=== 2022/9/22 22:30 追記 ===
読めなくなっているので好い加減で直さねば……と思い立って最新版を使ってみたのですが、ボックスの下に謎の空白が生まれるので首を捻っております。ひとまず、内容が読めることだけを優先しましたので、御寛恕ください(汗)。
=== 追記此処まで ===
お、およー?
久し振りに「nehan3」を使おうかなーと思ったら、バージョン上がってるではありませんか(汗)。
JavaScriptはダウンロード → 自サイトにアップして使う派なのですが、更新が頻繁となると、推奨されている方式での導入が吉なのかもしれません。
という次第で、jsファイルを自サイトに置かない形で、新たなバージョンを導入してみました。
以下、テストの為に貼ります。以前の「nehan3」と比較して表示が「ん?」という箇所がありますが(句点ぶら下がり+改行になる行の次に、余計な行が入って見える(汗))、乏しい知識の及ぶ限り、望ましい形に近付けてみました。
IE8以前のブラウザ以外なら、傍点も見えると思います。
=== 5/11 14:37 追記 ===
此処に記載していた不具合は、縦書き文庫さまの方で解消していただいてます。また、縦書き文庫さま御推奨の方法を使用することで、IE8(またはIE9互換モード)でも傍点が表示されるようになりました(深謝)。
=== 追記此処まで ===
=== 12:34 追記 ===
ボタンの動作がおかしいですが、nehanの表示画面上でホイールを上下に動かすと、ページが右左に流れます。
=== 追記此処まで ===
=== 22:42 更に追記 ===
ボタンの動作、修正出来ましたので、正しく動くようになりました。
=== 追記此処まで ===
……この(↑)目次を外せないかなあと思っているところ(汗)。
章組みしている中編小説なら便利なのですが、今回のような短い部分抜粋を載せたい時に、これが表示されると「ナニコレ?」状態に陥りますので(苦笑)。
=== 5/11 01:29 追記 ===
縦書き文庫さまの方で、見出しタグがない場合は目次を出さないように変更してくださいました。有難うございます(深謝)。
=== 追記此処まで ===
なお、しれっと掲載したのは、現在叩いている作品のプロローグ部分の、更にその冒頭。
複数巻必要な長編では使えないけど使ってみたい装幀の本を出してみようと、単発物に出来そうな、ウン十年前にコピー誌に連載した、それ以前の作品群よりは少しマシな作品をリライトし出してみたところ、がんがん長くなり始めまして……現時点で、此処に載せた分量の倍ぐらい書いてしまい、しかもなおプロローグの半分ぐらいしか来ていないという為体《ていたらく》でございます……。
そもそも、元が、中学生の頃から書いていた長編シリーズ物の一エピソードという位置付けの作品でしたから、「読者は既に前作の数々を御存じ」という無意識の甘えが今読み返すと物凄く(汗)、改めて単発作品として出そうと思うと、世界の約束事を諄《くど》くならない程度に早期に混ぜ込んでいかねばならない、あーんど、登場人物の関係も以下同文、という訳で、長くなるのは当たり前と言えば当たり前なんですけどね(苦笑)。
此処に載せたモノ自体は何しろ未推敲の代物なので些かアレですが、「あー、『通り名はムーンストーン』と同じ地球世界を使った未来物なのね」と生温かく眺めてやってください。……えー、そして、コレの大元の作品を御存じだという皆様、くれぐれも、掲載誌のお掘り起こしなどなさいませんように(爆)。
=== 2014/02/28 追記 ===
参照先が変わって読み込めなくなっていたことに気付いたので(汗)、追い掛けて色々修正しました(苦笑)。
御紹介したブログ記事も、こちらに変わっています。
読めなくなっているので好い加減で直さねば……と思い立って最新版を使ってみたのですが、ボックスの下に謎の空白が生まれるので首を捻っております。ひとまず、内容が読めることだけを優先しましたので、御寛恕ください(汗)。
=== 追記此処まで ===
お、およー?
