野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

2013年8月アーカイブ(古→新)

 前日しかも深夜の更新になってしまって御免なさい(汗)。
 明日8月11日(日)に拙サークルでの頒布を予定している品について、事前に、何を持ち込むかをリストアップしておきます。
 ページ数・頒価など詳細について、此処に掲げられていない物は、本サイト内の紙媒体他作品目録ページを御参照ください。全ての作品についてではありませんが、試し読みの為の抜粋ページも、刊行物毎に設けてあります。



新刊
『レーナから来た青年』 ■ レーナから来た青年 -ミディアミルド物語外伝集 5-
  マーナ暦デリーラ六年仲冬第二月、マーナ第一王女の婚礼祝賀の席に、近国レーナからの使節の一員として、ソフィア・レグという青年が居た。マーナ王ララド・オーディルは、奇妙なことに、以前その青年と何処かで出会っているような気分を拭い去れないでいた……
 表題作の他、「ある茶話会の風景」、「ダランドー叔父様との思い出」、「シベルリン小景」、「最後の夏」、「闇に向かって走れ」を収録。
 書き下ろし中編「最後の夏」は、本伝6巻で飛び出した〝タリー・ロファのトンデモナイ告白〟を下敷きにした一篇です。

『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』 ■ 『ミディアミルド物語』 超かんたん試し読み
 本伝1巻~7巻・外伝集1巻~5巻までの計12冊から各巻2ページを上限に抜粋した、試し読みの為の冊子。
 前回の『駆け足、覗き見、ミディアミルド』に於ける出し過ぎを反省して、引用は雰囲気が伝わるギリギリの分量に止《とど》めた。
 なお、拙サークルサイトや従前の試し読み冊子類での紹介箇所とは被らないよう配慮している。
 最後に、本伝8巻収録章からのチラ見せあり。
 イベントでは無料頒布です。
 ……あれ? ミディアム君の登場している箇所からの引用が少ないような……キット、キノセイ、キノセイ……(汗)

■ 補充裁判員2番 -とある裁判員裁判体験記-
 補充裁判員として参加した裁判員裁判の体験記。
 A5判、表紙込み24ページ、頒価100円。
 済みません、表紙を取り込んでおくのを忘れたまま、全て前日搬入の荷物に入れてしまいました(汗)。
 自家印刷&製本した冊子です。インクジェットプリンタで全ページカラー印刷。顔料インクなので水濡れには強い……筈……

コミックマーケットでは初売りの既刊
『遠きが故に』 ■ 遠きが故に -ミディアミルド物語 6-
 マーナとレーナの国境の村ステイクで倒れ、辛うじて救出されたが仮死状態に陥ってしまったミディアム・サーガ。長老候補ソフィア・レグは、目を覚まさぬミディアムをエルの町まで移送してみたものの、快復の手立てを掴めずにいた。そこへ、ひとりの優れた薬師《くすし》がふらりとエルに姿を現わした、という知らせが飛び込んでくる……
 所謂〝ダニュア三国〟のひとつであるキャティラが舞台となる章が、初めて出てきます。

『縄なき繋縛』 ■ 縄なき繋縛《けいばく》 -ミディアミルド物語 7-
 レーナでは、長年掛けて建設してきた王城がようやく完成し、マーナでは、妾腹《しょうふく》の王子が久方振りに誕生したことに沸く──そんな年の秋、レーナ王リュウ・シェンブルグは、悲願のオーブルー奪還を企図しての親征を検討し始めていた。だが、そこへ、マーナ王ララド・オーディルが先んじてバタール方面へ親征してくるとの情報が届き……
 この巻のメインディッシュは何と言っても〝タリー・ロファの面目ない話〟でしょう。

『千美生の里の歩き方』 ■ 千美生の里の歩き方 -既刊内容摘まみ食い集- 2012.11.18 ver.
 野間みつねの既刊から、長編・中編の一章または一節、若しくは短編丸ごと一本をピックアップして収録。
 収録されている作品は、以下の通り。
 ・ミディアミルド物語 & ミディアミルド物語外伝集
   離郷/鷹の子/最後の一年、最初の一日(1)
 ・まなざし & まなざし拾遺話集・傍話集
   射干玉《ぬばたま》/賭け/筆のあと
 ・その他の諸作品
   月は欠けゆく(1)/魔剣士サラ=フィンク トータル・プロローグ
 昨秋のコミティア初参加時に出した、野間みつね作品お試し冊子です。
 本文がオンデマンド印刷なので、長期保存には向きませんが、手軽に色んな作品の摘まみ食いが出来るという点ではお勧めかも。
 なお、今回がイベント頒布としては最後になる予定です。


