野間みつねの個人ブログです。
時には「千美生の里通信」のWeb版として、
そして時には創作活動の報告の場として……
余程に気が向いたら、書きかけの小説の断片を掲載するかもしれません。
 

「同人イベント」のブログ記事(古→新)

 11月23日、東京ビッグサイトで開催された「COMITIA 122」に、サークル参加してまいりました。

撤収後の聖地神殿  ……あ、上の写真は帰りに撮ったものです。行きは雨でしたからね、屋根の下を外れて撮影するのはやめておきました(苦笑)。



 さて、今回は、連日仕事が押したり、週半ばの祝日開催だったり、体調も前日まで思わしくなかったり……等々で事前のディスプレイ試行などの時間が全く取れず、持ち込めるだけの什器を持ち込んでおいて既存のPOP・ポスター類を主に使い回しまくるという、ぶっつけ本番ディスプレイとなりまして(汗)。

COMITIA122 け61ab 全体


 ……うん、まあ、その場で組み方を決めたにしては、割合ましになりましたか(苦笑)。

 机1本、2スペース展開でしたので、全体を、大凡、三つのエリアに分けまして……

COMITIA122 け61ab 右側

 向かって右側が無料配布物のエリア。スペースの中から手を出してお勧めし易いように、後ろをPOPで埋め尽くさず、全体的にも低めにしています。

 中央は、拙サークルの看板作品である『ミディアミルド物語』のエリア。

COMITIA122 け61ab 中央  1枚目の写真の方がわかり易いですが、上から下までポスター&POPで埋めています。スペース前の通路がそれほど広くはなかったので、最初前垂れにするつもりだったA3ノビのポスターを急遽ラックの上に回し、ラックの上に掲げるつもりだったPOPを下に回しました。通路が狭いと、大きな前垂れは、通行する方々の視界からはみ出てしまいがちですので(汗)。
 なお、右隣の無配エリアの一番左に『ミディアミルド物語』の試し読み冊子を置き、関連性は適切に確保。

 向かって左側では、それ以外の有料頒布物の見本誌を棚差し。

COMITIA122 け61ab 左側  残部僅少の『まなざし』上巻を前面に押し立てるスタイルを取りました。
 中央エリアとの境目に、簡易お勧めPOPと、頒価表とを置いて。……これは九州コミティアでのディスプレイの応用ですが、簡易お勧めPOPと頒価表とをセットで置くことで、より整理された感じになったかな、という気がしています。

 ……頒布の方は相変わらずでしたが(苦笑)、完全坊主ではなかったですし、お預かりしていた300字SSポストカードセットを始めとして無料配布物がティアにしては(汗)大いに捌けてゆきましたので、まあまあと言ったところでしょうか。

 それよりもですね。
 今回のティアでの私的な一大トピックは、booknext名義で企業出展されていた栄光さんのブースを訪ねた時、普通に案内の品を渡そうとなさったお姉さんが急に「あっ! いつも有難うございます!」と挨拶してくださったことですよ(驚)。
 確かに当方、20年以上利用させていただいてはおりますが、最小ロットが100部だった頃には100部、50部になってからは50部しか刷らないのが9割9分(汗)という小口利用者なので、よもや「野間みつね」という筆名の名札を下げているだけで先様から挨拶していただけようとは、全く以て予想の外、夢にも思わず。
 いや本当に吃驚致しました……。
 お姉さんとお話しさせていただいた限りでは、どうやら、いつも何かしらのオプションを付けて発注する(=装幀にちょっと凝る)利用者として覚えられているらしいことが、何となくわかりましたよ(大苦笑)。
 いつも有難うございます、は私の方の台詞でございます、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます(深々)。



 以下余談。
 今回、準備の時間が取れず、心理的にきつかったせいか、「某ごっつい新刊が出せたら、1スペースに、その本だけを持ち込んで飾る&積む、というディスプレイをやってみたいなぁ……」などと折々に考えておりました。
 他の既刊の持ち込みは一切なしで。
 拙サークルの普段の姿を御存じの方々には却って、「な、何か悪いものでも食べたんですか?」と吃驚されて、目立ったりするかもしれないなー、と(笑)。

 ……まあ、でもやっぱり全種を持ち込みそうな気もしているのですけれど(爆)。

おまけ:2017年の纏め

 ……ついでなので、「創作 Advent Calendar 2017」企画参加のおまけとして、年頭に記した抱負記事を眺めての突き合わせもしておきますかね(汗)。

年頭の抱負
【出したい新刊リスト; あくまで希望】
8月……『魔剣士サラ=フィンク』全1巻(第一部総集編も合本/上製本にするつもり)
      ※出来れば夏コミ合わせの新刊で
その他……『ミディアミルド物語』本伝11巻、『小説BADOMA』続編(汗)、ミックスナッツ系の短編集、ほか

 ……えーと、「寝言は寝て言え」状態になってますね(汗)。

現実
【出した新刊リスト】
『「長編上等」 とーとつ☆ばっすい集2』
4月……『長編上等 とーとつ☆ばっすい集2』

※企画参加者様の作品抜粋等を集めた冊子で、自作品とは言いづらいのだが、編集・発行は当方で行なったので一応(汗)。

『灰色の翼』
8月……『灰色の翼』

※夏コミ合わせの刊行物。『ミディアミルド物語外伝集』6巻。架空世界ミディアミルドの一時代を描く長編『ミディアミルド物語』シリーズ久々の新刊となった。

『ナブ・ナブオーヴァ』
10月……『ナブ・ナブオーヴァ』 改訂第五版

※『ミディアミルド物語』本伝1巻の改訂再販。2010年以来頒布してきた第四版の在庫が10部を切ったことから、第四版での誤りや用字等を改めての第五版を出した。……のだが、まだ第四版が4部残っている為(汗)、誤字等が気にならない方にイベント会場限定で100円頒布中(本来の頒価:500円)。

『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet 改訂第二版』
10月……『小説BADOMA おいでよランガズムBooklet』 改訂第二版

『小説BADOMA』の各巻を紹介する、無料案内冊子。初版も、今回の第二版も、表紙に特殊紙とオプション料金無料キャンペーンの箔押しとを使っているが(汗)、如何にチープそうに見せるかに意を注ぐ刊行物。めくって初めて表紙が特殊紙であることがわかる装幀(笑)。今回、ひっそり増ページ。


 純粋なる新作、殆ど出せてないですなあ……(嘆息)
 まあ、実は夏コミ新刊も、「よくぞ間に合ったな……」と思うくらい危うかったのですが、そこは、御関心があれば、上記新刊に係るリンク先を読んでいただくとして(汗)。

 とは言え、何故出せなかったかというと結局『魔剣士サラ=フィンク』に纏わる作業、ぶっちゃけた話、既発表分すなわちワープロ専用機時代のテキスト移植(データが移せない為、紙の印刷物を見ながらの手入力)に非常に時間が掛かっていたことが理由でして(汗)。
 今年中の発表こそ出来ておりませんが、テキスト移植と並行して既発表分の続き(=新作)も多々書き溜めたので、割と頑張った方かなーとは思っております。……先日ようやくようやくようやくテキスト移植を終えたのですが、書き溜めていた新作分にトータルでノンブルを振り直したら、668ページ(A5判2段組)に到達したので、うんまあ、書くのは書いてたってことで(白目)。
 間違いなく700ページ超の本になりますが、来年こそ……! (……2014年から「来年こそは出す!」と言い続けてきた本ですが……こ、今度こそ……(爆))



