【第5回 登録作品】真昼の月の物語

基本データ
【作者】 深海いわし
【テキレボ8 参加予定サークル名】 雨の庭
【テキレボ8 ブース番号】 B-40

【作品シリーズ名またはタイトル名】 真昼の月の物語
【読み】 マヒルノツキノモノガタリ
【現在の巻数/完結済みか否か】 3巻/以下続刊(テキレボ8にて4巻刊行予定!)
【未完の場合、巻数見込み】 全8巻完結予定
【表紙絵・挿画等あれば作者】 表紙デザイン・登場人物紹介イラスト:深海いわし 表紙写真・素材:PEXELS等

【ジャンル、キーワード等】 一次創作、SF恋愛ファンタジー、青年少女、両片思い、じれじれ、遠未来

【簡単な説明】
 記憶喪失で自分の意思と無関係に瞬間転移してしまう能力を持った少女フィラは、新しく領主としてやって来た聖騎士団団長ジュリアンが、フィラと親しくしている左官屋の記憶を奪うシーンを目撃してしまう。記憶を奪う行為を許せないフィラだが、どうやらジュリアンにはそうせざるを得ない理由があるようで――。
 フィラの中に眠る力を狙って現れる魔女、真昼の空に消える月、聖騎士団の上位機関にあたるリラ教会内部の確執、閉ざされた町の秘密……様々な謎に翻弄されながら、フィラとジュリアンは少しずつ距離を縮めていく。
 残酷な宿命を抱えた青年と一途な少女が、機械と魔法の共存する荒廃した世界で惹かれ合う恋愛SFファンタジー。

各巻紹介
第1巻
【タイトル】 第一巻 晴雨の章
【読み】 ダイイッカン セイウノショウ
【初版発行日等】 2017年7月7日

『第一巻 晴雨の章』
【判型】 文庫
【表紙込みページ数】 280p
【頒価】 1,000円

【簡単な導入等】
 閉ざされた町ユリンで暮らす記憶喪失の少女フィラは、領主としてやってきた聖騎士ジュリアンと出会ったことで光の巫女の力を巡る戦いに巻き込まれていく。ジュリアンとの最悪の出会い、闇の竜との出会い。子猫の姿をした光の神ティナや、双子の妹フィアとの再会。様々な出会いと再会を通して、少しずつフィラの中のジュリアンへの不信感は薄れていく。

【試し読み等】 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154904351(カクヨムにて全編公開済み)
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/3789



第2巻
【タイトル】 第二巻 雲翳の章
【読み】 ダイニカン ウンエイノショウ
【初版発行日等】 2018年1月7日

『第二巻 雲翳の章』 【判型】 文庫
【表紙込みページ数】 276p
【頒価】 1,000円

【簡単な導入等】
 子猫の姿をした光の神ティナと、生き別れになっていた妹フィア。ジュリアンと出会ってから、フィラの周囲では少しずつ状況が動き始めている。
そんなとき、中央省庁区から来る視察団のために歓迎パーティーが開かれることになったが、ジュリアンには視察団からフィラの存在を隠しておきたい事情があるようで……。

【試し読み等】 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154904351(カクヨムにて全編公開済み)
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/4975



第3巻
【タイトル】 第三巻 遠雷の章
【読み】 ダイサンカン エンライノショウ
【初版発行日等】 2018年7月16日

『第三巻 遠雷の章』
【判型】 文庫
【表紙込みページ数】 284p
【頒価】 1,000円

【簡単な導入等】
 しばしの間ユリンを離れていたジュリアンが戻ってきた。戦場の匂いを引き連れて帰ってきたジュリアンの姿に、フィラは衝撃を受けながらも、思わず手を差し伸べてしまう。
 フィラの中に眠る力。それを狙う黒衣の魔女。まどろみの中にあったユリンの平和が、ついに脅かされる。



第4巻
【タイトル】 第四巻 黒雨の章
【読み】 ダイヨンカン コクウノショウ
【初版発行日等】 2019年3月21日

『第四巻 黒雨の章』
【判型】 文庫
【表紙込みページ数】 284p
【頒価】 1,000円

【簡単な導入等】
 ついに魔女との決戦が迫る。己の中にある力を制御できるよう訓練しながらも守られることしかできないフィラは、戦いの中でジュリアンが背負う宿命と責任の重さを感じていく。
 魔女との戦い。その後に待つひとときの平穏とほの見える不穏の中で、フィラとジュリアンは少しずつ距離を縮めていく。

【試し読み等】 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154904351(カクヨムにて全編公開済み)
【テキレボWebカタログ】 https://plag.me/p/textrevo08/6419

補足事項
【今後の見どころ等】
 全八巻完結予定で、Web版は完結済。
 様々な危機を乗り越えて絆を深め合いながらも、互いの気持ちを伝えきれないジュリアンとフィラ。
 フィラは婚約者として連れて来られた中央省庁区で、ジュリアンの両親と過ごすうちにジュリアンの秘密を知っていくことになります。ジュリアンの正体と世界の秘密、謎の大陸グロス・ディアを目指す旅路――
 四巻以降、両片思いと世界観的な仕掛けをどんどん出していけるので、とても楽しんで書いております。この楽しさが伝わればとても嬉しいです!

【その他、作者からの補足・メッセージ等】
 真面目で責任感が強く、秘密を抱えた青年騎士と記憶喪失で一途な少女の組み合わせが大好物なんです! そこに大きな滅びを経て荒廃した世界と、竜や神様や滅びの過程で異形のものとなった生物や無生物が加わればそれはもうロマンの塊。
 ということで、ロマンを詰め込むあまりとても壮大な世界観になってしまいましたが、どうにか風呂敷を畳んで完結できた、と思っているお話です。
 主人公たち以外にも、強いお姉さんだけど危なっかしいリサや真面目すぎて融通が利かないカイ、リサとは違った方向性で強いお姉さんだけど実は良い人疑惑があるダスト、みんなのお兄さんランティス、ジュリアンと立場は敵対しているけどなぜか仲良し(?)の優男フランシスなど、ロマンを詰め込んだ登場人物たちの群像劇でもあります。
 楽しんでいただければ幸いです!