久し振りに「nehan3」を使おうかなーと思ったら、バージョン上がってるではありませんか(汗)。
JavaScriptはダウンロード → 自サイトにアップして使う派なのですが、更新が頻繁となると、推奨されている方式での導入が吉なのかもしれません。
という次第で、jsファイルを自サイトに置かない形で、新たなバージョンを導入してみました。
以下、テストの為に貼ります。以前の「nehan3」と比較して表示が「ん?」という箇所がありますが(句点ぶら下がり+改行になる行の次に、余計な行が入って見える(汗))、乏しい知識の及ぶ限り、望ましい形に近付けてみました。
IE8以前のブラウザ以外なら、傍点も見えると思います。
=== 5/11 14:37 追記 ===
此処に記載していた不具合は、縦書き文庫さまの方で解消していただいてます。また、縦書き文庫さま御推奨の方法を使用することで、IE8(またはIE9互換モード)でも傍点が表示されるようになりました(深謝)。
=== 追記此処まで ===
=== 12:34 追記 ===
ボタンの動作がおかしいですが、nehanの表示画面上でホイールを上下に動かすと、ページが右左に流れます。
=== 追記此処まで ===
=== 22:42 更に追記 ===
ボタンの動作、修正出来ましたので、正しく動くようになりました。
=== 追記此処まで ===
錆びた鉄のような臭気が漂っている。
今し方まで青年に微笑み掛けていた相手は、主を失った乗り物の如く、もう動かない。
青年は、ふらりと立ち上がった。
項垂れていた頭が、ゆっくりと持ち上げられる。
その黒い瞳に宿る、底の浅い、凶暴なぎらつき。
──殺してやる。
青年の全身から、凄まじいばかりの殺気が発せられていた。
親友、姉と兄、そして最愛の女性まで、自らの目の前で殺されてしまった。皆、同じ奴に殺られてしまった。
許すものか。
絶対に、絶対に、生かしておくものか。
青年は何度も同じ言葉を繰り返した。繰り返す毎に、彼の眼光は鋭く、狂気を帯びたものに変じてゆく。
「ミチカ……俺は必ず……」
呻くように呟いて、青年は、歩き始めた。
何処へ──?
決まっている。
奴らの所に決まっている。
奴らの、そして奴らのリーダー、秘密結社ダークメサイアのリーダー、ヒュー・マッカーサーの所に決まっている!
「あの若造が、復讐に来るだと?」
強力な精神感応能力を持つ女性士官がうろたえ気味に告げた言葉を、ヒュー・マッカーサー大佐は失笑で受け止めた。
だが、当の女性士官は、青ざめた唇を震わせながら、必死にかぶりを振った。
「危険です──大佐、早くお逃げになってください──本当に危険です!」
「……逃げる?」
ヒューの灰色の瞳に、侮蔑の色が加わる。
「この私がかね、ソーウェル大尉」
「大佐──」
「あんな若造如きに、この私が殺されるとでも思っているのかね。あの、お話にもならぬ程度の超能力で、何が出来ると?」
「で、ですが大佐、万が一ということも──あの、あの憎悪のエネルギーは、尋常ではありません──」
「私は、ダークメサイアのリーダーとして、私情に流された裏切者どもを始末したまでのこと」
ヒューは、顔色ひとつ変えずに言い放った。
「ソーウェル大尉、君のテレパシー能力の高さは認めているが、仮に奴の憎悪とやらが〝尋常でない〟としても、力の使い方を知らねば、単なる無謀な愚か者に過ぎん。そういう身の程知らずの行為を、確か日本語では〝蟷螂の斧〟とか言うのではないかね」
「マッカーサー大佐」
横合から、別の、比較的落ち着いた女声が挟まれる。
「あの子の潜在能力は底なし沼ですわ、それは何度も報告を──」
「まだ言わせる気か、レイズ少佐」
ごく僅かに苛立った様子で相手の言葉を遮ったヒューは、ぐるりと部下達を睥睨した。
「お前達は、あんな若造に怖じ気づいたのか?」
地球連邦軍情報局トーキョー・シティ支局の地下会議室に集まっていたダークメサイアのメンバー達は、戸惑ったように目を伏せた。連邦軍情報局の特殊処理部──言葉を換えれば、Aランク以上の超能力者の集まり──に所属する士官下士官達の中でも、特に困難な任務や汚れ仕事を進んで引き受け成功させるという目的の下に集まっている彼らは、これまで十年以上に亙り、ヒュー・マッカーサーという無類の指揮官に率いられ、目覚ましい成果を上げ続けてきた。だが、ひとりの若い日本人が彼らの視界に入るようになった頃から、その歯車が狂い始めたのだ……。
今し方まで青年に微笑み掛けていた相手は、主を失った乗り物の如く、もう動かない。
青年は、ふらりと立ち上がった。
項垂れていた頭が、ゆっくりと持ち上げられる。
その黒い瞳に宿る、底の浅い、凶暴なぎらつき。
──殺してやる。
青年の全身から、凄まじいばかりの殺気が発せられていた。
親友、姉と兄、そして最愛の女性まで、自らの目の前で殺されてしまった。皆、同じ奴に殺られてしまった。
許すものか。
絶対に、絶対に、生かしておくものか。
青年は何度も同じ言葉を繰り返した。繰り返す毎に、彼の眼光は鋭く、狂気を帯びたものに変じてゆく。
「ミチカ……俺は必ず……」
呻くように呟いて、青年は、歩き始めた。
何処へ──?