 イベント参加の方は、突き合わせと一緒に載せますね。
 直参したイベントでは報告記事にリンクを張っておりますので、御用とお急ぎのない方は、お気が向かれましたら覗いてやってください。……大抵、長いですが(汗)。

【イベント参加リスト】
1月29日(日) Elysian 32 (@札幌/委託参加)★
2月12日(日) 第一回静岡文学マルシェ (@静岡/委託参加)★
3月19日(日) 花鳥風月 131 (@松江/委託参加)
3月26日(日) THE ADVENTURES project008 (@郡山/委託参加/年間委託)★
4月1日(土) 第5回 Text-Revolutions (@台東区/直接参加/報告記事☆☆
4月23日(日) ADVENTURES in 会津62 (@会津若松/委託参加/年間委託)★
5月14日(日) 花鳥風月 132 (@松江/委託参加検討中)→申込時期がテキレボ準備期と重なり、サークルカットが描けずに参加見送り
6月19日(日) 北海道COMITIA 6 (@札幌/直接参加/報告記事
7月9日(日) 花鳥風月 133 (@松江/委託参加)
7月24日(日) みちのくCOMITIA 3 (@郡山/委託参加予定)→委託準備期が夏コミ原稿修羅場期と重なることが容易に予想出来た為、迷ったが参加見送り
8月14日(日) コミックマーケット 92 (@江東区/直接参加/報告記事
8月27日(日) 花鳥風月 134 (@松江/委託参加検討中)→委託品の発送時期が夏コミ直後と重なり色々死んでることが容易に予想出来たので、参加見送り
8月27日(日) THE ADVENTURES project009 (@郡山/委託参加/年間委託)★
9月3日(日) Elysian 33 (@札幌/委託参加)★
9月18日(月・祝) 九州COMITIA 1 (@北九州/直接参加/報告記事
10月15日(日) 花鳥風月 135 (@松江/委託参加)
10月15日(日) ADVENTURES in 会津63 (@会津若松/委託参加/年間委託)★
10月22日(日) 新潟COMITIA 48 (@新潟/『魔剣士サラ=フィンク』が刊行出来ていれば委託参加)→当然参加見送り(汗)
10月28日(土) 第6回 Text-Revolutions (@台東区/直接参加/報告記事☆☆
11月5日(日) 北海道COMITIA 7 (@札幌/委託参加)★
11月23日(木・祝) COMITIA 122 (@江東区/直接参加/報告記事
12月17日(日) 花鳥風月 136 (@松江/委託参加)

 ……後ろに付いてる星マークは何ぞや、って、そりゃもう単純に有料頒布物が1冊でも出たか出なかったか、それだけでございます(苦笑)。
 委託参加イベントでは頒布物が出てゆかないというのがデフォルトだった拙サークルですが、参加初回から一度たりとも「頒布ゼロ」で戻ってきたことがない(有料頒布物が出なかったことはありますが、その時にも無料配布は貰われていった/なお、幾ら無料モノでも出ない時は全く貰われていかないイベントです)という花鳥風月さんの「神在《かみあり》イベント」っぷりが、今年も際立ってますよ(汗)。

 因みに、後ろの白星がふたつになっているのは、有料頒布物の頒布数がトータルふた桁に到達したイベント。
 今年は夏コミでの有料頒布が10冊未満に終わった為、『ミディアミルド物語』全15冊(※当時)買いの女神様が降臨した春のテキレボと、カープのV8を祝っての3冊以上纏め買い800円引きフェアを開催したおかげか纏め買いの方が複数お見えになった秋のテキレボだけ、でした(苦笑)。

 ……黒星続き(体感的には三連続)のイベントは、基本的に、来年は撤退、ということになりますねぇ……。


 以上、簡単な(?)今年の纏めでした(汗)。
 ではでは皆様、どうぞ好いお年を。来年は、恒例の抱負記事からお会いしましょう(笑)。

 夏コミ原稿の追い込み中につき、結構短くなりますが、取り急ぎ報告をば(汗)。



 6月17日(日)、北海道COMITIA(以下、略称の「北ティア」と記載)の第8回目に直接参加してまいりました。

ホテルさっぽろ芸文館
 今回は、第1回北ティアから(いや、その前のプレ開催時からでしたか)ずっと使われてきた「ホテルさっぽろ芸文館」との「お別れ回」でした。
 ……もう終わってしまったので話しても良いかなと思いますが、当方、前泊も必ずこちらのホテルでして、本当に本当にお世話になりました。……初回(2014年11月)の宿泊時、チェックイン後に笑顔で「こちらのお荷物もお部屋に運びましょうか?」と、宅配搬入のダン箱ふたつを台車に乗せて出してこられたのも、良い思い出です。いやー、あの時は目が点になりまして、「い……いえいえいえいえっ、それは明日のイベント会場行きの荷物なんでっ(汗)」と焦りましたわ(笑)。



 という訳で今回も、当日の朝8:45集合で、設営等(机上シール貼り、ちらし配りなど)をお手伝いさせていただきました。
 今回は、3階全面を使用しての開催ということで、いつもより完了までに時間を要しましたね。作業完了からサークル入場開始時刻まで、残り20分程度。
 ……そのせいではないと思うんですが、設営はギリギリで(汗)、写真撮影は開場後となりました。

北ティア8 「G 23-24」  ディスプレイで微妙に悩まされてきた赤っぽい照明ともお別れですね(苦笑)。
 通路がそこまで狭くなかったので、横長の前垂れポスターも使いました。……見ての通り、うるさいほど『ミディアミルド物語』プッシュだったおかげか(?)、トータルで見ると普段よりも若干、興味を示して足を止めてくださる方が多かったように思います。

 ……とは言え、相変わらず(?)朝の内は完全に通路でして、お預かりしていた300字SSポストカードセットをお勧めするタイミングすら掴めず(汗)。……後で、お渡しした方々から、「えっこれ全部ですか、1枚ずつかと思ってた~」と言われたので、意外に皆さん、POPの「セット」という文字を御覧になっていない模様(苦笑)。

 午後になると無料配布が割に貰われてゆくようになる点で、北ティアは本家ティアより遙かに良いのですが、有料頒布物の方が殆ど出ない辺りは本家ティアと余り変わりません(苦笑)。
 ただ、今回は、前回までと少し違っていて、続き物長編の旧版をお試しで買われていく方がお見えになったり、去年の北ティアで拙作を購入してくださった方が再度お見えになって吃驚するほど激賞してくださったり(汗)……毎年必ず遠征している甲斐はあるのかもしれないなぁと思える色々がございました。
 あと、みちのくティアの主催の方がわざわざ拙スペースまでお越しになり、御挨拶くださったことにも驚きました。オールジャンルイベントへの年間委託は終わりましたし、みちのくティアも今年の参加は見送ったのですが、来年のみちのくティアには委託参加の方向であることをお伝えした次第です(汗)。

 という訳で、北ティア当日、拙サークルにお立ち寄りくださった&拙作をお求めくださった全ての皆様、そして、北ティアスタッフの皆々様に、心から感謝致します。
 次回、12月5日の北ティア9は……委託での頒布ゼロが連続していることから撤退を考えていたのですが、夏コミ新刊を見本誌として提出しておく為に(汗)、思い直して委託参加の予定です。……その次の直参回までに、各地の見本誌読書会で「な、何じゃコリャ……」と目撃していただくのが目的でございます(爆)。
 因みに、次々回北ティア10は、6月30日、札幌コンベンションホール全面を使用しての開催だそうです。行きます、十中八九(笑)。

