野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

【ネタバレ満載注意】 『レジェンダリィ・クレイン』クロニクル

 この夏に刊行した『捻り出しミックスナッツ』で、『レジェンダリィ・クレイン』(以下、略称の「レジクレ」)シリーズの作品をリライトしたことで、困ったことに、主人公・頼山紀博《よりやま のりひろ》君が「千美生の里」内でちょっとばかり活性化してしまいまして(汗)。
 公私共にくっっっっそ修羅場だったのに発表出来る当てのない短編が生えてきたり(汗)、発表レベルには遠かった(所謂「電車の中で読めないレベル」だった)短編のリライトが進んだり(でもまだ「電車の中では読みづらいレベル」だ(汗))、書き直す時間が取れそうにない様々な断片が少しずつ伸びたり(汗)……どれもこれも「すぐに本に出来る当てがない」という点で、本っっ当に困った代物です(苦笑)。
 特に、紀博君の後半生を色々と引っ掻き回……も、もとい左右する存在と言っても決して過言ではない女性アリーズさんが、紀博君と同じくらい元気でな……彼女の絡むエピソードが生える生える生える(汗)。順番無視して、後半生に当たる時代の話から先に外に出すべきかしらんと血迷った考えが過《よぎ》るくらいです(苦笑)。
 ……まあ、元々、いきなり『エモーショナル・サイオニック』(以下、略称の「エモサイ」)を出してるくらいですから、順番通りに出してなんぞおりませんがな? (爆)

 という訳で(?)、レジクレ・クロニクル(?)について、少しだけ(……?)語ってみようと思います。……は、はい、取り敢えず吐き出しますから、何卒鎮まりたまえ紀博君~(汗)。

 なお、この記事を読むに際して知っておいた方が楽かもしれないレジクレの背景となる世界観そのものについては、過去記事に譲りますので、そちらで大体掴んでいただければと存じます。

 なおなお、この記事自体が壮烈なネタバレを多数含みますので、何も知らない状態で作品に接したい、という方は回れ右していただけますと幸いです。

 なおなおなお、当作の性質上、『ミディアミルド物語』最終盤の展開にも関係するネタバレまで転がっていますので、当該作のネタバレを見たくない方は全速後退でお願いします(汗)。




サイオニックとしての覚醒まで
 或る種の大ネタバレをいきなり噛ましますが(汗)、紀博君の超能力者《サイオニック》としての力は、物凄く厳密に言うと、全き彼自身の力とは言い切れないものです。
 彼の力の特徴的な部分は、“守るべき人”と呼ばれる存在の魂(らしきもの)に依拠しているのだそうです……という辺りは、後にサイオニックとして覚醒後の紀博君が辿り着くことになる『ミディアミルド物語』(以下、略称の「MMS」)の舞台ミディアミルドで聞かされること。つまり、紀博君は、MMSの主人公その1たるミディアム・サーガ君の“後任者”なのです……ってゆーか、レジクレの方が物語としての成立年は遙かに早いので、里内ではミディアム君の方が“紀博君の前任者”扱いされているわけですけれど(笑)。
 で、当の“守るべき人”の魂ですが、被選定者(ミディアム君とか紀博君とか)の魂と融合した状態で生まれてきて、或る時期まではその本来の力を完全に隠蔽する方向で働くのですが、時期が来ると、大体に於いて爆発的に覚醒。その時に発現するのが、強大な力を使う際に瞳の色が赤変する、所謂“赤い瞳”と、「一度でも自分が見たり身に受けたりした能力は予知を除けば全て使えるようになる」という特殊な学習能力を併せ持つ“鏡写し応じ返し《サイキックミラー》”――相手が掛けてきた技をそっくりそのまま若しくは二倍三倍にして相手に返す技――です。