決まっている。
奴らの所に決まっている。
奴らの、そして奴らのリーダー、秘密結社ダークメサイアのリーダー、ヒュー・マッカーサーの所に決まっている!
「あの若造が、復讐に来るだと?」
強力な精神感応能力を持つ女性士官がうろたえ気味に告げた言葉を、ヒュー・マッカーサー大佐は失笑で受け止めた。
だが、当の女性士官は、青ざめた唇を震わせながら、必死にかぶりを振った。
「危険です──大佐、早くお逃げになってください──本当に危険です!」
「……逃げる?」
ヒューの灰色の瞳に、侮蔑の色が加わる。
「この私がかね、ソーウェル大尉」
「大佐──」
「あんな若造如きに、この私が殺されるとでも思っているのかね。あの、お話にもならぬ程度の超能力で、何が出来ると?」
「で、ですが大佐、万が一ということも──あの、あの憎悪のエネルギーは、尋常ではありません──」
「私は、ダークメサイアのリーダーとして、私情に流された裏切者どもを始末したまでのこと」
ヒューは、顔色ひとつ変えずに言い放った。
「ソーウェル大尉、君のテレパシー能力の高さは認めているが、仮に奴の憎悪とやらが〝尋常でない〟としても、力の使い方を知らねば、単なる無謀な愚か者に過ぎん。そういう身の程知らずの行為を、確か日本語では〝蟷螂の斧〟とか言うのではないかね」
「マッカーサー大佐」
横合から、別の、比較的落ち着いた女声が挟まれる。
「あの子の潜在能力は底なし沼ですわ、それは何度も報告を──」
「まだ言わせる気か、レイズ少佐」
ごく僅かに苛立った様子で相手の言葉を遮ったヒューは、ぐるりと部下達を睥睨した。
「お前達は、あんな若造に怖じ気づいたのか?」
地球連邦軍情報局トーキョー・シティ支局の地下会議室に集まっていたダークメサイアのメンバー達は、戸惑ったように目を伏せた。連邦軍情報局の特殊処理部──言葉を換えれば、Aランク以上の超能力者の集まり──に所属する士官下士官達の中でも、特に困難な任務や汚れ仕事を進んで引き受け成功させるという目的の下に集まっている彼らは、これまで十年以上に亙り、ヒュー・マッカーサーという無類の指揮官に率いられ、目覚ましい成果を上げ続けてきた。だが、ひとりの若い日本人が彼らの視界に入るようになった頃から、その歯車が狂い始めたのだ……。
……この(↑)目次を外せないかなあと思っているところ(汗)。
章組みしている中編小説なら便利なのですが、今回のような短い部分抜粋を載せたい時に、これが表示されると「ナニコレ?」状態に陥りますので(苦笑)。
=== 5/11 01:29 追記 ===
縦書き文庫さまの方で、見出しタグがない場合は目次を出さないように変更してくださいました。有難うございます(深謝)。
=== 追記此処まで ===
なお、しれっと掲載したのは、現在叩いている作品のプロローグ部分の、更にその冒頭。
複数巻必要な長編では使えないけど使ってみたい装幀の本を出してみようと、単発物に出来そうな、ウン十年前にコピー誌に連載した、それ以前の作品群よりは少しマシな作品をリライトし出してみたところ、がんがん長くなり始めまして……現時点で、此処に載せた分量の倍ぐらい書いてしまい、しかもなおプロローグの半分ぐらいしか来ていないという為体《ていたらく》でございます……。
そもそも、元が、中学生の頃から書いていた長編シリーズ物の一エピソードという位置付けの作品でしたから、「読者は既に前作の数々を御存じ」という無意識の甘えが今読み返すと物凄く(汗)、改めて単発作品として出そうと思うと、世界の約束事を諄《くど》くならない程度に早期に混ぜ込んでいかねばならない、あーんど、登場人物の関係も以下同文、という訳で、長くなるのは当たり前と言えば当たり前なんですけどね(苦笑)。
此処に載せたモノ自体は何しろ未推敲の代物なので些かアレですが、「あー、『通り名はムーンストーン』と同じ地球世界を使った未来物なのね」と生温かく眺めてやってください。……えー、そして、コレの大元の作品を御存じだという皆様、くれぐれも、掲載誌のお掘り起こしなどなさいませんように(爆)。
=== 2014/02/28 追記 ===
参照先が変わって読み込めなくなっていたことに気付いたので(汗)、追い掛けて色々修正しました(苦笑)。
御紹介したブログ記事も、こちらに変わっています。