交換日記ブログ「里の茶店 万年貸切部屋」の中から、
里長・野間みつねの投稿のみを移植したブログ。
2008年6月以降の記事から、大半を拾ってきてあります。
 

「日常雑記だの雑感だの」のブログ記事(古→新)

無事に入手

 ども、野間です。

 次の観戦予定は、今のところ、6月の交流戦です。
 ただ、交流戦のvs.西武戦チケット、例年はプレリザーブで問題なく良席が獲れていたのですが、今年は何故か抽選で玉砕してしまったので(涙)、明日の発売日にチケット売り場に並ぼうと思っています。……あ、もう日付変わっとるわ(汗)。

 朝当番の時並みに早起きし、ちょっと頑張って、西武ドームのチケット売り場まで遠征してきました。
 最寄のプレイガイドと迷ったんですが、球場のチケット売り場の方が窓口数が多くて人を捌くのも早いのではないか……と、勝負を賭けてみまして。
 で、行ってみたらば、10:00から発売と思っていたのが、なにー、09:00発売開始とな!(爆)
 うひゃあ……早く行っておいて良かったです(汗)。
 おかげで、雨の降り頻る中30分程度の待ち時間で、例年ほどではないものの比較的良席を確保することが出来ました。

2009年6月13日交流戦チケット

 ……えーと、席を容易に特定出来る文字列はモザイク処理しております。悪しからず御了承くださいませませ(汗)。

 それでは、ひとまず御報告がてら。


一日ごろごろ予定

 おはようございます、野間です。

 昨夜は、前の晩からの喉の痛み・腫れと朝からの関節痛→その後の発熱とで、鯉戦の結果も見られずに(ウチが5点取った&その次の回の表を大竹君が三凡で抑えたところまでは頑張って確認しましたが(汗))倒れていました。……休めない仕事があったので、マスクをして出勤、仕事は何とかこなしましたが、きつかったです(苦笑)。
 今朝は、夜に服用した風邪薬のおかげか熱も一応平熱に戻り、かなり持ち直しています。ただ、まだ喉は痛くて物を嚥下しにくいですし、体全体の感覚も本調子ではありません。
 今日一日、おとなしく、部屋でごろごろしている予定です。

 それでは、また。


近況など……

 こんばんは、野間みつねです。
 御心配をお掛けして申し訳ございません。

 未だに喉の痛みと異物感(扁桃腺が腫れているそうです)、微熱、咳……が続いておりまして、なかなかウェブに向かう気が起きません。掛かり付けのクリニックで頂いた薬の服用は続けていますが、何日か前からは、喘息の発作に移行してしまっているようです(昨夜は、横になると激しい咳が続いて、明け方近くまで眠れませんでした)。今日……多分、推敲して投稿を終えるまでには昨日になりますが……試しに喘息の貼り薬を貼ってみたら多少楽になったということは、そういうことなんでしょう。何故なら、普通の、風邪の諸症状として出る咳の場合は、この貼り薬では少しも症状が緩和出来ませんから(苦笑)。

 実を言えば現在もウェブへ向かう気力が乏しいのですが、余り顔を出さないのも何ですしね……ぽちぽち叩いて投稿しておきます。

★★★★★

 さてさて、「ブログでレベルアップ」で育てております「うめじょ」の“一日一回クリックによる獲得経験値”が、ようやく500ポイント貯まりましたので(この貯まり方からすると、最近はクリックしてくださる皆様も殆どいないようです(苦笑))、臨時で成長させましたけれど……

×××は レベルが あがった!



つよさが 2ポイント あがった!

たいりょくが 1ポイント あがった!

さいだいHPが 2ポイント あがった!