 7月16日(月・祝)、「Texr-Revolutions」(以下、略称の「テキレボ」と記載)の第7回目に参加してまいりましたので、その御報告を。
 ……余り長くならないよう頑張ります。

 なお、当方が主催した続き物長編小説応援企画「長編上等」については、別途、当該企画に絞った御報告を企画公式サイトに先上げしておりますので、そちらを御覧いただければ幸いです。



 今回は……本っっ当に大変でした……。
 例年、夏コミ新刊を印刷所の超早割または早割に突っ込んでいる私にとって、今回のテキレボの準備期間は、夏コミ新刊修羅場の時期とぴったり一致します。
 糅てて加えて今回は、四半世紀以上掛けて書いている&此処何年か出す出す詐欺が続いている長編作品『魔剣士サラ=フィンク』を、今度こそ完結させて出さねばならぬ、というタイミング。
 ですので、開催日を知った瞬間、初めて欠席を考えました(汗)。
 が、開催時期から考えて今年はこの回だけかも、とも予想出来ましたので、長編上等企画の負担を思い切り小さくしての開催と、サークル直参とを決意。……案の定で、夏コミ新刊の修羅場と激突して事前のPRが殆ど出来ずという有様でしたが、どうにかこうにか企画を回し、参加に漕ぎ着けました。
 ただ、この時期の開催だったら、もう次は参加出来ないぞ、と痛感するレベルでした(汗)。PR合戦華やかな時期に全く乗ることが出来ないので、精神衛生にも甚だ良くないです(苦笑)。

 ……ところで、2020年は、コミケットが5月開催なんで、前年末~3月が修羅場になりそうなんてすよね(汗)。企画最終回を2020年春のテキレボ、と宣言しているんですが、どーすんだオレ(汗)。
 (……いやまあ、アカン、と判断した場合は、その次のテキレボに延期しますけどね)



 それはそれとして、設営に参加しなればブース設営が間に合わないという当方、普段通りに朝の5時半起きで浅草へ。
 今回からフロア全面展開ということで前回より時間が掛かってしまうのでは……と懸念されましたが、今迄より圧倒的に大勢の人が設営に参加、寧ろ前回より遙かに早く終わりました。
 で、今回のブースでは、折角買った透明棚を使ってみることにしたので、什器の組み立ては殆ど必要なし。1時間半もあれば、設営は余裕で完了する筈……

テキレボ7 C25-26 全体図(横)  ……だったんですがねぇ(汗)。
 結局かなりギリギリになってしまい、開場直前に企画マップを持って参加者各位のブースを駆け回る羽目になりました(汗)。
 2枚をバランス良く組み合わせて固定する布敷き作業で意外に時間を取られることがわかっているので、何も考えずにパサーッと出来る180cm四方の敷布が欲しいなあと、今回は切実に思った次第です。

テキレボ7 C25-26 全体図(縦)  因みに、天井から企画のポスターを吊るしたので、それも含めた全景だと、右のような感じです。……上が見えておりませんが(汗)。

 並べ方に関しては、使用什器の関係で凸凹が作れなかったこともあり、平板な印象になったかな……と。
 あと、2ブース(幅180cm)且つ奥行が90cmもあるので軽減されていますが、詰め込めば既刊全てを棚差し出来る右側の棚(幅59cm弱×奥行21cm)は、コミケットの幅90cm×奥行45cmだと、恐らく威圧感が半端ないものと思われ(汗)。今後は、使うとしても、テキレボのみになりそうですね。
 ……いや、幅があり過ぎて持ち込みがかなり大変だったので、厳しいな(汗)。

テキレボ7 C25-26 部分  企画モノや無料配布類を外して写した左側です。
 長編上等参加作品ポスターは使い回しですが、『まなざし』のミニポスターは今回のテキレボ仕様。ゴブガリMAPさんのPOPを一緒に印刷しました。結果としては、残1冊が出ていくことはありませんでしたが(笑)。

 という訳で(?)頒布周りに目を向けると、有料頒布物の方は、事前宣伝を殆どしていなかった割には出た方でしょう。持込部数が極度に少ないのでアレですが、『エモーショナル・サイオニック』は持込分が完売しましたし、20年分の諸々が集められた超豪華カタログ(笑)『はたとせ』が貰われていきましたし(……読み切れるお手軽本がなくて御免なさい(爆))。
 ただ、企画マップや300字SSポストカードのような無料配布物の方は、余り貰われていかなかった印象があります。夏コミ修羅場&テキレボ荷造り対応による寝不足の蓄積が響いてか、通りすがりの方々に積極的に押し付ける(汗)気力が乏しくなっていたせいもありますが、ブース前を通る方々が手に取り易いようにと島端に置いたのが逆効果になったのかもしれないです。というのも、今回、島角に来ると足が速くなる&サッと曲がっていってしまう方が有意に多くてですね……(汗)。これまでの島端配置は、間を置いて更に島が続く場所の端っこでしたから、取ってもらい易かったのかな……ちょっと考えが不足していましたね(汗)。ざーっと島中を流して舐めていかれる方の為に、寧ろ島中側に置く方が良いのかもしれないなーと思った次第です。
 ……とは言え、後からカウントしてみたところ300字SSポスカは残60(持込95)枚でしたから普段より少しだけ少ない程度でしたし、10セット持ち込んだ無配セットは残1セットになりましたから、まあ頑張ったとは言えるのかな(苦笑)。
 あと、参考展示した夏コミ新刊の推敲用打ち出し五分冊(汗)、何人かの方にお手に取って覗いていただけましたので、えっちらおっちら持っていった甲斐はあったかしら(笑)。

 以上、私にしては大変簡単ですが(……だと思う)、テキレボ参加報告でした……
 おーっと、最後に、ビックリ案件ふたつほど。
 ひとつ、何と、1990年発売のRPG『BADOMA』を御存じ&プレイされたという方がお見えになったこと。マジか! 桁違いに人が集まる夏コミならわかるんですが、まさかテキレボに(爆)。夏コミでさえ、存在は御存じでも「プレイしました」と仰ってくださる方は記憶になかったので、初めてお会いしましたわ、そんな奇特なお人。
 もうひとつ。いつも拙作に御感想をお寄せくださる関西方面在住のお方が、まさかの御来臨(驚)。しかも、お隣の猫文社さんの所に残っていた、例のリレーノベルまでお買い上げ(汗)。いやもう本当に吃驚、嬉しい不意打ちでございました。きよこさん、色々と有難うございました。

 次回のテキレボは来年3月21日(木・祝)とのことです。去年の秋ティア同様、きつそうな日程ですが、何とか参加したいと思っております。……見本誌棚のレールに乗らない鈍器を引っ提げて(爆)。

 8月11日(土・祝)、コミックマーケット94の2日目にサークル参加してまいりました。
 台風は会期前に逸れながら過ぎていってくれましたし、前日搬入する日の夕方や当日に降る降ると言われていた雨にも一滴も降られずに済みましたし、ハイパー晴れ女、勝利~(違)。

 なお、今年は、「夢花探《むかそう》」のほたさんが、設営から撤収に至るまでお手伝いくださいました(深謝)。本当に助かりました、有難うございました。

C94、祭の後の聖地神殿  久し振りの西ホール配置だったのですが、やっぱり、東に比べて涼しいですね(※比較の問題)。ただ、それでも、湿気は凄く、パッキングされていない見本誌のページや、紙製のPOPが、びみょーに、へにょっとなっておりました(汗)。湿度怖い……(震)。



