『残し置く言の葉草の記 (中)』 ~『まなざし』傍話集~

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 野間みつねの〝私家版・土方歳三《ひじかた としぞう》〟とも言うべき『まなざし』に於ける伊東甲子太郎《いとう かしたろう》を語り手として描く傍話集、その弐。
 2007年8月、初版発行。

『残し置く言の葉草の記(中)』
 慶応二年師走、新選組屯所に詰めていた伊東甲子太郎は、自身の休息所から、覚悟していた知らせを受け取った。かねてから体調を崩して寝付いていた妾が、いよいよ危なくなったという。叶うことなら看取ってやりたいと考えた伊東が監察を通じて副長土方歳三に外泊を届け出、外出しようとしたところへ……
 「都の春も」「あらそはぬ姿ながらも」「ともに散りなん」「真心の清き心に」「いかでちぎりを結ひ留むべき」「神もゆるして」「なほまどひけり」を収録。

 収録作品7本中の4本は、紙媒体に纏めるよりも前に作品を書き上げていた為にウェブ上で先に公開済みですが、紙媒体に移すに当たり加筆修正しております。……諄《くど》いよーですが、アブナイ話は、ウェブには載せませんよー(汗)。
 男色絡みの展開も含まれていますので、苦手な方は御遠慮ください。