 ただ、紀博君の場合、少し奇妙な状況を辿ります。
 中学時代、生命を脅かされるような危機的状況に追い込まれた際に一度“赤い瞳”もサイキックミラーも顕現するのですが、“守るべき人”が「まだ早い」と判断したのか、紀博君自身の記憶からは脱落。高校時代に再び危機的な状況に直面するまで……中学時代の彼の覚醒を掴んでいた太陽系連邦情報局特殊処理部(端的に言うと、サイオニックばかりを集めている部隊)の秘密結社ダークメサイアが接触してくるまで、本人は自分がサイオニックであることを綺麗さっぱり忘れたまま学生生活を送る、という状態でした。
 しかし、高校三年生の時、ダークメサイアへの勧誘を拒絶したことから、凄まじい勢いで“本格的な覚醒”への道が拓かれてゆきます。ダークメサイアのリーダーであるヒュー・マッカーサー大佐から、親友、肉親、友人の命を次々と目の前で奪われ……そして、結婚を約束していた後輩の命までもが奪われたことで、彼の“伝説的な力《レジェンダリィ・サイキックパワー》”は遂に解放されてしまうことになるのです。
 この本格的覚醒の件は既にエモサイの序章でも書いておりますので、そちらを御覧ください(おい)。

『エモーショナル・サイオニック』 エモーショナル・サイオニック -レジェンダリィ・クレイン-
 銀河連邦の植民惑星間を航行する旅客船フェントーク号が、バニラ星上空で原因不明の操船不能に陥り、墜落──挙式間近の婚約者《フィアンセ》をこの事故で喪ったジュード・ナリタ青年は、だが、それが事故ではなく、二百年以上も生きている伝説の超能力者《レジェンダリィ・サイオニック》クレイン・ロードにより人為的に引き起こされたものだと証し立てる映像を見せられる……
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博青年が主人公のシリーズから一作品を選び、大幅に加筆改稿。書き下ろし番外編「異動」も収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 続き物ではなく、単巻読み切りです。
 超能力者は出てきますし、舞台も(野間みつね世界の)未来世界ではあるのですが、SFともアクションとも言えないSFモドキです(汗)。

 他、この時代を描いているレジクレ作品は、以下に収録されています。

『蔵出しミックスナッツ』 蔵出しミックスナッツ -ジャンルごた混ぜ短編小説集-
 「歩出斉城門、遙望蕩陰里……」 聞こえてきた歌声に、青年は覚えず足を止めた。
 一次創作5本「梁父吟 習作」、「Yoriyama Brothers」(『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「落星前夜 習作」、「Escape!」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「星祭りにはまだ早い」(『通り名はムーンストーン』シリーズより)と、二次的著作物ではない二次創作(『四番目の魔道士』と同じ背景世界を持つ)2本「伝説の前に」、「誓言から逃げる魔道師」を、7本それぞれ全てリライト/リバイスして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 長編体質の野間みつねにしては珍しい、短編集です。
 半ば突発的に刊行しました(汗)。
 レジクレ物は、紀博君とその兄である倫秋《みちとき》君そして後に紀博君の婚約者になる杉原美知佳《すぎはら みちか》さんが登場する「Yoriyama Brothers」です。

『掘り出しミックスナッツ』 掘り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 2-
 ふと立ち寄った図書館で見付けたのは、俺の母校の卒業アルバムだった。……しかも、俺が卒業した、百年前の。
 一次創作4本「百年目の再会」、「倫秋兄様《みちときにいさま》奮戦記」(双方『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「それは、二月十五日の夜に」(『綺譚 月石の民』シリーズより)、「最後の帰郷」と、二次的著作物ではない二次創作(『小説BADOMA』と同じ背景世界を持つ)「器を巡りて」を、それぞれ全てリライト/リバイス/書き下ろしして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第二弾です。
 レジクレ物は、「百年目の再会」と「倫秋兄様奮戦記」です。但し、「百年目の再会」の方は、紀博君がサイオニックとして覚醒して後のお話です。

