どもども、野間みつね@予約投稿です。
さて、第十八回ですが、いやー、まさかまさかまさかまさか。
海の底から掬い上げたような濃青色の短髪が印象的な青年傭兵は、深みの強い青い瞳を不敵な彩りで満たした。上背はなく、まだ十五、六ではなかろうかというほどの若々しい顔立ちでもあったが、タリーやララドのような武の心得のある者の目から見て、その立ち姿には、老練の武人と比しても全く遜色ないほど、隙というものが存在しなかった。
……『ティブラル・オーヴァ物語』の読者様であれば、この記述だけで、この青年が何者であるかはおわかりかと存じます。
何と、主人公その壱、此処でお出ましー! (爆死)
主人公その弐だけならまだしも、主人公その壱まで、ちょい役とはいえ登場してくるとは……どないせーっちゅーんじゃ、とブツブツ呟きながら筆を走らせていた作者なのでありました。
……ちょい役、ってところが、大いに見通し甘かったんですが(汗)。
では、また次回。