表紙込み820ページ長編ファンタジー『魔剣士サラ=フィンク』の登場人物である“暗黒魔道士”セルリ・ファートラムの青年期を描く傍伝シリーズから、書き下ろし作品及びアンソロジー等に寄稿した短編の改訂作品、計6本を収録した短編集。
 2024年8月、初版発行。

『真実の鏡』
 探索に入れば必ず犠牲者が出るが故に“人喰い屋敷”と呼ばれている古代魔道王国時代の貴族の別荘だったという遺跡に足を踏み入れた若き魔道士セルリ・ファートラムは、その一室で、隠された真実を使用者に教えてくれる古代の魔法工芸品“真実の鏡”を発見する。しかし、その鏡には、向かい合った相手の魂を喰らうという噂があった……
 各種のアンソロ等への寄稿作品の方が多いですが、初出では字数の壁の為に泣く泣く削った箇所を復活させるなど、幾許かの改稿を施した作品もあります。
 なお、書き下ろしの表題作は、各種アンソロ等には間違っても寄稿出来ない、ややエグめな上にアレな展開になりました(汗)。

そんなに長くない(嘆)

  • 投稿日時:

■ タイトル : 真実の鏡

■ 要修正箇所 : 26ページ 上段 19行目(左から7行目)

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 この数年間の遺跡探索で
 ↓
【正】 この一年近くの遺跡探索で


■ 備考
 セルリ・ファートラムが古代魔道王国時代の遺跡の探索に邁進していた期間は一年半ほど。私の場合「数年」は「五、六年」と同義だし、仮に辞書的なもうひとつの意味「二、三年」だと取ったとしても、明白な誤り。
 その前の「緑乙女の胸飾り」ではせこくきちんと時点修正出来ているのに此処は見落とすとか……(嘆)

「や」は「お」のお隣

  • 投稿日時:

■ タイトル : 真実の鏡

■ 要修正箇所 : 56ページ 上段 10行目(冒頭の空行5行分を含む)

■ 種別 : ルビ誤り

■ 修正内容

【誤】 「概」のルビ「ややむ」
 ↓
【正】 「概」のルビ「おおむ」


■ 備考
 ……「や」と「お」のキーは隣同士なんで、この種の事故は稀によくある……