こんばんは、終電で帰宅中(になる予定/只今は地下鉄内)の野間です。
今日は1時間早出だったのに(汗)。
まだ明日も仕事あるのに(大汗)。
……日付は多分、書いてる内に変わります、今23:55ですから(苦笑)。
ちなみに、相変わらず咳き込んでます。じっとしている分には殆ど出なくなりましたけれど、動いたり喋ったりすると、ひどいです。
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栗本薫先生について……と言うより、『グイン・サーガ』について、珍しく引っ張ります。
今のところ、落ち込み過ぎたり引きずり過ぎたり、ということはないと思います。
『グイン・サーガ』は、さるスポーツ紙の報道によれば、あと3冊、129巻までは刊行されるそうですから……その“最終巻”が出てしまったら、改めて喪失感が来るだろうな、とは思いますけれど。
ただ、やはり、不調を押してでも何となく言及してしまいたくなることは確かです。
私にとって、栗本薫先生は、「好きな作家」と言い切れる方ではなかった気がします。
『十二国記』シリーズの小野不由美先生の文章の方が、圧倒的に私の嗜好に合っております。
……敢えて突き放して申し上げれば、恐らく、普通であれば、早々に読むのをやめていた筈の文章です。
当方、一文が長いことは全く気にならないタイプですし(勿論、ねじれていたり、何度読み返しても意味が通じなかったりする悪文は自ずと別(汗))、むしろ、長い物語の方を好むタイプなので、その点では問題はないのですが……仮名遣いや漢字遣いなどが「おかしい」と感じてしまう文章には、内容云々以前に、それだけの理由で拒否反応が出てしまうことが多いからです。
でも、『グイン・サーガ』だけは、特別でした。
何と言うかなあ……言葉遣いや仮名遣いなどに首をかしげてしまう箇所に出喰わしても、「そんなの、どーでもいいや(笑)」という気持ちの方が遙かに勝《まさ》ってしまう……そんなことに引っ掛かっているより、そこのところは頭の中で素早く「おかしくない言葉」に変換して次へ次へと一気に読み進めてしまう……私にそうさせてしまうパワーが、『グイン・サーガ』の中には、あったんです。
例えは何ですが、『巨人の星』に感じるパワーと同種かなあと、私には思えます。
冷静に眺めればツッコミ所や矛盾点は色々とある筈なんだけど、でも、でも、いざ向かい合うと、物語の流れに巻き込まれるようにして読み進んでしまい、感情移入してしまう……。
……それが、栗本薫という作家の持つパワーなのか、それとも、『グイン・サーガ』という作品が持つパワーなのか、そこは、『グイン・サーガ』以外の栗本薫作品を読んでいないに等しい私には判断出来ませんし、また語る資格もありません。けれども、少なくとも『グイン・サーガ』が、私にとっては、ちょっとぐらい嗜好に添わない文章に出会ってさえも没頭出来る数少ない作品であったということだけは、確かです。
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ぐわ、もう2:00を過ぎました(汗)。
投稿したら、とっとと就寝致します(大汗)。 ←当然、これ叩いてる間に帰宅済み(苦笑)
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09:17 追記
修正版を投稿する前に潰れていたので(汗)、反映させておきます。
最初と終わりに注釈(?)を付けただけで、大した修正ではないですが(苦笑)。