 ……過去最低の臨時成長っぷりでした(汗)。
 ブログ主の状態が反映されているのでしょうか(苦笑)。

★★★★★

 これで終わるのも寂しいので、創作周りの近況も。……これを書き始めると間違いなく長くなるので、ちょっと躊躇するところですが……。

 と言いますのも、ウェブに向かう気になれない分の埋め合わせなのか、『ティブラル・オーヴァ物語』の外伝となる短編作品「最後の一年、最初の一日」を、ほぼ仕上げることが出来まして。
 タリー・ロファ一等近衛(既刊第3巻現在(苦笑))が近衛見習として過ごした最後の一年、その最初の一日を描いた、一人称作品です。
 何とか一太郎移植も終わり、移植後推敲の段階に入りました。

 この作品が40ページ以上になりましたので、前にこちらで連載したキリリク短編「レーナから来た青年」(30ページ程度)も組み合わせ、あと一本、何か、全体として眺めた時に違和感のない、それなりの長さ(出来れば20~30ページ程度)の短編が書ければ、恐らく、拙サークルで言う「本」一冊分の分量になり、外伝集として刊行出来るでしょう。

 ずっと以前に書いている或る未発表短編ならば、長さ的に問題なさそうなのですが、うーん、内容がなあ……他の二編と並べた時にテーマ的な違和感はないですし(作中キャラクターの十代の頃の話、という点で)、他の二編と比べて昏めなので(爆)本全体のバランスも取れるのですが……ただ、或る人物の名を、それとない仄めかし描写が出てくる本編の5巻が出ていない今の段階でバッチリあからさまに出してしまうのは、如何に言っても興醒めだろう(汗)、という作品でもありますので、断念しました。
 それに大体、ソフィア・レグ、タリー・ロファ……という準主役級のキャラクター達がメインを張る作品集の中に、幾ら“その二”とは言え曲がりなりにも主人公(笑)であるケーデル・フェグラムがメインを張る作品が混じってはねえ(笑)。
 しかし、だからと言って此処でノーマン・ノーラ近衛副長(既刊第3巻現在)がメインを張る作品を書いてしまうと(……この人はキャラクターとしては比較的書き易いタイプだから、書こうと思い立てば書けそうなんだな、これが(汗))、中途半端にマーナ近衛隊に偏ってしまい、本全体のバランスが悪過ぎるという問題が生じます(苦笑)。
 此処はひとつ、頑張って、レーナ王リュウ・シェンブルグのマーナでの人質時代末期の挿話でも考えましょうか(汗)。そうすれば、場合によっては、ディープレ・オーディル王女(当時)とデフィラ・セドリックも出せそうな予感が(笑)。

 ……表紙絵・口絵・挿絵なしでもいいなら、今年の秋までには本として刊行出来そうな気がしますけど……ないと駄目ですか、皆様(苦笑)。
 一応、お願いだけはしてはみるつもりですが……どうしても、御本業が優先ですから……

★★★★★

 それでは、そろそろ就寝したいと思いますので、これにて失礼させていただきます。
 おやすみなさいませ。


人生の90%が……?

 こんにちは、野間です。

 喘息の発作はまだ延々と続いていおりまして、腹筋が痛過ぎです(涙)。
 これで少しは痩せてくれたら良いのですが(爆)。

 貼り薬も続けているので、副作用も出っ放し。
 細かい手先の作業に支障が出ています。

 明け方に(多分苦しくて)目が覚めてしまい発作で七転八倒(……やや大袈裟)という毎日が続いているのが厳しいです。

 時節柄(苦笑)マスクをしていても珍しくないのが救いでしょうか。

 こんな状態なので、通販以外の手紙などの差し出しが滞って、不義理しまくりです。申し訳ありません。
 白牡丹さん&皆さんも、体調にはくれぐれもお気を付けください。

★★★★★

 さて、暗めの話題は此処までにして。
 久し振りに、心理テストネタで。

 楽天womanの心理テストでのお題、「あなたのプライベート充実度は?」なのですが……

Q.昔話の『桃太郎』のその後を想像してください。それは次のうちのどれ?

 A.世の中を良くするために旅に出た
 B.お嫁さんを貰った
 C.鬼が島から持って来た宝を元手に事業を始めた
 D.いつの間にか姿を消した

 ……御自分でもやってみたい方で、私の答や考えに左右されたくない方は、先にやっておいてくださいね。
 も一回リンクしときます。


 さて。

 私の答は、即行で「D」
 Aは単に「旅に出た」なら選んだかもしれませんが、「世の中を良くするために」という前置きが付いている点が心に響かず(苦笑)。Bもピンと来ないし(私には、あれだけの事をした人が、世間並みに身を固める……というイメージが持ちにくいのです(汗))、Cは「事業」という単語が『桃太郎』の世界観にはそぐわない……仮にも「その後」なんだから、時代背景を現代風に変えちゃ駄目でしょ……てな気がしたことから、パス(……無論これ、「その後を想像してください」という振られ方をした時点で、心理テストであるという事情を忘失して、物書きとしての領域に頭が行っちゃってるからです(笑))。必然的に、Dしか残らなかったのですわ。