その他の既刊
■ まなざし 上
 幕末、文久三年秋、京都――壬生浪士組(後の新選組)副長土方歳三は、ある男から苦しい胸の内を告げられる。それまで男色とは縁なく生きてきた歳三は相手を拒絶するが、その夜を境に、いずれ殺さねばならぬと思い決めていたその男の思わぬ姿を知る機会が重なって……
 鳥羽伏見の戦いが終わるまでを収録。

■ まなざし 下
 鳥羽伏見の戦いで大きな犠牲を出した新選組は、都を離れ、江戸へと戻った。副長土方歳三は、新たに厩に入った癖の悪い若駒を自分の乗り馬に選び、早蕨《さわらび》と名付ける。その早蕨と遠駆けに出掛けた先で、歳三は、彼を伊東甲子太郎《いとう かしたろう》の敵《かたき》と称して勝負を迫るひとりの青年と出会うが……
 土方歳三の箱館での戦死まで+αを収録。
 付録冊子として、史実と虚構部分について書き留めた『虚実皮膜』(無料)を同梱。

■ 初音には遠く ~『まなざし』拾遺話集~
 慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司《おきた そうじ》も、そのひとりだ……。
 表題作の他、「花は小梅か橘か」「死神」「賭け」「月に添う影」の5本を収録。
 基本的には、本編では採り上げなかった出来事を描いた、或いは本編での出来事を別の当事者の目から見る形で描いた短編を収録した作品集。

■ 残し置く言の葉草の記 上 ~『まなざし』傍話集~
 江戸は深川佐賀町で亡き師の道場を受け継ぎ北辰一刀流の剣を指南している常陸国志筑藩浪人・伊東大蔵(旧姓鈴木)は、元治元年秋、旧知の藤堂平助の訪問を受ける。藤堂から〝新選組〟という勤王浪士の一隊の話を聞き、加盟を勧められた伊東は、その翌朝、奇妙な夢を見た……。
 「心なき人を」「逢ふまでと」「おのれのみ」「かりの旅寝の」「ふみ迷ふ」「道なたがへそ」「枕にぞきく」「われのみ深く」「筆のあと」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く、傍話集。

■ 残し置く言の葉草の記 中 ~『まなざし』傍話集~
 慶応二年師走、新選組屯所に詰めていた伊東甲子太郎は、自身の休息所から、覚悟していた知らせを受け取った。かねてから体調を崩して寝付いていた妾が、いよいよ危なくなったという。叶うことなら看取ってやりたいと考えた伊東が監察を通じて副長土方歳三に外泊を届け出、外出しようとしたところへ……
 「都の春も」「あらそはぬ姿ながらも」「ともに散りなん」「真心の清き心に」「いかでちぎりを結ひ留むべき」「神もゆるして」「なほまどひけり」を収録。
 『まなざし』に於ける伊東甲子太郎を語り手として描く傍話集、その弐。

■ ナブ・ナブオーヴァ -ミディアミルド物語 1-
 クデン国ヴェルナーサ村で暮らすミディアム・サーガ少年は、或る日、軍事大国の一として知られる隣国マーナで傭兵隊に所属しているという男ベーダ・アルカナと知り合う。それを切っ掛けに自分も傭兵になろうと考えるようになったミディアム少年は、やがて、母フィーナと故郷を捨てるようにして、マーナの都デラビダへと赴くが……

■ 鷹の子 -ミディアミルド物語 2-
 マーナとの戦いで、伝統ある王国フィリスは滅亡した。だが、フィリス王太子タラティレ・ジェサイアに嫁いでいたマーナ王女ディープレ・オーディルが、その忘れ形見を懐妊していた。生まれてくる赤子の命を奪えという密勅を受けたマーナの女性武人デフィラ・セドリックは、王女の保養先ヴェルナーサ村に共に滞在する……

■ ダグディグル・グルーグラス -ミディアミルド物語 3-
 掛け替えのない女性と故郷を喪った〝青い炎〟ミディアム・サーガ。彼が己を解放出来るのは、もはや、血塗られた戦場しかないのか。
 一方、その才幹を発揮し始めた〝マーナの知将〟ケーデル・フェグラム。目に見えぬ血に汚れてゆく彼の手は、一体、幾つの玉座を潰えさせるのか。
 そして、領土を拡大してゆくマーナの前に、やがて……

■ ムグロールの赤狼 -ミディアミルド物語 4-
 バルバミラの戦いで力尽きた〝恐るべき青い炎〟ミディアム・サーガ。長き眠りから目を覚ました彼の前に現われたのは、ひとりの〝少女〟であった。彼女の存在に戸惑い、その言葉に苛立ちと反発を覚えるミディアム。だが、語り続けるその〝少女〟に突如として襲い掛かってきた暴風の禍々しさに、ミディアムの体は咄嗟に動いていた……

