交換日記ブログ「里の茶店 万年貸切部屋」の中から、
里長・野間みつねの投稿のみを移植したブログ。
2008年6月以降の記事から、大半を拾ってきてあります。
 

「観もの読みもの聴きもの」のブログ記事(古→新)

近時雑感

 お久し振りです、野間です。

 白牡丹さん、御内定おめでとうございました。メールでは既にお祝いを申し上げておりましたが、こちらでも遅れ馳せながら。
 これまで積み重ねてきたキャリアが存分に生かせますよう、お祈りしております。

★★★★★

 衆院選については、何だか気持ち悪いなあ……という結果に、またしても嘆息です。
 前回の衆院選の時、ひとつの党にあんなに多くの議席を与えてしまったことが、現在の様々な歪みの状況に繋がったのだと、私は思っているのですが……(私個人は一票たりとも与えてませんが、現行の制度下でそれを言っても仕方ないですし)。
 あの時に、学ばなかったんでしょうか……。
 それなりの野党勢力は、必要だと思うんですが……国の行く末を決める立法府で政権与党が暴走した時、野党の議席数が余りに少な過ぎては、どんなに真っ当な政策論争を挑もうとしても、質問や討論で与えられる持ち時間が少ない為、議論が深まらないままに数で押し切られるだけです。
 小選挙区制は、少数意見や中庸の道を潰してゆく気持ちの悪い仕組みだなあ……と、今回も長嘆息してしまうのでした。

★★★★★

 どんよりした話題で終わるのも何なので、別の話を。

 先週からでしょうか、メトロの駅で、ミュージカル『ジェーン・エア』のポスターを見掛けるようになりました。
 これ、原作、大好きなんですよ~。
 なので、機会があれば観に行ってみたいな(主演が松たか子さん(=以前『コーカサスの白墨の輪』を観に行った時に凄いなあと感じた女優さん)だし)と感じたのですが、お財布にもスケジュールにも余裕がないので、せめて原作本が近所の書店に並ばないかなーと期待しておきましょう。……いえ、私の持ってる新潮文庫は、もう随分前にカバーがボロんちょになってしまい、カバーを廃棄せざるを得なかったんで、裸の状態なんですよ(汗)。映画版(?)の写真が載ってたんで、捨てたくなかったんですけどねえ……
 昨年、引越後に、物凄く久々に読み返してみて、「ふふふ、ロチェスターさんって、ホント、可愛い男だなァ(笑)」と微笑ましく楽しみました。初めて読んだ小学生の頃には、そんなこと微塵も思わなかったのですが(苦笑)、大人になったら感じ方が変わる……と言うか、広がりますねえ。これは、私の“バイブル”のひとつとも言うべき『モンテ=クリスト伯』に於いてもそうなのですけれど。

 ……願わくは、私も、歳月を経てから読まれても鑑賞に堪え得る作品の紡ぎ手となれますように。
 今のところ、小学・中学・高校時代に書いたのって、今読み返すと悶え死にしそうになるほど(汗)こっ恥ずかしい作品ばっかりなんで(苦笑)。

 それでは、また。


めもめも

 おはようございます、野間です。

 情報遅いですが(今日発売だよ(苦笑))、見付けたのでクリップさせてください。

   スジナシ DVD「其ノ一」「其ノ二」「其ノ三」 9月2日発売決定!

 ……3本とも買う財力はないので、多分「其ノ二」だけですね(汗)。
 随分前に、番組を録画したDVDを頂いたんですが、再生出来ませんでしたので……(苦笑)

 でわでわ。


新たな聖地で(その1)

 おはようございます、恒例九州下り中の野間です。
 白牡丹さん、お疲れ様です。行き帰りのラッシュ等でもお疲れかと存じますが、まずは一日も早くお慣れになれますよう。

 さて、昨日は、新しい広島市民球場で鯉vs竜戦を途中まで観戦してまいりました。
新球場へ 1

 広島駅南口から徒歩10分強、町中にあった旧市民球場も捨て難いですが、段々と球場が見えてくる立地は、ちょっと歩いて異空間……は大袈裟ですがボールパーク空間に入り込んでゆくようで、仕掛けとして悪くないと感じました。

