架空世界歴史物(?)『ミディアミルド物語』のサイドストーリーズを収録したシリーズ、第1集。
1998年7月、初版発行。2011年3月、大幅リライト版を、改題の上、現在の装幀で刊行。
マーナ王国きっての武家の名門セドリック家本家の一女デフィラは、17歳の秋、1頭の仔馬を与えられる。フィズと名付けられたその仔馬の世話や馴致に夢中になるデフィラ。自ずと剣の稽古も疎かになる中、やがて彼女は、年末恒例の将校以上自由参加闘技会に初めて参加するが……
表題作の他、掌編「化粧」及び「死の使者」を収録。
現在頒布しているのはリライト版(第2版)です。
表題作に新章は増えるわ、更に新しい掌編は加わるわでページ数が激増、頒価が初版より100円増しの500円となりました……(汗)。
なお、タイトルの読みは、「せいすいは いまだ あおく」です。
■ タイトル : 清水は未だ青く - ミディアミルド物語外伝集 1 -
■ 要修正箇所 : 85ページ 下段 5行目
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
【誤】 傭兵の採用試験には必ず立ち合う。
↓
【正】 傭兵の採用試験には必ず立ち会う。
■ 備考
2ページほど前の箇所で「私が立ち合ってみようと思う」という変換があったことが原因だろうとは思うが、こちらでは「立ち会う」の方が正しい。此処で「立ち合う」だと、意味が全く異なってしまう(汗)。……そもそも、「立ち合う」なら、最低限、直前の助詞が「には」ではなく「では」にならなきゃ気持ちが悪い(苦笑)。
■ タイトル : 清水は未だ青く - ミディアミルド物語外伝集 1 -
■ 要修正箇所 : 92ページ 下段 14行目
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
【誤】 一頭の馬には豪華な馬具が贈られるし、
↓
【正】 一等の馬には豪華な馬具が贈られるし、
■ 備考
一文字違うだけでその文章が意味不明になってしまう悪例である……(嘆) しかも、文字面として「一頭の馬」そのものの意味が通る分(=見た瞬間には「明らかに誤字」とはわからない分)、その後に続く文章自体の意味不明度が増してしまうという悪質さ。