■ マーナの知将 -ミディアミルド物語 5-
 カタゴラの戦いで大敗を喫したマーナ。唯ひとりこの戦に強硬に反対したことから自邸謹慎を命じられていた〝マーナの知将《ドー・ルーム》〟ケーデル・フェグラムは、改めて主君から意見を求められ、暫しの不戦策を主張するのみならず、諸人を疑心暗鬼に陥れる不穏当な進言を行う。だが、それは、真の目論見をレーナの目から隠す為の詐術に過ぎなかった……

■ 清水は未だ青く -ミディアミルド物語外伝集 1-
 マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、17歳の秋、1頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
 表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。

■ 最後の一年、最初の一日 -ミディアミルド物語外伝集 2-
 俺、タリー・ロファは、マーナの近衛見習として、13歳の時から16歳の現在まで、大過なく務めてきた。17歳になる今年、いよいよ見習最後の一年を迎えた俺は、自分がこれから一年間専属従卒として付くことになる初年兵の名を近衛隊長から告げられたのだが……
 表題作の他、掌編「夜の一頁」、表題作より遙かに長い(汗)「紳士は豹変す」、短編「幻視」を収録。

■ その佳き日まで -ミディアミルド物語外伝集 3-
 マーナ近衛隊の副長であるノーマン・ティルムズ・ノーラは、さる騒動が元となり、上官の娘マリ・ジェラルカ・マーラルと婚約した。挙式までは二か月。長くもなく短くもない、恙なかるべき筈のその婚約期間は、しかし、何事もない穏やかなものとはならなかった……
 表題作の他、短編「ささやかなる陰謀」及び「命知らず」を収録。

■ 将軍と呼ばれる迄に -ミディアミルド物語外伝集 4-
 ジャナドゥ養成所が多数あることで知られるシベルリンの森、高名なジャナドゥ養成者タカナ・ルーミンの許で厳しい訓練の日々を送っていたグライン・マーリは、或る朝、養成所を訪れた金髪の青年に興味を惹かれ、樹上からその後を追い始めた……
 表題作の他、掌編「ソフラ小景」、中編「リーズルの若き鷹」、短編「歪んだ糸の物語」「暁闇」及び「奇妙な旦那様」を収録。

■ 歳三《おれ》達の場合
 明治二年五月、箱館《はこだて》一本木関門で狙撃されて命を落とした土方歳三《ひじかた としぞう》は、不思議な輝きに包まれ微睡《まどろ》んでいたが、その輝きから「月石《げっせき》の民として生まれ変わる」と告げられた直後、箱館山山中の小屋で目を覚ます。そこへ、歳三の後見役として、謎の男コンミン登場。大嫌いだった男と瓜ふたつの容姿に反発しつつも彼に惹かれ始めた歳三の前に、やがて……
 男色絡みのお話も出てくるので、そーゆー話が苦手な方は、予め心の御準備を。

■ 四番目の魔道士
  或る邪悪なる魔の一族と戦ってきた、白魔道士カルキ、赤魔道士ガルーダ、緑魔道士シュリー。しかし、彼らの力だけでは、一族を封じ込めるには至らない。限界を感じた彼ら三人は、強大な力を持つと噂されながら全く人前に姿を現わさぬ黒魔道士ヴィラバドラに共に戦ってほしいと呼び掛ける為、彼が隠れ住むと言われる小さな島に降り立ったが……
 今のところ幻の(苦笑)作品となっている『小説BADOMA』の前史とも言うべき、伝説の四人の魔道士達の十一日間を題材に採った、連作(?)短編集。表題作の他、全9編を収録。
 コンピューターRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA 血塗られた伝説』を勝手にノベライズした『小説BADOMA』(著作権法上問題があるので、現在は中断中)に登場する〝伝説の四人の魔道士〟(しかもゲーム内で名前が出たのはガルーダさんだけという(爆))の物語を、これまた勝手に拵えたものです。

■ 月は欠けゆく
 NHK大河ドラマ『新選組!』版の伊東甲子太郎先生追悼の一冊。
 ドラマでは描かれなかった部分を想像で埋めた物語(男色系の話は一切なし(笑))や、視聴日記で公開していた伊東先生関連の随想(……の内、4本/「写真一枚見ただけで」/「御目文字出来た、その時が」/「恋闇に塞がれた目で語るなら、それは予測でなく願望」/「時代に恋をして、時代に振られた男」)を収録。
 拙作『まなざし』の伊東先生とは違いますので、念の為(汗)。