 以降、道すがらの風景です。

新球場へ 2


 こんな風に、少しずつ見えるようになってきます。


 道々、傍らのフェンスに、カープの歴史や主要選手の紹介などが載っています。

新球場へ 3
 ……中には、現在二軍、或いは三軍(=故障者が所属する)にいる選手の紹介もあったりして、ちょっぴり寂寥感。
新球場へ 4

 此処まで来ると、道の舗装の色がほぼ完全に渋い赤になっています。
 舗装の色も、次第に赤い面積が増えてゆく形になっているので、球場へ向かう感覚を盛り上げる仕掛けのひとつなんですね。


新球場へ 5
 これは正面ゲートです。そちらへは回らず、そのままスロープを上りました。
新球場へ 6

 いやー、周囲に高い建物がないのがいいですねえ。
 特別な空間に来た、という感じが強いです。

新球場へ 7

 もうすぐ入場券確認&手荷物検査のエリアです。
 高々として見えるのは、ビジターパフォーマンスシート(ビジター専用応援席)です。……高い所にあるせいでしょうか、それとも私がほぼ向かいに座っていたせいでしょうか、人数が少ないながらもビジター側の応援の皆さんの声がとってもよく通りましたよ~。


 ……カメラを向けるのが憚られたので写真は撮りませんでしたが、沿道の店が球場に持ち込める食べ物を思い思いに作り売っている光景は、神宮球場への道すがらを思い起こさせますね。
足漕ぎタクシー


 ←こんなのも走ってました(汗)。
 足漕ぎタクシーです(笑)。

 では、そろそろ外出せねばなりませんので、ひとまずこの辺りで。
 次の更新は、夜になるかもしれません(汗)。

新たな聖地で(その2)

 ども、野間です。
 一旦ホテルに戻りましたので、ちょっと頑張ってみま……したが、写真をアップしただけで外出時間となりましたので、文章は戻ってからの入力です(汗)。

 今回は、球場内へ入ってから、試合開始の前までの写真を並べてみます。

新球場内で 1  バックスクリーン方面です。
 入場したのはビジター席側に近い入口からでしたが、ホーム側に回ってきてから撮りました。

 通路の外周部分には様々なフードショップが軒を連ねていましたが、やはり皆さん、カープうどんのお店に並んでいましたねえ(笑)。
 私も食べたかったのですが、客席までの距離を考えると持って下りるのが大変そうに思えたので、今回は、汁のないカープ焼きそばにしました(爆)。

 これは、ホーム側のパフォーマンスシート。

新球場内で 2  カープの私設応援団の皆さんが陣取る席です。
 高所恐怖症の人は上れないんじゃないかと心配してしまいました(汗)。

 で、こちらが噂の(笑)「ネソベリア」です。

新球場内で 3  寝そべって見るなんてふざけている、と言った野球関係者もいたそうですが、足を伸ばして観戦出来るということは、例えば膝が悪くて曲げると痛いという人などには意外といい席なんじゃないかなあ、と思います。

新球場内で 4
 さて、こちら、座席に何やらオブジェがありますが、これ、階下のスポーツバーに置かれている巨大バットのオブジェの先っぽです。……つまり、スポーツバー側では、バットの先が天井を突き抜けているわけですな(笑)。

 が、今回は、そこまで立ち寄る機会はありませんでした。
 ……つぅか、グッズショップにすら立ち寄れなかったという状態でして(涙)。次回以降は、もっとあちこち覗いてみたいですね。

 今回、私が観戦に当たって選んだのは、内野一塁側の「砂かぶり席」でした。
 一塁ベースの真横辺りに当たります。

砂かぶり席の紹介@球場への道すがら  それなりにお値段は高かったですが(6,000円、父の分も払ったので計12,000円(汗))、こちとら多くとも年一回しか広島で観戦出来ないわけですし……それに、値段だけの価値は十二分にありました。

 グラウンドがほぼ胸から目の高さなので、真横から見る感じになります。
 フェンスはありますが、低いですし、格子の網目も粗くてよく見えるので、余り気になりません。
 そして、いやあ、とにかく、選手が近いんです!