『掘り出しミックスナッツ』 捻り出しミックスナッツ  -ジャンルごた混ぜ短編小説集 3-
 銀河連邦の植民惑星のひとつソイ星で生まれ育った少女レベッカは、或る日、風変わりな目的を持って出掛けた場所で、不思議な青年と出会う……
 一次創作4本「肖像画《ポートレイト》」、「引退」、「今回限り」(以上、『レジェンダリィ・クレイン』シリーズより)、「ミンヘの場合」(『綺譚 月石の民』シリーズより)と、二次創作(『小説BADOMA』の番外編)「来訪者」を、リライト/リバイス/書き下ろして収録。
 A5判、60ページ、頒価300円。
 ジャンルごた混ぜ短編小説集、第三弾です。
 レジクレ物は、「肖像画」、「引退」及び「今回限り」です。但し、「肖像画」と「今回限り」は、紀博君がサイオニックとして覚醒して後のお話です。

伝説の始まり
 覚醒後の紀博君は、2112年4月からニューヨーク・シティ――その昔は「アメリカ合衆国」と呼ばれていた地域の一部――へ渡って半年ほど働いた後、「何処でもいいから、自分が行くべき場所へ」という一種無謀な“瞬間移動《テレポーテーション》”により、地球そのものを遠く離れてしまいます(おいおい)。
 その時に辿り着くのが、MMSの舞台であるミディアミルド(おいおいおい)。彼はそこで、自分の“前任者”であるミディアム・サーガ、そして“守るべき人”の存在について聞かされることになるのです。
 むっちゃぶっちゃけ気味に言いますと、“守るべき人”は、遠い遠い過去の時代から様々な星を巡って“巨きな何ものかを守る為に苛酷且つ困難な役目を負うことになる”者を選んで生誕前に平和裡に取り憑き(……身も蓋もないな(汗))、その被選定者に、先述の能力を始めとした“伝説的な力”と、当人にとって最適な肉体年齢に達して後は老いることなき肉体と、尋常ならぬ死とを与える……存在なのだとか。んで、サイキックミラーに付随する学習能力を以てしても予知能力だけは決して身に付かないものの、死を間近に控えた時にだけ予知が訪れ、為すべきことを為してから逝けと当人に悟らせるのだとか何とか。

 で、ミディアミルドで色々あって後、西暦2113年末に地球へ戻ってきた紀博君は、“謎の生命体”の襲来により滅亡の危機に瀕している“赤い地球”の姿を目の当たりにします。
 所謂“赤星事変《せきせいじへん》”と呼ばれる災厄です。
 神出鬼没、不定形……などなどの特性から銀河連邦軍――あ、2112年に植民惑星マスタードへの正式な移民が開始されたことを機に、「太陽系連邦」から「銀河連邦」に改称しています――を翻弄し寄せ付けなかった“謎の生命体”ですが、紀博君のレジェンダリィ・サイキックパワーに惹き寄せられ、自ら襲ってきます。……居所を掴もうと努力しなくても向こうから来てくれるという点では、銀河連邦軍より紀博君の方が遙かに楽をしているという説も(苦笑)。
 何だかんだで、その“謎の生命体”が取り込んでいた“地球のエネルギー”を地球に還元する形で返り討ちにしたことで、彼は、地球を滅亡の危機から救うことになります。……そのまま姿を消せれば後々の面倒に巻き込まれることもなかったんでしょうが、力を使い果たす恰好で一時倒れてしまったことで、地上へ偵察に出てきた銀河連邦軍情報局の将校(旧知の)に発見されてしまい(笑)、一時的にながら“収容”の憂き目に遭う羽目に。
 この時、彼が“謎の生命体”を倒して“地球を救った”ことを銀河連邦軍情報局に把握されてしまったことが、彼の“伝説”が巷《ちまた》に洩れ流れて広まることになった“元凶”とも言えるでしょう(汗)。

銀河連邦軍情報局とロキシード・コンツェルン、そしてルーク博士
 以後の紀博君は、彼の力を利用したい、或いは危険/邪魔だから抹殺したい、と考える銀河連邦軍情報局、そして超巨大独占企業体《ハイパー・コンツェルン》であるロキシードなどから、折々に狙われる身となります。

 情報局は、かつて特殊処理部内に存在した秘密結社ダークメサイアとの因縁もあるから狙われても仕方ないところがあり(汗)、また、ニューヨーク・シティ……に向かう前に一時滞在したアンカレジ・シティで知り合って奇妙な友情を結ぶことになった情報局特殊処理部の将校・吉沢満《よしざわ みつる》君――最終的には情報局の長官にまで昇り詰めた――も居ましたので、紀博君にとっては「何が何でも絶対拒絶」というほどの相手ではなく、場合によっては協力関係を築くこともありました。

