こんばんは、野間です。
頗る御無沙汰しております。毎日うんざりするほど暑いですが、一応は元気に過ごしております。
……まぁ、我が赤鯉チームが負けてしまうと一時的に元気がなくなるんですが、負けて一番しんどいのは選手(&指揮官・スタッフ)達でしょうから、こちらはひたすら応援するのみです。……あ、そう言えば、「カープうどん」目当てで(汗)7月に神宮に行った時の記録を上げてませんね(苦笑)。神宮観戦5試合目にして初敗戦だった試合です。そちらは、いずれまた時間が取れましたら。
さて、標記作品。
……に触れる前に。
少年画報社の刊行物を買うのは、ああ懐かしや聖悠紀先生の『超人ロック』以来ですなァ(苦笑)。……余談ながら『超人ロック』は、長編が好きで、一旦買い始めたら大抵方は完結まで買い続けてしまう性分の私が途中で購読を断念した、数少ない作品のひとつです。他は、横山光輝先生の『三国志』ぐらいかなぁ。高橋留美子先生の『犬夜叉』は、残り2巻ぐらいのところで買うのはやめましたが、読むだけは最後まで読みましたし。
それはさて置き、今度こそ、標記作品。
昨日、twitterのハッシュタグ#carpを追い掛けていてその存在を知り、関心を持ちまして。
丁度1巻の発売日でしたので、早速、買って読んでみました。
■ 球場ラヴァーズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
価格:¥ 560(税込)
発売日:2010-08-23
主として関東でのカープ戦、ビジター応援席を舞台にした物語です……と言えばいいのかしら。
表紙にも登場している主人公の女子高校生・松田実央(……マツダって(笑))は、学校で酷い苛めに遭っているというヘヴィな事情を抱えているのですが、拠ん所ない理由から東京ドームのビジター応援席を訪ねたことがきっかけで、OL・基町勝子(……基町って、旧市民球場のあった中区基町ですね(笑))&自由業(汗)・下仁谷《かにや》みなみ(……もしかして東区「蟹谷」町のひねり? 下の名前も、南区「皆実」町ですか?/後日追記:よく考えたら、南区「南蟹屋」の方ですね! 新球場の住所じゃ!(爆笑))といった人生の先輩達(笑)と共に月に2回の野球観戦を始めることになります。登場時は心の縮こまった少女だった彼女は、観戦を経る毎に何かを掴み、次第次第に毅くなってゆくのでした。
いつか、探している「赤い帽子の人」に再会出来ると好いですね……とは思うものの、ビジター応援席って、赤い帽子被ってる人ばっかりだからなぁ~(汗)。
近年は権利関係がやかましく、実在する野球選手を漫画に登場させることが難しくなっているのですが(……出す場合、それぞれ利用料を払わなきゃならないらしい(汗))、いやぁー、そー来たかぁーと。
舞台となるのが外野応援席なので、球場のシーンでも選手の顔は出てきません。出てきても精々、遠目に見る後ろ姿ぐらいです。それでも、登場人物達の口から語られる台詞の数々で、十二分に、ファンの目から見た選手達の姿が伝わってきます。……そのひとつひとつのエピソードに、作者が個々の選手達に向ける、節度の利いた愛情を感じます。
……だから、作者が間違えたとは思いませんよ。
写植貼った人、高橋投手の名前は「建」ですからねっ。二刷目からは直しておいてくださいよっっ!(笑)
それにしても、いやはや、色々とツボに嵌まる作品でした~。
カープファンだから一層、なのかもしれませんが、特に神宮球場が舞台になっている時は、何かこう、見慣れた風景・シチュエーションが一杯でして(笑)。
例えば、
……決して、決して笑える場面の台詞(正確には内心の声)じゃないのに、思わず噴いてしまいましたがな(爆)。
外野だけでなく、内野も、席、ありありです……もしかしたら、ホーム側の席の方が(以下略)
野球素人の実央は、或る意味、野球ファンでない人の代表みたいなところがあります。
だから、こんなことも言っちゃいます。
でも、それに対する、先輩達の答は……
これ、第1話での会話です。
野球に限らず、試合場に出掛けていって応援するって、そういうことなんだよなぁ……と、深い共感を覚えました。
買って良かったなーと思いましたよ。
また、帰りの電車の中で危うく爆笑しそうになってしまった、この遣り取り。
……いやー、ホント、ツボですね(泣笑)。
にやっとさせられる小ネタもあったりして、目が離せません(笑)。
続刊が楽しみな作品が、またひとつ増えました♪
それでは、余り長々と語っても何なので、ひとまずこの辺で……。
頗る御無沙汰しております。毎日うんざりするほど暑いですが、一応は元気に過ごしております。
……まぁ、我が赤鯉チームが負けてしまうと一時的に元気がなくなるんですが、負けて一番しんどいのは選手(&指揮官・スタッフ)達でしょうから、こちらはひたすら応援するのみです。……あ、そう言えば、「カープうどん」目当てで(汗)7月に神宮に行った時の記録を上げてませんね(苦笑)。神宮観戦5試合目にして初敗戦だった試合です。そちらは、いずれまた時間が取れましたら。
さて、標記作品。
