野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

2017年4月アーカイブ(古→新)

 4月1日(土)、「Texr-Revolutions」(以下、略称の「テキレボ」と記載)の第5回目に参加してまいりました。
 余り長くなり過ぎないよう気を付けつつ(汗)、当日のことなど記しておこうと思います。

 なお、当方が主催した続き物長編小説応援企画「長編上等」については、別途、当該企画に絞った御報告を企画公式サイトに先上げしておりますので、そちらを御覧いただければ幸いです。



 今回、当方のテキレボ参加史上初めて、弱いながらも雨に遭いました(笑)。
 まあ傘はキャリーバッグのベルトに突き刺して移動出来ましたので然程の荷物にはなりませんでしたが、テキレボは手搬入するディスプレイ用品が多いが為に他イベントより行き帰りの手荷物が多く、傘を差しての移動はちょっと大変でした(汗)。

 で、例によって例の如く、朝5時半起きで浅草へ向かい、会場設営から参加したわけですが……
 いやー、流石に、企画ブースと併せて3ブース分の設営は、開会に間に合いませんでした(爆)。……自サークルの方の設営は、ギリギリ開会直前に間に合いましたけど。

テキレボ5 A13-14
 今回は、作品完結後では初となる直参イベントでしたので、『小説BADOMA』と派生作品をメインに押し立て、また、「伯父/叔父コレクション」(以下、略称の「おじコレ」と記載)企画に参加したので、その参加作品である『ミディアミルド物語』の外伝集2冊を少し目立たせる感じの配置に。……本当は、もう少し『ミディアミルド物語』の1巻を目立つ高さに斜め置きしたかったのですが、有り合わせの品の組み合わせでは見本誌の安定が保てなかった(=逆に手に取りづらくなった)ので、普段通りに置きました。此処は次回以降の検討事項と致しましょう。
 ……B2ポスターは、作り直すゆとりがなかったので、去年の物に「全5巻完結しました!」という円形POPをくっつけております(汗)。

 なお、前回に続き参加した「300字SSポストカードラリー」の作品「伝説がたり」は、通りすがりに取り易いよう、机の角に近い位置に置きました。
 至近に、新作(?)の無料配布冊子『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』を積んでおくという、地味な営業を掛けてあります。……無料配布物は固めて置くというのが普段のディスプレイ方針なのですが、従前の無料配布はお持ちという方も結構おいでの筈で(苦笑)、敢えて別の場所に並べた次第です。

 見本誌棚の方には、今回参加した企画に絡む作品を、ほぼ必ず何かしら置くように致しました。
 「二次創作ノベルMAP」さん向けは『小説BADOMA』新刊と『月は欠けゆく』で比較的楽に選べたのですが、「キャラクターカタログ」さんの場合、前回のような「ふたりが絡む形で一緒に出てくる作品を手っ取り早く読める」便利な頒布物(!)がなかったので、ちょっと苦心しました……主人公同士が絡むのは、本伝だと5巻以降ですしね(汗)。悩んだ結果、それぞれのキャラが本伝で初登場する1巻(当たり前過ぎる(汗))と2巻とを選んでおきました。
 敢えて自分のブースからは見えない側に設置した(=読み手の側が、見本誌を手に取ったり置いたりする時に当方のブースが丁度目に入るようにした)ので、どれだけお手に取っていただけたかは正直見えませんでしたが……(苦笑)

 ……後日に思い至ったのですが、300字SSポスカラリー作品「伝説がたり」の関連作として『エモーショナル・サイオニック』も見本誌棚に置いておくべきでしたかねぇ(爆)。
 でも、あれは今迄、毎回置いてきたしなぁ(苦笑)。



 開会後、隣の「長編上等」ブースの設営が終わってから、手が空いている内に、と、お買い物代行でお求めいただいていた頒布物の納品書類を書き、えっちらおっちら2階の会議室へ。

 「はい、全部ありますね。……で、済みません、この書類が入っていた封筒に、上に貼るシールが入っていたと思うんですが……」

 ……みぎゃー! そう言えば、納品頒布物毎に一番上に貼るシールが封筒に入ってますよと事前メールに書かれていたわ(汗)。ふ、不覚。
 慌てて、蜻蛉返りで4階にシールを取りに戻りました。

