どもども、野間みつね@予約投稿です。
さて、第十九回です。
思い掛けず主人公その壱まで登場する展開となったものの、顔見せ程度で終わってくれるものと、まあ、この回の半ばぐらいまでは考えておりました。此処で彼までもがこの三人に絡んできたら、話が更に長くなりまくりますし、何より、自分の雇い主(=王)の顔ぐらい、暫く見てれば気付いちゃいそうだし(汗)。
でも。
青年傭兵が、ちらっと彼らの方を見る。興味を抱《いだ》いたような色がその表情によぎったが、当座、目の前の喧嘩相手を優先することにしたらしい。今迄の動きが子供あしらいであったことを示すかのような勢いで、相手がアラリランを振り下ろしてくる手首をつかみざま背後に回り、嫌と言うほど腕をねじ上げる。不吉な音がして、相手が白目を剥いた。
……此処で、「やばっ(汗)」と思いましたね(苦笑)。
作者の目から見ると、“もっと面白そうな相手を見付けたんで、当座の相手をさっさと片付けた”ってのが、丸わかり(爆)。
長い間書いてなかったもんなぁ、前半でもあれだけ他のキャラクター達が暴れたんだし、まして本伝の主人公その壱、そう簡単に引っ込んでくれる気はなさそうだなぁと、長嘆息して筆を進める作者なのでありました。
それでは、また次回。