砂かぶり席から撮影  勿論、この写真はズームで引き寄せてはいますが(苦笑)、それでも、選手の皆さんが、すぐすぐ目の前まで!
 マスコットのスラィリー君も、すぐ近くまで来て、ひょいと覗き込んでくれます。……鼻の両穴からピュルピュル(正式名称、何でしたっけ……ほら、ぺちゃんこで丸まっている細長い紙風船が、息を吹き込むと膨れてピュルっと真っ直ぐに伸びる、アレですよ)を吹き出してくれるとは知りませんでした(汗)。

スラィリー君
 そのスラィリー君、これは後ろ姿ですが(笑)。
 試合前に駆け回って盛り上げてくれます。
 一見「……びみょー」と思ってしまう外見ですが、見慣れると可愛くなってくるから不思議なものですわ。

 ……翌日(今日)と翌々日(明日)なら、中日さんのマスコット、ドアラ君も来てくれたんですが……残念ながら、この日は、来てくれない日でした(泣)。

 では、少し休んでから(……つーか、カープの試合結果を見届けてから……ぅおいっ、9回に1点返されて、しかもまだノーアウト一塁二塁ぢゃないかっ(汗)。此処で永川君が出てきたよ、頑張れよーっっ、昨夜の汚名を返上だーっっっ(汗))、今度は、試合中の写真を貼っておきます。

 では、何とかカープの勝利を見届けたので(永川君、押し出しの1点はあったけど(汗)、セーブ付きました(ほっ))、今度は、試合中の選手達の写真を。
 ……んー、とはいえ、ピントが甘い写真が沢山出来てしまったので(ナイターでの写真は撮りにくいですわ……)、その辺りは御寛恕ください。

 この日の先発は、予想通りルイス投手。……この方が投げる試合は見たことなかったんで、嬉しかったです。

コルビー・ルイス投手  ストライク先行の悪くないピッチングだと思ったのですが……何となく、不運な当たりが多くて、気が付いたら点を取られていたという感じで、しかもファウルで粘られて球数を増やされたせいもあってか、5回までで早々に降板していました。
 最近は中4日で投げてくれていますし、この日から9連戦ですから、無理はさせない方針だったのではないか……と素人考えで推測しています。

 愛称「チャーリー」こと廣瀬純外野手、ライトで先発でした。

廣瀬純外野手 1 廣瀬純外野手 2  ……高速連写でシャッターを切ったら、何と、ヒットを打つところが撮れてしまいまして(苦笑)。

廣瀬純外野手 3  いやー、とにかく一塁が近い席なので、こんな真後ろ写真も撮れまくりです(嬉)。
 こんな感じで……いや、これ(↓)は一塁を守っている時の栗原選手ですが。

栗原健太内野手  攻撃側も守備側も、インプレー中はボールから目を離さないのが当たり前なので、こっちを向いてくれることは、守備側の選手がファールフライを追い掛ける時ぐらいしかない筈ですね(苦笑)。

 ……って、殆どはカメラを下ろして応援&観戦していたので、意外に写真は撮れてないです(汗)。
 たまたま、割合に贔屓の廣瀬選手がスタメンで打席に立ったのでカメラを取り出しただけで(苦笑)。
 矢鱈と撮影枚数が多いのは、1回押してから指を離すまで延々とシャッターを切り続ける高速連写のせいです(爆)。

 で、その勢いで、廣瀬選手の次打者だった天谷《あまや》宗一郎外野手にもレンズを向けました。

天谷宗一郎外野手  この打席では凡退でしたが……彼は、7回裏に大仕事を。

 ところで、フィリップス選手のライトへのスリーベースヒット、あれ、てっきりホームランだと思ったんだけどなあ……
 砂かぶり席から見ていたら、ポール際に飛び込むホームランに見えました(苦笑)。
 ビデオ判定しろー! と周囲の観客からは文句噴出(汗)、しばし騒然。
 まだ1点差だった、あの場面で追い付けていたら、後の展開は違っていたでしょうねえ……

