『知将ふたたび』 -ミディアミルド物語 13-

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 野間みつねが高校生の頃から手掛けている、謂わば〝準ライフワーク〟的な作品、第13巻。架空世界の歴史物、と表現するのが一番適切かも。
 2024年10月、初版発行。

『知将ふたたび』
 マーナのケーデル・フェグラムと同じく在野の軍略家ナドマ・リリ老の私塾出身であるセラディン・ペルテアは、招聘されたレーナで、望み得る限り最高の役職を得た。しかし、禁足処分中にも拘らずマーナを支えようとしているケーデルの動向がどうしても気になり、怏々《おうおう》として楽しまぬ日々を送る。或る日、そのセラディンを害そうとする輩《やから》が現われ……
 タイトルの読みは「ドー・ルームふたたび」です。
 そろそろ表紙の配色がネタ切れになってきたのか、刷り上がってきたらば外伝集『清水は未だ青く』と殆ど同じカラーリングでして、並べて置くのが憚られる状態に(汗)。早めに14巻を出して、別の色を間に挟みたいですね、はい……。