 さて、今回は、完全島中に戻っての頒布+ふたり目一杯でスペースを占拠する+相変わらず搬入在庫の箱数が多い……ということもあり、2スペース取れないイベントでは置き場所に難儀するマイ台車は持ち込まず、台車の時間制無料レンタル「だいしゃの王様」を利用させていただきました。
 結論から申しますと、これはもう、大変に有難いサービス!
 そもそもが搬入時と搬出時にしか使わない代物ですから、使わない間スペースに置いておかなくて良い、というのが本当に助かります。宅配料金も浮きますし(汗)。いやもう、有料レンタルでも利用したいくらいです。
 懸念事項と言えば、搬入時はともかく搬出時は待機列に並ぶ時間が長いのに30分以内で返せるのか、いやそれ以前に借りる台車が出払ってしまうのではないか、という辺りでしたが、普段より早めに撤収開始したおかげか、借りることも出来ましたし、どうにか30分程度で返却することも出来ました。……いえ、借りに行ってくださったほたさんによると、帰りは最初、台車が出払っており、キャリーカートを貸し出されそうになったそうなんですが(汗)……いやいやいや、ウチ、零細サークルですが頒布物の種類が多くて厚みがあるんで箱数食うし重いんで、キャリーカートじゃ無理っす(苦笑)。
 コミティアでも使えたらいいなあ……とは思うものの、スポンサーを拝見する限り無理そうなので(苦笑)、コミケで使えるだけ有難いと思うことに致します。

     ※※※

C94 2日目 西2 「え」39b 全体
 ポスター、今年は、忘れずに2枚作成しました。
 但し裏面は、今後のイベントでも使えるよう、配置情報のない純然たる宣伝ポスターです。
 ただ、完全島中+ふたりで目一杯使って座ることがわかっていたので、長辺を上下にする横長デザインとし、サイズは、普段より控えめなA2としました。……B2横だと、スペース幅ほぼ全部を占拠してしまい、逆に鬱陶しくなりそうでしたし(汗)。2スペースでのB2横なら、そこまでせせこましくはならないのですが、皆様御承知の通り、コミケは1スペースしか取れませんからね(苦笑)。

 裏面にもポスターを掲示する利点は、去年も書きましたが、トイレ帰りに、大混雑する会場でも自スペースを発見し易くなることですね。……歴史・創作文芸ジャンルでは、大きなポスターが他ジャンルほどには林立しませんので(爆)。

 さて、今回は、前年からの新刊が、超鈍器である『魔剣士サラ=フィンク』のみである、という辺りも考慮して、既刊は全てガラガラ回転棚に突っ込み、新刊に振り切った「背幅を積極的に見せるタワー」を作成しました。

C94 2日目 西2 「え」39b 机上  ……この写真では6冊タワーですけれど、後で、7冊の積み上げに切り替えました(爆)。
 一応、過去最高頒布数と同数である20冊は持ち込んだものの、御覧の通りの超鈍器ですし、頒価も頒価なので、まあ3冊も出れば御の字、5冊も売れたら驚きですわ、という感覚で臨んだのですが……此処はコミケでしたね(苦笑)。目を惹くブツがあったら、それなりに足を止める方はおいでというイベントです。思っていた以上に、吃驚したように指差したり近付いてこられたりの方が多く、過去実績を鑑みて他イベント程度にしか持ち込んでいなかった無配冊子セットに「と、取り敢えずこちらから……」という需要が俄に発生し、予想外のスピードでなくなってしまうという事態に(汗)。念の為にと持参してあった刊行準備冊子単品を急遽設置し、どうにか撤収時間まで保《も》たせることは出来ましたが、いやはや、焦りました(汗)。
 今迄、何年間も刊行準備冊子を撒いてきたんですがねえ……実際に完成した実物が横にあると、やはりインパクトが全く異なる模様です。今の刊行準備冊子を配り切ったら、試読冊子として改訂再版せねばならんかなぁ、と思わされた次第でございます。

 そんなこんなで、新刊の頒布は驚きレベル、お預かりしたチラシ類も、予想外のスピードで貰われていった無料配布セットと一緒に全て旅立つ……という結果でした。
 「これを買う為だけに来ましたー!」という方が複数おいでだったというのが本当に有難く……(平伏) 中には、「もう少し早く見付けていれば買えたんですが……!」と残念がる方まで午後の遅くにおいでで、いやもう、ページ数がアレなせいで頒価お高めになってしまって済みません(汗)。

     ※※※

 POP類による視線誘導については毎回試行錯誤ですが、今回は、前垂れ部分の配置番号表示を通常よりやや右に寄せ、右隣に貼った人物紹介POPとの距離を近付けてみました。配置番号に目を遣った人が、すぐ隣の人物紹介POPに視線を移して読み、その少し上にある無料配布の文字に目を向ける……(と同時に大抵の方が新刊の厚みに気付いて吃驚なさる)……という流れが何件か確認されたこともあり、まあまあ何とか成功したのかな? とは思っております。
 ただ、前述の通りコミケなので(苦笑)、これが他イベントで通用するかは……どうでしょうねえ(苦笑)。
 今後も、試行錯誤は続けてまいります。



 以下余談。
 ウチのジャンルは緩衝材として使われるというのはまあ承知はしているのですが(苦笑)、今回、隣接ジャンルの島の「お誕生日席」サークルさんに大行列が出来て、こちら側の島の誕席サークルさん達の前が完全に塞がれてしまい……「やっぱり西の(≒机1本分しかないので簡単に埋没することもある)誕席は怖いなぁ……」と、つくづく思いましたです(汗)。
 ……同じ通路に、午後遅くからは、搬出の大行列が出来ましたしね(爆)。

 余談その2。
 撤収時に駆け寄ってこられたお隣のお隣(?)サークルさんから、ガラガラ回転棚について訊かれました(笑)。
 DVDの回転ラックの上部を取っ外して使っていること、DVDラックで探せば出てくるであろうこと、はお伝えしたのですが、大事なことを伝え忘れた気がしたので、お目に触れるかどうかはわかりませんが、此処で補足しておきます。
 敷き布の上にそのまま置くと、回転時に布が引き攣れます。必ず、何かしら硬い板か台かの上に置くようにしましょう(汗)。拙サークルでは、アクリル製の低いディスプレイ台を下に挿《す》げて使っております。
 また、回転させる物なので、使用時の最大幅は、対角線の長さとなります。お隣を侵略してしまわないよう、設置時にはお気を付けください(汗)。



 という訳で(?)、当日、拙サークルまでお越しくださった皆様、本当に有難うございました。
 次回のコミケ参加は、受かればですが、来年夏の同ジャンルになります。
 今回の新刊だった超鈍器は、そう簡単になくなったりはしないと思われますので、今年見送られた方、宜しければまた来年に……または架空ストアさんか各地のイベントにてお求めいただければ幸いです。
 イベントは、近いところですと、今月26日に島根県松江市で開催される「花鳥風月140」に「千美生の里」で委託参加(配置:委託8)、来月9日の「第六回文学フリマ大阪」に参加される「夢花探」(配置:D-21)さんに3冊委託、となっております。どうぞ宜しくお願いします。

 10月14日、愛知県名古屋市で開催された「名古屋COMITIA 53」(以下、「名ティア」)に遠征参加してきました。

帰りに寄った熱田神宮にて  ……あ、これは、帰りに寄った熱田神宮で撮らせていただいた写真です。
 奈良公園の「鹿飛び出し注意」標識もですが、こういうのが割と好きでして(笑)。

 それはさて置き。
 ……ええぇ、日帰りですよ勿論(汗)。コミケ参加の時ほどではないにせよ、始発バスで早朝出発ですよ(汗)。
 出発の折には雨が降っており、しかし東京を新幹線で出る頃には上がっていたので、あちこちで虹を見ることが出来ました。

