野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

2018年5月アーカイブ(古→新)

 直前になって済みません、5月6日開催のオールジャンルイベント「花鳥風月 138」への委託予定リストをアップ致します。

花鳥風月138 サークルカット
配置 : 委託 5

 今回は、前回まさかの委託分全冊買いという神がおわした(平伏)ことを受け、拙サークルの看板作品である『ミディアミルド物語』の、前回委託分の続きに当たる部分を含む6種を委託致します。
 初委託となるのは、前回委託分の続きに当たる本伝6巻及び7巻並びに外伝集5巻です。
 ……これも出てしまうようなら、残る既刊4冊の委託も考えますね(汗)。

 『ミディアミルド物語』とは、ざくざくざっくり言えば、架空の世界“ミディアミルド”の一地域を舞台にした、“ミディアミルド版『三国志』”です(爆)。
 御興味を持ってくださった方は、作品概要や既刊全ての情報などをひと通り御覧になれるこちらのページなどもどうぞ~。
 (サークルカットには、過去に描いていただいた主人公その2のカットを掲載していますが、現在は挿画はございませんので御了承ください(汗))

 なお、続きだけを預けるのも「初めての方」を全く考慮していないようで気が引けますので、本伝1巻2巻と外伝集1巻も併せて委託しています。
 何処からどう読むかは読み手の皆様の自由ですので、例えばいきなり外伝集に手を出されても無問題(笑)。外伝集は、本伝を読んでいない方でも「何となくわかる」感じで読めるようにと思いながら執筆しておりますので、お気が向かれた巻からどうぞお手に取ってやってくださいませ。

 それでは、以下、書影付きで紹介致します。



全て既刊、後半3冊が花鳥風月では初頒布
▼ 架空世界を舞台とした歴史群像劇 『ミディアミルド物語』シリーズ (推奨する購読順に掲載)

『ナブ・ナブオーヴァ』 ■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-(改訂第五版)
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……
 A5判、124ページ、頒価500円。
 架空世界〝ミディアミルド〟は、所謂《いわゆる》超能力者が当たり前にごろごろしている世界です。但し、その〝超能力〟は、我々が言うところの「ちょっと足が速い」とか「ちょっと耳がいい」とか、そういった程度のものでしかありません(苦笑)。
 そして、ミディアミルド語で「ナブ」は、否定を表わす言葉。「オーヴァ」は〝能力〟或いは〝能力者〟を指す言葉。と、いうことは……
 因みに、本伝は現在、10巻まで刊行されています。

 第四版での誤りや用字等を改め、第五版となりました。

『鷹の子』 ■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……
 A5判、164ページ、頒価600円。
 主人公その2であるケーデル・フェグラムが登場します。
 リライトしたおかげで新たな章が幾つも追加され、リライト前とは最も異なる一冊となりました。

『清水は未だ青く』 ■ 清水《せいすい》は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、十七歳の秋、一頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
 A5判、124ページ、頒価500円。
 本伝2巻と3巻との間でお読みになることを強く推奨しています。
 マーナの女性武人デフィラ・セドリックを中心に据えた外伝集です。
 リライトしたことにより、新章が増えたばかりか収録作品自体が増えております(汗)。
 なお、外伝集は、現在6冊刊行済みです。本伝と異なり続き物ではありませんので、それぞれ単独でも読めます。

『遠きが故に』 ■ 遠きが故に -ミディアミルド物語 6-
 マーナとレーナの国境の村ステイクで倒れ、辛うじて救出されたが仮死状態に陥ってしまったミディアム・サーガ。長老候補ソフィア・レグは、目を覚まさぬミディアムをエルの町まで移送してみたものの、快復の手立てを掴めずにいた。そこへ、ひとりの優れた薬師《くすし》がふらりとエルに姿を現わした、という知らせが飛び込んでくる……
 A5判、172ページ、頒価600円。
 主人公その2.7《にーてんなな》であるジョディアン・ヴィルマーが、しれっと登場します。

『縄なき繋縛』 ■ 縄なき繋縛《けいばく》 -ミディアミルド物語 7-
 レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
 A5判、132ページ、頒価500円。
 この巻のメインディッシュは何と言っても〝タリー・ロファの面目ない話〟でしょう。
 ……前半、ケーデル・フェグラムの受難話も混じっておりますが(汗)。

『レーナから来た青年』 ■ レーナから来た青年 -ミディアミルド物語外伝集 5-
 マーナ暦デリーラ六年仲冬第二月、マーナ第一王女の婚礼祝賀の席に、近国レーナからの使節の一員として、ソフィア・レグという青年が居た。マーナ王ララド・オーディルは、奇妙なことに、以前その青年と何処かで出会っているような気分を拭い去れないでいた……
 表題作の他、「ある茶話会の風景」、「ダランドー叔父様との思い出」、「シベルリン小景」、「最後の夏」、「闇に向かって走れ」を収録。
 A5判、116ページ、頒価500円。
 『ミディアミルド物語』の外伝集は本伝未読でも構わないという作りになっていますが、これは割に短い作品が集まっており、そういう点では取っ付き易い外伝集かなとは思います。
 なお、テキスト系同人誌即売会「Text-Revolutions」(以降「テキレボ」)の第5回で開催された「伯父/叔父コレクション」に、本外伝集に収録の「ダランドー叔父様との思い出」で参加し、主催のオカワダアキナさんから有難いレビューを頂きました(深謝)。