 さて、2巡目でルイス投手に代打が送られ、次のピッチャーは、故障から復帰して一軍に戻ってきている篠田投手。

篠田純平投手  なかなか良いピッチングで、きっちり無得点で凌ぎました。

 一緒に行った父親は、「今日はもう駄目じゃね」と言っておりましたが、「まだまだわからんよ!」と強気なワタクシ。
 でも、小倉へ戻る新幹線の時間があるので、ゆとりを見て、出来れば20:30過ぎには席を立ちたいところ。
 預けてある荷物を駅のコインロッカーに取りに行かねばなりませんし、こればっかりは、しょーがないです。

 ところがところが。
 席を立たねばならない時間が近付いたところで、試合が大きく動きます。

 7回裏、カープの攻撃。
 先頭の栗原選手、次のマクレーン選手と出塁し、三人目の廣瀬選手が倒れた後で打席に立った天谷選手が、何と何と……

 一挙に同点に追い付く、スリーランホームラン!
 ライト側、ポール近くに飛びましたから、こちらの席から着弾点までちゃんと見えました! こっっ、今度こそ間違いなくホームランっっっ!(笑)

7回裏、同点に追い付いて攻撃中
 もお球場は大興奮、お祭り騒ぎ!
 こうなったら、この回が終わるまでは応援するっきゃない!

 ……が、残念ながら、後続は、塁に溜まったものの、勝ち越し点は奪えずに終わりました(嘆息)。
 私も急いで席を立ちます。……新幹線、結構やばいです(滝汗)。


新球場を離れつつ  それでも、去り際に、振り返って見る球場の写真は、旅の記録として押さえて行きます(苦笑)。
 あと、もう1枚、行きに撮り損ねた、このお方の紹介写真も。

前田智徳外野手の紹介@球場から駅への道すがら  ……早く戻ってきてください、前田様(涙)。
 今年は三軍のままで終わるのでしょうか……だとしたら凄く寂しいです。
 私が観に行く頃までには戻ってきてくれると希望して、前田さんのレプリカユニフォーム(しかも、高価なハイクオリティの方(爆))を買いましたのに~。

 無論、上の2枚を撮った他は、ひたすら広島駅へと急ぎましたよ(汗)。
 父を置いては行けないので駅までは早歩きでしたが、駅の手前から駅ビルのコインロッカー経由新幹線のホームまでは必死に走り倒し、辛うじて駆け込みで間に合いました(汗)。
 ……ええ、赤帽子被ってレプリカユニを着たままで乗り込みましたとも、悠長に着替えてる暇なんてなかったですから(苦笑)。

市民球場限定かっぱえびせん
 これは、母への土産に買った「かっぱえびせん」です(笑)。
 市民球場限定だそーです。

 欲しかった「カープうどんキーホルダー」を買い損ねたのが残念ですが(……広島駅で土産を物色した際に見付けたものの、折角だから球場で買おうと思い、買わなかったんです……)、それは広島に住んでいる友人の誰かにお願いするとして。……いえ、何ですか、通販では既に、売り切れになってしまっていて買えないんですよっ(爆)。

 そんな次第で、観戦は中途半端に終わりましたが、なかなか楽しゅうございました。
 ……ちなみにその試合、新幹線が関門トンネルに入る手前までにRCCのインターネットスタジアムで経過をどうにか読み込んだ限りでは、延長戦に入ってまだ同点だったんですが……ホテルに帰り着いて改めて読み込んだら、永川投手が勝ち越しツーラン打たれて、そのまま負けてました(泣)。