行きの新幹線車窓から  特段の遅れもなく、予定通りに名古屋到着。
 簡単に両手が塞がるような荷物を提げたり引き摺ったりの移動でしたが、トラブルなく在来線に乗換。
 隣接参加する「猫文社」の藤木一帆さんが、JR金山駅までお車で迎えに来てくださったこともあり、初参加のイベントでしたが会場入りにまごつくこともなく……事前の下見が出来ない身には大変有難かったです(平伏)。
 藤木さんには、提出見本誌作業(後述)や設営・撤収時にも大変お世話になり、撤収後は熱田神宮にも案内していただきました。この場を借りて深く御礼を……(五体投地)

会場となった名古屋国際会議場(帰りに撮った)  ……しかし、凄いなこの像。とにかくデカかった……
 下の台座付近にいらっさる方々と比べていただければ、どれだけ大きいかがおわかりいただけるかと(汗)。



 サークル入場後、ちょっと困ったのは、机に貼られているのがブロックPOPのみで、スペース番号の貼紙類が見当たらなかったことですね(汗)。勿論、マップと見比べて辿っていけば(あと、追加椅子の有無で(爆))自分達のスペースは見付けられるのですが……。設営中、後から来た方々から「済みません、此処は何番ですか」と訊かれましたので、戸惑ったのは我々だけではなかったようです(苦笑)。

名ティア53 E19 全景
 とはいえ、島中背後の間隔はゆったりでしたし、何より、噂に聞いていた机の奥行60cmは本当に有難かったですよ~! この奥行がなければ、ラックを前後に配置するというディスプレイは無理でした。
 ただ、その奥行ゆえに敷き布が机上ギリギリ一杯だったことで、机の前を覆う部分が普段よりも引き上げ気味になり、前垂れポスターの掲示を諦める羽目に。……サークル名が隠れちゃうんじゃーアカンですからね(汗)。

 誤算だったのはそれくらいで、後は概ね、事前の試行通りにディスプレイ出来ました。
 『魔剣士サラ=フィンク』も、予定通り6冊の平積みタワーにしました。……取り置き分を除くと6冊しか持ち込んでいない筈だったのが、箱から取り出してみたら8冊も入っていたのは内緒だ(爆)。

 因みに、今回の工夫は、写真は撮り忘れましたが、スタンドで掲げたポスターの裏に、スペース番号POPを貼ったことでしょうか。「この裏 E-19」と。

名ティア ポスター裏POP  ……恐らく、今回、ウチのPOP類の中では最も目立っていたものと思われます(笑)。

 ディスプレイより遙かに大変だったのが、見本誌提出(汗)。
 各コミティアのように、「ウチで初めて頒布する本は原則として見本誌出してね!」というイベントに初参加する際には避けて通れない、悩ましの作業ですね(苦笑)。
 全部で32種の提出でしたが、事前に書けたのは2種のみ。あとは、見本誌置き場にいらっしゃったスタッフの方に頂いた30枚の見本誌シール(流石に相手に驚かれた)を、搬入荷物の運搬・設営の直後でぷるぷるしている手でひたすら書き書き……。隣の藤木さんが貼るのを手伝ってくださいましたが、本部への提出(※勿論、ダン箱ごと持参)に至るまでに、開場後30分以上を要しました(嘆)。
 ……で、後で見本誌コーナーを遠望したんですけれど、去年の九ティア初参加の時のように山積みにされてはおらず(爆)、普通にバラして並べられていましたね。でも……気のせいかなぁ、Eブロックの机、提出しに行った時よりも、ひとつ、増えて……ませんでした……か……?

 初参加のイベントの場合、無料配布セットがどの程度貰われていくか――が密かな着目点なのですが、結論から言うと、北海道COMITIA初回ほどではありませんでしたが、初参加イベントにしては貰われていった方でした。
 ただ、午前中は、足を止めてくださる方は殆ど皆無。イベントの後半に入ってから、動きが良くなりました。この辺り、人の動き方はコミケや本家ティアと似ているのかな……(※誤解を恐れず超単純化すると、「文芸エリアは後回し」な感じ)。あと、無配セットを受け取ってくださった方の半数ぐらいはスタンプラリーシートもお持ちでしたので、当日企画のスタンプラリーのおかげもあったかもしれないですね。
 なお、有料頒布物は、『はたとせ』や『魔剣士サラ=フィンク』といった「ごつい大物(笑)」が比較的に貰われていった他、何と、『ミディアミルド物語』本伝1巻がお迎えされてゆくという吃驚な結果に。これだけでもう「遠征した甲斐がありまくりました!」と赤の太字で書いても良いくらいです(書いた)。

 拙サークルにお立ち寄りくださった or 見本誌コーナーで拙作をお手に取ってみてくださった全ての皆様、本当に有難うございました。次回……は、直参予定の第8回Text-Revolutionsと余りにも近い日程の為、参加は見送らせていただきますが(済みません(汗))、機会がありましたらまた遠征参加させていただこうと思います。



 余談ですが、晩御飯で頂いた「かつカレーきしめん」(葱抜き)、ぶち美味かった……(写真撮り忘れた)
 油揚げ(具)の外側がカリカリだったのも、大変美味でした♪

 ……そろそろ、他のイベント参加報告と同じタイトルにしておきます(苦笑)。

 さて、去る11月25日、東京ビッグサイトで開催された「COMITIA 126」に、サークル参加してまいりました。

朝の聖地神殿を遠望  あー、色々と工事が為《な》されているのね、ということが見えてくる写真ですな(汗)。



COMITIA126 Z64b 全体
 今回は、憧れの(!?!?!?!?)、1種類しか机に積まないディスプレイに致しました。

 超鈍器タワー(汗)は、夏コミの時より高い、8冊分の高さです(笑)。
 これは、見本誌の隣に裏を見せる本を1冊置いて裏表紙まで見せるディスプレイ方法を採り、手前の横幅感が広がって重量感が増したことから、奥の平積みの高さを上げても高さによる不安感は薄く見える、と考えたからです。
 ……実際にはこの通り、無料配布セットも横に積みましたけれど(苦笑)。

COMITIA126 Z64b 机上  おかげで、拙サークルには珍しいことに、スペース設営も片付けも40分ほどで終わりました。
 これは、合体参加してくださった「虚影庵」さま(深謝)のお手を殆ど煩わせなくても、の時間です! (ぱちぱち)
 いやー、本の種類が少ないと楽ですねー! ……と言いたいところですが、宅配搬出の時に地獄を見ましたので(後述)、次回からは元通りの「既刊全種持ち込み+台車持ち込み」勢に粛々と戻る予定です(爆)。

【おまけ】 ポスター裏面の貼紙

COMITIA126 Z64b ポスター裏面  名古屋コミティアで始めてみたポスター裏面のPOPですが、本家ティアでは、そこまで目立たなかったように感じます(……自分が外出先から戻ってくる時、探しあぐねた(汗))。本家ティアの場合、文芸エリアでも大きなポスターを掲げる方が少なくない為、少々のPOP程度ではあっさり埋もれてしまうというか何と言うか……(苦笑)
 A3判って、自宅で印刷した時には大きく見えるんですが、あの会場では凄く小さいんですよねぇ(汗)。

