ども、野間みつね@予約投稿です。
第二十四回、ミディアム君がこの話から退出してくれた後半、場面は、タリーさんが馴染みの小料理屋“月光亭”に移ります。
……このお店に関しては、語りたいことは山ほどあるのですが、本伝がせめて5巻まで進み、更に外伝が2巻、出来れば3巻まで出ないと、流石に語れません。うーむ、残念です……。
ですが、ひとつだけ。
このミディアミルド世界では、髪が赤いというのは、ちょっとばかり特殊な意味を持っています。
大地の民にとって或る種の恐怖の対象ともなっている“野蛮な”騎馬の民ジェ族の血を引いている証として、侮蔑の対象となることがあるのです。
無論、そんなことは生まれてきた当人には何の関わりもないことだからと、まるで気にしない者もいます。此処に集う面々も、そのような偏見とは無縁であることから、話は淡々と進むのでした。
では、また次回。