 「シール忘れてくる人、ホント多いですねー……」

 ……エレベータのドアが閉まる寸前に耳にした、受付スタッフの方々の嘆息(汗)。
 本当に御免なさい(汗)。設営のドタバタで正直視野が異様に狭くなっていたので、封筒の底に沈んでいたシールの存在に気付いておりませんでした……。

 今回のお買い物代行では、代行申込があった頒布物を事前に全て教えていただけたので、準備が出来た上に、その分を除いての会場用搬入数を決めることが出来ました。物凄く有難かったです。
 ただ、次回はまたシステムが変わるとのこと。うーむ。
 ……私見を述べさせていただくと、お求めくださった方の申込番号までわかっていれば、その番号の箱に入れていくところまで納品時に出来る……番号順に入れていけば、途中で品切れになっても申込番号順に入れているので恨みっこなしだし、品切れ御免なさいカードなりペーパーなりを準備しておいて入れていくことも出来る……と思うんですが、そこまでは、サークルには任せられないでしょうかね……。

 代行分の納品を終えてから、今度は、アンソロの受け取りついでに、テキレボ名物お買い物チケットをガチャガチャで(笑)購入。……いや、自分が100円入れるんだろうと咄嗟に勘違いしちゃいますよね、あのマシーンを見たら(苦笑)。出てこない~と騒動していたら回す方向が反対だったとかいう間抜けをかましながら、グレープ味のラムネ付きをノーマルに頂きました。
 勿論、入手したチケットは会場内でフルに使わせていただきましたよ。その為のチケットですから(笑)。
 (余談ですが、れぼんちゃんトートは、隣接参加「猫文社」の藤木さんが買いに行かれるという時に、一緒に買ってきていただきました。……因みに、籤を引いたら、れぼんちゃんトートが当たったそうで(爆)、3つ持って戻ってこられましたわ(笑))

 午後からは、「長編上等」クイズ&スタンプラリーに代行で参加された方のラリーを代行実施して代行受付にラリーシートと参加賞・景品共々持ち込んだり、参加した企画のブースを回ったり、気になっていた御本を買いに回ったり。
 そんなこんなで、何かと気ぜわしい時間を過ごしていたのですが……

 「あの、済みません、こちらの『ミディアミルド物語』、何巻まであるんですか」

 とお尋ねの方が。

 「あ、えーと、本伝は全部で20巻予定なんですが、済みません、今のところまだ10巻までしか出てなくて、あとは外伝集が5冊……」
 「ええと……そうではなくて、今、全部で何冊あるんですか?」
 「あ、はい、15冊です」
 「全部でお幾らになりますか」
 「9,000円ですね」 ←何度もネタにしたおかげで頭に入っているので即答(汗)
 「お願いします」

 ……え。

 えええええーっっ !? !? !? !?

 女神降臨。


 いやホントに、20年以上、個人サークルとして創作文芸界隈で活動しておりますが、即売会の会場で「長編シリーズ全部下さい」と言われたことは皆無でして(震)。
 まだ『小説BADOMA』なら、全巻揃いましたし、5冊+番外編1冊の2,700円ですから、ちょっと頑張れば手を出せる範囲だと思いますが、『ミディアミルド物語』は思いっ切り「以下続刊」状態ですし、ほぼ諭吉さんおひとり消えちゃいますからね(汗)。

 件《くだん》の女神様は、

 「無料配布を読んで、読みたいと思って気になってたんですけど、前回のテキレボでは軍資金が足りなくて買えなくて……半年に1回しか来る機会がないですし、頑張って軍資金を用意してきたので、買えるだけ買おうと思ったんです」

 という趣旨のことを仰せでしたが、本当に有難いことです……(感涙)。
 勿論、「長編上等」当日企画のクイズ&スタンプラリーに参加していれば「お買い上げ有難うございまスタンプ」7つがぶっちぎりで押せるお買い上げ冊数でしたから、ラリーシートをお勧めして景品のキャンバスバッグを差し上げることが出来ましたが(汗)、他の方の御本も物凄く沢山買い込まれていたようですから、お帰りの荷物は相当に重かったのではないかと……無事に帰宅されたことを祈ります(深々と一礼)。