 他方、ロキシード・コンツェルンは、「問答無用で絶対拒絶」の相手だったようです。ロキシードが「植民惑星内での内乱や抗争を煽って両陣営に兵器を売り付けるという“戦争屋”の顔を持っていた」ことが最大の理由ですが、殺された親友が継ぐ筈だった独占企業体を地球復興のどさくさ紛れに吸収してしまった奴ら、という辺りも気に入らなかったのかもしれませんな(汗)……ってゆーか、その吸収の動きを阻止してくれと道野コンツェルン側の関係筋(※当の道野家ではない)から依頼され、断わり切れず引き受けたものの最終的には防ぐことが出来ず、しかもその折の動きでロキシード側に存在を認識されることになってしまったんですわ紀博君てば(苦笑)。

 しかし、この時代(特に前半)の紀博君にとって、銀河連邦軍情報局やロキシード・コンツェルン以上に厄介だったのが、ジャスティ・ソニーヴ・ルーク博士でありました。
 ルーク博士は、2120年代から抗サイオニック兵器類を次々と世に送り出す天才ですが、銀河連邦軍情報局在籍時代に知った“伝説のクレイン《レジェンダリィ・クレイン》”こと紀博君を“またとない抗サイオニック兵器類の実験台”と見做して憚らず(汗)、「どれほど世間に評価されようとも、クレインに通用しない抗サイオニック装置など私にとって何の価値もない」と執念を燃やすような御仁でしたので(汗)、まーそれはそれは事ある毎に彼の実験に巻き込まれて色々と大変な目に遭わされることになる紀博君……
 ルーク博士亡き後も、博士が開発した抗サイオニック兵器類は折々に紀博君を苦しめ続けることになりますので、まさに“天敵”といったところでしょうか(汗)。

 大体二百年ほどの期間に亙るこの時代の作品で外に出ているのは、『掘り出しミックスナッツ』の「百年目の再会」、『捻り出しミックスナッツ』の「肖像画《ポートレイト》」、「今回限り」、そして略称エモサイこと『エモーショナル・サイオニック』です。
 また、エモサイより少し後の話になりますが、こちらにもひっそり潜んでいます。

『はたとせ』 はたとせ -「千美生の里」 20周年自選蒐-
 野間みつねが個人サークル活動を開始した1995年から出してきた刊行物の中から13本を収集、最後に当たる2015年のみ書き下ろし短編を収録。長編は章または節単位で抜粋(複数の場合あり)。中編・短編は丸ごと一本を掲載。架空世界物は無論、似非歴史物から未来世界物まで、幅広く採用。書き下ろし短編「V《ブイ》回収一件」は『レジェンダリィ・クレイン』シリーズ作品。
 なお、付録として、自家印刷製本の「『はたとせ』あとがきになり損ねた話」を同梱。上記の「V回収一件」だけでなく、こちらにも紀博君が登場(笑)。
 A5判、292ページ、頒価1,200円。
 どうにかこうにか292ページに抑え込んだので、頒価も1,200円に出来ました(汗)。
 作品は刊行順に収録されていますし、まさに20年を概観出来る豪華カタログとも言えます。
 因みに、区切り毎に扉ページを紙替えしていますので、小口や天地を見れば切れ目がわかります。なので、お好きな場所から開いて読むことも出来ますよ(笑)。

謎多き組織グラスラップと総統アリーズ
 情報局やロキシードと散々やり合ってきた経験により、不本意ながらもトラブル対処に慣れてきていた紀博君ですが、2310年代に大きな転機が訪れます。
 幼いサイオニックばかり集めて教育しているという、何を目的としているのか判然としない怪しげな組織、グラスラップ――流れてきたそんな情報に関心を持って接触してみたらば、その情報を流したこと自体が、グラスラップ側が紀博君を誘《おび》き寄せる為に仕掛けた罠(汗)。
 ところが、そのグラスラップの総統アリーズ嬢が紀博君を誘き出して捕まえた理由というのが、実はホニャララだったという……(色々誤魔化しておきまーす(笑))

