野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

タグ「いいねされた分だけ創作キャラを(略)」への回答

 この記事は、タグ「#いいねされた分だけ創作キャラを全力の愛を持って紹介する」を貼った以下のツイートに7つの「いいね」を頂いていたことにより起草したものです。


 「いいねされた分」が人数なのかツイート数なのかが書かれていないタグなので(汗)悩ましいものの、人数であると解釈して、ブログ記事の方で語りますね。
 「全力の愛を持って」という言い回しが気にはなりますが(以て、じゃないのかとゴニョゴニョ)、どちらかと言うと、ぶっちゃけ気味の身も蓋もない紹介という形で、作者の愛情(……歪んでる?)を表現するつもりです(笑)。
 なお、冒頭のデフィラさんは、結果が出た際に御希望いただいたキャラです。
 あと……「創作キャラ」とのことなので、『まなざし』の土方先生とか伊東先生とか(汗)、曲がりなりにも実在した人物は、語る対象から外しております(汗)。



デフィラ・セドリック
デフィラ・セドリック/(c)1998 星村朱美 『ミディアミルド物語』の登場人物。
 総名(※『ミディアミルド物語』用語/フルネームのこと)は「デフィラ・ターニャ・セドリック」。髪は亜麻色の断髪。虹彩は、右目が緑で左目が青と、それぞれ色が異なる。
 武家の名門セドリック家の本家に長女として生まれるも、男として扱われ、武術の面では厳しく育てられる。ただ、デフィラ自身は、自分が本当は女なのかもしれないと、訪問客の言動などから薄々は察していた模様。
 基本、「男装の麗人」と言えるが、当人は「武人として当たり前の恰好をしている」だけであり、「男装している」という意識は乏しい。
 主人公その1であるミディアム・サーガのみならず、主人公その2であるケーデルフェグラムや、その他の重要なサブキャラクターの多くと関わりを持つ、その立ち位置だけを見ればヒロイン的な人物であるが、そもそも十五歳になるまで男性として育てられてきて所謂女性装をしたことは殆ど皆無という点で、一般的な「ヒロイン」のイメージから外れている気がしないでもない。

ミディアム・サーガ
ミディアム・サーガ/(c)1998 星村朱美 『ミディアミルド物語』の登場人物。主人公その1、というポジションに居る。
 総名は「ミディアム・カルチエ・サーガ」。髪色は濃青色、切れ長の目に青い瞳の持ち主。しかし、強大な超能力を行使する際にはその瞳が赤く輝く。「伝説の力持つ者《ティブラル・オーヴァ》」として出現が早くから予言されていた人物である証なのだが、当人には全く以て、自分がそんな「御大層な存在」であることへの自覚がない(苦笑)。
 「恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》」との異名から察せられる通り、武術、特に馬上での矛槍の扱いに於いては割と天下無双系で、体力的にも軽く化物レベル。……が、彼が生きている時代のミディアミルドには、彼に匹敵するレベルの武人が何人かおり、物語が先へ進めば進むほどそういう武人と知り合う機会も増える為(苦笑)、異名ほどに天下無双でいられない辺りが気の毒ではある。
 なお、高校時代から書いていた改訂前版では、読者各位から、周囲の惚れた腫れたに関して「にぶちんキャラ」扱いされていたような記憶があるが、現在の版ではそこまででもなく、寧ろ割と鋭くなっている……と思う(汗)。あと、改訂前版では割に早くから見えていた或るキャラへの好(ネタバレ警報強制断

ケーデル・フェグラム
ケーデル・フェグラム/(c)1998 星村朱美 『ミディアミルド物語』の登場人物。主人公その2、というポジションに居る。
 総名は「ケーデル・サート・フェグラム」。「陽光の流れ落ちるような輝き」と表現される金色の髪は、右の前髪のひと房だけが天を向いている。瞳の色は青で、これは地味にミディアム君と同じだったりする。
 作中では「マーナの知将《ドー・ルーム》」と呼ばれているが、当人は自分を「知将」と自称したことがないという辺りがポイント(笑)。
 作者から「様」付けで呼ばれる、数少ないキャラクターのひとり。また、「千美生の里」の住人の中で最も、「作者に愛されるということは、不幸の烙印を押されるということ」を体現していると、専らの評判である。
 ……ただ、ケーデル様は、ミディアム君と比較すると、余り芳しくない方向への変化が生じるタイプの主人公だからねえ……改訂前版では、あの所業で、読者人気が一気に鍋底になったこともあるしな……いやまあ、あの頃は、みんな潔癖な(?)お年頃だったから……(ごにょごにょ)

グライン・マーリ
グライン・マーリ/(c)1998 星村朱美 『ミディアミルド物語』の登場人物。
 総名は「グライン・ミルドラ・マーリ」。髪は白金色、瞳は灰青色。
 ケーデルが個人的に使っているジャナドゥ(※『ミディアミルド物語』用語/所謂「忍びの者」のような存在のこと)。ケーデルのジャナドゥ隊の中では最古参のひとり。
 アル、という偽名の侍者として登場するが、グラインの方が本名。
 ……本伝2巻「祝宴・人模様」の章で、デフィラに仕えるリーダのジャナドゥ上がりミン・ディアヴェナが、初対面の際に「何処かで、会っている……?」という感覚に囚われて首を捻った理由は、本伝7巻「帰陣」の章で、マーナの近衛副長タリー・ロファが某人物と初対面の際に、「何処かで顔を見たことがあるような……?」と困惑したのと同根の理由からなのだが(!)、気が付いてる人はどれくらい居るかなーと(笑)。

