■ タイトル : 四番目の魔道士
■ 要修正箇所 : 9ページ 上段 18行目(左から9行目)
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
【誤】 癇に触る笑い声が
↓
【正】 癇に障る笑い声が
■ 備考
EPUB移植中に発見したので、流石にサイトには修正してからアップした(汗)。
……刊行から23年近くも経たないと見付けられなかったんかい、と言いたいところながら、こちらの短編「四番目の魔道士」自体は、1991年に執筆して某広報誌に掲載してるんだよなァ……(白目)
なお、余談ながら、この本はワープロ専用機時代の刊行物なので、一段の行数は26行である(現在は25行)。
連作短編集。コンピュータRPGコンストラクションツール『Dante』(1990年、株式会社アスキー)に収録されていたサンプルゲーム『BADOMA 血塗られた伝説』を勝手にノベライズした『小説BADOMA』に登場する〝伝説の四人の魔道士〟の物語を、これまた勝手に拵えた代物である。
表紙絵&挿画は、高井玖実子
《たかい くみこ》さん。
2002年8月、初版発行。
或る邪悪なる魔の一族と戦ってきた、白魔道士カルキ・赤魔道士ガルーダ・緑魔道士シュリー。しかし、彼らの力だけでは、一族を封じ込めるには至らない。限界を感じた彼ら三人は、強大な力を持つと噂されながら全く人前に姿を現わさぬ黒魔道士ヴィラバドラに共に戦ってほしいと呼びかける為、彼が隠れ住むと言われる小さな島に降り立ったが……
元の話とも言うべき『小説BADOMA』について、実はゲームの原作者そらまめ様からは「著作権なんて気にしないでどんどん書いてください」との有難いお言葉を御感想と共にお手紙で頂いているのですが(物書き活動に於ける宝物のひとつです)……残念ながら、著作権者(=著作権を所有している者。必ずしも著作者ではないことに注意)は、ゲームの原作者様ではなくアスキーさんなんですよねえ……(嘆息)
ただ、現行著作権法上では、既存ゲーム──に限らず小説以外の媒体──の勝手なノベライズは翻案権侵害になっても、或る著作物の〝その後〟の話や〝その前〟の話を小説で書くことに対しては網が掛かっていないので──ごく端的に言えば、著作権法ではアイディアは保護対象にならない──こういう〝伝説〟を発表するのは問題なかったりします(汗)。
※2015年3月、『小説BADOMA』カテゴリ新設につき、記事カテゴリ及びURL移動
■ タイトル : 四番目の魔道士
■ 要修正箇所 : 5ページ 下段 25行目(左から2行目)
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
【誤】 跡を追って岩陰に
↓
【正】 後を追って岩陰に
■ 備考
この場合、追い掛ける対象が具体的な「人」である為、「跡」よりも「後」の方が適切。「跡」は、「父の跡を継ぐ」や「事件の跡を追う」のように、抽象化したものが目的語になる場合に使われる。
この頃の文章には、「後」と書くべきところまで「跡」としている間違いが多い(汗)。
■ タイトル : 四番目の魔道士
■ 要修正箇所 : 8ページ 上段 17行目(左から10行目)
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
【誤】 遅れて跡を追う。
↓
【正】 遅れて後を追う。
■ 備考
同じく、追う対象が具体的な「人」である為、「跡」よりも「後」の方が適切である。
■ タイトル : 四番目の魔道士
■ 要修正箇所 : 9ページ 上段 18行目(左から9行目)
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
【誤】 癇に触る笑い声が
↓
【正】 癇に障る笑い声が
■ 備考
「かんにさわる」の「さわる」は「障る」の方である……どうして間違った……。
■ タイトル : 四番目の魔道士
■ 要修正箇所 : 11ページ 上段 15行目(左から12行目)
■ 種別 : 記載誤り
■ 修正内容
【誤】 波が砂をさらった。
↓
【正】 波が砂を洗った。
■ 備考
ちょ、ナンダコレハ(汗)。浚った(or 攫った)ら、その場から砂がなくなっちゃうことになるから駄目ぢゃん(滝汗)。
……なお、此処は、修正ならこの記載になるけれど、改訂するなら「波が砂を洗う。」に書き換えられることになる(苦笑)。
■ タイトル : 四番目の魔道士
■ 要修正箇所 : 33ページ 上段 18行目(左から9行目)
■ 種別 : 誤字
■ 修正内容
【誤】 意義を唱えたい
↓
【正】 異議を唱えたい
■ 備考
……に……にじゅうねん……
2002年に発行した作品の誤字に、2022年になってようやく気付けて、此処に上げてるって、どんだけ……(呆然)