……に触れる前に。
少年画報社の刊行物を買うのは、ああ懐かしや聖悠紀先生の『超人ロック』以来ですなァ(苦笑)。……余談ながら『超人ロック』は、長編が好きで、一旦買い始めたら大抵方は完結まで買い続けてしまう性分の私が途中で購読を断念した、数少ない作品のひとつです。他は、横山光輝先生の『三国志』ぐらいかなぁ。高橋留美子先生の『犬夜叉』は、残り2巻ぐらいのところで買うのはやめましたが、読むだけは最後まで読みましたし。
それはさて置き、今度こそ、標記作品。
昨日、twitterのハッシュタグ#carpを追い掛けていてその存在を知り、関心を持ちまして。
丁度1巻の発売日でしたので、早速、買って読んでみました。
■ 球場ラヴァーズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
価格:¥ 560(税込)
発売日:2010-08-23
主として関東でのカープ戦、ビジター応援席を舞台にした物語です……と言えばいいのかしら。
表紙にも登場している主人公の女子高校生・松田実央(……マツダって(笑))は、学校で酷い苛めに遭っているというヘヴィな事情を抱えているのですが、拠ん所ない理由から東京ドームのビジター応援席を訪ねたことがきっかけで、OL・基町勝子(……基町って、旧市民球場のあった中区基町ですね(笑))&自由業(汗)・下仁谷《かにや》みなみ(……もしかして東区「蟹谷」町のひねり? 下の名前も、南区「皆実」町ですか?/後日追記:よく考えたら、南区「南蟹屋」の方ですね! 新球場の住所じゃ!(爆笑))といった人生の先輩達(笑)と共に月に2回の野球観戦を始めることになります。登場時は心の縮こまった少女だった彼女は、観戦を経る毎に何かを掴み、次第次第に毅くなってゆくのでした。
いつか、探している「赤い帽子の人」に再会出来ると好いですね……とは思うものの、ビジター応援席って、赤い帽子被ってる人ばっかりだからなぁ~(汗)。
近年は権利関係がやかましく、実在する野球選手を漫画に登場させることが難しくなっているのですが(……出す場合、それぞれ利用料を払わなきゃならないらしい(汗))、いやぁー、そー来たかぁーと。
舞台となるのが外野応援席なので、球場のシーンでも選手の顔は出てきません。出てきても精々、遠目に見る後ろ姿ぐらいです。それでも、登場人物達の口から語られる台詞の数々で、十二分に、ファンの目から見た選手達の姿が伝わってきます。……そのひとつひとつのエピソードに、作者が個々の選手達に向ける、節度の利いた愛情を感じます。
……だから、作者が間違えたとは思いませんよ。
写植貼った人、高橋投手の名前は「建」ですからねっ。二刷目からは直しておいてくださいよっっ!(笑)
それにしても、いやはや、色々とツボに嵌まる作品でした~。
カープファンだから一層、なのかもしれませんが、特に神宮球場が舞台になっている時は、何かこう、見慣れた風景・シチュエーションが一杯でして(笑)。
例えば、
(神宮は当日券いつもあって助かる)
……決して、決して笑える場面の台詞(正確には内心の声)じゃないのに、思わず噴いてしまいましたがな(爆)。
外野だけでなく、内野も、席、ありありです……もしかしたら、ホーム側の席の方が(以下略)
野球素人の実央は、或る意味、野球ファンでない人の代表みたいなところがあります。
だから、こんなことも言っちゃいます。
「他人のこと応援して楽しいですか。応援してどうなるわけじゃないのに、自分に関係ない人がやってる野球に必死になって。ここにいるみんな、偽善者みたい」
でも、それに対する、先輩達の答は……
「人のことだから応援するのよ」
「自分のことだったら自分が頑張るだけじゃなーい」
「応援してくれって頼まれたわけじゃない。自分の声で点が入るわけでなし。でもね、だからこそ応援なの。私が今、応援したいのよ」
〈中略〉
「ねぇ、津田が病気を隠して耐えていたように、ここにいる何万人のみんな、何か抱えてるかもって思わない?」
「あるあるー、みんななんかあるっしょー」
「あなたも、なにか思ってここにいる。でしょ?」
「でもねっ、自分のことはさておき、誰かを応援するの。状況も立場も気持ちもバラバラの人たちが、ここでだけ、ひとつところをみる。ここは堂々と他人を応援できる場所なの! いいでしょ?」
これ、第1話での会話です。
野球に限らず、試合場に出掛けていって応援するって、そういうことなんだよなぁ……と、深い共感を覚えました。
買って良かったなーと思いましたよ。
また、帰りの電車の中で危うく爆笑しそうになってしまった、この遣り取り。
実央 「もしかして、カープって弱いですか」
「データブック読んでみたら、広島最後の優勝って1991年じゃないですか。19年優勝してないのってどうして?」
勝子&みなみ 「こっちが聞きたいわ」
……いやー、ホント、ツボですね(泣笑)。
にやっとさせられる小ネタもあったりして、目が離せません(笑)。
続刊が楽しみな作品が、またひとつ増えました♪
それでは、余り長々と語っても何なので、ひとまずこの辺で……。