★★★★★

 さてさて。
 今回のコミティアは文学フリマ東京と同日になった為、小説系を求めてお見えになる方々は少ないのでは……との事前予想もありました。
 ただ、拙サークルのような零細サークルの場合、本家ティアでは殆ど空気なので、お手に取っていただける期待感がそもそも低いです(苦笑)。ならば、ティアにしか参加されない漫画サークルさん(当たり前だ(爆))で買物する為にも、ティア一択ですよね(笑)。

 で、結論から言いますと、有料頒布物(※1種/820ページ3,500円(爆))は全く出ませんでしたが、無料配布セットが、本家ティアにしては仰天するほど貰われてゆきまして。
 おかげで、お預かりしていた300字SSポストカードセットも、割に早めに全てお配りすることが出来ました。預かり物の頒布は自作の頒布よりも責任が重い(と考えてしまう性分)ですから、ホッとします……。
 撤収中にまでお声を掛けていただいたのは、かなり久し振りでした(笑)。
 受け取ってくださった皆様、本当に有難うございました。

 ……と、いつもは曖昧に書いておりますが、たまには御参考までに赤裸々な実数で申し上げますと、昨年の「無料配布物がティアにしては(汗)大いに捌けてゆきました」の時が5セット、今年の「本家ティアにしては仰天するほど貰われてゆきまして」の実績が14セットです。……あーはい、如何に普段のティアで拙サークルが空気であるかがよくわかる数字ですね(大苦笑)。
 という訳で、拙サークルとしては(!)拍手モノの結果でございました。
 何しろ超鈍器(汗)が真横に居ましたから、「こちらの820ページ本の試し読みで44ページ分」と説明し易かったことは大きいでしょう。実物があるとないとでは、試読冊子の価値も大違いですね(苦笑)。
 (余談ですが、後で覗いた見本誌コーナーでは、周囲を埋め尽くす薄い本(物理)の中で明らかに邪魔臭い「物体」でしたわ……(汗))

★★★★★

 ……しかし、今回の一番の難事は、イベント後に待っておりました。
 割と早めに撤収してクロネコ搬出列に並んだ……つもりだったのですが、既にそこは超大手(汗)。しかも、搬出する段ボール箱はひとつでも、820ページ上製本10冊+無料配布冊子20冊弱が詰め込まれたその箱が、長時間持ち上げておくには余りにも重い(汗)。キャリーバッグをキャリーカート代わりにすることで何とか行ける……と考えて頑張ったものの、列の先頭に辿り着くまでに40分以上を要するという大渋滞で折々に列が止まり、その止まった場所が微妙にスロープ(爆)。
 後ろに並んでいる方の足の上に重い箱が落ちないよう、キャリーバッグの持ち手を全力で引っ張り続けていた右腕には、四日経った今でもまだ筋肉痛が残っておりますよ(嘆)。
 来年は、2スペース確保で、マイ台車きちんと持ち込むべし……。
 あと、ガムテープを忘れないこと(爆死)。



 そんなこんなで、今年の直参イベントは、これにて全て終了です。
 特に夏コミ以降は、超鈍器(汗)の実物を見せつつ、その試読が出来る無料冊子を撒いて回る感じになりました。何処までが実際の御購読に繋がるかは来年以降の話となりましょうが、各会場で直に皆様とやり取りさせていただいた印象の限りでは、それなりに御関心を惹くことは出来たのかな、とは思っております……。
 果たして、来年や如何に(汗)。

2018年の纏め

 年末恒例(と言うほど続いてない(汗))年頭の抱負記事と突き合わせての答え合わせ記事を、今年も掲載しておこうと思います。

 なお、こちら、ななさん企画の「創作TALK」参加記事・第一弾となっております。

年頭の抱負
【出したい新刊リスト; あくまで希望】
8月……『魔剣士サラ=フィンク』全1巻(第一部総集編も合本/上製本にする)
      ※出来れば夏コミ合わせの新刊で
その他……『ミディアミルド物語』本伝11巻、『小説BADOMA』続編、ミックスナッツ系の短編集、ほか

 ……「その他」が全滅ですね(汗)。
 まあ、でも、やっと『魔剣士サラ=フィンク』を刊行出来たのは良かった……。

現実
【出した新刊リスト;改訂部分の殆どない再版モノは除く】
『第4回「長編上等」 マップ兼ブックレット』
7月……『第4回「長編上等」 マップ兼ブックレット』

※企画参加者様の作品紹介を、文庫目録風に纏めた冊子。自作品とは言いづらいのだが、編集・発行は当方で行なったので、まあ、まあ……。なお、編集時期が『魔剣士サラ=フィンク』の修羅場と重なることがわかり切っていたので、僅か8ページのうっすい冊子に(汗)。


『魔剣士サラ=フィンク』
7月……『魔剣士サラ=フィンク』

※納品されたのは8月だが、公式刊行日は7月17日なので、7月扱い(苦笑)。表紙込み820ページ・背幅5cm弱・1,090gにつき、通称、「超鈍器」……。


『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』
10月……『ミディアミルド物語 超かんたん試し読み』 改訂第四版

『ミディアミルド物語』の各巻から2ページずつの抜粋を掲載する、無料試読用の冊子。うすーく見せる為に、敢えて薄手の本文用紙を使用している(苦笑)。外伝集6巻の抜粋が新たに加わった為、おまけ収録されている朱美てんてーのイラスト類は、第三版より2ページ減(汗)。


『魔剣士サラ=フィンク 44/820』
11月……『魔剣士サラ=フィンク 44/820』 無料試読冊子

※従前の刊行準備冊子で使った内容は、展開こそ変わらないが細かな部分で実際の刊行物とは異なっていることから、作品の舞台になっている世界の地図と人物紹介も掲載し、装幀を超鈍器に近付ける形で出し直した。……超鈍器に見た目のインパクトがあるせいか、夏コミ以降試読冊子の需要が俄かに増加し、刊行準備冊子がパカパカ貰われていくようになったことが遠因(汗)。


 もうちょっと新作を出したかったなあ、というのが本音ですが、超鈍器を見せびらかして回る為の直参&委託イベント出まくりもあって(汗)、金銭的にも時間的にも体力的にも難しかったです(苦笑)。
 来年は、最低2冊は、再録モノではない本を出したいですねー……。



 イベント参加の方は、突き合わせと一緒に載せます。
 直参したイベントでは報告記事にリンクを張っておりますので、御用とお急ぎのない方は、お気が向かれましたら覗いてやってください。……大抵の記事が長いので、御注意を(汗)。

【イベント参加リスト】
1月21日(日) THE ADVENTURES project010 (@郡山/委託参加/年間委託)★
3月11日(日) 花鳥風月 137 (@松江/委託参加)
4月1日(日) ADVENTURESin郡山-Revolve- (@郡山/委託参加/年間委託終了)★
5月6日(日) 花鳥風月 138 (@松江/委託参加)
6月10日(日) 第二回 静岡文学マルシェ (@静岡/委託参加)★
6月17日(日) 北海道COMITIA 8 (@札幌/直接参加/報告記事
7月15日(日) 花鳥風月 139 (@松江/委託参加検討)→申込時期がテキレボ準備期と重なり、参加見送り
7月16日(月・祝) 第7回 Text-Revolutions (@台東区/直接参加/報告記事☆☆
8月12日(土) コミックマーケット 94 (@江東区/直接参加/報告記事
8月26日(日) 花鳥風月 140 (@松江/委託参加)
9月9日(日) 第六回文学フリマ大阪 (@大阪/「夢花探」さまへの委託)
10月7日(日) 尼崎文学だらけ (@尼崎/委託参加)
10月14日(日) 名古屋COMITIA 53 (@名古屋/直接参加/報告記事
10月14日(日) 花鳥風月 141 (@松江/委託参加検討)→名ティア参加と重なり、参加見送り
10月21日(日) 新潟COMITIA 50 (@新潟/委託参加)★ ※無料配布は出た
11月4日(日) 九州COMITIA 2 (@北九州/日程によっては直接参加を検討)→日程が合わず、参加見送り
11月25日(日) COMITIA 126 (@江東区/直接参加/報告記事)★ ※無料配布は出た
12月2日(日) 北海道COMITIA 9 (@札幌/委託参加)
12月9日(日) 花鳥風月 142 (@松江/委託参加)

