たまには、こっちに書きますかねえ。
ツイッターだと、この種の雑談は、字数が足りなくて語り切れない上に、それでも語ろうとするとツイート数が無駄に増える、という性質を持っていますので(苦笑)。
という訳で(?)、中学~高校時代に書いていた『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの中から、某作品を、現在リライト中です。
ええ、いつぞや少しだけ此処でもお出しした、アレです。
実は一昨日、よーやっと序章のリライトが終わり、一太郎に移植出来ました。
……って、あのう、これ、本編が11章もある作品なんですけど……(焦)。
元々は、巻数を重ねる続き物では使えない装幀を試してみたい、でも、本に出来る手頃な単発作品が見当たらない(汗)……という事情から、こっ恥ずかしい過去作品を読み返し、手直しすれば何とか見られるものになりそうな一篇を発掘して、割に軽い気持ちでリライトを始めてみたものでございます。
ところが、昔の文章、これがまあとにかく事前予想を遙かに超える描写の粗さでして……我慢出来ずに手を入れまくっていったら、同じなのはプロットぐらいというほど、元の作品と掛け離れた代物になりつつあります(苦笑)。
こんな状態で、あと11章もリライトしていて、次のイベント(無事に受かっていれば来月20日のコミティア)に間に合うのでしょうか(汗)。……あ、いえ、無論、前にチラ見せした5月からずーっと書き続けていて一昨日やっと仕上がった、というわけではありません。皆様御存じの通り『ミディアミルド物語』の外伝集刊行が間に挟まっていますし、他にも、『魔剣士サラ=フィンク』の続きの執筆に取り掛かったり、『ミディアミルド物語』本伝8巻の原稿を叩いたり、などしておりましたから(苦笑)。
『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの主人公は、クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》くん。
中高生の頃に描きがちな(?)キャラクター、〝突然に超・超能力に目覚めてしまった青少年〟ですね(苦笑)。
シリーズのスタート地点が2107年となっていますが、例によって例の如く、SFだともアクションだとも言えやしない作品群。どうしても何かジャンル名を付けろと言われれば〝未来世界物(?)〟……ええ、つまり、あの『通り名はムーストーン』と同じ世界の、100年近く過去の時代から始まる物語です。
高校時代、現在の『ミディアミルド物語』の原型となった所謂〝改訂前版〟を書き始めるまでは、シリーズ物として、彼の登場する話を色々と書き散らしておりました。
今の私の目で読み返すと、シリーズ中のどの作品も、物凄ーく大雑把なプロットを言えば、
……の、よーな気がします(爆)。
で、彼が大変な目に遭う場面ばかりで筆が乗り、結果なかなか完結させられないという、典型的な〝物書きはサディスト〟モードでした(苦笑)。……今、「過去形にするな!」という抗議の声が里内から聞こえた気がしますが、取り敢えず脇へ置いておいて~と。
そんな次第で、リライト中の作品も、そーゆー基本プロットに見事に嵌まっています。
執筆当時のタイトルは「Rhapsodic Requiem」……あの話がどうしてこんなタイトルになるのか、今となっては意味がわかりませんわ(苦笑)。
これ、当時友人知人達が発行し、その友人達と一緒に参加していたコピー同人誌に、せっせと連載しておりました。書き溜めた話をとにかく少しでも早く読んでもらいたいばっかりに、増刊と称したコピー誌を拵えて途中の章を一気に載せるという禁断の荒技まで使っています。……いやはや、恐ろしいことを。今の私の目から見ると、随分と極道ですよ、このやり方(汗)。本誌の他に増刊も買っておかないと、次号でいきなり話が何章も先に進んでます、って……何という大顰蹙モノの仕打ちかと、当時の購読者様達に謝りたくなります(滝汗)。
そして、しかも、案の定、「次号、いよいよ最終回!」とラストに書かれている第10章の原稿までしか存在しないという、安定の未完成っぷり(爆)。
……ただ、その第10章の原稿が手許に残っているということは、編集サイドに原稿を提出出来ていないということで(原稿返却はないシステムだったので)……んー、どうやら、第9章まで連載したところで、掲載誌自体が出なくなってしまった模様でございます(汗)。
現在、本編自体のリライトに入っておりますが、昔の文章を読んでいたら恥ずかしさの余り身悶えするばかりでなく、文章の余りの粗さに笑い出してしまい、結果、筆が全く進まなくなる傾向が強まっている為(汗)、大まかなプロットだけを頭に入れて書き進めようかなーと思案しています。……何かもう、リライトってレベルで済まなくなってますよね(苦笑)。
……本当にコミティアに間に合うのかなあと自問しつつ、ひとまず、執筆経過の御報告まで。