 でも、今夜の試合では、何とか押さえて勝ってくれたんで、昨夜のことは昨夜のこと、と致しませうね。

 それでは、本日はこれにて。
 明日は、北九州を離れ、姫路に移動します。

「十二国記」の新作短編

 こんにちは、野間です。

 高井さん有難うございます、おかげで小野先生の「十二国記」新作短編を読み損なわずに済みました(汗)。

 という訳で、昨夜ようやく近所の書店で『yomyom』をゲット。
 早速拝読致しました。

 未読の方へのネタバレにはならない程度に、雑感をば。

 んー、これはまた、重い、裁判員制度がスタートしている現在一種タイムリーなテーマを、題材になさいましたね……。
 柳という、“法の整備や運用に優れている”とされる国、しかし現在急速に傾きつつある国を舞台にしているからこその、この結末なのでしょうけれど、恐らく読み手には、何処か納得出来ない痼《しこり》が残るのではないでしょうか。

 ……ああ、誤解されると困るので今少し詳しく述べますが、「納得出来ない」というのは、作品の展開そのものが不満であるという意味ではありません。作品の中で登場人物達が下した結論に対して納得し難い……もっと正確に言えば、納得していいのかどうか躊躇してしまう、そんな遣り切れない思いが、読後に残るのではないかなあ……という意味です。
 結局は、そう思わせた作者に対する褒め言葉ですな(苦笑)。

 勿論、その結論を下した当人達も、自分達の結論に納得しているわけではないでしょう。

 この問題は、1か0かで割り切れる問題ではない、ということを改めて感じた短編でした。

 それでは、また。


雨の中、神宮球場で

 こんばんは、野間です。

当日券
 一昨日、思い立って、e+で翌日の神宮でのvs.燕戦のチケットを取……ろうとしたら、仕事が終わった時にはもう買えない状態になってました(涙)。
 仕方がないので、当日に半日有休を取得、人生初の、当日券観戦にチャレンジ致しました。
 更には、いつもならA指定席派の私ですが、財政難ということもあり(涙)、今回は試しに、3,000円以下で買えるB指定席に挑戦(苦笑)。

雨の神宮球場
 昨日は朝から雨で、傘が荷物になりますし、夜にも降る可能性が大ありでしたので、いつもならエコバッグに詰め込んで別荷物として持っていく応援グッズ等は、通勤鞄に入り切る程度の必要最低限度に切り詰めました。
 そして、流石に普通の(透明ではない)傘を差して応援すると周囲(特に自分より後ろの席の人達)の迷惑になるので、途中のコンビニで合羽も買い込んで、よっしゃ、準備万端!
 (いや、幾ら私が晴れ女でも、秋雨前線どっしり居座りを舐めちゃ動きませんって(汗))

 ……抜かりました。

 鞄を守る対策を考えておりませんでした(爆)。
 試合前から雨が強く降ったりやんだりで、たちまち鞄がびしょ濡れに……

 しかし、やや大きめの合羽だったので、何とか鞄を腹に抱え込んで、濡れは最低限に抑え込むことが出来ました。
 どうしても釦が留まらないで開いてしまう隙間を、買ったばかりのタオルハンカチで守りつつ。

神宮球場で購入の鯉グッズ/雨でヨレヨレに(汗)
 このタオルハンカチ、今季の観戦勝率が悪いので(前日の時点で1勝2敗……実際には、内1敗は、私が球場を離れた時には同点に追い付いていて、その後に負けが決まったので、自分としては1勝1敗1引き分けの心境)、勝ち試合の時の行動と負け試合になった時の行動を比較、「球場で何かしら新しい鯉グッズを買うと、必ずカープが勝っている」ということに気付いた為、特に必要性は覚えなかったものの、お賽銭代わりに(違)敢えて購入した物でした。
 ……早速、役に立っとりますがな(苦笑)。

試合開始前  相変わらず、ビジター側の埋まりが早いですな、神宮球場(苦笑)。
 この後の席の埋まりも、内外野共、どう見てもビジター側に大きく偏っていました……CS出場権を賭けての争いの真っ只中なのに、応援しに来ないんでしょうか、燕ファンの皆様……?
 カープの選手達が「神宮はビジターという気がしない」と語るのも宜なるかな。

 さて。

マエケン君スタメン

 本日の先発は、マエケン君こと前田健太投手。
 今季は、好投しながらも打線の援護がなく……という試練続きながら、此処まで1年間、ローテーションを守ってきました。

左翼応援席の横断幕
 試合は、1回表、栗原選手にいきなり、4番に相応しいお仕事の当たりが出て、1点先制。
 その後は、前田(以下「マエケン君」と書きます)、館山、両投手共に比較的出来が良く……

