ、と思いつつ、それでは、今日も一日、宜しくお願いします。