 そうしたところが……


 ……くどいようですが、御自分でもやってみたい方は、先にやっておいてくださいね(笑)。
 三たびリンク


 はい、ネタバレ警告はしましたので、引き続き。
 選んだDの結果は、以下の通り。

D.「いつの間にか姿を消した」を選んだあなた

この心理テストでは『仕事だけの人生ではツマラナイ! プライベート充実度は?』がわかります。

プライベート充実度90% 仕事との境界線を越えて

姿を消したという、表舞台からの引退的選択肢を選んだ人は、人生のほとんどがプライベート。一生懸命仕事に取り組んでいるようでも、「残業代で何を買おう」とか「週末にはどこに行こう」などと考えてしまうタイプです。プライベートをさらに充実させるために、本業もプライベートの延長線上として捉えて面白がってみて。毎日がもっと楽しくなるはず。

 ……「人生のほとんどがプライベート」って、をぃ(大苦笑)。
 ぐうの音も出なかった野間でした(爆)。

 それでは、また。


 こんばんは、昨日は東北某所へ日帰り出張だった野間です。
 相変わらず喘息の発作が出ていますが、先週よりは少し楽になりました。……しかし、いつになく長引いてます。水星逆行期の間じゅう続いたら嫌だなあと思いながら、日々過ごしております……。
 という訳で、メールの返信等、遅れて済みません、もう暫くお待ちいただければ幸いです。

 さて、私にとっては嬉しいニュースを見付けましたので、クリップさせてください。

 「それ行けカープ」原曲復活 11年ぶり、7月に発売 新球場やファンの声が後押し
 赤ヘル応援歌として親しまれながら廃盤になった「それ行けカープ」の原曲が7月22日、11年ぶりにCDで再び発売される。広島市南区のマツダスタジアム(新広島市民球場)誕生とともに、ブログなどでファンの要望が続出。制作会社は「絶好のタイミング」と復刻を決めた。
 ♪空を泳げと 天もまた胸を開く―。1975年8月、塩見大治郎さんの歌で当時のCBSソニーからレコード発売された。同年、カープはリーグ初優勝を果たした。喜びに沸く広島の街を、塩見さんの歌声が包んだ。

 ……昔のCDに入っていた(筈の)カラオケ付けてくれたら、もっと嬉しいんですが(爆)。

 これまでは、当時のEPレコードを某オークションルートで入手して、MDに録音して延々聴きまくっとりました(笑)。
 このレコードが聴きたいばっかりに、転居時に買い揃えたミニコンポに接続するレコードプレーヤーを購入したくらいです(汗)。

 もうひとつ懐かしい(毎シーズンのようにリーグ優勝を争っていた頃、商店街やスーパーなどで掛かりまくっていて、子供だった耳に焼き付いている(笑))歌、でも入手する術《すべ》がなかった「燃える赤ヘル僕らのカープ」も入るということで、今から楽しみにしています。

 では、また。

 ……って、修正している間に日付が変わっちまいましたがな(汗)。
 「昨日」は「一昨日」だと思ってください(苦笑)。

★★★★★

12:43 追記

 記事のリンク先を入れ忘れてましたので(汗)、追加しておきます……。


球団グッズ

 こんばんは、野間です。
 相変わらず喘息の発作が続いていますが、息が出来ない状態になることは減ってきました。このまま快方に向かってくれれば有難いのですが、そうも行かないんでしょうなあ……今のところ、薬が切れる週末に再度、掛かり付けのクリニックに行ってこようとは思っています。

★★★★★

 さて、我が赤鯉チームは、今日からホーム球場へ戻って、久々に(苦笑)僅差での勝利を収めました。
 という訳で、抑えの永川勝浩大明神が、通算セーブ数を139に伸ばし、遂にあの大野豊投手を抜いての球団新記録を達成です。
 今日は絶対に新記録達成だな、と何の根拠もなく予感していましたが(爆)、本当になって良かったです(汗)。
 幾らチームが勝っていても、大勝である時には、永川先生、お見えになりませんからね(苦笑)。
 次は、節目となる通算150セーブの達成を待っています──あと11ですから、今季中に達成出来る筈!