 当日ブースにお立ち寄りくださった方々、そして有難くも拙作をお求めくださった皆様(代行で御指名くださった方々も含めて)、本当に有難うございました。
 また、ほぼ立ちっ放しになりながらの3ブース切り回しで、企画ブースの景品などの荷物もとっちらかってしまい、同じ島の他の方々の御通行時に御迷惑をお掛けしてしまったと思います。申し訳ございませんでした。次回から今少し気を付けます……。

 次回のテキレボは10月28日とのこと、恐らく直接参加出来るのではないかと思います。
 「長編上等」企画はお休みさせていただきますが、スピンオフ的に、長編持ちのサークルさんが出されている「長編シリーズの番外的な作品」をおひとつチョイスしていただく「番外上等」マップを作成しようかなあ……などと考えてはいます……(流石に無配冊子は出しませんよ!)
 実現するかどうかは未知数ですが(汗)、もし企画立ち上げに至った時は、どうぞ宜しくお願いします。



【今回の五体投地】
 「おじコレ」企画にて、『レーナから来た青年』収録の「ダランドー叔父様との思い出」に、主催オカワダさんからの過分な「おじレビュー」を頂きました。

  ダランドー叔父様との思い出レーナから来た青年-ミディアミルド物語外伝集-5に収録

 心より御礼申し上げると共に、此処にリンクを貼らせていただく次第です。

 4月23日に福島県会津若松市の「アピオスペース」にて開催されるオールジャンルイベント「ADVENTURES in 会津62」への委託品リストをアップ致します。

THE ADVENTURES 年間委託 サークルカット
配置 : 委託 3

 二次創作である『小説BADOMA』シリーズを、ADV企画さんのオールジャンルイベントに年間委託させていただいております。
 ……因みに、本作は勝手なノベライズという二次創作ではありますが、元となる『BADOMA』自体が限られた機種でのみ展開された超マイナーゲームですので(汗)、原作知識の全くない読み手が当たり前、という前提で執筆しております。よって、原作に関する知識は一切不要ですし、「何かファンタジーっぽい作品」としてお読みいただけるものと存じます。
 それでも「そもそも『BADOMA』って?」と御関心を持ってくださった方は、こちらのブログ記事を御覧いただければ幸いです。

 という訳で、6種、書影付きで紹介致します。
 また、ちらし置き場に、『小説BADOMA』シリーズを紹介する無料配布の冊子を置かせていただける筈ですので(……無事に届けば(汗))、どうぞお気軽にお持ちください。



全て既刊
▼ MSX-PCのRPGノベライズ 『小説BADOMA』及び関連作品 ▲

『小説BADOMA 1/5』 ■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 1/5
 ランガズム大陸の北の果て、カナルネアの町に立ち寄った若き吟遊詩人シフォロンは、夕食を摂っていた居酒屋で、客同士の起こしかけたトラブルを歌の力で収める。真の勇者の称号〝ヴィルシャナ〟を目指す自由騎士イスファムから〝王の試練〟に挑戦する旅へと誘われて同意した彼は、その後、トラブルの一方の当事者であった青年黒魔道師にも声を掛けたが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 1990年に株式会社アスキー(当時)から発売されたRPGコンストラクションツール『Dante』に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA 血塗られた伝説』の勝手なノベライズ(汗)です。全5巻予定で3巻までを刊行したところで休眠、長らく幻の作品状態となっていましたが、20年以上の時を経た2015年、突如として復活しました(汗)。
 このシリーズでは、表紙を、後述の『四番目の魔道士』で挿画を描いてくださった「かきくけ工房」の高井玖実子さまにお願いしています。
 なお、独自要素も盛り込まれていますので、御了承ください。

『小説BADOMA 2/5』 ■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 2/5
 真の勇者の称号〝ヴィルシャナ〟を目指して〝しるし〟を集める旅を続けるシフォロン達は、エルザイム王国の都ロクポリスに到着する。町は、王妃懐妊を祝う祭の真っ最中。吟遊詩人であるシフォロンは、宿泊した宿の女主人から、滞在中に階下の小料理屋で歌ってほしいと頼まれるが、仲間である黒魔道師タンジェには、ひとつの懸念があった……。
 A5判、116ページ、頒価450円。
 本巻収録の第六章での展開は“鬼・悪魔”とも言われますが、決して野間のオリジナルではなく、概ね原作通りです(汗)。

『小説BADOMA 3/5』 ■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 3/5
 ランガズム大陸を南下して砂漠地帯へやってきたシフォロン達は、ひとつ目の化物一族に破壊されたチャネガ村の、生き残りの人々が隠れ住む洞窟を訪れた。そこで出会った村長の娘セシルの願いを酌《く》み、化物によって石にされた村長を救うべく砂漠の〝神殿〟に向かった八人は、そこで、古代文字の記《しる》された銘板《めいばん》を発見したが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 黒魔道師タンジェの旅の真の目的が、遂に明らかに……!