頼山紀博《よりやま のりひろ》
頼山紀博/(c)2013 野間みつね 『レジェンダリィ・クレイン』シリーズの主人公。現在頒布中の登場作品は、『エモーショナル・サイオニック』の他には、サークル活動20周年自選蒐『はたとせ』収録の書き下ろし「V《ブイ》回収一件」、あと、ミックスナッツ系の短編集にも何本か。
 作中では「クレイン」或いは「クレイン・ロード」という名前の方が遙かに有名、という設定になっているが、日本人《ジャパニリタン》である為、「頼山紀博」の方が本名。黒髪、切れ長の目に黒い瞳の持ち主。しかし、強大な超能力を行使する際にはその瞳が赤く輝く。……って、『ミディアミルド物語』の主人公その1のミディアム君と一緒じゃん、と思ったあなたは正しい(笑)。ふたつの作品世界は実は宇宙空間で繋がっていて、ミディアム君は、紀博くんの前の「ティブラル・オーヴァ = レジェンダリィ・サイオニック」、つまり「前任者」に当たるのである(苦笑)。
 野間みつね作品の主人公の典型的な容姿を持つ……とゆーか、彼のビジュアルは、全ての野間みつね作品の「主人公キャラ」の原点である。何しろ彼は、作者が中学生の頃からの、「千美生の里」の住人なのだ(大苦笑)。もっと言えば、中学1年生の時から20年以上片想いし続けた(強制断

サラ=フィンク
サラ=フィンク/(c)1994 星村朱美 『魔剣士サラ=フィンク』の主人公。
※間の「=」は本当は二重ハイフン「゠」(U+30A0)だが、Webでは、環境によっては表示されない為、半角等号で代用。なお、自身の印刷物では外字を使用。
 刊行されたばかりの作品の登場人物なので、あんまりぶっちゃけ過ぎた話も出来ないのが難点だが、まあ何とか頑張る(汗)。
 黒髪、切れ長の目に黒い瞳の持ち主。但し、或る条件下に置かれると、瞳の色が……そこ、何処かで見たような、とか言わない(爆)。そーなる原因は全く違うんだっっ(苦笑)。
 異名となってしまった「魔剣士」は、無差別殺人鬼と化さざるを得なかった彼の所業に震え上がったケルリ王国の人々が、「恐るべき魔剣ばかりか魔道まで操る魔的なまでに凶悪な剣士」との意味を込めて使うようになったものである。……が、当人は「自分は魔道士である」という意識が強いので、その異名を拒みこそしていないものの、自ら「魔剣士」であると名乗ることはない。
 ……既に本作をお読みいただいた方にはバレバレになっていると思うが、ぶっきら棒とか無愛想とか書かれていても、「魔剣士」にならざるを得なくなったことで後天的に身に付けた性質に過ぎない為、存外と押しに弱く、諸々の雰囲気に流され易いところがあるとかないとか……(汗)。

セルリ・ファートラム
セルリ・ファートラム/(c)1996 星村朱美  『魔剣士サラ=フィンク』の登場人物。稀代の天才魔道士にして、少年時代のサラ=フィンクの魔道の師であった……という辺りまでしか喋れないのがツラい(苦笑)。
 ヒロインを差し置いて語るとは何事かというチョイスだが、作者から「様」付けで呼ばれる数少ないキャラクターのひとりであるし、本作あとがきまでお読みになった方なら、彼が「裏のヒロイン」などと作者から吐《ぬ》かされていることを御承知かと思うので、気にせず採り上げる(おい)。
 銀糸を集めたような直ぐな長髪の持ち主だが、だらしないことは嫌うので、読書など、下を向かねばならない作業の際は必ず髪を後ろで括ってしまう。眠りかけているような目の奥に潜む灰色の瞳は、しかし、感情が昂ると翠玉色の彩りを帯びてしまう。サラ=フィンクの母であるサラ=ヴァジリキの内心の呟きを借りれば、「この、容易に喜怒哀楽を他者に悟らせたがらぬ黒衣の魔道士にとっては、恐らく、己《おの》が瞳は、神々の与え賜うた皮肉以外の何ものでもあるまい」……。
 ……まあ、何と言うか、とにかく、各方面から「モテる」人であって(苦笑)。その「モテ方」には正直問題がありまくりなのだが、「周囲にモテモテ♪」という側面から見たら、間違いなく本作のヒロイン……(違うって!)
 とはいえ、傍に居たら大変な人物でもあろう。断じて「いい人」ではないしなぁ。
 ※セルリ様の台詞は、まだ、此処で貼れるようなものが台詞botに呟かれていない為、涙を呑んで省略




 以上、大っっっっっっ変に遅くなりましたが(済みません(汗))、7人分、若干ぶっちゃけ気味に語らせていただきました。
 作品自体が架空世界の歴史群像劇であるという性格上、どうしても『ミディアミルド物語』からの採用に偏りましたが、そこは御寛恕いただけますと幸いです。

2024年4月

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