 以上、有難くも拙スペース(東5 「ヘ」 12a)までお越しくださろうという皆様、どうぞ宜しくお願いします。

 ……ただ、何ぶんにも刊行物の種類が多く、しかもそれぞれがそれなりに厚いというサークルですので、持ち込み冊数は制限しております。
 特に、『まなざし』及び派生作品並びに二次創作モノは、店頭見本誌以外に2冊しか持ち込みません。『ミディアミルド物語』も、新刊・初頒布・一部の巻を除いては、本伝外伝ともに5冊しか持参致しません。万が一にも品切れの際は、御容赦くださいませ。

 それから、所謂〝お試し冊子〟類の内、『千美生の里の歩き方』は、今回でイベント頒布を終える予定としております。どうか御了承ください。

夏の祭典、無事終了

 コミックマーケット84へのサークル参加、無事に終了しました。

聖地へ向かうサークル参加者の群れ  いやもう、参加した皆さんが書かれると思いますが、酷暑の一日でした。
 勿論、事前に散々警告が出ていたこともあり、暑さ対策は出来る限り調えて参戦。

  • 卓上用乾電池式扇風機
  •  単3乾電池(EVOLTA)4本で、「強」運転でも閉会まで楽勝稼働。
  • 凍らせたスポーツドリンク2本
  •  これ以外に、お昼用の紅茶も、後述の大きめの保冷剤で冷やしながら持参。
  • 濡らして冷やす&首の後ろに小さな保冷剤を入れられる首巻き
  •  前日に急遽購入。幸いにも、サークルカラーの物が1本だけ残ってた。
  • 小さな保冷剤3つ
  •  上記首巻きに入れる用/温《ぬる》くなったら冷たいのと取り替えてローテーション(汗)。
  • 大きめの保冷剤3つ
  •  飲み物を少しでも冷やす用&温くなった小さな保冷剤を冷やし直す用(汗)。
     昨年は1個で、閉会まで保《も》たなかったので、今回は3倍に増強! タオルでくるんでくっつけておいたおかげか、何と帰宅するまで冷たいままだった。よしよし。

 これで、どうにか、ホール内では(……あくまで、ホール内では)凌ぎ切ることが出来ました。当方の配置されていた辺りは、割合に風通しも良かったですし。
 ただ、クロネコさんの伝票を求めてホールの外へ出た時は、炎熱地獄でしたわ……
 あの焦げそうなほどの暑さを浴びて、西ホールに遠征する気力を根刮ぎ奪われましたからね……
 それなのに、あんな、炎天下という表現でも言葉の力が足りない気がするほど凄まじい熱暑の中、少しも前に進まない幾本もの長蛇の列を形成している皆さんが、あんなに沢山いらっさるとは……いや、あれは、マジで、倒れますって……(焦)
 実際、朝から撤収までの間、サークルスペースの中から何度、熱中症と思《おぼ》しき男性が車椅子で運ばれてゆく姿を目撃したことか。……見掛けたのが男性ばかりだったのは、東ホールだったからでしょう、多分(苦笑)。

 さて、今回のスペースは、大通りの脇の島中。
 開場前から、一般参加者の待機列が引き入れられる通路です。……おかげで、なかなか、ディスプレイ後のスペース写真を撮ることが出来ず(汗)。
 この写真は、スペースのお手伝いをしてくださった白牡丹さんが撮ってくださったモノです(多謝)。

コミケット84 スペース写真  第一陣が開場前にシャッター向こうへと誘導されてゆき、今度は開場後、第二陣が誘導されてきたのですが、本当に、〝水を求めてサバンナを大移動する水牛の群れ〟といった感じでした(爆)。……昔、東ホール配置時に目の当たりにした猛牛の群れよりは少しばかり穏やかでしたけど、あの頃よりも回を重ねて、スタッフの皆さんの誘導が洗練されてきているのかしら……それとも、参加者の野性度が抑えられてきてるのかな(苦笑)。
 ……とはいえ、サークルスペース側の肩に大きな鞄を担いでいる人(=自分がよけているつもりでも鞄がよけ切れていない残念な人)が列の端を通ると、スペースの頒布物に荷物をぶつけられやしないかと、正直ヒヤヒヤモノでした(汗)。

