こちらは、元々、執筆していたものの諸般の事情で未完成またはお蔵入り(?)になってしまった作品や、その断片などを置いておく場所として試験的に開設したコーナーです。未完の作品を読ませるのは恥ずべきこと、という気持ちも作者の裡にはあるのですが、未完の作品でも読む機会が増えると嬉しい・残しておいてほしいという御希望もそれなりに頂きましたので、継続設置しております。

 此処に置かれている作品(または作品未満)は、推敲が全く足りていない上に、未完の作品に至っては付けられているタイトルさえも全て「仮」です。
 無論、移植するのは、完成しなかった(または、本来目指した形では公開出来ない)けど死蔵しておくのは勿体ないかなあ、と感じたものだけ(苦笑)。未完の作品は、諸般の事情&時間が許せば、完結させるかもしれません……

 読み方の挿入は、気分に従っております。
 ルビや傍点などの記述方式は、こちらと同じです。

 各編の左サイドメニュー部分には、読み方の挿入の度合を切り替えられる、
 というスイッチを御用意しています(但し、JavaScriptを無効にしている場合は動作しません)。お好みの方をお選びください。
 読み方の少ない版を読んでいて、読みを確かめる為に切り替えてみる、という使い方も出来るでしょう(笑)。

 なお、未完成でも著作権は存在します(著作物の成立要件では、完成しているか否かは問われない)ので、念の為(^^;;



早蕨号、異世界をゆく さわらびごう、いせかいをゆく  ↑ページトップへ
 キリ番6,000番をお踏みになった高井玖実子さんのリクエスト(詳細はキリ番リクエスト作品の目録ページにて)で書き始めた作品だったが、キリ番リクエスト短編にするには余りにも長くなり過ぎた為、嘆息と共に没にした。何しろ、この後まだまだミディアミルド世界での出来事を語り、次に『綺譚 月石の民』シリーズの世界へ移動し、そこでコンミン先生と出会い……と、続き方が半端でない(滝汗)。
 それに、リクエスト主へのサービスという意図があって、高井さんがお持ちの拙作で舞台となっている様々な作品世界を早蕨号と土方さんがハシゴして回るエピソードを選んでいる。その作品世界を知らない方にも何となく雰囲気を味わってもらえるようにと筆を費やしてはいるが、架空世界物に関心がなく読んでいない読者には、やはりつらいかな……と。
 結局、高井さんへのプレゼント用には、別のエピソードを使って執筆(完成作品は既にキリ番リクエスト作品書庫に収録済)。
 しかし書きやめた作品も何となく勿体ない気がしたので、高井さんの御許可を得て、此処で公開してみることにした。

★★★★★

16/07/17 追記
 2016年の夏コミ新刊として刊行する為に続きを書いて完結させ、これまで公開してきた部分についても加筆修正しましたので、こちらでの公開を終了致しました。御了承ください。なお、8月中旬を目途に、紙媒体作品目録ページにて、紙媒体版の試し読みページを公開致します。

  加筆修正・完結・紙媒体として刊行の為、公開終了


亡霊先生、里の茶店の二〇〇二年度を振り返る……に到るまで ぼうれいせんせい、さとのちゃみせのにせんにねんどをふりかえる……にいたるまで  ↑ページトップへ
 キリ番9,000番をお踏みになった白牡丹さんのリクエスト(詳細はキリ番リクエスト作品の目録ページにて)で書き始めた作品だったが、本来の本題である“里の茶店の二〇〇二年度十大事件を語る”という部分になかなか入れないままで余りに長くなり過ぎた為、嘆息と共に没にした。
 白牡丹さんへのプレゼント用には、この話を前段として踏まえた上で、新たに作品を執筆(完成作品は、白牡丹さん宅にて幕並組の皆さんの座談会付きで先行公開。なお、当サイト内のキリ番リクエスト作品書庫にも収録済)。しかし、没にした作品も勿体ない気がしたので、白牡丹さんの御許可を得て、此処で公開することにした。
 当のキリリク話「亡霊先生、里の茶店の二〇〇二年度を振り返る」を読むに際してこちらの話を読んでいなくても全く問題はないが、予め読んでおいても(もしくは、後から読んでも)損はないかも(苦笑)。




Copyright (c) 2003-2006 Mika Sadayuki
ページ背景素材:「あらたさんちのWWW素材集」さま/メニュー背景素材:「薫風館」さま
(全て加工品につき当ページからの持出厳禁)