 まー、そんなこんなで(こら)、アリーズさんには身も心も訝しいほどに惹かれてしまうものの、彼女が頂点に立つグラスラップに所属する超優秀なサイオニック(通称、グラスラップ・ソルジャー)達には折に触れて無茶苦茶やられて死の淵まで追い詰められ……「だって、あなたがそこに居るから」という大変理不尽な理由により(汗)、アリーズさんからグラスラップ・ソルジャー達を嗾けられる境涯に置かれてしまう紀博君なのでした……(苦笑)
 グラスラップは、イリーガルな活動も辞さない組織ですが、どうやらその根底には「サイオニックでも生きづらくない世の中を」という理念が潜んでいるらしく、紀博君としては対処に困惑させられる相手です。ズタボロにされること自体は迷惑極まりないものの、止《とど》めを刺されることはありませんし(これは総統が「何をどう仕掛けても構わないけど、死なせては駄目」と厳命しているから(苦笑))、何よりアリーズさん個人にはどうしても惹かれてしまう。単なる敵対関係には終わらず、しかし、だからと協力関係にもなり切れず。
 “永遠の十八歳”アリーズさんやグラスラップとの奇妙な関わりは、凡そ百五十年ばかり続くことになります。

「伝説がたり」 チラ見せ 伝説がたり
 「Text-Revolutions」名物(?)の「300字SSポストカードラリー」、第4回「桜」参加作品。
 架空の地球史の延長線上にある未来世界が舞台である『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの主人公に登場願いました(苦笑)。例によって、300字ギリギリでの書き下ろしです(汗)。
 ポストカードサイズ1枚、無料ですが、既に品切れです(汗)。タイトルに貼ってあるリンクを踏むと、全文&コメントが読める「300字企画」さんでの作品公開ページに跳べますので、そちらでどうぞ~。
 短い作品は得意ではないのですが、ネタが何とか落ちてきましたので頑張ってみました。
 紀博君とアリーズさんの、ささやかなデート風景です(笑)。

銀河連邦の弱体化と神聖銀河帝国の出現
 ……はっきり言って、紀博君の最晩年です。
 なので余り色々書けないのですが……予知能力がない筈の自分に訪れた、予知らしき光景……しつこいほど夢や白昼夢に見続けるその光景に「死期が近い」と悟った紀博君は、或る思いを胸に、自分が実在した痕跡を消そうと動き出します。ところが、その最中《さなか》に、銀河連邦弱体化に伴って“独立”誕生していた神聖銀河帝国の“神帝”が、「銀河連邦の主星の座にしがみつく地球をこの宇宙から消滅させる」と宣言。またしても滅亡の危機に直面することになった地球を何とか守れないか、神帝の“暴挙”を止めるにはどうすれば良いのか――有効な手立てを見出《みいだ》せず煩悶しつつも、自身が実在したという証拠になるデータを“破壊”し続けていた紀博君の前に、やがて、思わぬ事実が立ち現われます。
 そして、紀博君の一連の行動によって図らずも一旦は回避された……かに思われていた地球消滅の危機が再燃したと判明した時、それを阻止出来る最短距離に居たのは――? ……いや、それが誰なのかってことは勿論バレバレですわな(苦笑)。
 そして、全ての“役目”が終わった時、紀博君は、“守るべき人”の真実を知ることになるのです……。





 ……とまあ、ざっくりですが大体こんな感じのレジクレ年代記(?)が、中学時代からのウン十年間も里内に眠っておりまして(苦笑)。
 どれだけ里の外に作品の形として送り出せるかは不分明ですが、少しずつでも本の形に出来るといいな……と……(願)

 だから、ひとまず鎮まりたまえ紀博君~(汗)。
 今やってるMMS続刊の執筆が終わったら、君を出せそうな作品を何か選んで取り掛かってみますから(汗)。
 (……「いいから俺の話を先に書け、書ける時に(笑)」と言い返されそうな今日此頃……)

2019年7月

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