 以上、当日「花鳥風月」会場(くにびきメッセ@島根県松江市)に足をお運びの皆様、御遠慮なく覗いていってやってください。
 委託サークルナンバーは、「5」となっております。
 委託品は、2冊ずつ(いずれも見本誌を除く)としております。
 万が一にも品切れの際は御容赦ください。

 此処に掲げられていない情報は、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

 なお、今回の委託品については、創作文芸見本誌会場「Happy Reading」にも見本を投稿済みですので、併せて御覧ください。こちらのページからどうぞ。
 テキスト版の試し読みは短いですが、PDF版は結構がっつり(場合によっては一章丸々、短編は一本フルで)提供しておりますので、出来れば、紙媒体と同じ組み方になっているそちらをダウンロードしてやっていただければ幸いでございます。
 (紙媒体作品目録にも、本伝外伝集とで掲載位置は分かれていますが、各巻毎に試し読みを置いてあります。基本的に、「Happy Reading」さん掲載分とは別の部分です)

「Happy Reading」掲載ページ
   ■ ナブ・ナブオーヴァ → こちらから
   ■ 鷹の子 → こちらから
   ■ 清水は未だ青く → こちらから
   ■ 遠きが故に → こちらから
   ■ 縄なき繋縛 → こちらから
   ■ レーナから来た青年 → こちらから

 2018年5月14日未明、『魔剣士サラ=フィンク』を、「トータル・エピローグ」まで書き終えました。


 1992年4月20日刊行の『芸術研究誌 AIM』創刊号で連載を始めてから26年、ようやく完結です。
 ……まあ、此処から推敲・推敲・版下原稿作成・推敲・版下原稿作成の日々に移行するわけですが(汗)。

 ジャンル的には、所謂“剣と魔法”が幅を利かせる(汗)中世~近世西洋風(東洋風のエリアもある)架空世界を舞台にしている、ハイファンタジー。……昔は「多分ライトファンタジー」と言っていたのですが、ライトか? とツッコミが入りそうな気もするお話なので、最近は殆ど「ライトファンタジー」とは自称しないようにしていますね(苦笑)。言ったとしても、「ライト」の後ろに「(?)」を付けたり(爆)。まあ、ややへヴィな部分もないではないですが、ダークではないなとは思っております。
 大体どんな感じの作品か、という辺りは、過去にアップした「タグ「自分のことはさておきとりあえず(略)」への回答」とか、「たまには進捗の話を」とか、サイト内の試し読みとかとかとか……で掴んでいただければ。

 2013年頃から、「いずれ第一部と第二部を一冊に纏めて出す!」と声を大に(?)していた本作ですが、


 ……ワープロ専用機時代に作成した「第一部総集編」及び第二部の『AIM』連載済み分の移植&リライトに大いに手間取っただけでなく、新規に執筆していた続きの方が順調に長くなったこともありまして(汗)、此処まで掛かってしまった支第です。

 ワープロ専用機時代のテキスト移植は、2013年には始めていたにも拘らず、


 ……見ての通り昨年12月まで掛かりましたし、続きの執筆の方も、


 ……こーゆー為体でしたからね……(苦笑)。
 この数年間の、『魔剣士サラ=フィンク』絡みのツイートをツイログで見ていると、「ホニャララというイベントに間に合わせたい……」という趣旨の発言が頻出しているのですが、「……そっから間に合うわけねーだろ、結局800ページ超になったんだぞ……」と半笑いが浮かびますね……。

 という訳で、今年こそ! 夏コミに間に合わせます。
 但し、表紙込み820ページは下らない作品となります為、印刷製本は丸背に出来る上製本一択。元々「懐事情の許す範囲で、自分がやりたい装幀で出す、持ち出し上等」で活動してはおりますが、拙サークルの他作品とのバランス上からも、頒価は英世さん3枚が避けられない情勢となっております(※因みに、現在拙サークルで最厚の332ページ『まなざし』各巻は、1,500円で頒布)。……いや、流石に、この厚さの本を2,000円台で出すのは憚られますわ(汗)。
 お手に取りづらい厚さと頒価になってしまいそうで恐縮ですが、御寛恕いただければ幸いです。



【2018年7月23日追記】
 ……そう言えば、その後、以下の如き事態が発覚しまして、最終的に表紙込み820ページに落ち着いております。


 総ページ数が800超えの本なのに、ノンブル110から一気に20も間が飛んでおりましてね(汗)、いや、ホント、ノンブル修正が大変でしたし、無茶苦茶焦りましたよ……(苦笑)。

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