 さてさて、白牡丹さんが折角先日カープ球団の面白グッズを紹介してくださったので、私も、手持ちの面白めグッズ(御紹介の記事には掲載されていない)を紹介しておきましょう。

   ☆ サインペンセット

 ……これ、一見、何の変哲もない油性ペンですが……「『カープ指定色』の赤と『選手サイン用』の黒の2本セット」という記載に、面白グッズの香りが仄かに漂っている気がしませんか。
 実は、私がこのペンを買ってしまったのは、そのボディに書かれている“注意書き”の文言のせいです。送られてきたグッズカタログに掲載されていたのですが……

[カープ球団からのお願い]●筆記・描画以外または他球団のものに使用しないで下さい●ペンを激しく振ったり落としたりするとインクもれやふき出しの原因となります。メガホンを激しく振って下さい●ご使用後は必ずキャップをしてカープの勝利を祈って下さい。衣服、カープの戦績を汚す原因となります●布書きしたものが洗濯時に色移りする場合があります。他球団へは気移りしないで下さい●幼児や他球団ファンの手の届く所へ置かないで下さい●長時間使用する場合は換気をよくして球場の空気を吸いにきて下さい●筆記したものは長時間経つと色あせする場合がありますがカープの思い出は色あせません

 そこまで書くか、という微笑ましさから、グッズ注文の際に、つい追加してしまいました(苦笑)。
 普通に文房具として使えますしねえ。

 勿論、使用時には、きちんと注意書きは守っておりますよ(笑)。

 それでは、また。


しょっく……

 かなりショックなニュースをクリップ……

 ETC割引あおり、「呉・松山フェリー」廃止し会社清算へ
 広島県呉市と松山市を結ぶ「呉・松山フェリー」(本社・呉市)は25日、同航路を6月末で廃止し、会社を清算すると発表した。
 同フェリーは1964年に開業したが、本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」の開通などで経営が悪化。
 ETC(ノンストップ自動料金収受システム)の特別割引が追い打ちをかけ、今年4月の乗用車利用台数は、昨年同期の半分の約1640台に落ち込んでいた。国土交通省によると、ETC割引が原因でフェリー航路が廃止されるのは初めて。

 ……子供の頃から“あって当たり前”だったものが消えてなくなるというのは、寂しいものです……。


 こんにちは、野間です。

 昨夜、栗本薫先生が亡くなったそうです……(涙)

 訃報:江戸川乱歩賞の作家、栗本薫さん 56歳

 訃報:栗本薫さん56歳=作家 世界最長の「グイン・サーガ」は未完に
 「グイン・サーガ」「ぼくらの時代」などの作家、栗本薫(くりもと・かおる、本名・今岡純代=いまおか・すみよ)さんが26日午後7時18分、すい臓がんのため死去した。56歳。葬儀の日程などは未定。
 早稲田大文学部卒業後、76年に評論「パロディの起源と進化」でデビュー。78年に「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞を受賞。79年から長編ファンタジー小説「グイン・サーガ」を発表、4月には126巻「黒衣の女王」を発売したばかりで、一人の作家の作品としては世界最長のシリーズだったが未完に終わった。

 大学入学の頃から読み始めた『グイン・サーガ』で、栗本先生御自身の折々の雑感などが綴られている感もあった「あとがき」をずうっと読んできて、「大病のせいかなあ、最近は色んなものが削ぎ落とされて、何処かしら突き抜けたところが強くなってきたなあ、これから円熟味が増してきそうだなあ」と感じていたのですが……

 『グイン・サーガ』の完結する日を共に出来なくなってしまったことも勿論とてもつらく哀しいことですが、ああ、これからという時に、という思いの方が少し強いです。

 謹んで、御冥福をお祈りします。
 今は、それ以上の言葉が出てきません……


 こんばんは、野間です。

 今朝方届いた復刊ドットコムからのメルマガに、『グイン・サーガ』豪華限定版の予約申込リンクが貼られていたことを今更ながらに思い起こし、いつもは殆ど目を通していない(こら(汗))このメルマガを何となく読んでしまったのは虫の知らせだったのかなどと考えているところです。