 ……あ、写真は、レフトスタンドに陣取る応援団の皆さんが折々に広げていた手作りの横断幕です。ピントが甘いのとフェンスのポールに邪魔されているのとで読みにくいですが、"Road to CLIMAX 2009 with Marty"と書かれています。マーティ、とは、ブラウン監督のファーストネーム(余談ながら、御本人が「(堅苦しい呼び方をせず)マーティと呼んでほしい」と仰っています)。

 話題を戻して。

途中経過/余談ですがこの打率と本塁打数は石原捕手のですな(苦笑)
 両チーム、なかなか点が取れません。特に燕ファンの皆さんは、絶好の満塁得点機を逃すなど、何度も得点圏内にランナーを進めながらも本塁が遠く、見ていて苛々したのでは……。
 当方は当方で、後ろに座る男女連れの女性側が「今日は駄目だね」だの「このまま負けそう」だのネガティブ発言ばかり、しかも目の前の試合には全く関係のない話題をのべつ幕なし垂れ流すという周辺環境に苛つきつつも(眠いだの雨が降ってくるから寝られないだの、だらだらぐちぐち連発するくらいならさっさと帰って寝ろよ(毒))、折々にひどくなる雨の中、我が赤鯉チームの勝利を信じて応援を続けます。

 このまま「スミ1」で終盤まで行くのかな……と思い始めた6回裏、それまで何度かのピンチ(と言っても、そこまでに打たれた安打は1本!)を凌いで踏ん張っていたマエケン君が1点を失い、追い付かれてしまいます。ううむ、残念。
 が、後続をピシャリと見事に抑えて逆転を許さず、7回表、そのマエケン君の代打の嶋選手がタイムリー2ベースヒットを放ち、再び勝ち越し。
 やった、これで直前の回まで投げていたマエケン君に勝ちが付く! ……と思っていたら、7回裏、またしても追い付かれてしまいます(汗)。あーあ、マエケン君の勝ち投手の権利、消されちゃった(嘆)。

 余談ですが、初めて生で「東京音頭」(ウチで言えば、点が入る都度大合唱する「宮島さん」ですな)を聞きました(苦笑)。
 昨年の初神宮では、燕さんチーム側が無得点でしたからね……

 それはさて置き。
 再び追い付かれた直後の8回、この回先頭の2番石井選手がレフト前ヒットで出塁。すごーく綺麗な弾道でした。
 続く天谷選手が送りバントを試みると、それを取った中継ぎの李投手がフィルダーズチョイスで2塁へ悪送球。それを見た石井選手、すかさず3塁を陥れます。
 ノーアウト1塁3塁のチャンスで、バッターはこのところ調子を取り戻して当たっている4番栗原選手。流石に此処で燕さんチームは投手交代。
 今日も好機で適時打を放ち先制点を叩き出している4番だけに期待も大きく、レフトスタンドの大応援団はチャンステーマに乗せて「お前が決めろ、栗原!」の大合唱です。

 押本投手の投じた3球目。
 振り抜いた打球は、飛距離充分で高々とレフトへ飛んできました。

 ポールを巻くか? 巻かないか?

 3塁側内野席の観客達が、上空に舞い上がった白球の行方を、仰け反るように首を上げて追います。

 皆が見守る目の前で、夜空に舞った白球は、黄色いポールの向こう側を通って、大応援団の待つスタンドへ。
 3塁側の内野席含め、ビジター側は総立ち大歓声!

