ども、野間みつね@予約投稿です。
連載第三回では、噂の長老候補と、某近衛副長閣下(笑)とが、新たに物語に加わってきます。
この長老候補ソフィア君は、名前こそ未だ本伝に出ていませんが、実は既に本伝の中でも登場してはいるのです(苦笑)。
ただ、それが何処なのかを此処で明かしてもいーもんかね、とも思うので、敢えて説明はしませんが、本伝をお持ちの方は、3巻を読み返していただくと、似たような容姿の登場人物の存在に気付けるかもしれません……とだけ申し上げておくことに致したく(汗)。
【今回の、身も蓋もない解説】
ドージョ : ミディアミルドの“大地の民”(=物語に登場する皆々は、自分達のことをこう自称している)が着用する典型的な服装の呼び名です。上衣は立て襟、カフスあり、袖の付き方はラグラン。腰の所をベルト(或いはそれに類する物)で締めます。裾は出したままです。男性(或いはデフィラさんのように裾長の服装を好まない女性)の場合、下はストレートのスラックス風でしょうか。裾は、儀礼用正装の場合は中長靴《ちゅうちょうか》の外に出されます。なお、後半で出てくる軽装の場合は、長靴《ちょうか》の中に入れられています。
マイルコープ : 「マント」に読み仮名を付ける形で初出しているので、イメージが浮かばずに戸惑うということはないでしょう(苦笑)。後半で出てくる「コープ(肩掛け布)」を含めて、武官の場合は、左肩で留《と》められています。文官・聖職者は右肩。
ディラン : まぁ、レイピアをイメージしていただければ大体宜しいかと。
ガダリカナ : 物語でも後で説明が出てきますので、詳しくは後の回に譲りますが、元々は剣闘を模した剣舞です。
それでは、また次回。