 例によって、後ろに付いているマークは、有料頒布物が1冊でも出たか否かを示すものです。(白星/星の数は桁数)は出たもの、★(黒星)は出なかったもの。……勝敗というわけてもないんですがね(汗)。
 んで、当方、売上金額や頒布数を曝すことは原則ないのですが、まあ、白星の数でお察しくださいと(苦笑)。
 因みにテキレボでの白星数は、「お買い物代行サービス」対応分を含んでいます。

 ……しかし、相変わらず、花鳥風月さんの凄さが際立ちますね……今年は特に、思い切って枠一杯に預けてみた『ミディアミルド物語』をいきなり全種一気にお持ち帰りになった&どうやら続きも押さえ続けてくださっている神ばかりか、新たに最初の方の複数巻をお求めくださったおふたり目の神まで現われるという、神(々)在りイベントっぷり(平伏)。委託で此処まで「毎回、何かしらが貰われてゆき続ける」のは、花鳥風月さんだけです(驚)。……勿論、この結果は、1サークル当たりの委託枠が破格の9枠という花鳥風月さん特有の条件にも助けられているものと思っております。9枠もあったら、冊数の多いシリーズ物でも比較的預け易いんですよね(笑)。

 今年の全体的なトピックとしては、超鈍器が出て以降、各地への委託で超鈍器チャレンジャーが何人か出現された&超鈍器の無料配布冊子が普段より貰われていったことが挙げられます。あのガタティア――他所では少なからず引き合いのあった、稀少体験を綴った100円冊子ですら全く動かなかったので流石に一時撤退した委託イベント――でさえ、試読向きの無料配布冊子が減って戻ってくるという驚愕の事態。
 ちょっと趣旨とはズレますが、秋のコミティアまで待てないからと、「架空ストア」さんでの通販でお求めくださった方々も。有難いことです……。
 頒価に目を向けてしまうと、お手に取っていただくのはなかなか厳しい……とも思う超鈍器なのですが、1冊で完結していることや見た目のインパクトが大きいことが、御関心を持っていただける結果に繋がったのかな、と思っております。

 なお、文フリ大阪(他サークル様への委託)、あまぶん(委託)、名ティア(直参)が、今年の初参加ベントでした。そして、どのイベントでも超鈍器がお迎えされていったので、「ああ、つまり目に見える形で『突き抜けている』とわかる本は、そもそも手に取ってもらえるか否かのハードルをクリアし易いってことなんだな……」と実感した次第です。
 来年も、超鈍器を抱えて各イベントをウロウロさせていただきますね(笑)。……皮切りは、『ティアズマガジン』のPush&Reviewで超鈍器を御紹介いただけるとの御連絡を頂いたことで急遽参加が決まった2月17日の「COMITIA 127」から……(白目)



 「創作TALK」参加記事の第二弾は、一応は小説の形を取った、ちょっとした楽屋落ちの振り返り記事になる予定です。
 年内には何とか公開したい……と考えながら執筆しておりますので、宜しければ、そちらも覗いてやってくださいませませ。

 2月17日、東京ビッグサイトで開催された「COMITIA 127」に、サークル参加してまいりましたので、ホントにホントに物凄く簡単にですが(汗)、御報告を。

朝の聖地神殿を遠望  ……寒さが苦手で普段なら絶対にサークル参加を考えない冬イベントなのに何ゆえノコノコと出たかといえば、『魔剣士サラ=フィンク』が『ティアズマガジン』の「Push&Review」で紹介されるというまさかの出来事が起きたからです(汗)。「次のティアマガに掲載するんで、締切後だけどサークル参加申込受け付けるよ、だから出来れば出てねっ★」のお知らせメールって、都市伝説じゃなかったのね……。

 天気が好くて寒過ぎなくてホント良かったです(汗)。



COMITIA127 て26b 全体
 今回は西2ホール入口近くの島端配置で、荷物の多い拙サークルには有難い限りでした。……いや、超鈍器を多めに持ち込む分、台車+箱ふたつに抑える為に『まなざし』シリーズの持ち込みは見送ったんですけれどね、それでもこれですからね(汗)。

 なお、折角の島端配置だったのにサイドポスター用の吊り下げパーツを忘れてきてしまった為、横にはポスターを掲げることが出来ませんでした(嘆)。なので、サイドポスター内側に貼ろうと考えていた頒価表は、急遽、背面ポスターの下にぶら下げと相成りました。

 超鈍器タワーは、今回も8冊分の高さにしました(笑)。

COMITIA127 て26b 机上  今回は駄目元で、「当日どなたか手伝ってくださる方はいらっしゃいませんか……」とツイッターで発信した直後に「七月の樹懶《なまけもの》たつみ暁《あきら》さんに挙手いただけ、設営から撤収まで多々御協力を頂けましたので、本当に助かりました。この場を借りて御礼申し上げます。

 ……で、頒布の方なのですが、驚くべきことに、シビアな本家ティアであったにも拘らず、あのお高い超鈍器が、4冊もお迎えされてゆきまして。
 割に出てゆき易い夏コミで5冊だったわけですから、本当に吃驚です(汗)。
 前回ティアで配布した無料配布で続きが気になって……という方もいらっしゃいましたが、ティアマガをお読みになって……という方もいらっしゃいましたので、やはり「Push&Review」の力はあるのだなぁ、と思った次第です。

 それ以外にも、私の離席中に『ミディアミルド物語』本伝1巻の第4版(処分頒価100円)をお求めいただいたり、無料配布セットがまたしても「本家ティアにしては仰天するほど」貰われていったりと、無理をしてでも参加した甲斐はあったなーという……大変に有難いことです……。

★★★★★

 ……が、次からはまた、秋のみ参加のサークルに戻る見込みです(苦笑)。
 他イベントへの参加もあって、のんびりペースでティア参加しているサークルですが、参加自体は地道に続けてゆこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

 最後になりましたが、今回のティアマガに拙作『魔剣士サラ=フィンク』の「Push&Review」をお寄せくださった神奈川県の「三文文書き」様、本当に有難うございました(深謝)。

 2月24日、当方の故郷である広島県では初の開催となる文学フリマ、「第一回文学フリマ広島」(以下、「文フリ広島」)に参加してまいりました。
 地味に、サークルとしても、文学フリマ(以下、「文フリ」)初参加となりました(苦笑)。

広島産業会館 東展示館前にて  昨年、体力的にも費用的にも事務作業の負荷的にもこれ以上には参加イベント増やせないな……と思っていたところへ飛び込んできた開催情報で、普段ならば絶対に参加を考えない冬季のイベントだということもあり、かなり悩んだのですが……
 やっっっっっと我が故郷で、自分でも参加出来そうなイベント(汗)が開催されるというのだから、初回だけは無理をしてでも遠征しよう……と決めて、申し込んだのでした。