 白牡丹さん、メールのお返事遅れてて御免なさい、6月の方なら恐らく可でしょう、というお返事を叩いている途中でした(汗)。
 第二便も含めて、週末には何とかお返事します。

★★★★★

 それにしても……。
 石ノ森章太郎先生が亡くなった時にも感じましたけれど、創作者にとって、特に思い入れ強く、最後まで書き上げたかった筈の作品を書き上げられないままに旅立たねばならなかった無念は、如何ばかりだったろうかと思います。
 今回の栗本薫先生の訃報では、自分自身が曲がりなりにも小説の範疇に入る代物を書いているということもあり、余計に深く、この胸に応えます。

 ……書くことの出来る間に、どんどん書いておこう、断片でもいいから、否、極端な話、プロットだけでもいいから、とにかく何かに書いて残しておこう、と改めて強く感じた次第です。

★★★★★

 あああ、また日付が変わってしまいました(嘆)。
 早出当番なので、ひとまずこれにて。


 こんばんは、終電で帰宅中(になる予定/只今は地下鉄内)の野間です。

 今日は1時間早出だったのに(汗)。
 まだ明日も仕事あるのに(大汗)。

 ……日付は多分、書いてる内に変わります、今23:55ですから(苦笑)。

 ちなみに、相変わらず咳き込んでます。じっとしている分には殆ど出なくなりましたけれど、動いたり喋ったりすると、ひどいです。

★★★★★

 栗本薫先生について……と言うより、『グイン・サーガ』について、珍しく引っ張ります。

 今のところ、落ち込み過ぎたり引きずり過ぎたり、ということはないと思います。
 『グイン・サーガ』は、さるスポーツ紙の報道によれば、あと3冊、129巻までは刊行されるそうですから……その“最終巻”が出てしまったら、改めて喪失感が来るだろうな、とは思いますけれど。

 ただ、やはり、不調を押してでも何となく言及してしまいたくなることは確かです。

 私にとって、栗本薫先生は、「好きな作家」と言い切れる方ではなかった気がします。
 『十二国記』シリーズの小野不由美先生の文章の方が、圧倒的に私の嗜好に合っております。
 ……敢えて突き放して申し上げれば、恐らく、普通であれば、早々に読むのをやめていた筈の文章です。
 当方、一文が長いことは全く気にならないタイプですし(勿論、ねじれていたり、何度読み返しても意味が通じなかったりする悪文は自ずと別(汗))、むしろ、長い物語の方を好むタイプなので、その点では問題はないのですが……仮名遣いや漢字遣いなどが「おかしい」と感じてしまう文章には、内容云々以前に、それだけの理由で拒否反応が出てしまうことが多いからです。

 でも、『グイン・サーガ』だけは、特別でした。
 何と言うかなあ……言葉遣いや仮名遣いなどに首をかしげてしまう箇所に出喰わしても、「そんなの、どーでもいいや(笑)」という気持ちの方が遙かに勝《まさ》ってしまう……そんなことに引っ掛かっているより、そこのところは頭の中で素早く「おかしくない言葉」に変換して次へ次へと一気に読み進めてしまう……私にそうさせてしまうパワーが、『グイン・サーガ』の中には、あったんです。

 例えは何ですが、『巨人の星』に感じるパワーと同種かなあと、私には思えます。
 冷静に眺めればツッコミ所や矛盾点は色々とある筈なんだけど、でも、でも、いざ向かい合うと、物語の流れに巻き込まれるようにして読み進んでしまい、感情移入してしまう……。

 ……それが、栗本薫という作家の持つパワーなのか、それとも、『グイン・サーガ』という作品が持つパワーなのか、そこは、『グイン・サーガ』以外の栗本薫作品を読んでいないに等しい私には判断出来ませんし、また語る資格もありません。けれども、少なくとも『グイン・サーガ』が、私にとっては、ちょっとぐらい嗜好に添わない文章に出会ってさえも没頭出来る数少ない作品であったということだけは、確かです。

★★★★★

 ぐわ、もう2:00を過ぎました(汗)。
 投稿したら、とっとと就寝致します(大汗)。 ←当然、これ叩いてる間に帰宅済み(苦笑)

★★★★★

09:17 追記

 修正版を投稿する前に潰れていたので(汗)、反映させておきます。
 最初と終わりに注釈(?)を付けただけで、大した修正ではないですが(苦笑)。


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