『小説BADOMA 4/5』 ■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 4/5
 紆余曲折を経て四つの“しるし”を全て手に入れたシフォロン達は、ヴィルシャナの塔へ向かう前に、長らく大陸とは行き来も途絶えていたという島アゾレスへ赴く。だが、その島には、或る言い伝えがあった。黒魔道師タンジェは、仲間たちと一旦別れ、単身ヴィルシャナ島へ先行しようとするが……
 A5判、124ページ、頒価450円。
 色々と新たな展開がございますが、黒魔道師タンジェ君に絡む展開の殆ど全てが、原作ゲームには欠片も存在していないという……(苦笑)

『小説BADOMA 5/5』 ■ 小説BADOMA -血塗られた伝説- 5/5
 ひとつ目バドマ一族を封印する術《すべ》を求めていたシフォロン達は、遂に〝金色《こんじき》の女神〟と邂逅した。光の神々の助力を得ながらバドマ一族の潜む火山島へ乗り込んだ一行《いっこう》の前に、だが、思わぬ〝敵〟が立ち塞がる。苦しみながらも全ての〝敵〟を退け、バドマの許へ乗り込んだ彼らを待ち受けていたのは、究極の二者択一を迫る〝贈り物〟であった……!
 A5判、140ページ、頒価450円。
 遂に、完結しました!
 ちょっとページ数が普段より多くなってしまいましたが(汗)、『小説BADOMA』関連作の天井は450円という拙サークルの値付けルールにより、頒価据え置きです。
 今回も、表紙を、『四番目の魔道士』で挿画を描いてくださった「かきくけ工房」の高井玖実子さまにお願いしています。

『四番目の魔道士』 ■ 四番目の魔道士
 或る邪悪なる魔の一族と戦ってきた、白魔道士カルキ、赤魔道士ガルーダ、緑魔道士シュリー。しかし、彼らの力だけでは、一族を封じ込めるには至らない。限界を感じた彼ら三人は、強大な力を持つと噂されながら全く人前に姿を現わさぬ黒魔道士ヴィラバドラに共に戦ってほしいと呼び掛ける為、彼が隠れ住むと言われる小さな島に降り立ったが……
 『小説BADOMA』の前史とも言うべき、伝説の四人の魔道士達の十一日間を題材に採った、連作(?)短編集。表題作の他、全9編を収録。
 A5判、92ページ、頒価450円。
 コンピューターRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA 血塗られた伝説』を勝手にノベライズした『小説BADOMA』に登場する〝伝説の四人の魔道士〟(しかもゲーム内で名前が出たのはガルーダさんだけという(爆))の物語を、これまた勝手に拵えたものです。


無料配布@ちらし置き場
『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 ■ 小説BADOMA おいでよランガズムBooklet
 完結を目前に控えたタイミングで刊行した、本編各巻&『四番目の魔道士』の簡単な紹介と試し読みを掲載した案内冊子。
 続編情報まで、チラ見せながら収録。
 A5判、22ページ、無料配布
 実は表紙タイトルが箔押しでその紙が特殊紙ファンタスという仕様なのですが、無料配布物ですし、如何に豪華さを表に出さないかに意を配りました(笑)。




 以上、当日「ADVENTURES in 会津」会場に足をお運びの皆様、どうぞ御遠慮なく覗いていってやってください。
 委託サークルナンバーは、「 3 」 となっております。
 委託品は、全て5冊ずつ(いずれも見本誌を除く)となっておりますので、万が一にも品切れの際は御容赦くださいませ。
 ……なお、ちらし置き場行きの無料配布冊子も、5冊だけです(苦笑)。

 此処に掲げられていない情報は、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。

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