 頒布の方は、3年振りに参加した昨年ほどではありませんでしたが、以前参加していた頃のような、まったりとした売れ行きでございました。
 貰ってゆかれたのが去年の夏コミ以降に出した続きばかりでしたので、有難くも続きを読みたいと思っていただけたのだなと、嬉しく思っております。……あ、おひとりだけ、私が席を外している間にお買い求めくださった方がいらしたとのことで、直接お礼を申し上げられなかったのが残念でした……。
 ともあれ、あの炎暑の中、わざわざ拙スペースまで足をお運びくださった皆様、そして一日お手伝いくださった白牡丹さん、本当に有難うございました。そして、流石サークル参加者だ、と唸りたくなるような有難いお裾分けを下さった「呑気屋本舗」さん、そして今回お隣だった「藍色のモノローグ」さん、皆々有難く頂きました。御馳走様でした。また、無料配布冊子を受け取ってくださった皆様にも、御礼申し上げます。……「こんなに厚いのに、いいんですか!?」と仰ったお姉さま、いえ、それ、ウチのサークルの頒布物としては激薄ですから……

 今回も普段通り、15:00頃から撤収を始めたのですが、その少し前ぐらいから、シャッター向こうに見える外の雲行きが急速に怪しくなり(汗)……「嫌だなー、搬出待機で並んでる所に降られたら、幾らパッキングしてあるとは言っても紙の本だから泣くー(汗)」と零しながら荷造りを進め、よし完了! となった15:30頃……「雨が降り出した為、宅配受付を室内に変更します」との館内アナウンスが(笑)。
 当方、旅先など大事な局面で雨に遭わないことには定評がありますが(降られた時には何故か室内に居るとか)、これは本当にラッキーでした。おかげで、本来の受付場所より遙かに近くなった受付場所の列の前の方に、楽々並ぶことが出来ました。

 ……が、そこから30分ほど、じーっと待つ羽目になるという(汗)。

クロネコさん鋭意準備中を遠望  いや、幸いにも待機列の端っこだった為、クロネコさんが懸命に引受態勢を調え直しているお姿が見えましたから、苛々せずに済みましたけど(苦笑)。
 そもそも、炎天下で延々待たされるよりは遙かに快適で、三百倍マシです。

 閉会、拍手の後に、丁度タイミング良く(?)受付が開始され、その後は10分と待たされることなく荷物を預けることが出来ました。……あの程度の混み具合で済むとわかっていたら、安くて済む元払い伝票にしておいたんですが(苦笑)、まあそれは結果論でしょうね。

 そして、荷物を預け終えて外へ出ると、雨は綺麗に止《や》んでいましたとさ。
 ……うーむ、何というお約束な展開(苦笑)。

 てな次第で、備えあれば憂いなし&自分のスーパー晴れ女っぷりを再確認した、今年のコミケット参加でした。
 来年も、受かれば参加したいと思っておりますので、その時には宜しくお願いします。

 ……来年こそは、アレとかアレとかを卓上に並べたいものです……

秋イベント申込状況など

 「千美生の里」が参加を予定している、秋のイベント情報です。
 今年は、十数年振りに、委託参加の申込みをしてみました。

  • 9月15日(日) Elysian 25 テイセンホール(札幌市)
  •  委託参加申込をしました。……6セットフルで(汗)。
     オールジャンルイベントなので、普段コミケット以外で頒布していない二次創作『四番目の魔道士』『月は欠けゆく』も預ける予定です。
     目下の悩みは、残り4セットに何を選ぶか……『まなざし』上下巻で2セット潰れるのが痛いところですね。無論、上下巻バンドルにすると1セットになりますが、初参加の創作小説サークルの3,000円本を誰が買うというのか……(苦笑)
     なお、イベント内プチオンリー(ぷちしあん)の、テキストオンリー「つづりや」さんにも参加させていただきます。宜しくお願いします。


  • 10月20日(日) COMITIA 106 東京ビッグサイト東5・6ホール
  •  こちらは直接参加の申込を致しました。
     新刊が出せるかどうかは今の時点では不分明ですが、何かしら頑張ってみたいと思います。

 以上、配置スペース等が決まりましたら、また御報告させていただきますね。

 あ、それから、次回の「そうさく畑」が、来年3月30日(日)にインテックス大阪で開催されることが公式にアナウンスされました。

 申込は必ず致しますが、日程が日程だけに、本人の直接参加は難しいかもしれません……。


 既にツイッターのサークルアカウントでは一報を流していますが、委託で初参加させていただく9月15日(日)テイセンホール(札幌市)にて開催の「Elysian 25」、スペースナンバーが判明しましたので、お知らせします。

スペースナンバー : Z 20 (委託コーナー)

 また、当日は、イベント内プチオンリーイベント「ぷちしあん」のひとつ、テキストオンリー「つづりや」さんにも参加しています。

 委託予定品については、また後日、記事をアップする予定です。
 まずは、取り急ぎ、お知らせまで。


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