『ムグロールの赤狼』 -ミディアミルド物語 4-

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 野間みつねが高校生の頃から手掛けている、謂わば〝準ライフワーク〟的な作品、第4巻。架空世界の歴史物、と表現するのが一番適切かも。
 2011年9月、初版発行。

『ムグロールの赤狼』
 バルバミラの戦いで力尽きた〝恐るべき青い炎《ダグディグル・グルーグラス》〟ミディアム・サーガ。長き眠りから目を覚ました彼の前に現われたのは、ひとりの〝少女〟であった。彼女の存在に戸惑い、その言葉に苛立ちと反発を覚えるミディアム。だが、語り続けるその〝少女〟に突如として襲い掛かってきた暴風の禍々しさに、ミディアムの体は咄嗟に動いていた……

 この巻で、舞台が大きく北東に動きます。
 過去刊行分のリライトを離れ、ようやくの続刊となりました。
 なお、タイトルの読みは、「ムグロールのあかおおかみ」です。