 ……申込時点では、まさか前週にCOMITIA(※本家)直参が捩じ込まれるとは夢にも思ってなかったしな……(汗)。



 さて、広島県出身といっても、当方の生まれ育ちは呉市。広島市へ通学通勤していた頃にも広島産業会館には一度も行ったことがなく、土地勘がないも同然です。
 諸々の事情で前泊必須でしたので、15:00過ぎにホテルに着いて後、16:00で閉まってしまう球場のグッズ売り場に駆け込んでカープグッズを買い込んでから(汗)、所要時間の確認なども兼ねて現地へと下見に出掛けました。……上の写真は、その時に撮影したものです。周囲に立てられまくっていた五月人形展示会の幟を入れないように撮るのに苦労しましたわー……って、ぎゃー、今よくよく見たら1本映り込んどるー(爆)。

★★★★★

 で、そうまでして下見しておいたにも拘らず、当日チェックアウトに若干手間取り、市電だと設営の集合時間に間に合わないかも、という時刻になってしまった為、やむなくホテル前からタクシーに乗り込んだのですが……

 ……すんげー早く着き過ぎました(爆)。
 多分、文フリのスタッフさん達の集合時刻に紛れ込んでしまってましたわ、あれ……(汗)。

 長らく市電を利用していなかったせいもあり、すっかり感覚を失念していたのが敗因。
 そうです、市電のように決められた軌道をのろのろと走る必要がない&電停にも停まらなくて良いタクシーは、目的地へ向かうのに最も近い道を選んで走ることが出来るのです(汗)。
 いやー、それにしても、あんなに所要時間が大きく違うとは……(苦笑)。

 設営は、人数もそれなりに居たことから比較的順調に進みまして、おかげで、サークル入場の開始時刻も、めでたく30分程度の前倒しとなりました。……これが目当てで(?)、朝の設営には出来るだけ参加したいんですよー(苦笑)。コミケや本家ティアを除けば、大体何処のイベントでも設営時間は1時間で、拙サークルのように設営に手間取るサークルには非常に厳しいので(汗)。
 んで、1時間半もあれば設営は楽々完了するよね、故郷の友人も設営から手伝いに来てくれるからね♪

第一回文フリ広島 B23-24 全体  ……えーと、「楽々」とは全く以て行きませんでしたが、何とか開会前には設営を完了出来ました(爆)。
 しかし、2ブースだと、8冊を積み上げた鈍器タワーも全然目立たんなぁ……(気のせい?)
 (……なお、設営中、ブースの机の下に宅配搬入の箱が四つも置かれたのはウチだけだった(爆))

 通路も背面も大変に広かったので、設営で窮屈な思いをせずに済んだのが非常に有難かったです。……とは言え、その辺りは参加ブースの数に左右されることでもありますので、今後も広いままでいられるかどうかはわかりませんが……(苦笑)。

第一回文フリ広島 B23-24 超鈍器を中心にした机上  無料配布は、上の写真の通り、一遍にお勧め出来るように集めて配置。
 「820ページ本の44ページ分を試し読み出来る無料配布冊子です~」と説明し易いよう、超鈍器の隣に。……とは言え、お手に取ってくださる皆さんが何故か殆ど必ずと言っていいほど引っ繰り返して裏を御覧になるので(汗)、「こちらのシリーズとこちらの作品の試し読み冊子も入れてありますので~」と手を左右に動かして説明を付け足すパターンが多かったです。

 前週の反省を活かして吊り下げ棒を忘れなかったので、きちんとサイドポスターも掲示。

第一回文フリ広島 B23-24 横合  最近は、島端に配置していただけた時には出来るだけ、横合からも見えるように配置番号POPを掲げるようにしています。
 特に今回のように、ブロックPOPが貼られていない島端に置かれた場合は必ずです。……「此処は何処かな?」と見てくれたついでにポスターにも目を向けていただけると尚良いですが、それがないとしても、歩いて回る方々の一助にはなりますので。

 ただ、サイドポスター側で伸縮支柱を使用した為、背面ポスター側では高さの微調整が出来ず、ちょっと見上げる感じになりました。こちらのポスタースタンドは、B2縦なら適切な高さになるのですが、B2横やA2横だと若干高くなり過ぎます……もう一本、伸縮支柱を買っておくべきかしらん(苦笑)。
 あ、自分への備忘ついでに……今回初めて、横長ポスターと、大体通常比率(汗)のポスターとを敷き布に貼ったんですが、マグネット用の裏板(スチール板)が足りなくなりまして(汗)、仮止めの両面テープを固定に使う羽目になりました。2枚を一度に貼るケースもあることを考えると、もうちょっとスチール板を買っておかねば駄目ですわ……(汗)。

★★★★★

 そして11:00、恙なく開会。
 普段は比較的まったりしている拙サークルですが、初開催ということもあるのか、皆さん無料配布を持っていってくださることが多く、5セットお預かりしていた300字SSポストカードは割と早々に配り終えてしまい(汗)、自作の無料配布冊子20セットまでもが15:00前には完配となってしまう、という……(汗)。
 いやはや、初回の北海道COMITIA(以下、「北ティア」)を上回るハイペースでしたね……30セットほどが11:00開会から13:00過ぎまでに完配となった北ティア2には及びませんでしたが、あの時はスタンプラリーに参加していたおかげもありましょうし(苦笑)。

 有料頒布物の方も、初見では正直難しいだろうと見ていた超鈍器『魔剣士サラ=フィンク』が1冊迎えられていったばかりか、『小説BADOMA』1巻が新刊の無料配布冊子第三版の効果で(とハッキリわかっている(汗))何と2部も出ていったり、『ミディアミルド物語』本伝1巻の第4版(処分頒価:100円)が貰われていったりと、初参加のイベントとしては吃驚するほどの動きがありました。
 拙ブースへお立ち寄りくださった全ての方々に、心から御礼申し上げます。

★★★★★

 最初から最後まで、割に参加者の多いイベントだったように思います。
 事前に色んな地元メディアさんに採り上げてもらっていた(ように見えた)効果もあったのでしょうか。
 あと、普段参加している同人イベントよりも、御年配の一般参加者さんが有意に多かった印象です。その辺りは、もしかすると、文フリ自体の特徴なんでしょうか。手伝いに入ってくれた友人達も、「お年を召された方が(他の同人誌即売会に比べて)多いね~」と同じような感想を口にしておりました。
 因みに、出店(※文フリでは「出展」ではないようで)側は、遠征組よりも地元広島県から参加された方の方が多かったそうで、あー、文芸サークルはこういう機会に飢えてたのかもなぁ、とも感じました。……うん、私が広島に居た頃には広島コミケぐらいしかイベントがありませんでしたし、今でも広島コミケぐらいしかないように見えますからねぇ……(汗)。文フリの場合はCOMITIAのようにオリジナル限定というわけでもないので、オリジナルがメインだけど二次創作も書かないではない(または逆)という広島在住の物書きさん達にとっては、まさに待ち望んだイベントだったのではないでしょうか。
 手伝ってくれた当方の友人達も、「愉しかった」と話しておりました。
 スタッフの皆様、開催してくださって有難うございました。



 首都圏に住んでいると、参加出来るイベントが比較的多く、逆に絞らざるを得ないのですが(……主に体力と財力の関係で(汗))、故郷で開催されたこの文フリ広島は、事情が許せばまた遠征してみたいイベントとして、選択肢に加えておきたいと思います。
 ……とは言え、寒さが苦手な当方なので、必ず行くとは言えないのですけれど(汗)……前後それぞれ3か月に直参イベントが全く入らない年であれば、遠征は出来るでしょう。……詰まるところ、来年の3月か4月に、普段直参しているイベントが開催されるか否かで決めますね、と(汗)。

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