既刊の正誤メモランダム

頒布中の刊行物に潜む、誤字・脱字・句点読点誤り等々を、
読者の皆様へのサービスも兼ねて備忘的に1件ずつ書き留めておくブログ。
投稿は、気が付いた or 思い出した順(爆)。あと、頒布を休止・終了した刊行物については掲載しません。
万が一にも再版出来たら、ちゃんと直したいです……
 
 野間みつねが中学~高校時代に書き散らしていた、未来世界で生きる超絶超能力者クレインこと頼山紀博《よりやま のりひろ》青年が主人公のシリーズ『レジェンダリィ・クレイン』から、一作品を選び、徹底的に加筆改稿。
 2019年12月、初版発行。

『アンチ・サイオニック・シティ』
 超絶的な超能力者《サイオニック》〝クレイン〟こと頼山紀博の許に、銀河連邦軍情報局の高官となった旧知の友・吉沢満《よしざわ みつる》から持ち込まれた依頼。それは、放棄された植民候補惑星ジンジャーの実験都市に残された抗《アンチ》サイオニック装置研究データの回収サポートであったが……
 書き下ろし番外編「時間差は殆どゼロ」も収録。

 こちらも読み切り冊子です。
 普段使えない装幀を使いたいというのは今回もありまして、ミラックス紙の表紙で、紀博君の瞳が無駄にキラキラしています(苦笑)。

「たて」と叩いた筈だった

■ タイトル : 小説BADOMA 血塗られた伝説 3/5

■ 要修正箇所 : 52ページ 上段 7行目

■ 種別 : 誤字

■ 修正内容

【誤】 剣と弟は
 ↓
【正】 剣と楯は


■ 備考
 何故突然「弟」が!? と面食らったが、キーボードを見直してみて納得。「たて」と叩いたつもりが、一字ずつ右にずれて、「てい」と叩いていたのだ(※当方は昔からずっと、かな入力)。気付かずそのまま変換確定させて、推敲でも見落としていた模様。とほほ……。
 ……ってゆーか、どーして、本にしてから四年半以上も気付けなかったのか(嘆)。


呪文失敗……(滝汗)

■ タイトル : 魔剣士サラ=フィンク

■ 要修正箇所 : 733ページ 上段 1行目

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 レラス・アリアス・アリアドス
 ↓
【正】 レラス・アレラス・アリアドス


■ 備考
 ぐああああっ、魔道の呪文なのに魔王レラサドス様の真の名を間違っておるではないかーっっっ(爆死)。呪文、失敗するがな……(汗)


それは地球の北半球の……

■ タイトル : マーナの知将 - ミディアミルド物語 5 -

■ 要修正箇所 : 70ページ 下段 2行目

■ 種別 : 記載誤り

■ 修正内容

【誤】 晩冬第二月
 ↓
【正】 仲冬第二月


■ 備考
 ミディアミルドの「第二月」は、地球のグレゴリウス暦で言う一月。なので仲冬が正しい。二月が晩冬に当たるのは、地球の北半球且つ四季のある地域である……。
 章の冒頭では正しく「仲冬第二月」と記載しているのに、何故か此処で間違えている(嘆)。


ふう……(3)

■ タイトル : ダグディグル・グルーグラス - ミディアミルド物語 3 -

■ 要修正箇所 : 9ページ 上段 17行目(冒頭の章題空行5行分を含む/左から9行目)

■ 種別 : ルビ洩れ

■ 修正内容

【誤】 (「そんな風に女を」の「風」にルビの振り忘れ)
 ↓
【正】 (「そんな風に女を」の「風」にルビ) ふう


■ 備考
 備忘として。……前後に他の漢字が来ない「風」を「ふう」と読ませる場合、自分自身の読み間違いを防ぐ為に必ずルビを振ることにしているので(汗)。


■ タイトル : 魔剣士サラ=フィンク

■ 要修正箇所 : 767ページ 23行目(冒頭の空行5行分を含む/左から3行目)

■ 種別 : ルビ誤り

■ 修正内容

【誤】 「高司祭」のルビ「ハイプリースト」
 ↓
【正】 「高司祭」のルビ「ハイプリーステス」


■ 備考
 えーと、一般名詞的に「ハイプリースト」と振ったのかとも疑われるが、リ・ポウリーさんは女性なので……(思いっ切りコピペ(爆))


■ タイトル : 魔剣士サラ=フィンク

■ 要修正箇所 : 767ページ 上段 4行目

■ 種別 : ルビ誤り

■ 修正内容

【誤】 「高司祭」のルビ「ハイプリースト」
 ↓
【正】 「高司祭」のルビ「ハイプリーステス」


■ 備考
 えーと、一般名詞的に「ハイプリースト」と振ったのかとも疑われるが、リ・ポウリーさんは女性なので……


■ タイトル : 魔剣士サラ=フィンク

■ 要修正箇所 : 387ページ 下段 2行目

■ 種別 : ルビ誤り

■ 修正内容

【誤】 「司祭」のルビ「プリースト」
 ↓
【正】 「司祭」のルビ「プリーステス」


■ 備考
 此処の「司祭」はエスティシアの末の妹(実は第一話に登場した女暗黒司祭アタナシア)つまりは女性なので、ルビは女性形の「プリーステス」が正しい。


ひらかない3

■ タイトル : 小説BADOMA - 血塗られた伝説 - 5/5

■ 要修正箇所 : 75ページ 上段 17行目(左から9行目)

■ 種別 : その他

■ 修正内容

【誤】 飛びだしてゆき、
 ↓
【正】 飛び出してゆき、


■ 備考
 「~(し)出す」の時には漢字を使うという自己ルールがあるので、変換ミスの見落とし。うう……


じかんが足りなかった

■ タイトル : 魔剣士サラ=フィンク

■ 要修正箇所 : 765ページ 下段 4行目

■ 種別 : その他

■ 修正内容

【誤】 「自身の〝伝声〟によって」の、「の」と始めノノ鉤「〝」との字間が狭い(多分0%)
 ↓
【正】 字間50%に増


■ 備考
 私が好んで使うフォントは、殆どが、縦書きにすると、ノノ鉤前後での字間調節が必要になってしまう。上記の修正箇所だと、「の」と「〝」、「〟」と「に」の間は50%に広げ、「〝」と「伝」、「声」と「〟」の間は-50%に狭めてようやく、違和感のない見た目になるのだ。なので、見落としが出ないよう、マクロを走らせて全てを処理している。……なのにどうしてこの状態が発生してしまったかというと、恐らく、この始めノノ鉤「〝」が一度は行頭に来ていたからであろう。
 ノノ鉤の字間調整では、行頭行末、句点読点などが絡むと更に細かい設定を掛ける必要がある。始めノノ鉤「〝」を行頭に据えたい場合、前の文字との字間設定を解除しなければ巧く行かないことが多い為、マクロで50%に設定した字間を、手動で0%に戻している。故に、もしもその後で言葉が増え、「〝」が行頭から下がってしまうと、再び前の文字との字間を手動で50%に広げてやらねばならない。……が、入稿までの時間が足りなかったことも手伝って、うっかり見落としたままになっていたようだ。
 時間が足りなかったので字間が足りなかった、ってかー(嘆)。


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