勝ち越し!
 私もその一員です。それまでしっかり抱えていた筈の鞄とタオルハンカチ、前の座席(幸い空席でしたが)に、どすんと落っことしちゃいました(爆)。それまでは、落とさないように気を付けていましたのに(苦笑)。

HR後、8回裏の守備に就く栗原選手
 有難う有難う有難う有難う、栗原選手。
 終盤8回に来ての3点勝ち越しは大きいです。
 特に、これまた最近調子を上げてきている永川大明神が締めに控えている今は。

9回裏のマウンドに登った永川大明神
 結局、この差を守り切った我が赤鯉チームが、勝利を手にしました。
 永川大明神、打たせて取っての三者凡退でした。お見事。

 今季の永川投手は、救援失敗が一度しかなかった昨季とは打って変わり、残念な結果になることも多かったのですが(今のところ6敗)、私は結構好きで、応援し続けています。あっさり抑えて当たり前、ちょっとでも調子が悪そうだと結果としてチームが勝っても文句を言われ、同点や逆転を許そうものなら叩かれまくる、それだけ厳しい立場に入団以来ずっと立ち続けている投手。めげるな、踏ん張れ、やってくれ、と応援したくなりますわ。

 まあ、それはさて置き。

ヒーローインタビュー
 ヒーローインタビューは当然、栗原選手。
 このところ、“お立ち台”が続いています。
 本日も素晴らしいお仕事に、本当に感謝です。
 これからも宜しくお願いします。

 その後、ヤクルトスワローズ選手会の皆様からということで、今季限りでの引退を表明した緒方選手に、かつてカープにいた福地選手からの花束贈呈。
 緒方選手、3塁側スタンド前を通り、レフト大応援団の前で深々とお辞儀……。
 (写真はブレブレになってしまったので省略(苦笑))

 緒方孝市選手、長い間お疲れ様でした&ずっとカープにいてくれて有難うございました。
 そしてスワローズの皆様、粋な計らいを有難うございました。

神宮での今季最終戦、結果
 これで当方、今季の観戦成績を五分に戻しました。
 神宮球場に限って言えば、昨季から勝率十割です……あ、去年も全く同じ10月2日に神宮へ観に行っとるでわないかいな(爆)。
 後は、行けるとしたら、月曜のハマスタでの試合、今季ビジター最終戦(一応)でしょうか。
 しかし、金曜に続いて午後半日の休みを取るのは気が引けますし、神宮よりチケット代も交通費も高いですし、その上、またしても雨かもしれないんですよねぇ……
 ちょっと無理かな……(嘆息)
 今日のvs.大きい人戦では残念ながら惜敗してしまったようですが、明日から残り試合を全部勝って天命を待つ、ぐらいの気合いで頑張ってください、選手の皆様。

★★★★★

 最後に、自分へ向けてのメモ。

 ・神宮球場のB指定席は、意外に悪くないのでお買い得かも。
 ・神宮球場へ行く時は、途中で焼き蕎麦を買っていけ(汗)。
 ・出来ればペットボトルの飲み物も買っていけ(苦笑)。

 以上、観戦記録でした。

 ども、野間です。

 見る気がなかったので、全くチェックしてなかった『龍馬伝』の公式サイト
 月曜日にキャストが追加公表されていたんですね。

桂小五郎 かつらこごろう
谷原章介 たにはらしょうすけ

長州藩士。江戸、練兵館道場の塾頭をつとめた剣豪。のちに京都の留守居役となり長州藩の尊皇攘夷(じょうい)運動を推進した。龍馬の仲介により、対立していた薩摩藩との同盟を結んだ。薩摩藩の西郷・大久保と並ぶ維新三傑の一人。

 ……出遅れ過ぎですが、秋月さんのTwitterで、情報を今更知ってます(多謝)。
 つか、公式サイトに情報載ってないんですが、谷原さん!
 うーん……大河ドラマを毎週見てると、自作の執筆が止まるから(経験多々あり)避けたいんだけどなあ……

 それにしても、松陰先生が生瀬さん……。
 みなもと先生版の松陰先生が肖像画よりも先に浮かんで、「こ、これは、ぴったりかも!」って思った時点で何か間違ってます、多分(爆)。


 再び野間です。こんばんは。

 結局、『顔』、リアルタイムで拝見しました(苦笑)。
 谷原さん、いいドラマに主演させてもらったなあ……という視聴後感です。流石、NHKのドラマ。
 ……まあ、これに免じて(?)『龍馬伝』も見てみましょうか、但し、小五郎君が出ない回は録画しない方向で(笑)。

 さて、当のドラマですが。
 松本清張先生の原作を読んだことがないので、余計な前知識はありませんでした。
 おかげで、同じ角度(顔の右側を向けた状態)で煙草を吸ってしまったら相手は気付くんじゃないか、とドキドキしましたわよ、京都の料亭でマッチ借りたシーン(汗)。
 その分、後のあそこで「ああ、あれが致命傷になるんだな……」とわかりましたけど。そこはもう、視聴者には先の展開を予期させておくという撮り方でしたね。キャメラが井野さんの右の横顔狙ってましたし。

 皆さんがお使いになる北九州方言も、母方の親戚の殆どが北九州にいて割に耳慣れている身としては、ほぼ違和感なく聞けました……これが地元の広島弁だったら、もっと細かいところにやかましくなりながら見てしまうんでしょうけど(爆)。

 残り時間を見ながら、おや、取調室での場面が意外に長く取られてるな……と思いましたが、内容を見て納得。
 このドラマの舞台となった時代は、「もはや戦後は終わった」と言われていた頃のようですが、決して戦争の傷が癒えていない時代だったのだ、ということを静かに訴えてくる内容でした。
 長崎の原爆で家族全員を亡くした……という話が出た後で、ミヤ子さんと進駐軍兵士との絡みが出てきましたから、井野さんがミヤ子さんを素直に受け入れられなくなったわだかまり──男性としての心理のみならず、そういう面もあったのだろうな、ということ──が、一切の説明台詞なしでも直球で理解出来ましたし。

 個人的には、「……おい、墓穴だぞ、そこまで書くのは(汗)……いわゆる“犯人しか知り得ない事実”って奴じゃないのか(汗)」と思ってしまった誘い出し手紙の内容から直線的に犯人発覚→確保に繋げない辺りに、唸らされました。決して長くはない話の中で、これだけ違和感なく二転三転させるとは、私如きが言うのは不遜かもしれませんが、うーん、凄いな……。
 とにかく、中身の濃いドラマでした。
 良質の短編を“読ませて”いただいた気分です。有難うございました。

 では、おやすみなさい。


目を疑う(笑)

 こんばんは、野間です。

 大河ドラマ『龍馬伝』……ちゃんと見ております。
 しかも、BSハイビジョンの先行放送で。……いや、本放送の時間帯は、このところ大体に於いて小説叩きで乗っている時間帯なので、集中を途切れさせたくないもので。逆に、18:00から1時間程度は、食後すぐで、直ちに創作(アウトプット)に向かうには向かない為、ドラマ視聴(インプット)にはむしろ丁度いいくらいです。
 今年はドラマの感想叩きに時間を費やす予定はありませんので(……自作小説の執筆に時間を使いたいので……もし私が大河ドラマを視聴する予定と知って楽しみにしていた方がおいででしたら、御免なさい)、今迄敢えて触れずに来ましたが、余程のことがない限り、最後まで見るでしょう。

 なのに、どうして出てきたかと言いますと。
 いや、触れずにはいられない映像を見てしまったからでして(汗)。
 賢明なる皆様お察しの通り、当方、今週の回で一番楽しみにしていたのは次回予告という大馬鹿者なんですが(苦笑)、いやあ……

 ……目を疑いましたよ(苦笑)。

 な、何だアレは(爆)。

 本放送前なので詳しくは書きませんけれど、未見の方、アレを……小五郎君の顔を見逃してはいけません!(笑)
 登場するのは殆ど一瞬に近いんで、余所見などなさいませぬよう。
 年末のドラマ『顔』であの主役を演じた人と同一人物だとは、とても思えません(汗)。 ←勿論、褒め言葉です。

 あの一瞬の映像に目を疑うと同時、「た、谷原さんたら、今回も既存イメージを好い意味で変えてくれる役回りを貰ったのね! NHK、ぐっじょぶ♪」と嬉しく思った次第です。

 それでは、そろそろ小説叩きに戻りますので、失礼致します。


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